récit

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ピカムは言葉にできない感情を彫刻という芸術で表現した。
彼の偉大な業績は芸術史に重要な何ページかを刻んだ。
後世の評論家たちはその作品を巧みな言葉で分析し語ったが、彼の芸術は決して言葉で表せるものではなかった。
そのため評論家たちの間で解説評論することへの疑問が生じた。
ある評論家は「ピカムはただの石好きだったのではないか」という見解を示した。
世間は一笑に付した。
しかし、それはあながち間違いではないのかもしれない。
石そのものにアートの魂が込められているかもしれないのだ。
今なお作品の魅力は時を超えて神秘に包まれている。

題「言葉にできない」
☆ピカムハ架空ノジンブツデス

4/11/2024, 11:40:19 AM