『言葉にできない』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
本心を 綺麗な言葉で 整えて 歪んだ心は それでも私
お題「言葉にできない」
趣味で小説を書く者として、言葉は大切にしているし、わりとなんでも言葉で表現しようとする
だから、心の中にはあるけど、口に出せないという感じかな
心の中では、自分の気持ちも、好き嫌いもはっきりしている
でも、相手には伝えられないし、伝えようとも思わない
それは多分、本当に伝えたいと思う相手に出会っていないから、かもね
言葉にできない感情がある。この感情の名前はなんだろうと何度考えても、ピンとくるものは一つもなかった。いつか、わかる日が来るのだろうか。
言葉にできない
心に浮かんだ情景を
言葉にできない
心に浮かんだ思いを
言葉にできない
心に浮かんだもやもやを
言葉にできない
心で叫んだ何かを
言葉にできない
自分がわからない
言葉にできない
何も考えられない
言葉に、できない
言葉に、ならない
君は僕の世界から
消え去ろうとする
視野に入れれば
くるりと回って
やがてはいつも
背に貼り付いた
掴まれた両肩
難解な指遣い
ときおり拳が
肺を鳴らして
君は君
以外の君を
思い知らせ
ようとする
何も交えず
誰も捉えず
吐息を
なぞり
鼓動を
揃え
―――――――――
(言葉にできない)
『言葉にできない』🧡
言ってもいいなら言いたい事はたくさんある。
なんで、自分をあげて他人をおとすのか。
なんで、みんな愚痴を言いまくるのか。
なんで、口だけで行動しないのか。
なんで、群れをつくり集団で攻撃するのか。
なんで、私は女なのか。
なんで、私はこんなにも弱いのか。
なんで、こんなにも考え方が矛盾してるのか。
なんで、綺麗事ばっか願っているのか。
…こんな事を言ったって解決はしない。
だからこそ心に留める、言葉にできない感情。
言葉にできないなら
気持ちを伝える手段はひとつだけ
花散らしの雨
俯く君の肩を抱き寄せて
そっと……その震える唇を、奪った
#言葉にできない
1日目 言葉にできない
2014年6月6日
今日はぼくのたんじょう日!
がっこうでみんなにいわってもらったんだ!
お母さんはおぼえていなかったみたいで、ぼくのたんじょう日ってつたえたら、「あくまのすうじであなたにピッタリじゃない。笑」って言ってた!あくまのすうじってなんだろう?
6月7日
今日はよるごはんがハンバーグだったんだって!ぼくのぶんはなかったけど、お母さんのハンバーグ、おいしそうだった!ひとくちちょうだいって言ったら、ぶたれちゃった、
これからは気をつけないと!
6月8日
今日はお母さんのきげんが悪い日みたい、いつもよりなぐったりけられたりしちゃった、!お風呂に入るとき、いたかったな、お母さん、いつもなぐったりけったりしてるときは、「これもぜんぶ、あなたのためなのよ」って言う。
ぼくのためにがんばってくれてるの、うれしいな!
6月9日
今日はお父さんがかえってきた!
お父さんはとおくにしゅっちょう?っていうのをしてるんだって!今日はお父さんからもなぐったりけられたりしたから、ちをはいちゃったんだけど、お父さんからもお母さんからも「汚い」って言われちゃった、お母さん、ぼくのためっていうけど、ホントにぼくのためなの?
6月10日
今日はお母さんがかえってくるのがおそい日だから、なにかつくろうとおもって、オムライスをつくった!よろこんでくれるかなってワクワクしてたら、「汚い、こんなの食べるわけないじゃない。笑」って言われちゃった。ちょっと悲しい。それで、今日はまえまえからふしぎにおもってたことをきいた!「ねぇ、お母さん。いつもなぐったりけったりするのってホントにぼくのためなの?」って!そしたら「なによ!おやにはんこうするの!?なんでこんなに悪い子に育ったのかしら……」って言ってた…ぼく、悪い子なのかな?
6月11日
今日は親戚の幸治(こうじ)さんって人がきた!こうじさんはとてもやさしくて、なぐったりけられたりしてるぼくをみて、お母さんをとめてくれた!それがいいことなのかはわかんないけど……そしたらね、こうじさんが「子どもになんてことするんだ!」って、言って、ヒーローみたいにまもってくれた!それがいいことなのかはわかんないけど、
そしたらお母さんが「あら。幸治兄さん。そんなこと言うならあなたがこの子のせわをしなさいよ!」ってこえをあらげる?っていうのかな。言ってた。そしたらこうじさんが「あぁいいさ。この子はおれがあずかる!」って言ってぼくをいえにあんないしてくれた。お母さんとはなれるのはとてもさみしいな。
6月12日
あさおきたらこうじさんが「おはよう」ってあいさつしてくれた。「おはようございます、」ってかえしたら「ためぐちで大丈夫だよ、!おなかすいてるでしょ?ご飯あるよ!」ってかえしてくれた。なんでかわかんないし、なにかもわかんないけど、なんか心がほわってなった!
こうじさんがつくってくれたご飯。ことばにできないほどおいしくて、つい、なみだをながしたら心配されちゃった、しっかりいい子でいなきゃ、!
2024年4月6日
僕は今年で18になる。高校生だ。
この日記帳を開くのも何年ぶりだろう。
あの時、幸治さんについていって正解だったと思う。
お母さんとお父さんのことは夢に出てくるほどトラウマとして脳に残っている。いつか会いに行ってあの時の分をやり返してやりたい笑
来年から一人暮らしを始める。
本当に幸治さんにはお世話になった。
幸治さんには本当に感謝している。言葉にできないほどにね。
今度、幸治さんの誕生日だから、なにかしてあげたいな。
この日記帳は幸治さんに預けることにしよう。
幸治さんならきっと、ずっとずっととっておいてくれるだろう。この日記帳を開くのは最後になるかもしれない。
次、明ける日まで。
言葉にできないこの愛を
どうやって君に伝えればいい?
君がいる限り、君が私の名を呼び続ける限り
私は君から逃げられないと知る
愛することは罪だと思う
愛してしまうことは、同時に誰かを
傷つける材料になるんだと思う
身勝手で我儘な偽善は
君の前では無意味だと分かっていたはずだった
修学旅行の写真選び。美里は真剣に写真を見つめる秋穂に声をかける。
「何々? 何の写真で悩んでんの?」
「これとこれなんだけど」
秋穂は2枚の写真を指した。
「明治安田生命に送るならどっち?」
「どういう理由で悩んでんのよ」
「まあ、送るやつは後で選ぶとして」
「送るのは前提なの」
「正直自分が写ってるのってあまり上手くとれてないよね」
「まあ。今はスマホで撮れるからわざわざ買わないかな」
「思い出なら記憶に残ってるし」
2人は楽しかった数日間を思い出す。
学校で顔を合わすメンバーと過ごす、いつもと違った場所。友人数人と観光して、お土産を買って、お泊まりではおしゃべりが止まらなかった。
ちょっとした非日常が素敵な思い出となった。
写真もそうだが記憶の中は楽しそうな笑顔にあふれていた。
ら~ら~ら~ らら~ら~
「♪こと~ばに~、できな~い」
「小田和正歌うな」
『言葉にできない』
職員室に続く渡り廊下で大きな背中を見かけた。
仲良しな子と話しては、バインダーを手に楽しそうに笑っている。
彼を見かけるたび口を開いては閉じて、手を上げようとしては下げる。
そんなことを数日繰り返している。
言わなきゃという焦りばかりが頭を占めてきては、後悔が日々胸の中に積もっていく。
言葉にできないならいっそ捨ててしまおうか。
初めての恋人との別れから一年が経った今。
新しい恋が始まろうとしていた。
ピカムは言葉にできない感情を彫刻という芸術で表現した。
彼の偉大な業績は芸術史に重要な何ページかを刻んだ。
後世の評論家たちはその作品を巧みな言葉で分析し語ったが、彼の芸術は決して言葉で表せるものではなかった。
そのため評論家たちの間で解説評論することへの疑問が生じた。
ある評論家は「ピカムはただの石好きだったのではないか」という見解を示した。
世間は一笑に付した。
しかし、それはあながち間違いではないのかもしれない。
石そのものにアートの魂が込められているかもしれないのだ。
今なお作品の魅力は時を超えて神秘に包まれている。
題「言葉にできない」
☆ピカムハ架空ノジンブツデス
言葉にできない
言葉にできない気持ち。
ねえ、これは名前をつけるとしたらどんな感情?
言葉にしたくて一生懸命考える。
けれど、見当すらつかなくて。
誰か教えてよ、この言葉にならない思いを。
観終えたら感想交わすロビーでも今日は無言 や スゴくて もう ね
題-言葉にできない
言葉に出来なくても自分の想いを持ち続ければそれでいい
君が1人で居ることが好きなことくらい知ってるよ。元彼女だもん。知ってるに決まってる。
けどさぁ、言葉に出来ない感情が私の中で渦巻いてるんだ。だから、どうか今だけは、私の傍に居てください、
「言葉にできない」
言葉にできないほどの感情が自分の中で溢れてくる。自分の中に言葉にできないほどの感情があったなんて知らなかった。
今、言葉にできないこの気持ちを、何日も何日も寝かせて、必ず私の言葉で表す。
言葉にできない。
言葉にできないくらいの
想い。
でもいつも
言葉にできないから
カードを
送ってるよ。
いつまでも。
言葉にできない
ちゃんと伝えたいのに、伝えられない。
言葉にしようとしても、言葉にできない。
行動しようとしても、行動に移せない。
何をやろうとしても、何も出来なくなっていく。
あの人に想いを伝えたくても、伝えようと努力しているのに、私の中の誰かが足を引っ張る。
『今はダメだよ』『アンタには向いてない』
『諦めろよ』『嫌われてるのに?』『気づけよ』
分かってる......分かってるよ。
だけど私は挑戦したいんだ。振られても構わない。伝えられずにお別れはしたくない。
言葉にできなければ、言葉を綴ればいい。
私の想いを伝えられるだけでいい。
だから、ちゃんと見てろよ?
今までの意気地無しの私。