『裏返し』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
『裏返し』
君の言う言葉が
もし裏返しの意味なのだとしたら、
恥ずかしくて素直に言えないだけなのだとしたら。
なんて妄想をしてみる。
人生そんなうまくできてないよね
裏と表は
決して離れることはできない
愛は必ず憎しみと結びつき
心地よさには必ず不快が結びつく
だから
憎まれているときは、愛されているし
不快なときほど、心地いい
裏返し
わたし あなたのこと 大嫌いよ
だって 手も繋いでくれないもの
わたし あなたのこと 大嫌いよ
だって わたしを見てくれないもの
いつもわたしがそばにいるのに
あなたって そっけないし
あんまりしゃべらないし
ずっと もじもじしちゃってる
あなたってほんと
ダメなひとね
「洗濯物、裏返しのまま畳まないで!」
結構、小さい頃言われた言葉。
洗濯物を自分で畳む癖をつけてくれた母。
一つ一つことを感謝しながら、日々、生活していきたいと思います。
─── 裏返し ───
狂っているのは世界の方で
僕の頭は正常なんだ
そうだよね先生
いつもの薬もいつもの検査も
僕が間違ってない証明をする為なんだよね
先生だけなんだ
僕を信じて正当化してくれているのは
お願いだから
僕の存在を否定しないで
お願いだから
私達を消さないで
勝ち負けは存在しない。
盤面はそもそも8×8では無いかもしれない。
平面では無いかもしれない。
対局に誰がいるのかも分からない。
そもそも人ではないかもしれない。
刺激を受けてはひっくり返され、
それに対処しようと駒を置いてはひっくり返す。
その繰り返し。
中心部の穴が埋まっては、
それがいつか自らの基盤となっていく。
そんなオセロゲームを、
僕達は人生と呼ぶのかもしれない。
ワクワク
ドキドキ
楽しみと緊張
ムカムカ
ズキズキ
怒りと痛み
スヤスヤ
ギラギラ
安眠と不眠
表裏一体
私の心と体
いつも隣り合わせ
二つの感情
葛藤と決意
繰り返し
成長するもんなんだなぁ…
少しずつ
動いてないようで
動いてる^ ^
〜 裏返し〜
裏返し
愛情の裏返しなんて言うけれど、
私はもっと素直な貴方が見てみたい。
貴方が私にデレデレになるところ。
かわいいんだろうなぁって。
またやってしまった。
恋人と大喧嘩(多分僕が一方的に怒ってただけだから喧嘩とは言い難いかも知れない)してしまった。
意見がぶつかるのは当たり前だ、その者によって考え方が違うのだから。
いつもなら、友達ならお互いの一番近くて心地よい所まで下がって後はその線引きしたラインを越えなければ良いだけだ。
喧嘩なぞしたくはない。
でもなぜだろう、君に限ってはそのラインを越えたい。
線引きなんてしたくない。
僕を全部知って欲しい、全部解って欲しい。
君を知りたい。
全くもってちぐはぐで、まるで天邪鬼だ。
心なんてなければ良かったのに。
裏返し
裏返し
・嬉しい気持ちの『裏返し』
・悲しい気持ちの『裏返し』
などの裏返しもあれば…
・悔しい気持ちの『裏返し』
・苦しい気持ちの『裏返し』
・辛い気持ちの『裏返し』
など様々な『裏返し』がある。
大体はこれは人におきる。
人のことを心配したりして自分は「大丈夫」と言わずに「助けて」と言って、辛い気持ちの『裏返し』や悲しい気持ちの『裏返し』を気づいてもらおう。
でも、人を信用すぎるのも注意
「裏返し」
嫌なことがあったら裏返し。
涙溢れそーになったら裏返し。
縋りたくなったら裏返し。
そーやって、騙し誤魔化し生きてんの。
お前の背中に寄りかからないで。
独りぼっちにしゃがんでるの。
お前の髪の毛のお日様の匂いが。
どうしよーもなく鬱陶しいから。
お前の見つけた俺の弱虫。
誰にも潰されないよーに裏返し。
「だーいすき」
くふ、と小さな笑い声が遠くでしたら。
裏返しの裏返し……の更に裏返し。
辛いも怖いもこぼれないように。
お前が呟いた裏返しのうた。
だれかさんの優しい冷たい唇が。
ほっぺにくっつくその寸前に。
裏返し、裏返し。
騙して誤魔化して嘘ついて。
裏返し、裏返し、裏返し。
そんな俺をだきしめたお前も裏返し。
ゲシュタルト崩壊と涙の蛇口の崩壊の前に。
お日様の匂いと夜の冷たさ。
くふ、て声が、気のせいなのに。
ぽつん、ぽつんと透明が落ちた。
裏返し、裏返し、うらかえし。
お前の顔が滲む前に。
お前の背中にあいにいきたい。
ちょっとのいじわるが
愛してるの
裏返しだとしたら
いい迷惑だ
と
言われそう…
「裏返し」
リバーシブルの服みたいに
たまには違う自分になってみよう
意外と似合うかもね!
【♯81】
#裏返し
甘ったれてる
そう、わかってる
それでもあなたを試してみたくて…
信じてる
それは確かだけど
あなたの優しさが怖くて哀しくて
大好きなのに
背中向けてみたり
寂しいくせに
拗ねてばかりでごめんね
それでもわたしのこと見透かしてるんだ
わたしの戯言の裏返しを
笑いながら
大丈夫じゃない時ほど笑顔が出ちゃうの、なんでだろ
#裏返し
口から出るのは、反対言葉
頭に住むのは、天ノ弱
これだから、貴方とは想い合えないね
--二作目--
嫌い嫌いだと言われた
バーカバーカっと言われた
沢山沢山、子供みたいな悪口を言われる
けれど、僕は全て知っている
「可愛いですねぇ...」「はぁ!?そ、んなんけないだろ馬鹿め!!」
ほら、また
貴方の素っ気ない態度も、子供みたいな悪口も
そっぽを向いて、耳を真っ赤に染める貴方の
照れ隠しだっと言うことを
#裏返し
395作目
人間はいつも
猫を被っているのではないかと思う
表の顔だけで何が分かるのか
裏の顔がその人の本物なら
裏の顔を見せて欲しい
そうしないと
その人の本当の心なんて
いつまでも分からないじゃない
でも、いつもの性格をガラッと
変えるなんて抵抗があること
”裏返し”
一言で表せるような言葉も
行動するのは
一言では表しようがないほど
難しいの
「裏返し」
このお題めっちゃ難しかった〜!
知り合いが急に性格180度変わってたら
え゛ってなると思う(笑)
表裏ない人ってほんとにいるのかな...
そういう人って元気溌剌そうだなあ☺️
大体どっちが表かすらも知らんけど笑
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油断すると
服が裏返しとか
前後ろ反対とか
年々退化する自分が居ます…
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日々取捨選択
コインの裏表に
身を任せ
(裏返し)
私の強がりも
隠した言葉も
何もかも
伝わらなかった
伝わらなくても良いと思ってたから
伝わっちゃいけないと思ったから
ちゃんと納得した
武装して
きちんと傷をつけた
少し怒った後は
安心して
もう
次のステージで遊んでるでしょう
どうして
こんなに会いたいんだろ
あんなに
愛してよ
「先生、人間って誰しもが裏の顔を持っているんでしょうか?」
「あぁ?持ってんじゃねぇの?」
この、私の質問に対して雑な答えをした、榎先生は椅子に、めいいっぱい背もたれに体重をかけながら座っていた。
「ねぇ、深空くんは、どう思う?」
真面目にプリントを解いていた、深空くんに聞いてみる。
深空くんは、成績が悪くないのに、毎日補習に来ている。理由を聞いても「ここでしか、学べないことがある」としか答えてくれない、謎少年だ。
「ある人はあるけど..全員あるわけじゃ、ないんじゃな
い?」
「そうだよねぇ」
深空くんは、ペンを止める。
「どうしていきなり?」
深空くんは、首を傾げて聞いてきた。
「うーん..言いたくない」
私が答えると、深空くんは、困った顔をした。
「表がありゃ、裏もある。そんなの当然だろ?いい子が全員にいい子してる訳ないんだよ。俺だって校長の前だったら大人しくしてるぞ」
「榎さんは、ゴマすってるだけでしょ?」
深空くんは、辛辣に言う。
「あぁ?」
「深空くんに、裏ってあるの?」
私は、気になって聞いてみた。裏があったとしても答えてくれるわけないのに。
「どうなのかな..」
深空くんは、少し照れくさそうに笑った。
「.....」
榎さんは、眠そうにこっちを見てる。本当にその人は教師なのか、いつも疑問を抱く。
「たとえ、裏があってもよ、多分、そいつを嫌いにはなれねぇよ。表の部分と裏の部分。どっちも立派な本人だ。片方でも本人のこと、知っちまったんだ。だから、裏があっても、捨てることは出来ねーよ」
「.....あっそ」
「あ?なんだよ」
「私、もう帰るね」
「プリントは?終わったのか?」
「いや全然」
「なら帰るんじゃねぇ!」
「..っ結局帰りやがった..もういい、続きは、明日やるか....おい深空、もう帰るぞ」
「なぁ、榎さん。なんで彼女は、表と裏の話をしたんでしょうか?」
「知らねぇよ。そういうお年頃なんじゃねーの?。お前もあったろ?」
「......気づいたんですかね?」
「何が?」
「僕が前科持ちだってこと」
「....なわけねーだろ。」
例え、気づかれたとしても、あいつは、お前を軽蔑とかしねーよ。「今」表で、頑張ってんだから
ってそういう話じゃねぇか