『鏡の中の自分』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
〚鏡の中の自分〛
自分は踊り続ける。
鏡の前にたてば、ゆらゆらと揺れる僕。
現実の僕はまだだめだめだけど。
鏡をみると、なぜか安心する。
鏡の中の自分。
鏡の中の自分は
本当に楽しそう。
スキマのパーカーを
着て。
「鏡の中の自分」
いつも何気なく見ている
鏡の中の自分は
本当に自分自身なのか?
私をそっくりそのままコピーした
AIだったらどうする?
私の仕草を真似しながら
入れ替わるチャンスを今か今かと
うかがっているとしたら...
三面鏡に映る
無数の自分を見ていると
その中の一人が
ニヤリと笑ったような気がした
─── 鏡の中の自分 ───
どうしてこんなに傷だらけ
痣も沢山ある
包帯を巻いている所々からは
血が滲み出していて
少し赤黒い
なんて痛々しい見た目なんだろうか
それ程にも私は傷付いていたのか
鏡を見つめる私には
見た目に傷なんかひとつも無い
これは鏡にしか映らない私の心の傷
もはやいつからかも覚えていませんが。
私は外出先で自分の顔をチラッと確認したい時、手鏡ではなくスマートフォンのカメラ機能を使うようになっていました。
スマートフォンのカメラ機能はマルチタスクの一つですが、手鏡は自分を写すためだけの道具です。
そんな手鏡を使って、鏡の中の自分と対峙している人は、自分の存在を大切にしている人だと思います。
そんな貴方は、すごくかっこいいですよ。
人は単独では生きていけない
人が個食をする様になったのは最近らしい
群れで生き食事を共にする生き物だから、個食よりも誰かと食事をした方が美味しい。だから鏡を前に置いて食事をすると少しだけ美味しさを感じやすくなるようだ
鏡は私を映す
醜さも美しさも包み隠さず
本当の私をいつだって見つめてくれている
鏡の中の自分だけがきっと心を癒すだろう
握る手さえないけれど、瞳だけは雄弁に。
昔から研究されている分野みたいですね。孤独には耐えられないように作られている生き物ですから、せめてわたし自身だけはわたしを愛してあげたい。醜さこそ生きている証なんですから。綺麗なだけなんて彫刻でじゅうぶん。
鏡の中の自分
#鏡の中の自分
何が生まれてるのだろう
私の中で…
何かが変わって来てるはず
どこかが変わってきてる
目の前にいる私に語りかける
目の前の私が問いかける
昨日失くしたものの代わりに
今日手に入れたものを
またひとつ未来の糧にできたなら
いつか鏡の中の私は
応えてくれるだろうか
心からの微笑みを添えて
「鏡の中の自分」
鏡の中の自分を見ると、しみじみと「歳取ったな~」と思う。
顔つき、体のライン、髪の色、肌のハリ。
全部が昔とは違って、明らかに年齢を感じる。
でも、今の自分は嫌いじゃない。
色んな事があって、色んな思いをして。
泣いたり、笑ったり、傷付いたり、傷付けたり。
反省して、努力して、繰り返して、改めて。
良いも悪いも、全て経験だと思って、糧に出来る様に頑張ってきた。
顔やスタイルが良い事も大切だと思うけど、人の価値はそれだけじゃない。
失った時を数えても無駄なだけだし、だったら時を重ねて得た物を喜んだ方がいい。
時を重ねないと得られない物の価値を、充分に味わった方がいい。
今の自分がベストだとは思わないし、とてもそんなおこがましい事は思えない。
これからも自分では成長するつもりでいるし、まだまだ発展途上。
でも、これまで自分が頑張ってきた事は自分が一番知ってるから。
だから、鏡の中の自分を好きだと言える。
そして、そう言える自分になれた事を、誇りに思うし、これからもそう言える自分である為に、歩き続ける。
笑ってもそれが自分の顔出と思えない。
友達や女優さんの笑顔を真似しても可愛くなれない。
笑顔なんて、可愛い人がさらに可愛くなるものだと思っていた。
遊園地に行った日、皆で写真を撮りあった。
夜に写真を見返してとても笑っている自分の写真を見た。
可愛くなかった、その一言に尽きた。
それでも次の日、友達と話していたらその笑顔の写真が本当に可愛い、私のピンの写真で1番いいと言ってくれた。
目の前に鏡を置き、鏡の中の自分が同じように笑っても可愛いとは思えなかった。
それでも、友達は可愛いと言ってくれたその笑顔を忘れないようにしようと思った。
鏡の中の自分とは目が合ってるから可愛く見える?写真だと、あー今日はあんまし可愛くないなぁってときもあるけど、鏡のなかの自分めっちゃ可愛い、ので、ちゅってしちゃったり
鏡の中の自分
わたしは右利き
本当の利き手は 左
母が強制した右利き
もしも 左利きで生きたら
人生 変わっていただろうか
鏡の中の自分よ
教えておくれ
ともこ
鏡の中の自分
自分ではない、ただの鏡
鏡が映してるだけ
どんなに他人が
どのように私を語ろうとも
自分ではない
他人は何も知らないのに
それを信じてる
いや、信じてはいないけど疑ってる
目が見えない人に
見た目を語っても仕方がないよね
都合で人を見るのだから
そこにはその人の都合が映る
自分自身だけが真だとも思わないけれど
鏡の中の自分
普通にみると肌荒れが目立ってしょげる
魔法をかけて
逆光の鏡で見ればあら不思議
美しい顔がそこに…
『鏡の中の自分』
鏡の中の自分がふと語りかけてきた気がした。
なんでって、言われると思う。
でも、語りかけてくる気がした。
僕は心の中で返した。
どうして?
でも答えは返ってこない。
当たり前か。
僕は、鏡から離れてふと思った。
入れ替わりたい
鏡の中の自分が、よく言うセリフだな。
鏡の中の自分
それを見るたび苦しくなる
だから私は鏡を見ない
特に学校では何が何でも鏡を見ない
はずせないマスクの下の顔
アホ毛だらけな髪
けして美しいといえない肌
鏡は現実を映す
私の理想から憧れからはほど遠いと
鏡の中の自分が訴えてくる
だから今日も鏡の前で目をつむる
自分が傷つかないように
お題:鏡の中の自分
「鏡の中の自分」
鏡に「お前は誰だ?」って言い続けると、
自分が誰だか分からなくなるらしい。
試そうと思って鏡を見たら、
私と同じ動きをする知らない人がいた。
「あら、これ鏡じゃないわ。」
鏡を求めて家の中を彷徨っても、
私は見当たらなかった。
洗面台にも、お風呂場にも、クローゼットにも…。
【#109】
鏡の中の自分にはわからない
このどす黒い気持ちや言動は
映すことが出来ないから
悪は消えない
鏡の中の自分に問いかけたい。
なんで、自分の気持ちを言えないのか。
言わないと後悔するってわかっているのに。
きみに想いを伝えたら、今の関係が壊れるかもしれない
今の関係が壊れたらもっと後悔するかもしれない
だから、言えない。想いを伝えないで後悔してる自分は本当に情けない。
鏡を見ると笑顔を無意識に作ってしまう。
今日もいい感じ。
それでいいのだ。
『鏡の中の自分』
夜中にふと目が覚めた。
トイレに行ったあとに洗面台で手を洗う。
ふと気になって鏡をじーっと見つめる。
寝ぼけただらしない顔。
明日も学校と考えるとだるい。
余計に脱力してだらしない顔に...
鏡の自分もだらしない顔に。
鏡の中の自分が羨ましい。
そう思いながらベッドに戻ろうと鏡に背を向けると、
コンコン。と固いものをノックする音が聞こえた。
振り返ると鏡から手が伸びてて、寝巻きの胸ぐらを掴まれた。
「なら、入れ替わってやるよ。
俺が鏡の前に来ない限りお前は存在しなくなるけどな。」
不気味な声で喋りながら僕は
ゆっくり鏡の中に引きずり込まれた。
それと同時に僕そっくりの何かが
鏡の外へ出て言ったような気がした。
鏡の中に完全に入った瞬間、意識がプツンと切れた。
語り部シルヴァ