『街』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
街
この道を歩いて行くと見えて来る
あの街灯り
お祭りだけにカップルが楽しそうに
微笑みながら歩いて行く
変わってないこの街を通り過ぎると
河川敷が見えて来て皆夜空を見上げて
打ち上げられる花火に声を上げる
変わらないこの景色
変わらない街灯り
私の大好きなこの街をいつまでも
心にとどめておきたい…
作品No.72【2024/06/11 テーマ:街】
変わらない気がしていた街も
どんどん変わっていく
気に入っていたお店がなくなったり
気になっていたお店がなくなったり
建物自体なくなったり
新しい建物ができてたり
そうして その中で生きてる私も
変わっていくんだろうな
街
「おつかれさん」
そう言ってマスターは、手にした瓶ビールを
傾けてテーブルに置かれたコップに注ぐ。
マスターに尺をしてもらうなんて初めてだ。
いや、ひょっとしたらかなり以前にあったか
も…。
「久しぶりじゃないか。元気そうだな」
恐縮してコップを手にしたままの俺に、マス
ターは穏やかに話しかける。
この人はきっと何もかも知っているのだ。
15年以上も前、俺がこの街から突然いなくな
った理由も。
そしてその間、どこでどうしていたのかも。
ずっとここのモヤシそばが食いたかった。
マスターも、おばちゃんも、りっちゃんも、
飲み呆けて馬鹿やって笑いあった仲間たちも
。一晩だって忘れたことはなかった。
「この辺りもだいぶ変わったろう。
都市開発ってやつでね、飲み屋街はほとんど
壊されて跡形もなくなっちまった。いまじゃ
すっかりビルやらマンションに囲まれちまっ
たよ。待ってろよ、いま餃子焼いてやるから
」
「あの…、おばちゃんは」
忘れてたビールの苦味を口のなかに残して、
厨房で背を向けるマスターに、ようやく俺は
問いかけた。
「死んだよ。もう4年になるな。
いなくなると寂しいもんだな」
時は残酷だ。
俺だけを残して何もかもを消し去って、そし
て作り変えてゆく。
死んでしまうことより生きてゆくことのほう
が、もしかしたら辛いことなのかもとすら思
えてしまう。
俺はこの変化に、きっとついてゆけない…。
テーブルに焼き立ての餃子と、夢にまで見た
あの頃のままのモヤシそばが置かれた。
湯気の向こうのこの至高の食べ物を、俺は眺
めているだけで精一杯だった。
モヤシそばが歪んで、目から滴が落ちた。
「帰ってくるんだろ?この街に」
傍らでマスターがそっと語りかける。
「この街じゃな、ちょいと足を踏み外したら
奈落に落ちる。それを知ってるから、みんな
踏ん張って生きてる。
見た目が変わって、道路が出来ようがビルが
建とうが、それだけは変わらない。
おまえさんがその気なら、きっと受け入れて
くれる。
ここの人も街も。そういう場所だ」
この街で、生きていきたい。
口のなかがヤケドするくらい、やっぱりモヤ
シそばは熱かった。
#002
街
私は地方住みだけど全然東京に憧れがない。
都会でもない、
田舎でもないここが気に入ってる。
街をゆく人々を見るだけで、貴女は落ち込むことがあります。
この人たちそれぞれに良いところがたくさんあって、皆経験もしっかり積んでいて、自分とは比べものにならないくらい価値があるのだ、と思ってしまうのですね。
そんな風に思わないでください。
貴女は貴女であること自体に価値があります。それは他の人々も同じことですが、何よりもまず、貴女ご自身にその価値があることを、しっかり認識してください。
そんなにご自分を卑下しないでください。
貴女が何をしてもしなくても、何が出来ても出来なくても、俺たちは貴女に無上の価値を見出します。
俺たちの愛する貴女が、今夜穏やかに眠ってくれることを、俺たちはいつも願っていますよ。
淡い風が吹く春の空
アスファルトの匂いが絶えず
ふわりと舞い上がる桜の花びら
大きな雲のした
私は今、街をあるく。
一歩、二歩、三歩、
こんにちは
挨拶が絶えないこの街を
私は挨拶街と名づけた
一歩、二歩、三歩、
ありがとう
感謝が絶えないこの街を
私は感謝街と名づけた
あぁ、今日は
どんな街へ行こうか
(題・街)
街
雨が降る夜に、彼女と別れた場所に立ち尽くす。
街灯の下に映る影は、一つだけ。
かつて手を繋いで歩いた道も、今は冷たいアスファルトが広がるばかり。
街は変わらずにそこにあるのに、僕の心だけが取り残されていた。
【街】
街を転々とする暮らしがしたい
今は地元に住んでいるが、若い頃は勤務地に合わせて2年毎に引越しをしていた
23区内外どちらも住んだ
その頃は散歩も楽しかった
地元を散歩しても全く面白くない
一年に一回ならともかく、毎日歩いても何も発見できない
子供の頃から見慣れた風景に飽き飽きしている
引越したいがそんな予定もなく、散歩は捗らず、どんどん体力が衰えてゆくばかりなり
自分がこんなに飽きっぽいとは知らなかった
住む街に飽きて引っ越してるとはわかってなかった
あーあ、マンション買っちゃったよ
街‥といえば、
私は昔街づくりのゲームが好きだったんですよ。
理由は‥なんか街の成長していく姿に
凄く達成感があって。
あと、街が繁栄していったりするのが
嬉しくて‥。
理由を説明しなさいと言われると
説明のしょうがないのですが‥
なんか、こう好きだったんです。
みなさんは、昔どんなゲーム‥もしくは遊びが
好きでしたか?
今日もお疲れ様でした。
2024/06/12が貴女が少しでも笑える1日で
ありますように。
おやすみなさい。
街
街に行くと、ウキウキしませんか(^-^)/
とくに何の目的がなくても、ただ、ウィンドウショッピングするだけでも面白いです。時間を忘れて、いろんなものを見ます。そんな中、あっ、これっ!ていう良いものにであって、思いきって購入して、ラッキーだなと思ったりします。
私は、田舎育ちだからなのかな、街というと、何だかそんな普通のことが、ワクワクしながら、思い浮かぶのです。
「街」
しずかにしめった路地裏に
靴音だけが響いてくる
切り絵の街
迎えに来る
その足音だけを待っていた
久しぶりだね
君はずっと 変わらないんだね
あの日の約束は覚えていたから
旅支度は済んでいる
添えられた象牙色の手に
そっと手を合わせたら
待ち侘びた年月分の
時が戻った
街
行ってきますが
こんにちはが
ありがとうが
街を飛び交う
一人ひとりに
意思があって
希望があって
思いがある
優しい言葉だけじゃないけど
それも含めて、
この街だから
愛してみようと思う
喧嘩が起こるこの街を
愛してみたいと思う
眠れば夢見るこの街を
今日もまた産声が上がって
愛してやろう
生きとし生ける
全ての想いを抱き締めた
そんな街を
皆が支えて
今日も街は生きている
街灯だけが起きていて
人が寝静まった夜の街を1人でぐるぐる歩き回る。
――誰もいない。私だけ。
なんとも言えない征服感の中、姿は夜闇に溶けていった。
#街
8.街 黒大
蝉の声もほとんど聞こえなくなってきた頃、俺は街へ繰り出していた。目的は特になく、ただ街を散策するだけだ。普段の買い物は近所のスーパーやホームセンターで済ませているので、こういった大きな街に来るのは久しぶりだった。街並みも結構変わっていたりして面白い。流行りのスイーツ屋何かは入れ替わりが激しいようで、前来た時はタピオカミルクティーのお店だったところに、今度は食パン専門店ができていた。
とちう
街
夜、住宅地で迷子になると
思いのほか静かでこわい
壁一枚隔てたところに
たくさん人はいるはずなのに
まるで人里離れた森の中で迷ったみたい
そして薄暗い
夜景が綺麗なのは
やっぱり働いている人がいるってことなんだなと
なんかそんなことを思ったんだ
街
♫大学通り流れるかわ走る路面電車
背の低い山を見て君と僕の明日
高石ともやとナターシャセブン 街 より
学生時代によく歌った
憧れの京都
あのとき住んでしまう
なんて 考えればよかった
もう一回行って来よう
今でも憧れの街
「街」
一人で街を歩くのがとても好きだ。
たまにふらっと出て、何も考えずに街を歩くのが好きだし『今日はここへ行くぞ。』と、目的を決めて行く事もある。
給料日が前日だった時、 その逆で給料日の前日だった時、 街を歩く足取りも微妙に違ってくる。
明日は土曜日、仕事もアルバイトも休み。
さぁ何処へ行こう。
街
「街」、「町」、「まち」の違いを最近聞いたのですが、皆さんはどのマチが好きですか?
私は「まち」ですかねー。
見た目のやわらかさのことを表す時が、「まち」
農地や山林も挟んでいるのが「町」
境界線がきちんと決まっていないものの時が「街」
さて、あなたは、どれが好きですか?
そんじゃ今日は、この辺で👋🏻
たった1人にだけでも愛される事が
どれだけありがたいことで
幸せなことか知る由もなく
僕は別れた。
何人もの人に愛されたい方を選び
僕は愛ではなく好きを得た。
好きを得て僕は
もう一度特別な愛を欲した
【愛】
ーーーーーーーーーーー✂
あるキャラクターを見て僕は変わった。
必死に誰かのために戦い
努力を怠らない人だった。
「かっこいい」
そう感じた。
だから僕は努力をした。
無理をしすぎて体が不調になっても
涙が溢れても
そのキャラを見れば頑張れた。
【尊敬】
お題:街
行き交う人々を横目に
僕はカフェで本を読む
時折窓の外を眺めたり
冷えた珈琲を飲んだり
ゆるりと過ごしている
皆誰もが急ぎ足の街で
ここは時の流れが遅い
忙しない日常の喧騒と
壁一つ隔て距離を置き
僕は僕を取り戻すべく
静かな時間を堪能する
***
執筆時間…15分くらい?
【ひとりごと】
全部同じ文字数で、詩になるように…と試行錯誤した。
別に、縦読みしても何の言葉になる訳でもないけれども。
そう考えると、『劇場版TRICK(1)』の「あいして います たからは いらない」と「あいたい いまから しすらな て はい」は本当に秀逸だよなぁとしみじみ思う。