『鋭い眼差し』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
憧れて体現してきた。
ナメられたくなかった。
でもきっと、目つきの問題じゃない。
普段の振る舞いとか、発言とか、
自分の幸せを追求すべきなのに、
他者の視線がだるくて
イヤな気持ちになる、、
このループがとてももったいない。
勝手に可愛いとか普通とか言わせとけ、
それってあなたの感想ですよね?
求めてないです。
犬が吠えてるのと一緒(笑)
自分の幸せ最優先!
ハシビロコウのスクリーンセーバーがこちらを見ている。鋭い眼差し。「ハイ軍曹!」と背伸びをしたくなる鋭い視線をしているが、ハシビロコウという生き物は動かないのである。その不動、剥製の如く。
以前実際に動物園に見に行ったけれど、まあ動かなかった。ただ動物園だと狩りをしないから、野生のハシビロコウとはまた違うかも知れない。
テレビでしか知らないが、野生のハシビロコウは本当に動かない。動かない狩りって燃費悪くなかろうかと思う。
しかし、それにしても、とスクリーンセーバーを見る。──なんならデスクトップ背景もハシビロコウである──眼差しが鋭い。無駄に動かないのも相まって、謎の威圧感がある。
「鋭い眼差し」
狙うは手前の景品
そうあと少し
焦らず確実にアームを動かせ
…っ!
両替に急ぐんだっ!次で決めてやる
Theme:鋭い眼差し
狙撃の腕を買われて軍に入隊した俺の指導をしてくれることになったのは、軍内でも特に優秀なエーススナイパーの先輩だった。
話を聞いたときはどんな恐ろしい人物だろうと不安に思っていたが、実際に会ってみると明るい笑顔が印象的な優しい先輩だった。
「よろしく。早く一人前になって、俺を楽させてくれよ」と手を差し出してくれたことは今でも覚えている。
彼は面倒見がよく、いろいろなことを教えてくれた。休みには飲みに連れていってくれることもあった。
そんな彼は、一度戦場に出てライフルのスコープを覗き込むと表情が変わる。
獲物を狙う鷹のような鋭い眼差し。
最初の頃は非情さを秘めたその迫力に思わず気圧されてしまったが、慣れるにつれて彼のその眼差しが頼もしく思えた。
やがて、俺が一人前になって準エースと呼ばれるようになる頃、彼は突然姿を消した。
上官の話では、彼は敵軍に寝返ったという。
そして今、俺が覗いているスコープには彼の姿を捉えている。
俺も、今は彼のような鋭い眼差しをしているのだろうか。
そんなことをふと考えながら、トリガーを引いた。
何かを皆んなの前で披露する時目線が怖い。
緊張と恐怖で声が出ない。
だけど先生に「じゃあ蘭さん。よろしくね」
だけど断ることも出来ない。
もう学校なんて嫌だ、
胸を突き刺す
まるで凶器のようなあの眼差し
流れる血は
私の中を駆け巡り
溢れる感情は
心の中を駆け巡る
狂気。
#鋭い眼差し -36-
優れた豹はいつも鋭い眼差しで見つめていた
君が愛おしい
この高まる心拍数は恋なのか
それとも食欲なのか
あなたにぴったりな言葉
「鋭い眼差し」
私はこれに、長い間
翻弄され狂わされ…
どうしようもない人間になってた。
それ位、、あなたは素敵な人でした。
だけど気づいたの。
私はあなたのそばには
いられないと。
リバウンド直後に受けたパスからの速攻
身体は弾丸 周りを置き去りに飛び出す
一歩目から一気にトップギア 爆発的な加速
意識はゴールネットのみ 身体はそこに到達する為の道具
疾風怒濤 人壁を身体が風のように吹き抜ける
身体の意識はほとんど失う 視界のみが意識のすべて
駆け抜ける度に景色が超速で流れていく
立ち止まるすべてが点から流線に変わっていく
試合終了直前 シュート圏内
少し上げた顔 鋭い眼差し 捉えるゴール
残り0秒 放たれたアーチ 揺れるネット
静寂
敵の首は落ちていなかった
落ちたように思わせたそれは殺気であった
貴公子然としたたたずまいは野蛮さから程遠いが
黒髪と血のコントラストが
宙に軌跡を残すような鋭い眼差しが
状況を複雑に
しかし簡明にしていた
10/15「鋭い眼差し」
目つきが悪い、と言われて育ってきた。
その目つきのせいだろう。昔から友達らしい友達はいなかった。女子には怖がられた。男子からも遠巻きにされた。先生には「なんだその目は!」と余分に怒られた。中学ではいわゆる不良にいちゃもんをつけられてはトラブルに巻き込まれた。
あいつが転校してきたのは中3の6月だ。冴えない少年、といった風情だ。隣の席についたあいつは、俺の方をじっと見ていた。
放課後、もじもじとしながらもあいつは言った。
「さのさ。切れ長の目、かっこいいね。鋭い眼差し、って感じ」
俺の人生が変わる音がした。
(所要時間:9分)
鋭い眼差し
一番怖いのは実在しないけど感じる眼差し。現実逃避すると感じる誰かからの視線。詳しくは人ではないのかもしれないけれど何者かが自分を見ているような視線わ感じて罪悪感を感じる。
カウガイガイアの実を手に取ったラアリアは鋭い視線を背後に向けた。
わたしが何かを意見する度
鋭い眼差しを向ける人が居る
ただ鋭い眼差しを向けるだけで
他にはなんの変化もないんだけど
ただいつも鋭い眼差しを向けられるわけで
わたしの心臓はバクバクと音を立てて動いているようで
わたしはそのドキドキが怖くて仕方ない。
人間いつかそんなもの慣れてしまうと聞くけれど
いつになっても慣れる様子がなくて困っている。
鋭い眼差しを耐えた先に何が待っているのか。
そんな事も気になってしまう
わたしがいるから困っている
─────『鋭い眼差し』
柔らかい皮膚に突き刺さる
誰かの鋭い眼差し
よく研がれたナイフのよう
切り裂かれて血の糸が這う
鋭い眼差しの奥にある
屈託のない素直な瞳
いつも僕を見てくれていたんだね
ごめん、今まで気付かなくて
別れの日にわかっても遅いよね
もう、そんな鋭い眼差しを向けないで
君の透き通る瞳で、今度は誰かを
見守ってあげて欲しい
鋭い眼差しを向けなくても良い人に
あの人は、私のことをどんな眼で見ているのだろう。
顔を上げればすぐにわかるけど、いつもそれができない。
あの人とは、時々学校ですれ違うだけで話したことは一度もない。
それなのに、私はいつの間にかあの人に恋をしていた。
確かに顔は整っているけど、そこを好きになったわけじゃない。
不思議だけど、あの人とすれ違うと温かい気持ちになる。
あの人のまとう空気感がきっとそうされるのだろう。
私はたぶんその優しさに恋をした。
今日もしすれ違うことがあれば、頑張って顔を上げてみよう。
あぁ、今からもうドキドキしてきた。
君を好きになったきっかけは
その先にある未来を常に見据えて
どんな逆境にも怯まず立ち向かっていく時に
ふいに見せる
その挑むような鋭い眼差しでした
【鋭い眼差し】
鋭い眼差し
その眼が、嫌なんだ。
鋭く険しい表情で、まるですべての根源が私のせいだったかのような責める眼差し。
私があなたの運をコントロールしていると信じて疑わないような、そんな目付き。
ちがうよ、そんなことしてないよ。
掠れた声は音にならず、ただその目に怖じけたように後退りすることしかできない。
その眼はいつも、私を不幸にする。
鋭い眼差しでこちらを見ている。
「そこにあるんだろ?よこしな」とでも言いたげに。
たった今差し上げたばかりです。
ちゅーる。
(鋭い眼差し)