『落下』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
前に乗った飛行機が
落下しそうになった事があった
飛行機が揺れに揺れて
本当に怖かった
海に落ちるのかと思ったけど
当時の夫は
「大丈夫だよ」と手を握った
悪運の強かった人
運の強かったのは
どっちだったんだろう
わたしの恋心が落下する
大好きで仕方ないはずの彼の気持ちがわからない
不安が募って薄れる「好き」
なんの変哲もなくって
2人で歩いていけるはずだった道の先が曇ってる
みえないよめないわからない
でもまだ曇りの先の光探して彼を想う。
「落下」
この世界は広い。
けれど、一人一人が見ている世界は違う。
狭く、暗い、どんどんと落下しながら
生きている人もいれば、
広く、明るい、幸せに溢れて
生きている人もいる。
この世界は落下していく人が沢山いる。
傷つけられ、捨てられ、絶望に溢れている。
そんな人が沢山いる。
だからこそ、その苦しみの中から
抜け出したあとの世界は、今まで以上に、
とても素晴らしく輝いているのだろう。
願い
誰かが言っていた言葉。
「人はみな、生きたいと願って産まれてくるのです。」
願ったから産まれてきたの?
願ったから今、ここにいるの?
生きたいと願ったら叶うというのなら
今、こう願ったら叶うだろうか。
私の心はずっと落下してる
いつになれば上にあがれるの?
誰か助けて、私の心をどん底から引き上げて
そう願っても私に味方はいない…
「落下」という言葉を見て
「アスノヨゾラ哨戒班」という曲が
すぐに思い浮かんだ
だれかの心が泣いてるときに
その心に傘をさせるような人になりたい。
だれかの心に刺さる槍の
盾になれるような人になりたい。
だれかが傷ついた時に
手を差し伸べれるような人になりたい。
今日も雨。
雫が落下する雨音が響く。
屋上は、灰色で、ひび割れていた。空はかんかんに晴れていて、なんとなく迷惑で、つまらなかった。下のうるさいのがちょっとの時間ひいて、またすぐにひとかたまりの声になって、風も吹くし、怪物の背中に乗っているみたいだった。不安はなかったけど、勇敢さもわかない、ただゆらゆらと、屋上のぎりぎりまで歩んでいって、しぬまえにはもうしんでいた。コンクリートのひび割れが、土のひび割れに変わっていて、臭くて臭くてたまらなかった。上はあいかわらずうるさかった。いきてやる、と小さく思った。
落ちて落ちて落ちて
そのまま、大丈夫だよ
いつか裏側にたどり着いて
みんな手を差し伸べてくれる
涙ながらに全て夢だと考える君も
何時もより少しだけ早口な君も
何かに恐れ肩を震わせる君も
ぽんと押した時に驚く君も
夢から醒めて落ちる君も
全ての君が綺麗でした
落下
私の人生について使われる言葉