『逃れられない呪縛』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
きみから貰った愛なら、どんな形でも耐えたい。このままなにも考えなしに愛し続けたらわたしは燃えたぎって、灰になる。わたしはきみのためだけに燃え尽きたい。そんなことを言うきみが、あまりにまぶしかったから目をそらした。あたたかいきみの背中にキスをしても、変わりない。なにかがわたしには不足している。胸がすかすかしてずっとつめたかった。
何かをやらないといけないと思う、それがきっと呪縛。と思うのも呪縛。
『逃れられない呪縛について教えて』
またもや聞いてきた
もお、
何回目だよ
呪縛。
「悪い影響とか、不運を引き起こす
不吉な力とか魔法の事だよ
呪いとも呼ばれてるし」
『もっともっと♪』
こりないやつだ
「古代から現在まで様々な文化や
信仰中で語られてきた一つだよ」
『呪いの解き方とかは?』
ムカつくなこいつ
「 祈り
魔法
儀式
除霊 」
『面白いね〜』
お前に呪いをかけてやりたい
一生恨んでやる
またな
クズ
逃れられない呪縛
それはある時はいじめられた過去かもしれない。
また、ある時は失恋の思い出かもしれない。
また、ある時は仕事での失敗かもしれない。
年齢とともに心の傷は癒えて、新しい傷ができ、 しばらく心に残りつづける。
そういった繰り返しをこれからも続けるのだろう。
そうしていくうちに少しずつ強くなっていくのだろうか
だらしがない
ボーッとしてる
何も考えてない
頭が悪い
ずっと母から言われ続けた言葉
かわいがってもらえたことなかった
そう言われ続けた言葉は
大人になった今でも
呪縛になっている
きちんとしなくちゃ
しっかりしなくちゃ
ちゃんと考えなくちゃ
私の生きづらさの根源になっている
呪縛だけど
今 乗り越えなければ
ずっと被虐待児のままで
生きていかなければならないから
私が幸せになるために
受け止められる心を
持っていく
逃れられない呪縛
「人様に迷惑をかけないように。そして人に優しくありなさい」
そう言って育てられてきました。
迷惑をかけないように、人にやさしく、困った人に手を差し伸べできたつもりです。
でも…助けてと上手に言えない人になってしまった気がします。
迷惑ってなんだろう。困ってる人は助けを求める時、迷惑なのかもとか考えたりするのかな…そしたら私は困ってると言えない。
自分が手を差し伸べることに躊躇はないが、差し伸べられる手を上手につかめない。
なので自分の息子には「迷惑かけてもいいから生きなさい。持ちつ持たれつだよ。」と言ってます。
まあその迷惑の度合いにもよるかもですが、助けてと言える人になって欲しい。そして助けて貰ったぶん、誰かの助けてのシグナルに気がついて手を差し伸べられる人になって欲しい。そう思っています。
ただ…まずは目覚ましで起きられる人になろうか。君の部屋から聞こえる目覚ましの爆音。そろそろ苦情がくるレベルです。
逃れられない呪縛
学校、仕事、これらは一生逃れることのできない呪縛だ。
小さな頃は学校に行かされ、将来役に立つかどうか分からないものまで教えられる。
大人になったら仕事をせざる得なくなり、平日は仕事場という名の首輪に繋がれる。
これが逃れられない呪縛だ。
あ、やっぱり?
そうかなーと思った!
そういうお仕事してそうだなぁって。
捨てずに持っていったのね。
じゃあ
この仕事に帰ってくるかもね。
分かってる。
どうするか
決めるのは
わたしなの。
他人じゃないんだよ。
なのに
同じような求人を見て
必要なものは段ボールの中に入ってる。
あんな思いをして…
なんで?
呪いをかけてるのは
わたしなの?
#逃れられない呪縛
別れたいのにかれしとわかれられない。
全部自己中モンスターのおかげだ。
もうこりごりだ。誰か助けてくれないか
らら
幼き頃から親から叩き込まれた常識=呪縛からはなかなか逃れられない。
大人になっても劣等感などでつきまとう。
それを捨てるにはいい意味で親を捨てるしかない。
そして本当の意味での自立を果たしたとき呪縛から逃れられより自由な人生を生きられる。
「──いい? あなたは言うことを聞いてればいいの。」
ずっとずっと言われ続ける言葉。悲しかった。だってそれは私の意志は別にいらないということだ。嫌と言えばじゃあ他になにかあるのと怒鳴るような声で言われる。
私は弱いから、それが怖くて黙るようになりそして母の
言うことを聞いていれば誰にも迷惑もかける事はないし、苦労もせずに済むと言い聞かせる。勉強もこれからの進路も部活も。そうしていたらいつか何もかもに興味がなくなって壊れてしまうとしても。だってもう何も考えたくないから今日も私は貼り付けた笑顔で答える。
「うん、 わかったよお母さん。」
ねえ、誰か。この逃れられない呪縛から私を助けて。
『逃れられない呪縛』
昨日まで続いた頭痛が治った!
ここ一週間痛かった胃痛・腹痛も治ったぞ!
今日はお祝いだ!美味しいもの食べるぞ!
いざ!脂っこいものカモン!
我慢したんだ!美味しく食べるぞー!
美味しいものを美味しく食べれることに
感謝しながら食べれるんだから
少し体重増えたって幸せだよね…
…?なんかお腹痛い…?
あれ…?もしかして、すごくお腹痛い…?
ははは。馬鹿め。治ったと思ったか?
ちょっと良くなったからって調子乗るなよ。
ただの気の迷いさ。
布団に戻りな。
–逃れられない呪縛–
眼鏡を購うには少と足りず、
肌に馴染んだ寝床も棄て置き。
__あたしは何処へ向かっているのかしら。
服を購うには贖いきれず、
煙草を購うには仰々しく、
新品の様を再現した草臥れた財布と、
横になるたび雪辱を重ねる新たな寝床に、
少しかなしくなっただけ。
**
何も自分を哀れとは思えないが、
嘗て滑らかだった赤ん坊が
今こうして侘しさにひもじさに喘ぐだなんて
やはり人類は産んではいけない。
生きてはいけない。それだけが、
身をもってママから学んだこと。
**
どうして人間は、努力が効かないこととわかると、途端に消耗的な快楽を得ようとするのでしょう。
七万六千円を切り崩して買った煙草を、まだ幼気な手で大事に大事に、嘗て宝物のビー玉を握っていたようにして持っていたのが、先日とうに湿気りきっていたことに気付いたとき、今度こそ何もかも終わりにしたいと思いました。
十年を経てやっと今年の、正月の去った雨の日に、すべてを捨てて逃げたというのに。
味覚を失い視力を落とし、今は髪すら、抜け落ちるように。
腕を覆う煙草の跡はじくじくと痛み、………気付けば今日は、もう梅雨ではないでしょうか。
**
少しかなしくなっただけ。
眼鏡を購うには少と足りず、
煙草を購うには仰々しく、
下心も義務すらもない、誰かの胸を購えもせず。
ただ泣き顔を、余すばかり。
ただ、泣き顔を、余すばかり。
逃れられない呪縛
逃れられない呪縛
目を覚ますとね、いつも自分なんよ。
これが一番謎な呪縛ですね。もう頑張った、良くやった。出来なかったこともあるけれどもういいよ。やれるだけやったと思うから自分はもう終わりで構いません。おやすみなさい。次も何も要らないので宜しく頼みますね。
と思うのに目覚めるとまだ自分を演っている。変だなー、まだ何か足りなかったのかなー。
どうしたら良いのかわからないままに再び自分をはじめる。
眠りについている間に手放した自我は何処かの蝶になって飛び回ることはない。
と
思い込んでいることが、案外逃れられない呪縛かも知れませんね。
逃げられないと思うから縛られる。出口は多分すぐそこですよ。
あなたの放った言葉の矢が
わたしの心を雁字搦めにする
それは
ちいさな安心を覚えるかのよう
支配されることにも、似ている
逃れられない、のか
逃したくない、のか
本当は簡単に解ける魔法なのに
『逃れられない呪縛』
人は一人では生きられない。
この世に生まれ、自我が芽生え、育つ。
その過程だけでなく大人になっても、人は誰かを頼って生きている。
そうした世界で、純真無垢な赤子のときにはなかったものを親や友達、周囲の環境から私達は得ていく。
生きるために必要なものもあれば、自分の人格を殺す呪詛のような類まで、望むと望まざるとにかかわらず、私達は出会っていく。
他者を頼らずには生きていけないこの世界故に。
まるで逃れられない呪いのように
それは私達の人生に組み込まれている。
嫌だ!あっちに行きたいよ!
どうして…どうして皆ぼくを捕まえていつまでも歩かせるんだ!
いい加減、あの草むらを駆け回りたいよ!
好きで散歩してないワン!
お題
逃れられない呪縛 より
「逃れられない呪縛」
何かに縛られるには嫌。
でも、生きている限りは縛られ続けなちゃいけない。
こんな人生送りたくなかったよ。
『逃れられない呪縛』
見せるつもりなんてなかったのに
突然画面がパッと点いて、彼女に見られてしまった。
これは不慮の事故だ。
携帯の録音画面、録音時間は30分にも及ぶ。
習慣になりすぎて自分でも忘れていた。
だから、こういうことになる。
「きもちわる」
たったそれだけの一言だけど嫌に重く聞こえた。
昔から私に纏わりつく盗聴癖、盗撮癖
きっとどれだけ他人に嫌われようと
彼らより私に寄り添ってくれる、
1番の安心する相手なのだからこれは治せない
お題 逃れられない呪縛
この地獄からいつ抜け出せるだろう
しばらく前向きには生きれない
逃れない呪縛が私を襲う
あれから毎日可笑しいから
輝いてた瞳も静かに目を閉じて
暗闇の中生きている