『蝶よ花よ』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
蝶よ花よ
どちらも同じ命だ
蟻も草も自然は命でできている。
だから私は虫を殺さない。
格好いいことを言ったが、たまにブーンというので、パチっと両手で潰して後悔する。
人間の反射だとしたら、反射を憎むね笑
そんな訳あるかいな。
人間も動物も…だから熊を駆除って言葉苦手なんだよな。
熊も命よ。
蟻も駆除?
うーん考えちゃうね。
蜂と熊さんはどこか違う場所で暮らすってことで。
蝶よ花よ
本当に愛されていると
わかっても
同じ熱量で
相手を愛せるかは
わからない
心のどこかで
いつも
カタオモイ
蝶よ私は貴方が嫌い。だが貴方は他のこらとも関係を持たず寄せ付けぬ。私は貴方のこと以外も利用する。他のこらを使って運ばせる。私は貴方を私のものにしない。寿命、種族も違う私達。諦めよう。
花よ私は貴方が好き。だが貴方は他の奴らとも関係を持つし寄せ付ける。私は貴方のところにしか行かない。他の奴らの所へ運びもしない。貴方を私のものにしたい。寿命、種族が違う私達。諦めれない。
お題『蝶よ花よ』
蝶よ花よ
過剰な歪み
猛烈な錯覚
自己から逸脱した投影
それは愛ではない
ただの欲で期待
あなたにはならない
あなたは終わっているから
だから間違えてる
そして期待は裏切られ
やがて絶滅へ変わり
その人を責めては慰められる
ありのままを見れるなら
間違えようがない
始めから違っていると判る
それに強要も出来ない
勝ち負けについて
生まれた時点で
ほぼ全ての人間は負けてるんだよ
負けることは特別ではない
で、あなたは何に勝ちたい
私は勝ち負けに拘らない
勝負になるくらい
そんな相手なら楽しめるはず
特に何もかかってなければ
(蝶よ花よ。)🦜
あのね。
・娘雀しゃん・・は、
どちらかと
いうとね、
(蝶よ花よ。)と、
可愛がれて
育ったからね。🦜
・確かに
綺麗で、可愛いいし
普段は、
とっても
優しい。
(でもね、)
「一度、怒ると
僕が、ブルブル
震える程
怖いんだたよ。」🦜
・でも。
✣僕が、
箸より重い物を
持たない、
甘やかされて
育った
から
【弱虫なのかも・・・ね。】
蝶よ花よ。脚本創作のためのアイディアが全く降りてこないことを嘆いていた私と少しでもマシになればとアプリの入手ボタンに指を押し当てた1分前の私を思い出す。蝶よ花よなどと言われてもなにも思いつかない。不甲斐なさとともに自分のアイディアのなさがより色濃くはっきりとする。しかし練習あるのみなのかもしれない。蝶よ花よ。まともな続きが書けない今日の私をここに刻んでおこう。
【蝶よ花よ】
華やかな君
宙を舞い
旅に出る
またいつか目の前に現れてね
蝶よ花よ
周囲に溢れる酸素を吸って。
燦々と降る雨を浴びて。
私の目を癒してよ。
飛べよ。過去の自分を殺しても。
そう。生きるだけ。生きるだけ。
また次の春まで待ってるよ。
蝶よ花よ
とどけておくれ
このおもい
いつもの日々を
肉の内まで
蝶よ花よ
蝶よ花よと育てられた、わけでは無い。
ただ、両親は躾に厳しく特にこどもに選択肢を与えることをしなかった。
服も食べ物も休日の過ごし方もテレビ番組も。
害になると思われるものは全て排除されていた。
反旗を翻したのは高校生になってから。
私はサブカルチャー少女となり、周囲から浮いているのを無理にごまかす事になった。
どんな育ち方が幸せかはわからないけれど。
ライブハウス、学生寮、酒場、カフェ。
出会った人達は個性的で魅力的だった。
普通の会社員として生きながらも休日にはしたいことが沢山ある。
そんな私の土台はそんなところにある。
「蝶よ花よ」
気持ちはわかるが
オススメしない。
蝶よ
花よ
お前らは許す
スズメバチよ
ウシアブよ
お前らは許さん
蝶よ花よ。
「おかーさん!おかーさん!」
どたどたと元気な足音と一緒に
大きな声でこちらに近づいてくる。
「見て見て!」
見せてきたのは用紙に描いたなにか。
肌色、黒色...そしてお気に入りのエプロンとスーツ。
一瞬何か分からなかったが、
どうやら私たちを描いてくれたようだ。
「これもしかして...私たち?すごーい!上手に描けたね!」
頭をわしゃわしゃと撫でるとえへへと笑う。
とても可愛らしい...
絵の才能はこれからきっと開花する。
「こんな素敵な絵を見せてくれてありがとう!」
「どういたしまして!」
絵を私に渡して元気な声は部屋の奥へと
消えていってしまった。
お父さんが帰ってきたら自慢しよう。
貰った絵を改めて見る。
絵から伝わる幸せが輝いていた。
語り部シルヴァ
蝶よ花よと育てられたけれど、自分が蝶や花に勝てると思っている訳ではなかった。
蝶は自由に美しく羽を羽ばたかせて飛ぶけれど、自分はそんなに美しくは飛べないし、
花は陽の光を受けて純粋に、華麗に花弁を広げて咲き誇るけれど、自分はそんなに純粋ではないし、
けれど、
蝶のように短命では無いし、
花のようにぐしゃりと踏み潰されて死ぬ訳でもない。
自分はただの人間なのだ。
蝶のように奇麗に生き、舞い、儚く眠りにつくことも
花のように純粋に咲き、簡単なことで散ることもない
ただの人間なのだ。
自分は蝶や花には遠く及ばない。
自分は蝶や花と並べられていいような存在じゃない。
自分はただの、人間なのだ。
2024/8/8 #2【蝶よ花よ】
蝶よ花よ
舞い上がれ 舞い踊れ
華やかに 艶やかに
過ごしてきた季節から
今がそのとき
美しく咲き誇れ
蝶よ、花よ、
ひらひらと美しい姿に
私もなってみたい。
風に吹かれてみたい。
そしたら、
誰に
会いに行くでしょう?
【蝶よ、花よ】
蝶よ花よと育てられ
そのまま大人になった苦しさよ
ドクダミのようにしたたかに
強く役立つ人になろうと思う
チャレンジ19(蝶よ花よ)
蝶よ花よと大切に育てられたお嬢様、という言い回しがある。箸より重い物を持ったことがない、とも言う。どんな令嬢なのだろうか。軟らかい布団で眠る。お手伝いさんがついている。線が細い感じ。話す声が細い。こんなイメージをした。魚を食べる時に、骨を丁寧に取り除いてもらうような人である。
上品でおっとりしたお嬢様。一度会ってみたいものだ。
蝶よ花よと育てるのってあまりにも無責任だと思う。
自分の子供の将来を本当に考えているなら、尚更だ。
かといって、全部否定するみたく暴力的に当たられるのも、
放棄するみたく冷たく育てられるのも、
ある程度の愛を注ぎ込まれるのも、
結局は満足しないんだろうなって。
なんて自分は我儘な親不孝者なんだろうと思った。
─蝶よ花よ─ #27
深緑の大樹の下。
一人の少女が世界に唄う。
湿った空気と干からびた大地の相反する空間が広がる世界へと。
蝶よ空気を
花よ大地を
唄い続ける少女は何を想うか。
荒廃した世界でただ一人、彼女は今も唄い続ける。