『誰もがみんな』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
傷つけて傷つけられて、そうやってみんな傷を抱えて生きていく。
誰もがみんな、学校に行き、就職をして、結婚をして…という普通の人生を目指している。こういう価値観って、いつ生まれたものだろう。
なぜか宇宙の話を聞くと、当たり前のことを疑ってしまうなぁ。
誰もがみんな、いろんな側面でいろんな条件を持ち出しながら幸福だったり不幸だったりしている。
ここで不幸感は過去の出来事を反芻したり、将来のことを思い悩んだりして延々と持続しがちだし、現実でもすぐに幸福感を圧迫してしまう。
だから不安は強く、幸福は実感されにくいのだけれど、幸福は現在からしか訪れないんだし、それでは今が不幸な状況なのかというと、たいがいはさほどでもなくて、今自分を取りまいているものや時間に目を向ければ、それは日常的に思えても意外ととても饒舌で豊か。
誰もがみんな、少しの背伸びをしながら幸せを探る日々。
ふとした瞬間、それが目の前にあったのだと、誰もが気付くだろう。
本当に伝えたいこと、伝えておかなければならないことほど、言葉にすることができないね。
好きだよ、ごめんね、ありがとう。
たったこれだけの言葉なのにね。
言えないまま、別れちゃう。
知らないまま、別れちゃう。
誰もが、みんなが別れちゃう。
分かってるんだけどやっぱり言えないから、信じよう。信じていてほしい。
「言葉にしなくても大丈夫、分かってるよ」
誰もがみんな、明日を望んでないじゃない。
切り崩されている最中の小高い丘に並ぶ二つの家。ベランダで流星群を待っていた二人は、願い事について話していた。名前も年齢も知らない、ただたまに顔を合わせれば世間話をする程度の間柄。真夜中に星を見るというだけのことで、随分と踏み込んでしまったものだと互いに思っていた。それでももしこの願いが叶うなら、この世界で唯一人、秘密を共有し合った人になる。願いと自棄の混ざった茶化しきれない調子で女は言う。
生きているから生きることを続けているだけで、終わるって分かってたらこんな生活さっさと辞めちゃおうって思っています。人付き合いも世間体も放り出して、明日がない安心感にのんびりしたい。
男が視線を空から彼女に移す。驚きも憐れみも呆れもない、ただ話を聞く人特有の無表情。
だから、世界の終わりを望むのですか。
ええ。
男はゆっくりと視線を空に戻した。ベランダの手摺の上で手を組み、少し冷えた指を擦り合わせる。否定するのは容易く、同調するのはあまりにも滑稽だと分かっていた。女の人生の重さを気の毒に思う。そして、自分がその「誰もが皆望む終わり」を願ったことがないことに感謝した。今にも泣きそうな顔で夜空に縋り付き流星を待つ隣の女に、男はそっと返した。
流星群、見られるといいですね。
人間という生き物は興味深い。
なんでもないように顔作って
誰もがみんな悩んでたりする。
誰もがみんな悩みを持っているのに
誰もそれに触れようとしない。
本心を笑顔の裏に隠すから
手遅れになる。
その上手遅れになった後
それを問題視する。
悩んでるのを知らんぷり
悩んでるのに話さない
誰もがみんな手を差し伸べて欲しいのに
助けないなんて人間のことは
いつまでたっても理解できない。
ほら今日も誰かが空から落ちてきた。
─────『誰もがみんな』
わたしの頬に、夜の雫がしたたるとき。
朝の波が、わたしを白くはじくとき。
真昼の影が、わたしの髪で遊ぶとき。
どこかで、あなたが眠る。
誰もがみんな、それぞれ違う悩みを抱えて、頑張ってる。
できないことや不安なことがあることを責めるより、
頑張って頑張って頑張ってる自分を褒めていこう。
[誰もがみんな]
誰もがみんな笑顔。
周りは笑顔な人が多い。
楽しそうな話し声が聞こえてくる。
私だけ、一人で寂しいな。
みんなとの間に壁があるような気がする。
楽しそうでいいな...
『誰もがみんな』
誰もがみんな、基本的人権のもとこの国で生存している。善人にも悪人にも、法の上では平等であることに半ば違和感を感じることも少なくはないが、「性善説」と「性悪説」で言うなれば、誰もがみんな『本性は善である』という考えを、私は信条にしていきたい。
バレー・オブ・ザ・キングス
君は僕に嘘をついてもいい
僕は君に嘘はつかないから
君は僕を傷つけてもいい
僕は君を傷つけないから
君は青空
僕は星空
州法の掟を守るなら、銃を懐に忍ばせたっていい
大地が僕を呑み込んでも、君が無事ならいい
それでいいんだ
それならいいんだ、君さえ笑っていられるなら
泣くのは僕だけでいいんだよ
ベツレヘムの夢を見たんだ
神が降りてきて僕にこう言ったんだよ
『彼女の全てを許しなさい』と
だから、僕はもう君を恨まない
二度と傷つけないと決めたんだ
遠い地球の裏側にある砂漠のオアシス
ビートルズのベストアルバム
死者の国の王家の谷
僕はもう君を忘れるよ
だから君も早く僕を忘れて
胸のドアをノックしないでくれ
そこにはもう、僕は居ないのだから
誰もがみんな無意識のまま
この世界に生まれた。
やがて
好きと嫌いに目覚め
世界との関係が紡がれてゆく。
好きに結ばれる喜び。
嫌いに縛られる悩み。
世界は曖昧だから
時には好きと嫌いが逆転する。
スキはキライ。
キライはスキ。
題「誰もがみんな」
récit œuvre originale
誰もがみんな「死にたい」と思ったことくらいあるだろう。
そう思ってたのに、どうやら世の中にはそうでない人もいるらしい。本当かどうかは知らないが。
イッツ・ア・スモールワールド――小さな世界の中にこんな歌詞がある。
世界中誰だって 微笑めば仲良しさ
みんな輪になり手を繋ごう 小さな世界
「死にたい」と思う人がいたり全く思わない人がいたり、苦しみすら分かち合えないのに。一人一人考え方はまるっきり違うというのに、微笑って手を繋ぐことなんてできない。
戦争のニュースを流すテレビをこたつの中で見ながら、ぼーっとそんなことを考えていた。
『誰もがみんな』
誰もがみんな自分のことばっかり。助けてなんてくれない。
私は他の人の失敗や不幸を見聞きしたり、能力や技術の低さを見ると安心する。
それは道徳的に避難されることだと思う。しかし誰もがみんな自分が優れた人物だと認知できると嬉しくなるものだ。そしてそれは他人の劣が存在してこそ感じられる優越感だ。つまり口にしないだけでみんな他人と比べて幸福を得る事があるはずだ。
誰もがみんな
できるとは限らないことを
やるのは
大変だよね
【誰もがみんな】kogi
誰もがみんな…
ひたむきに愛を学ぼういつの日か
誰もがみんな星になるから
誰もがみんな、一度は経験するだろう。
何かに立ち向かう不安や恐怖、達成した時の喜び、
大事な人と一緒に居るときの安心感、
成し遂げられなかった時の悔しさ………。
沢山の感情を表現できるのは、生きてるからこそ出来ること
だと思うと、『 ありがとう』って言いたくなる。
誰もがみんな
傷ついてるだって?
そんなの嘘だ
傷つけてる人間が
言えることじゃないだろ