『逆さま』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
「逆さま」
人間が逆さまになると血が上る。
文字が逆さまになると読みづらくなる。
鉛筆が逆さまになると書けなくなる。
ピアノが逆さまになると弾きづらくなる。
地球が逆さまになると・・・
全てが逆さまになってしまう。
逆さま。
今日は夢と
現実が逆さま。
「月が綺麗ですね」の
意味を教しえたから
次に
「月が綺麗ですね」って
言ったら
ニコニコしてるのかも?
逆さま。
人は逆さまにはなれない。家を守るヤモリみたいに、アクロバットをする航空機みたいに、人は自分一人では逆さまにはなれない。これは考え方も同じだと思う。今、自分が正しいと思っていることを、自分一人の枠組みの中で間違っているかもしれないという考えは生まれない。必ず何か、誰かの影響を受けて歪みが生まれ、変化が起こる。つまり、逆さまになる。でもこれは、宙ぶらりんなものでもないし、地に足が着いていないって事でもない。ただ、逆さまになっただけ。白と黒の間にグレーは存在しないように、子供と大人の間に学生が存在しないように、ハッキリと天と地を分ける。上と下を分ける。私は早く逆さまになりたいと思う。逆さまになればきっと、この日々溢れんばかりの無音が楽しめるはずだから。逆さまになれば、目を閉じたままでも前が見えるはずだから。
逆さま
逆さまに言葉をすると?
トマト。
上から読んでも下から読んでも、トマト。
逆さまの発想?
逆転の発想かな。
真逆の立場から見ていると、また違う角度の発想ができるね。
あたりまえのことなんだけど、
逆立ちをするとさ、
全てが逆さまに見えるじゃん。
いつもと違う見え方になるから、
たまには逆立ちしてみるのも面白いよね。
できないんだけどね、逆立ち。
逆さま
子どもが病におかされた。
小さな子どもが交通事故にあった。
子どもが誤ってベランダから落ちた。
激しくなった川の流れに子どもがさらわれた。
苦しみ、悩み考えた末にその子どもは自ら命をたった。
どの写真にも笑顔が写っていた。子どもらしく、あどけない表情で笑っていた。
その写真の前で泣き崩れる親たちは、もっと一緒にいたかったと嘆く。幸せにしたかった、と。大きく育ってほしかった、と。
逆さま、先立った子どもを親が弔うこと。
逆さま
君を
覗き込んだ
逆さまの
君がいた。。。
逆さま
出産後、自分の着ている服が上下逆さまだったり、裏表逆さまだったりすることがある。原因は何か?と思い返すと、最近姿見を見ていない。
最近服を断捨離して、5年前と比べて洋服の量はだいたい4分の1となり組み合わせを迷わなくなり、着替えた後に姿見を見るという習慣もなくなった。併せて大学卒業してから仕事がない日は化粧もお休みー!となってしまい、育休中の今は子育て支援センターでママ仲間や保育士さんと会う時や友人とお洒落なお店でランチする時くらいしか化粧をしない。だから、自分にかける美容代は月に千円行かないのではないだろうか…。
それと反比例するように子どもにかける洋服代は右肩上がりだ。サイズが小さいだけで可愛く見える乳幼児服。ついついネットショップを眺めてしまって気付くとカートの中には…。今しか親の思い通りに着せられないと割り切ってポチッと購入!届いたそれらを着せた我が子を愛でる幸せも毎日の子育てのご褒美ってことで。
自分の洋服代と子どもの洋服代が逆さまになるまで、もう暫くかかりそうだ。
ひらいたままの傘が
アスファルトで
くるくるまわる
雨上がり
水たまりに映った
逆さまの虹を
いたずらに踏みつけては
あの子を泣かせた
いじわるな衝動は
好きの裏返しなんだと
あの子はわかってくれない
だけど
ぼくにだってわからない
なぜぼくの気持ちはいつも
逆さまになるなのか
#逆さま
もう嫌嫌嫌 本当の友達はやっぱり私にはいない
何でも話せる子はどこにもいない、中学生はもういいや嫌われたってもうどうでもいい
高校生になったら本当の友達見つけられるといいな
生きてるよなー
逆さまになっても
でも悲しい言葉は
逆さまにしてかけてあげたい
たくさん越えて生きてる。
一年も生きてる
1日生きるのも辛かったら
1日生きたことを褒めまくる。
一年生きれたなら
その分褒めなきゃ
そりゃ寂しいよお友達
「逆さま」
逆さまの世界
あべこべの世界
鏡の中の世界
もうひとりの私が住む世界
格差も病気も争いもない世界
だけど…
「私」が居ない世界
あなたのことは嫌いだ
理由はとても簡単で
口がとても悪いからだ
見たもの全てを悪く言う
子どものことはガキと言うし
食べ物のことはメシと言う
ペットのことはコイツと言うし
私のことはオマエと言う
あなたのことは嫌いだ
好きになんてなれやしない
私の前でだけ見せるあなたは
逆さま
逆さま
吊られている
視界が欠けていく
忘れていたはずの光景が噴出する
あの日の、あの場所の...
あの子の顔と
あいつらの声
こんな終わり方
心地良いとは言えないな
誰だろうか?
この方法が適切だなんて
真っ赤な嘘をついたのは。
これじゃあきっと
あの子のもとへは逝けないな
『逆さま』
かつい
が心
るれ離
をとこなんそ
るいてっが怖
心のまさ逆
全部が逆さまの世界に行きたい。
もしも全部逆さまだったら、私はきっと幸せ。
あの人はきっと不幸せ。
全部裏返るの。
成功してる人には申し訳ないけど、やっぱり自分が一番だから。
きっとあっちの世界の私は、優しいんだろうな…。
逆さまに
なってみようと思った
久しぶりに
逆立ちを
してみようと思った
壁の前まで行って
手をついてみたけど
足をあげるのが
ちょっと怖くて出来なかった
昔は簡単に出来てたのにな
でもまだ出来る気がする
またチャレンジしてみよう
久しぶりに
頭に血がのぼる
そんな経験をしたくなった
『幸』って逆さまにしても『幸』でしょ?
だから、幸せの反対は不幸じゃないんだよ。
でも、『幸』から1本取ると『辛』になっちゃう。
今ある当たり前の幸せも、
何か1つかけたら辛くなる。
今の普通を、当たり前の幸せを大切にしなきゃね?
憧れる貴方は輝いていて、手に届かない高嶺の花
それに比べて貴方の輝きがないと
存在ができないような暗闇に生きる私
貴方が大好きよ
近づこうとしても磁石のように離れてしまう
唯一近づける日
貴方は私を赦したようにその場に留まり動かない
まるで望んでいたかのように待っている
今だけは私のモノ
誰にも見せたりしないわ
お題「逆さま」
逆さまの世界で生きてみたい。
呟いた言葉は、誰にも届く事無いまま部屋に溶けた。
あぁ、またつまらない夜を過ごすことになるのかと夢に落ちていった。
「ここ…どこ?」
明らかに私の部屋では無い。
夢…なのだろうか。
頬を抓っても意識を目覚めることが出来ない。
「迷い込んでしまったのかな?」
少年にしては、やけに大人びた口調。
怪しい、そう思った私は一歩後ろに後退った。
彼の紫色の瞳が私を捉える。
「僕はア・ダルト。皆からはダルって呼ばれてる。」
「ダル、ここは何処なの?」
見渡す限り、黒色と白色しか無い。
まるで、他の色が無いみたいだ。
コツコツと彼の革靴の音が響き渡る。
「ここは逆さまな世界。僕だって子供の姿でも大人だ。」
どうやら呟いた言葉が本当になってしまったらしい。
元の世界に帰れるのだろうか。
「夜が来たら帰れるさ。それまでは逆さまな世界を楽しんでよ!」
私の手を取ったダルが手の甲に口付けをする。
朝が来るまで…か、何処か違和感を感じながら歩き始めた彼を追いかけるのだった。