『衣替え』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
「衣替」
夏から冬に季節が移っていく。
そろそろ衣替えしなきゃな。
衣替えってなんであんなに面倒なんだろう。
とか言いながらも衣替えをする。
早く冬になって欲しいな。
このパーカーこんなとこにあったんだ。
衣替えをしてると色々見つける。
衣替えもなかなかに楽しいかもな。
衣替えだるいよ誰か代わりにやってくれ。
いや待て、思い返してみると去年衣替えとかしてなくね……?
【衣替え】
季節って年によっていつ変わるか全然違うから困っちゃう
昨日は暑かったのに、今日は寒かったり、
衣替えの季節が決まればいいのに、
いや、寒っ。
私は天気予報を天気しか見ない派だ。
昨日まで夏のような暑さだったというのに
今日は一気に気温が下がったみたいだ。
ショッピングモールではちらほら
秋服と冬服を見かけた。
そろそろ衣替えかなぁ。
私が好きなお店は秋服が可愛い。
丁度近くを通るので、
中に入って見てみた。
森林や夕焼け、真夜中のような
3種類のグラデーションのスカート。
紅葉が描かれたアシンメトリーワンピース。
目に入るもの全部が可愛くて、
1時間迷った。
結局、
真夜中のようなグラデーションのスカートと
上に羽織るものを買い、
トイレで着替えた。
スカートは少し厚い布の上にレースがあり、
暖かかった。
トイレの鏡で15分は見た。
このスカート、
絶対私の大好きな漫画の
ある一言がすごく似合う。
"Good Midnight!"
今はまだ夕方だけど
もう私の心は静かな真夜中。
あと何回着られるかな このお気に入り
平均寿命ならあと二十年
もう着ない確率99%
1%が勝ってまた捨てられず
#衣替え
季節ってうつり変わるでしょ
それに伴って衣替えもある
違う時に、違う場所で
少し忙しないけれどそれが今を感じれる
周りには反対されるだろうけど
そんな浮気な恋をしてみたい
甘い夢と
しょっぱい涙と
少し痛い現実で
いい女は魅えてくる
衣替え
タンスを開けたら
貴方とお揃いで買ったマフラー
デートのときに着た洋服
たくさんの思い出
季節が変わる度に
大切な記憶も一緒に衣替えしてるみたい
春の思い出
夏の思い出
秋の思い出
冬の思い出
またこの季節も2人の思い出が
増えていくね。
どうもここ数年季節をヌルッと見送りすぎている気がする。イベントごとは好きではなかったけれど、春夏秋冬の風物詩を慈しみ、噛み締めてこそ、人は一年を踏み締めて進むことができるのだろう。いつもは洗濯のルーティンの中で気付いたら冬物になっているが、今年はいっちょ、鉢巻締めて衣替えでもしてみますか。
#衣替え
「衣替え」
去年のアウターを出してみる
″なんか違うなぁ...″
衣替えはあまり好きではない
毎年着たい服が違う私
困ったもんだ
私は毎年、脱皮しているんだ !!
ということにしておこう...
私は少しずつ成長している!!
と誇ってみよう...
私は幸せに生きていける!!
と信じてみよう...
久しぶりに君の私服姿を見た
パーカー姿
衣替えの季節か
秋は意外とすぐ終わる
パーカー姿を拝めるのもほんの数週間
会った時写真を撮りたかったけど我慢した
今はたまにしか会えないけど
いつか毎日拝める日が来るから
これからの時期は
私服を見る度にどんどん着込んでいって
可愛いなぁと思う期間だ
最近自分の部屋が汚部屋になってきて急いで片ずける
半袖がいっぱい出てくる
そろそろ衣替えの時期だな
(衣替え。)🦜
僕は・・・ね、
もう衣替えは
済んだよ。🦜
・めっきり・朝、夕、
寒く成ったし、🦜
・来れから、寒さの
厳しい冬に備えて。🦜
《換羽したんだよ。》
「でも、これが大変
なんだね。
・夏の羽根を抜いて
冬の羽根に
変えるんだけど。🦜
・人間、しゃん。みたいに
服を変える様
に出来無いからね。🦜
✣衣替えの、途中は
羽根が少なくなるから
上手く飛べ無いから。🦜
✣天敵に見つから無い様に、
隠れて居ないと
とっても 危ないんだよ。🦜
[でも、衣替えの終えた、
すずめ、・・はね。]🦜
【 ❝ふくら雀❞。と言って
とっても、縁起が良くて
喜ばれるんだよ。】
ハワイにでも住めば
衣替えいらないんだっけ?
そう、ただの夢、願望だけれど
衣替えは一大イベントだ
服はそんなに多くなくても
捨てるか捨てないか
着れるのか着れないのか
サイズは変わっていないかなど
考えることは山ほどある
サイズが合わなくなった服を見てショックを受けたり
お気に入りの服が寿命を迎えて寂しくなったり
しばし服との思い出に浸る
今日は衣替えで1日が終わりそうだ
昔から衣替えが苦手だった。自分の弱さを見せたくなくて着込んでばかりいた。
暖かくなっても薄着になれなかった。
小説
迅嵐
「実はまだ衣替えしてないんだよね〜」
へらへら笑う迅の服は、こんなに寒いと言うのに半袖のままだった。
「な、なんだって…」
ちなみに今の気温は12度。しかもこれは暖かい方だ。きっとこれからもっともっと寒くなるに違いない。
絶対に、風邪をひく。
「………するぞ」
「え?」
「衣替え!!!!するぞ!!!!!」
「お前全然服持ってないじゃないか!!!」
「ご、ごめんって…」
彼の必死の静止を振り切ると玉狛支部の迅の自室に向かい、勢い良くクローゼットを開ける。スカスカのクローゼットを前に俺はわなわなと体を震わせ、後ろで縮こまっている迅に顔を向けた。
「どうりで最近俺を玉狛に泊まらせないわけだ…」
「……この未来が…視えてたもんで…」
「しかもなんで三着しかないんだ……」
「ごめん……」
完全にしょぼくれた迅は、飼い犬のコロが怒られた後の様子にそっくりだった。完全に一致したせいで怒るに怒れず、むしろ可愛く見えてきた。
「ふ…いや、こっちこそいきなり上がり込んですまない」
「服か…しばらく買ってないな…」
「前回服を買ったのっていつだ?」
「………………」
「おい迅」
「…………2年前……」
「………………」
「ごめんって!!!」
冗談はさておき、本当にどうすればいいのか。金銭面での問題は無いはずだが、如何せん服を買いに行く時間がない。忙しい彼を連れ回す訳にも行かない。ネットで買うのもいいが、届いてみないと着ることの出来ないネットに頼るのは少々心伴い。
「はっ、いい事を思いついた!!」
「えっ」
「ちょっとまってろ迅!すぐ戻る!」
「ちょ、え、嵐山!?」
俺は迅の遠ざかっていく声を聞きながら、玉狛支部を背に自らの家へと向かった。
「…え、これ全部くれんの?」
「あぁ、全部だ」
「さすがにこれは視えてなかったなぁ」
困惑した様子の迅の足元には、俺の家から持ってきた大量の服が積み重なっていた。
それは撮影で一度だけ着たきりだった服がほとんどだった。
「いやよくこれ持ってきたね」
「大変だったから全部貰ってくれ。背丈は一緒だから、ちょうどいいと思うぞ」
「んじゃお言葉に甘えて…」
最初に手に取った服を着るとぴったしで、よく似合っていた。しかしすぐに脱ごうとはしなかった。
すんすんと袖を嗅ぐ迅は俺の視線に気がつくとへらりと笑って言った。
「嵐山の匂いがする」
かっこいいのにかわいい。こんな矛盾したことが世の中にあっていいのか。
悶えながらも俺は、迅の2年ぶりの衣替えを成功させたのだった。
衣替え
宮崎「ヤバい!あたしまだ半袖だ!そろそろ衣替えしないと!」
衣替え
高校時代のパーカーと
ジャージのようなズボンしかない
まあいいか
ガキンチョスタイル爆誕
言うほど服持ってないけど
言うほど季節感も無くなってきてるけど
必要に迫られればユニクロへ
衣買い
【衣替え】
衣替え
年がら年中同じ服を着ていた。一々服を選ぶのも面倒だし、寒ければ一枚足して暑ければ一枚脱げばいい。そんな自分をひけらかす訳ではないが、こっそり合理的な人間だと思っているところがあった。そうだ、今は思っていない。
そろそろ同じ服35号の糸が解けてきたから285号を買い足さないとと思っていた時のことだった。寒くも暑くもなく、同じ服のベースとなる服で事足りる気温のはずなのにやたらと汗ばんでいた。カイロや温感シップを使うことはまずあり得ない。何故だ。手当たり次第、服の上から自分の体を触ってみても異常は無さそうだ。ひとまず一枚脱いだ。それでもまだ暑い。念のため熱を測るが平熱。もう一枚脱いだ。まだ汗が滲み出て冷えることを知らない。何枚も何枚も脱いだ。まだ暑い。一体どういうことだ。
やがて裸になった自分を久しぶりに鏡で見たところ、同じ服がすっかり皮膚に癒着してしまっていた。あまりにも同じ服を着すぎたのか。このままでは服を着なくても過ごせるが裸のままではバレたら大事だ。流石に頭を抱えた。
ふと、同じ服が入っている箪笥の隣、昔々に使っていた服が入っている箪笥を見つけた。ものは試しと子供用の短パンを無理やり足に通してみた。すると皮膚と同化していた同じ服がペロンと剥がれ落ちた。同じ服を着続けることは合理的でもなんでもなかったのだ。
同じ服284号を着込み283号までの同じ服をまとめて袋に入れ、ドンドンダウンに売りに行った。品は良いものだったのでそこそこの金になった。金はドンドンダウンの中で循環し同じ服が入っていた袋には春夏秋冬の服が入る結果となった。こんな出来事、越して行った友に伝えずにはいられない。一週間後、私は書き終えた手紙を投函した。
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友へ
すっかり秋の頃、いや、夏と秋を行ったり来たりしている気もするが、ともあれいかがお過ごしだろうか。こちらは衣替えをして服が癒着することもなく過ごせている。同じ服は一着だけになってしまったが、たまに眺めてはあの日々を懐かしく思うよ。君も癒着をしてしまった時は別の服を着るしかない。だから私と最後に会った時に着ていた服は絶対に捨ててはならない。いいね?
君の友より
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