『街の明かり』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
昔は街の明かりが灯る頃、憂鬱な気持ちになることが多かった。
美味しそうな夕食の香り。
帰って行くこども達。
きっとあの明かりの下で賑やかに夕食を食べているのだろう。
優しいお父さんとお母さんと一緒に。
歳を重ねて、どんな家庭もそんなに幸せでない事が分かってきた。
それと共に私が持っている小さなものがどれだけ大切か、分かってきた気もする。
明かりの下のこども達、大人達が今日の疲れを癒せますように。
街の明かり
都会は夜でも暗くならない。
街の各所に明かりがあるからだ。
全ての明かりの元に人がいる。
それでも昼よりずっと少ない。
そしてそのほとんどは見ず知らずの他人だ。
国や世界の広さを考えれば決して広くはないこの土地に、いったいどれほどの人が集まっているのだろう。
それほど人が密集している都会に大きな災害が訪れれば、人が少ない土地よりもずっと多くの悲鳴で溢れ、死体の山となるだろう。
その光景を見る事ができるだろうか。
そんな密かな楽しみを悟られぬよう、私は今日も変わり映えのない都会の日常を生きる。
【街の明かり】
夕暮れになると
ぽつぽつと窓に明かりが灯る
その一つ一つに誰かが居る
誰かが光を灯している
街の明かりは
誰かのともしびなんだ
街の明かり
街の明かりは離れて見るのがいい。
離れていれば、星のように輝いていて
どこも明るく楽しげに見える。
でも近づけば近づくほど現実が見える。
だから綺麗な夜景だなあと、離れて見るのがいい。
わからないよ
わからないことばっかだ
街が楽しく見えるのはわたし次第だ
今はどうだ
仲良しのときは
何もかも楽しくなる
街の明かりを
眺めてた
キミはこの街の物語を
見つめて来たんだよね
優しく灯るその光に
色々あったよなあ...と
目の前が涙で滲む
いつもありがとう
今日はおやすみ
また明日ね
【街の明かり】
帰り道
僕の心を明るくしてくれたのは
街の明かりだった
-街の明かり-
私は夏も好きだけれど冬も好き、どっちも混ざっちゃえばいいのに という中途半端な性格です。
夏は夏祭りで街がにぎわうし、青空に入道雲がもくもく 不思議なくらい重そうなのにふわふわういている姿を見るのが大好きです。
冬は雪化粧で覆われて、クリスマスムードにみんな飲み込まれて幸せを享受することが出来ます。それに、なにより(しつこいようですが)空がどこまでも澄み渡っていて、湿度がなくてカラッとしている、日がすぐ落ちてしまって街灯しかない夜をふらふら彷徨うのが良いのです。
今は夏だから日がなかなか落ちず、日光の明かりできらきら輝いているけれど、冬の お店や街灯から受ける人工的な明かりに照らされて輝かされている、いわば月のような情景も どちらも見応えがあります。
どっちかだけ、なんて もったいなくて、寂しいから、夏と冬が一緒に来てくれたらどれだけ素晴らしい景色なんだろうと思います。
でも、ぶつかり合って無くなっちゃう、なんてこともあるから別れてるのかな、なんて取り留めもなく考えている今日この頃。
夏と冬のいいとこ取りのどこまでも澄んだ空が続けばみんな幸せになれるのでしょうか。
きっとそんなことないし、これからも嫌なことは積み重なっていくけれど ちょっとずつ 少しでいいから何か自分なりに紡いでいければいいなと思います。
日が沈み
街灯が灯る
家路を急ぐ人たちが居る
⋯街の明かり⋯
暗い道は心も暗くする
街の明かりは私たちに
安心をもたらす
あなたの心も明るくなるかな
街の光って明るいのに、どこか寂しいですよね。
電信柱は、雨の日も風の日も猛暑の日もずっとひとりで立ってる。
いつも私たちを明るく導いてくれる。
私も強くなって、誰かを優しく導く光となれたらいいな、
街の明かりが灯る頃、目を覚ますのは
風邪をひいて寝ていた子。
こんな時間までぐっすり寝ちゃったよ…
でも、いくらでも眠れて
眠って覚めたらちょっとずつ
頭が痛いのが治ってる。
お母さん、いないな。どこに行ったのかな?
シーン…としたなかで
コンコン! …咳をする
もうちょっと、休もうか…ふとんに潜って
ぎゅっと目をつむり
ふ~っと息をつく。
もう少ししたらきっと、ゼリーやくだものの缶詰買って、お母さんがかえって来る。
街の明かりが灯る頃、
夜がやって来るまえに
玄関開けるカギの音が、ガチャガチャって鳴るよ。
…もうすぐだよ。
僕の街は田舎だ。……田舎の中ではちょい都会みたいな。だから、夜に営業している店など、コンビニくらいしかない。他は、住宅か、田んぼか……。つまり、暗い。
そういうことだから、あまり夜に1人で出歩きたくない。相当不気味だし、何より、不審者が出るからといって、6時以降の外出は控えるように、と言われる。だから、1人で街の明かりをみたことはない。あ、でも、イルミネーションはみたことがある(親とだけど)。それも、街の明かりだろう。
よく考えれば、明かりというのは、街灯だけではない。例えば、人の明るさがある。この街は、人の良さが売りみたいな街だから。ただ、本当の街の明るさはその街にいては、分からない。、、、県外旅行でも、してみるか。
イルミネーションも見に行った
毎年楽しみにしている
夜は危ないから一人で
出歩かないように言われている
から知らないの
夜景は良かった
ロープウェイ乗って
澄んだ空気
星空のような街
形がくっきり見えて
輝いていた
プールで働いていた頃
所長に話すと俺は見えなかったと
言われた
街の明かり66
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読んでくださっている方
いつもありがとうございます
少しでも喜んで頂ける内容にと
思っています
星空へラムネ飲みたい気分なの
星空の金平糖大暑かな
街の明かり
街灯じゃないんだね。街の灯りって書くほうがなんとなく好み。たぶん専門的な感じがするから。
そっか、これはビルの明かりとかも含まれてるわけだ。残業お疲れ様です。田舎生まれのことがバレちゃったな。
上京したけど、こっちは街の明かりっていうか明るい街って感じだしね。エモい人たちは真っ先にビルとかの方が浮かんでるんだろうな。田舎仲間がどれくらいいるのか読むのが楽しみ。
#街の明かり
星あかり
街あかり
ヒトの心に光を灯す
時には優しく
時には哀しく
そして愛おしく
帰りたい場所がある
帰れない場所を思い
忘れたキモチがまた蘇る
今宵もホラ
ポツリポツリ
窓に町並みに
明かりが灯る
あの人もそろそろ
光の波に溶ける頃…
どこに帰るの?
あなたの街の明かりは
優しく包んでくれていますか?
夜の街は明かりに包まれていた。色とりどりの光が建物や街路を照らし、人々を魅了していた。彼らはそれぞれの目的を持ち、様々な場所へと急いでいた。
一方、路地裏に佇む男がいた。彼は孤独な影として、人々の喧騒を遠くから眺めていた。彼の心には何かが欠けているような虚無感が漂っていた。彼は自分の存在意義を見失い、ただただ暗闇に包まれたままでいた。
しかし、突然彼の目に異変が起こった。彼が見つめていた一軒の古びた建物から、ほのかな光が漏れているのを見つけたのだ。興味を持った彼は、その建物に近づいていく。
建物の扉を開けると、そこには小さなカフェが広がっていた。暖かな灯りと優しい音楽が心地よい雰囲気を作り出していた。彼は初めて訪れたこの場所に、何か特別なものを感じた。
カウンターに座り、店主に注文をする。すると、店主は微笑みながら彼に話しかけてきた。「ここは君が求めていた場所かもしれないよ」と言った。
彼は戸惑いながらも、店主の言葉に耳を傾けた。すると、店主は彼に自分の物語を語り始めた。彼はかつて自分も同じように迷い込んだ場所で、人々の物語を聞くことで自分の心を取り戻したという。
その言葉が彼の心に響き、彼は自分の中に眠っていた物語を思い出し始めた。彼は自分が失っていた創作の炎を取り戻し、新たな物語を紡ぎ始めた。
その日から、彼は毎晩そのカフェに通い、自分の物語を綴り続けた。彼の作品は人々の心を打ち、街の中で口コミで広まっていった。
やがて彼は街の中で知られる作家となり、そのカフェは彼の創作の拠点として多くの人々に愛される場所となった。彼は孤独から抜け出し、自分の居場所を見つけたのだ。
街の明かりが彼の心を照らし、新たな物語を紡ぎ出す。彼は再び輝きを取り戻し、街の一部として輝き続けるのだった。
#街の明かり
街の明かりが
錆びれた私を映し出す
そっとしといてよ
そんなスポットライトは
もっと若い女にでも当てなさいよ
もう衰えた私はまるでロボットのよう
苦痛を紛らわすため
様々な男に手をかける
結局、
長くても3ヶ月
馬鹿なのは自分が一番分かってる
もうどうしたって
あの頃には戻れない
だから
この夜に溶けてしまいたいのに
あんな薄汚れた街灯が邪魔をする
点滅する電球に
群がる虫たち
……。
あぁ、やっと分かった
あんたも
私と一緒なんだね
テーマ 街の灯り
「"じゃあね"」
そう言って去っていった人。今はまだ太陽が出ていて明るい。あの人は帰って何を食べるのかな。そんなくだらないことを思っていた。
「...ぁ」
夜になり、辺りの街灯が灯った。あの時、どんな返答をすればよかったかな。どんなふうに話しかけたらよかったかな。
そういやあの人今日命日だね。
「..あぁ」
やっと終わった。しぶといんだから。隙を見て話しかけたけど結局無駄足だったじゃん。本部もちょっとはしっかりしてほしいな。でもあの人性格やばいな。金に目がないっていうの?本当に金のために生きてきたような感じの部屋だな。だからあの人はあの子を殺せたんだろうね。
「ざまぁ」
あの人の命は夜と共に消えていった。
おわり
いつもと同じ帰り道
友だちと喧嘩して、下を向いて歩いてると、街灯が消えてしまった。
驚いて上を見ると、素敵な夜空
いつも見るこの景色も素敵に見えた。
君も周りをもう一度見返してみて、。