『貝殻』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
(貝殻。)🦜
あのね。
僕の・・・ね、
お爺しゃん
から
聴いた、話しなんだ
けどね。🦜
(雀と蛤の
模様が、
似ているから。)
「古来、中国では
雀と蛤は
同じ、生き物で、
・夏は、すずめ。
・冬は、蛤。
だと。
信じて居たんだね。」🦜
✣僕が・・・・・。
蛤に、成る。🦜
【そんなの、そんなの。
絶対に、嫌だからね。】
❝そんな事に
成ったら、将来
娘雀しゃん、と
暮らせなく成る
じゃ、無いか。❞
貝殻
視界一面の青。
海だ。
休憩のために寄った道の駅。
そこは海の近くで、砂浜に降りることもできた。
靴などの替えはない。
そーっと、そーっと、
寄せては返す波に濡れないように近づく。
「あ。」
私は、貝殻がたくさん落ちていることに気がついた。
これは、二枚貝……多分アサリ。
これは……なんだろう?
あ!これは巻貝だ!
シーグラスも落ちていた。
思う存分に拾い、ビニール袋にいれる。
砂も少し入れておく。
ビニール袋の口を固く結ぶと、
出発する時間になった。
家に帰ってきた。
私はビニール袋から拾ったもの……砂浜の一部を取り出し
外でしばらく乾燥させた。
乾燥しきったのを確認すると、
私は洗って乾かしたジャム瓶を取り出し、
砂浜を詰め込んだ。
底に砂を入れ、
さまざまな貝殻と
ところどころにあるシーグラスを上から詰める。
蓋を閉めると
まるで、そこに砂浜と海があるようだった。
その貝殻の瓶は、
今も部屋の机に飾ってある。
貝殻…
貝殻から覗き込む景色は何色?
貝殻の中に、どんな世界が広がっている?
向かうは有色か無色か…
どうせなら、有色の世界の方がいい
どんな雰囲気?
賑やか、華やか、
静か、寂しい、、、
きっと、その時の気持ちによっても、
見える景色は違うだろう
見る度に変わる景色…
それは、自分自身の心を映している…
いつも明るく、前向きでいたい
その先に、また新しい景色は広がるのだから。
貝殻
海に乗って流れていく
私も君のように旅したいな
手を繋いで離さないで
私たちは何時でも一緒でしょう?
わたしたちは同じ貝じゃなかったみたい。だってそうでしょ? 二枚貝になろうとしても、どうしても合わない。でもそれを見て見ぬフリして、「わたしたちって運命だね」なんて笑ってたっけ。今思うとすごくくだらないのに、何故だろうその頃はとても楽しかったんだよ。
#貝殻
僕は海に行った 。
その海は時間帯もあるのか誰もいない 。
静かな海を眺めて 、勝手に足が進む 。
冷たい海 … と思いきや暖かい 。
その暖かさに幸せを感じては大きな波がきて 。
僕は何故か体が動かずそのまま 。
海の中で目を空けられた 。
僕は混乱したがひとつの貝殻を見つけた 。
手を伸ばすとはっとして 、いつの間にか景色は戻った 。
貝殻
病気の牡蠣だけが真珠を作るのです、と半ば泣きながら彼は演説したが、ほとんど誰にも意味がわからなかっただろう。まあ牡蠣もごくたまに真珠を作るんだろうけど、真珠はアコヤガイからとるのよね普通は、と私は思ったけど、そういう問題でもない。あのバカはR・A・ラファティのSF「素顔のユリーマ」から引用したのだ。オリジナルじゃない。あいつは天才だけどオリジナリティはあんまりないのだ。盗みと模倣と推理の天才。そうあいつは天才的なホワイトハッカー。
ホワイトハッカーとして名前だけは有名だった彼が今日はじめて世間に顔を見せ、涙目で演説した。そして閲覧者みんなをドン引きさせた。引退するつもりだと昨日聞かされたとおりにあいつは引退するんだろう。LIVE配信が終わり、彼がいつも使ってた牡蠣殻のロゴだけが画面に映っている。これまで牡蠣殻ってあまり美しいと思わなかったけど、内側が美しい貝殻なのだね。あいつがまだ私と連絡をとってくれるなら牡蠣殻は美しいと伝えることにしよう。
【貝殻】
貝殻は
大きさ、形
すべて違う。
人間と違って
美しい。
朝、犬を連れて散歩に行く。
まだ子犬だった頃は貝殻をくわえて遊んでたな。
成長して貝殻には見向きもしなくなった。
そんなところに時の流れや成長を感じる、今日この頃。
浜辺にて
波の欠片を
拾い上げ
景色を聴こうと
耳に据えれば
『貝殻』といえば、
アフロディテ!
(英名 ヴィーナス)
その誕生は
驚きの話になるが
なにはともあれ
後世のわたしたちに
愛と美を教えてくれた
女神だ
わたしは
この辺りで
貝になろう
まー
めぐり逢いたいいつか貴方と
波間から顔を覗かせて
あの細い白皙の指が私に伸びるのを
掬い上げられるその日を夢見てる
✼•┈┈貝殻┈┈•✼
一時期貝殻を集めて加工するのにハマっていた
たくさん集めてもうまく加工出来るのは
ほんの少し
汚れが落ちなかったり
かけていたり
加工の途中で割れたり
フリマ等で販売しているハンドメイド作家は本当にすごい
一つ一つ丁寧に心を込めて作っている
きっと労力や制作費も想像以上のものだろう
ハンドメイド作家になることは出来ないが
手作りを誰かにプレゼントするときは
もっと心を込めて、相手の顔を思い浮かべながら作りたい
#貝殻
私は、海が嫌いだ。
海には溢れりほどの水がある。
綺麗すぎるほど。
浜辺の砂は海の水程では無いが沢山ある。
よく見ると一つ一つ形が違う。
海と空は色が似すぎていて境目が分からない
空が夕日になると海も真似してオレンジになる。
この広い広い海には生物がいる。
集まると幻想的だ。
海の貝殻を耳に当てる君は背景にある海がかすれてしまうほど美しい。
私は、海が嫌いだった。
※貝殻
積み上げた貝塚から、ひとつ貝殻を手に取る。
この貝殻の内側は、不思議に輝く層があった。
若い衆に見せると、浮き足立つほどの美しい層。
悲しきはそれを活用する頭がないことだ。
きっと貧しい漁村に恵を与えてくれるだろうに。
いつか、叶うだろうか。
たまに出る、真珠のような、美しきものを。
未来へ。
※主治医は「〜ですな」で喋ってくれます笑
私はとても助けられているんだぜ!驚きでもないな!
〚貝殻〛
ある一つの貝殻。
そこには、君の眼だけが映っていた。
貝殻はまるで。
前の出来事を呼び起こすように。
小さな出来事から大きな出来事まで。
全て、観れた。
君の想い出と君がされた大変なこと。
そういや、最近は海に行ってないなあ。貝殻拾い、昔はよくやっていたんだけど。砂場にも貝殻があったから、近くの公園にも行って……
貝殻なんてものに、もう何年も触れていない。あの公園にも、引っ越してからは行っていない。結局、貝殻だって僕にとっては思い出にしかならない。ここらへんでは凄くデカい公園と、砂浜が近くにある。観光客だって来るような。幸い、環境にも恵まれている訳だし、高校に入ったら、寄ってみるのも、アリかも。
夏も終わったし、貝殻拾いは来年に持ち越し。ただ、連日、真夏日なので、まだ熱中症に気をつけて2学期も、頑張ろう。
貝殻
海の音を閉じ込めた鉱物。
海の匂いが染み付いた殻。
貝殻を見つけた
きらきらして小さくて御伽噺に出てくるような貝殻を
それを空に翳して写真を撮った
この一葉で喜ぶ私は
多分小さな幸せを見つけるのが得意だ