『逆光』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
私の道は逆光に包まれてる。
先が見えない。
けど、光の元があるのだから、
そこに向かって走るだけだ。
〜逆光〜
僕はアレルギー体質だから
日光を浴びる事ができない
だから僕の写真はいつもいつも
逆光で真っ暗になり、思い出にならない
写真を撮ろうと君に
カメラを向けると
逆光で君の顔が上手く映らない。
記憶の中の君の顔が
上手く思い出せないように_。
まぶしすぎて
あなたは輝いてる
おひさまより光ってる
いつも逆らう光に追い立てられて
泣きながらそれでも進んで
やっとみつける真の光
「逆光」
君の笑顔は後ろから射した光によって
掻き消されたんだ。
……について。
長ったらしい説明文
要らない
『逆光』
眩しくて目が開けていられない
私にとって恐ろしいもの
光のように真っ直ぐ行く必要はない。
反射して上手く進めないんだ。
逆らったときに、いつも後ろには影ができる。
そこには、未知なものが広がってて
光とはまた別の魅力に溢れてる。
光が正義だとするなら
影もまたひとつの正義の顔なのかもしれない。
相対するものがあって
選択肢は広がってる。
逆光
今日の逆光は
めちゃくちゃ色っぽかった。
照明が綺麗だから
本当に嬉しいよ。
でも逆光だと
眩しいのが泣ける。
今日も見えてほしかった。
逆光に目が眩んで「うわ、眩しいね」なんて言いながらあなたと歩いた日を今も覚えている
光を直接見れる心になりたい。
いつだって翳に隠れてる。
こんな自分が大嫌いなのさ。
そして、
貴方は誰を好きになってもいいのです。
女の子でも、男の子でも。
光の当て方だけでこんなに変わるのは
世界はおもしろいな
写真を撮ってくれた。
写真をみてみた。
逆光で
しかもボケてて
何なのか全く分からない写真。
だけど、おじいちゃんが撮ってくれた
最初で最後の
私の大切な大切な写真。
おじいちゃんも一緒にうつろうよ。
そう言えば良かった。
涙がぽろり。
写真の上に落ちた。
シミになった。
だけどこの写真は
世界でたった一つの。
私の大切な大切な大切な写真。
新しく現像し直そうなんて思わない。
これでいいの。
涙のシミも
大切な大切な大切な大切な思い出。
大切な大切な大切な大切な大切な大切な写真。
大好きだよ。
忘れないよ。
「逆光」
逆光の美しさを知った。子どもたちの後ろに光る太陽が眩しくて。
学校帰り。突然、君が海に行きたいと言うので着いていった。
テスト後の放課後なら分からなくもないけれど、今日は全く普通の六時間放課なのだ。
電車に揺られながら、隣を見る。
ガラガラの席に座らずに、ドアの窓からボーっと景色を眺めている。だがその目には景色を写していないように感じる。
その姿に、思わず口を噤む。茶化す雰囲気でも無いし、事情を聞けるような様子でもなかった。
ただ、電車に揺られて駅に着くのを待っていた。
冬の海。潮風が冷たく吹いていて、とてもじゃないが冬に人が来るような所ではなかった。
その砂浜を、ただ無言で前に進む君。
靴が海に入りそうで、少し止めようと思ったが、寸前で立ち止まる。
しばらく、無言の時間。
ザザーっと、海の音だけが二人の空間を支配していた。
あのさ、聞いてもいい?
海の音に負けないようにしたからか、思ったよりも大きな声が出てしまった。
君は無言のまま、こちらを振り返りもしない。だから、そのまま続ける。
ここに来たいって、思った理由をさ。何かあったのか、聞いてもいい?
足元が浮遊したような変な感覚に囚われる。うまく立っているだろうか、うまく言葉を発しただろうか。
少し、振り返る。すっかり日が落ちるのが早くなり、黄昏時も、いつもより早い。その夕焼けに包まれて、橙色の逆光に染まる君の顔はよく見えなかった。
今はさ──少し忘れたいから、後ででもいい?
海の音に負けそうな声で、そう聞こえた。
無理に話さなくていいから、気が済むまでここにいよう
そう言った後の君の顔は少し、笑っただろうか。
さっきまで乾いていた君の足元は、塩水に濡れていた。
二人で、黄昏時が終わるまで水平線を見ていた。
逆光で君の顔がぼやける。
あれは、幻だったのか。
『逆光』
目の前が逆光でよく見えなかった
きっと未来は明るいってこと。
写真撮影した時逆光で眩しかった
わたしは写真を撮るのが苦手だ
うまく自撮りできたり
食べ物を美味しそうに撮れたりする人が羨ましい
逆光になるのはおきまり
そんなわたしでもいいじゃんね