『街の明かり』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
あの、眼鏡を外すと街の灯り・・・電灯とかお店の光とかがぼやぼや〜っとしてすごく綺麗なんです。
目が悪くて良かったなと思うのは、こういうところ。
街の灯りは消えない。
便利な世の中だ。
終電に乗り過ごして、夜中を徘徊しないと行けないときでも、安全に帰れる。
電気代がもったいないな〜と思うこともあるけど、誰かのためになってることがある。
感謝感激雨嵐、
この街には白熱灯が似合うのに
どうしてL E Dを使うの?
どうしてオレンジ色なの?
常夜灯じゃ暗すぎる!
電球チカチカ目障りなのよ!
わたしの正しい感覚に
誰も耳を貸してはくれない。
街の人達はカーテン閉めだした。
孤独になったわたしに
暗がり路地のおじさんが呟いた。
「キミの価値観だけが正しいのか?
人それぞれ事情があるだろう」と。
「街の明かり」2022/07/08
街の明かり
街の明かりは
残業の明かり?
それとも
仕事が終わって
帰った家の明かり?
幸せなら
眩しいくらいの
明かりなら
皆んなが
わかるのに。
街の灯り
byuuthiholoー🕊
街を照らしてくれる暖かい光
街の光が僕を照らす
苦しみの闇に
死のヒカリが薄ら見えて
それに縋り付く僕がいた
この抜け殻の様な夜を
寂しくて悲しい闇を
少しでも和らげる明かりをください
【街の明かり】
“街の明かり”
信号の光が雨でぼやける
青、黄、赤
あお、き、あか
信号は眠らない
部屋の明かりが外に漏れ出る
小さく、細く
でも温かく
部屋はやがて眠る
月は雲に隠れる
ぼんやり
ふわふわ
月はやがて消える
『街の明かり』
街の明かりはとても綺麗だ。
華やかで沢山の人が集まり賑やかさをもたらす。
けれどその裏には黒い闇が潜んでいる。
闇取引、人身売買、殺人、麻薬、強盗
光あるところに闇はあり、闇があるから光がある。
街が一層反映し、光が増していく度に闇も広がりより一層濃く強くなる。
なんとも皮肉なことだろうか。
繁栄の裏には犠牲が付きものと言うことだろう。
この俺のように。
高層ビルの屋上で街明かりを眺め俺は口端を釣り上げた。
さぁて、今日もやりますか。
闇の世界に身を置いて十数年、街明かりで呑気に笑って過ごす奴らを見下しながら俺は本日の仕事を開始した。
「街の明かり」
きらきら照らすその光の先に温かな未来が待つなら、それを信じて進んでいくしかないのかもしれない。
お題《街の明かり》
青い記憶の街。
水底に沈んだ街を照らすのは、青い満月。
歌語りが聴こえる。
吟遊詩人がハープを奏でながら、月を見上げている。
――何を想っているのだろうか。
美しい旋律は空へと消えてゆく。
この街には青い薔薇がたくさんが咲いていたけど、それも遠い昔のこと。
――あんなに美しい薔薇だったのに。
吟遊詩人の瞳に映る月が照らすのは。
今はもう亡き幻影の街。
夏は陽が落ちるのが遅い
田舎と都会とでもまた違う
田舎も北か南かでまた変わる
くだらないことを考えながらの帰り道
間違いなく夜なのに遠くの空が明るい
あぁ、街の明かりが強すぎて空に影響してるんだな
こんなに明るくちゃあ妖怪は住みずらいよね
まだ秋は遠い夜の帰り道に一人でそんなことを考えてニヤニヤした
『街の明かり』
乱視が強いから
街の明かりは超キラキラして見える
ちりちりと夜の音と溶け合った色は
身を焦がしめらめらと燃え上がっている
ぼんやりと熱を帯びた瞳は街の色をそのまま掬いとったかのようだ
僅かに藍を彩る灯がちらついて滲む
息を潜めたベッドルームの上
鮮やかで愛しい夜を明かす
Hologramme
創り映した
架空的な空間に
色付けて
掌に縁取る
仮想的な流時に
歪ませて
「光ノ螺旋渦・・・」
法則性の
羅列を組み換え
思考性に
回路を変換して
「産ミ堕トシ・・・」
微熱を感じ
触れる事さえ
出来ず 遠く・・・
響く聲届き
掴める事無い
煌めく 嘆き・・・
歪み続けた
屈折の遺物
囚われた
思考の・・・
街の明かり
‘’灯り”じゃなくて‘’明かり”
街の灯りはぜんぜん
電灯がぽつぽつ立っていて明るいのはその周りだけ
でも街の明かりはすごいよ
人が少ない町だけどみんなとっても明るい!
すれ違う時には挨拶が当たり前だし
みんなで協力して街の掃除だってする
灯りは小さいかもだけど
明かりなら負けてない!!
『 街の明かり 』
山の上に行って見下ろした時の
街の明かりは、なぜか
とても綺麗に映る。
人の営みを感じて
あったかい気持ちにもなる。
普段いる場所から
星空を観たいときの
街の明かりは、なぜか
とても、邪魔したように映る。
自然の中にいたいときは
もう少しヒカリを落としたいね。
街の灯り、自分もそのひとつ。
今日は少し暗い。
ゆっくり休んでください。
「……もうすぐ夏祭りだね」
帰り道、街角に貼られていたポスターを見て呟いた。
一緒に行こうよ、なんて、言える勇気もなく。ただ、ぼんやりとポスターを見る事しかできない。
「そっか、もうそんな季節かぁ」
早いね、とまだ青い夕方の空を見て呟く彼。さらさらと小さな風が、街を通り過ぎていく。
「あっと言う間だよね。ほんと」
「ねー……夏は暑いから、早く秋になってくれないかなー」
そう言って、彼はポスターから目を離し、歩いていく。その後を付いていけば、いつもの様にくだらない話が始まって。
もう、窓から街の明かりと共に花火を見るのはうんざりなのに。君と一緒に、見たいのになぁ。
(街の明かり)