『赤い糸』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
糸っていう細くてすぐ切れそうなものだけど
ずっと繋がっていれるのすごいよね
『リボン』
視界がにじむ
汗を拭うフリをして、目元を強くこすった
もし、君とわたしが、運命で結ばれてたなら…
この物語の結末も、少しは変わったのかな?
君とわたしを結んでほしい。
もうどこへも行けないくらい、強く、固く、
赤い糸で
手紙をそっとスカートに隠す
この想いは届けないほうがいい
また、声をかけるから…。
君の背中に向かってつぶやく
悲しくなんてないのに、また視界が歪んだ
赤い糸は君の薬指と
君が好きなアイツと結ばれていた。
僕には
青い感情がお似合いらしい。
足首につけた赤い糸のミサンガを
あなたはいつか切れることを信じている。
その糸が自分の足首にもついていたらなんて、
誰にも言えないけれど。
(赤い糸)
運命の赤い糸
「 いつか結ばれる男と女は、
足首を赤い糸で結ばれているとされる。
日本では足首の赤い縄から、
"手の小指の赤い糸"へと変わっている。 」
その、赤い糸はあなたの好きな人と繋がっているかもしれない。もし繋がってたら…私はその糸を切らない。裁縫やってても赤い糸は切らない
Theme.赤い糸
好きだったでも、宿命は違った
お題《赤い糸》
想いを丁寧に丁寧に織って結んで――縁に繋げてあげる。
《赤糸(あかし)の織姫》
それが私の持つ異名。部屋を張り巡らせているのは緋色、臙脂、焔などの糸と、眠るように片隅にいる機織り機だ。かれこれ数千年も使っており、今ではすっかり老いてしまった。
それでも、美しい縁を織り上げてくれるから、それで十分なのである。
陽光さす窓にある棚には植物が並んでいる。お礼にと、私宛てに送られてくる物の一部だ。他にも綺麗で美味しそうな菓子や珍しい酒やお茶などもある。
ひとりきりでは食べきれないから、よくあいつを呼ぶ。
「おい、来てやったぞ」
部屋に訪れたのは鮮やかな緋色の髪の男だった。見た目からして強面なのだが、実はこう見えて猫と甘いものに対してはとても可愛いから好きなのだ。
――なんて口がさけても言わないが。
「今回は蜂蜜たっぷりのシロップ漬けのパウンドケーキが届いたのだ。今夜光珈琲を淹れるから、待っててくれ」
「ああサンキュ。そうだこれ」
「? なんだ?」
「お前に似合うと思ってな」
朱く艷やかな椿の髪飾り。
「……お前ってやつは」
自分の縁はままならないけど、私は幸せだ。
赤と青、どっちを切るか
私は青を切った
赤色は
大切な人と繋がってるかもしれないでしょ?
赤い糸
真実の愛は見えない糸で
結びついて離れない…
切っても…切っても…
また…結ばれる…
神様がわたしたちを
試してるの…
真実の愛に近づくための
試練…
それが…赤い糸
「赤い糸」
彼と私の赤い糸は別方向へ向かっている
あぁ、運命の人じゃなかったんだ……
赤い糸
見えないけれど先輩と結ばれたい
可愛くなって結ばれるんだ
ただわかっていたよ
あの子が好きって
私は最初から赤い糸なんて無かったみたい
もし赤い糸が見えたら
嬉しいものだろうか
私は、
糸が一方方向なのを見るのは辛いから
嬉しいものではないだろう
夕方に、赤くキラキラと光る太陽が
赤い糸のように輝いている
「赤い糸」
その繋がる先は、ひとつとは限らない。
いつか、いつの日か、それを知る時が来る。
君の赤い糸は誰と繋がっているのか。
いつか
僕と君との間に繋がる目に見えない糸が
赤く染まっていたならば
僕は
君に愛を請おう
だけど
僕と君との間に繋がる“糸”が
途切れている、と感じたならば
僕は
静かに身を引こう
僕が願うのは君の幸せ
君の笑顔
幸せそうに笑う君の
その笑顔だけ。
#赤い糸
by知らん間にお題が変わっていたと知り、困る
五月雨深海魚
#赤い糸·裏投稿
昔、占いの本に書いてあったな。
『赤い糸』は
ハイアーセルフ(高次元の自分)から伸びていて
それは人だけではなく、物にも伸びる。
たまに『一目惚れした』品物とか
長年欲しかった物が自分の手元にきた、なんて事
あるときはきっと
『物』との赤い糸が繋がった、ってきいたな。
…本当がどうか、知らんが。もう数十年前の話題だ。
-赤い糸-
右往左往する色んなカップルの赤い糸が絡まり合うもんだから違う人とぶつかって勘違いする事がある。
人生は短い。
赤い糸なんか手繰ってないで前を見て上等!
叶わないって
解ってるのに
この糸を結んでしまった
分かってるのに
そんなの簡単に切れないって
今は小指でも未来は薬指
『指切り』
しゅるしゅると
裁縫セットから取り出した
真っ白な糸を
優しく私の小指に巻き付けて
星を眺める午前二時。
赤い糸ではないけれど
貴方と繋がっていてほしい
解けぬように、
解けぬように。
強く強く引っ張って。
それがどんなに痛くても
私は愛を示しましょう。
この糸が私の赤で染まるまで
私は愛を示しましょう。
もしも、先に糸が切れたなら
その時恋は散るのです。