『落ちていく』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
今日も可愛い。
そんなことを思いながら智也は春を見ていた。
春はそんな視線には気づかず、パソコンに向かって仕事をしている。
一方で智也は春を見ているせいで全く仕事が進んでいない。
この調子では残業になりそうだ。
しかし、智也は今日春をご飯に誘う予定だった。
そのため、定時に間に合うようにあっという間に仕事を処理してしまった。
これだけの才能があるなら普段から発揮すればいいのに。
と、同僚は皆思ったことだろう。
定時になると同時に鞄を背負い、部屋を出る。
会社の出口付近で立ち止まり春を待つ。
この時、待ち伏せをしている気がするが気のせいだ。
5分くらいして春が出できた。
同僚と楽しげに話している。
「少しいいかな?」
と、智也は声をかけた。
「なんですが?」
「よければ今度食事に行かないかい?」
「えーと…?」
「本当によければいいんだ。いつでもいいし、気が向いたら連絡して。」
そう言い残して小走りに智也は去っていった。
ただ、呆然とした2人だけがその場に残された。
別の日の太陽が落ちる頃。
偶然にも定時に帰れた智也は1人帰路についていた。
すると、遠くから春とその同僚が話している声が聞こえた。
「あのさ、前の食事に誘われたやつあったじゃん。」
「あぁ。あれきもすぎてまだ返事してないわ。」
「あんなんパワハラだよ。パワハラ。」
「だよね!もう訴えたいくらい!」
「訴えればいいじゃん。」
「そうしようかな。」
笑い声とともにそんな話が聞こえる。
智也は自分のことだと気づくやいなや心が何処かにいってしまった。
訴えられてしまえば、社会的地位は落ちる。
職場の恋ももはや枯れ果ててしまった。
たった一度。たった一度が全てを壊してしまった。
ただただ、恋も智也も落ちていく
夕日とともに…
どこまでも落ちていく
深い深い夜空を越え 星空の海へ
惑星と踊り 太陽に焦がれ 月に馳せ
煌めく星雲の水面に沈み
ただ星々が征くままに 心運ばれ
そうして輝ける星々をなぞって
交わる線に貴方の星座を見つけたら
蛹脱ぎ捨て際目の先まで
#落ちていく
現実は眩しすぎるから
僕には暗いぐらいがちょうどいい
誰にも気づかれない海底に
落ちていけたらいいのにな。
落ちていく…
わぁーい!タナボタばんざぁーーーーい!
落ちていく
落ちていくのは
重力や引力のおかげです。
これは地球の愛なのです。
これほど平等に引かれ合う愛が他に存在するでしょうか?
さて、地球と一つになるその前に、私どもアース‐ファウンデーションへご寄付をお願いいたします。皆様がたのご寄付は地球をより活性化させるために使われます。
さぁ、みなさん!自ら落ち、地球の愛を受け入れましょう!
落ちないことは、地球の愛を疑うことであります。
さぁ、皆様ご一緒に…
ドスッ
ドスッ、ドスッ
ドス、ドス、ドスッ、ドスッ
落ちていく……
どこまでも…………
一体どこまで落ちていくのだろうか…?
なんか不思議な感覚…。
嗚呼………、。今日は、一体どんな夢を見るのかな。?
〚落ちていく〛
またね、さようなら。
と夜に僕に伝えて、彼はどこかへ行ってしまった。
僕の光が次々と奥に落ちていく。
いったい、彼はどこへ行ってしまったのか。
だれにも分からない。
『落ちていく』
まるで落ちていくようだ、と思う。
底のない湖に引きずり込まれるようにあなたに惹かれていく感覚は、得も言われぬほど不思議なものだった。
この底に触れられたときが至福だと言えるのではないか、とまで考える。
きっと、それは叶わないのだろうけど。
それでも、私は、奥底で囚われ続けたとしても、その相手があなたならば、それはきっと幸せと呼べるのだろう。
落ちていく
小学校低学年ぐらいの時、
高いところから落ちる夢を結構見ていた。
でも、今あまり見ていない。
なんでだろう。
あと、関係ないけど成績落ちていきそう笑
「落ちていく」
私の経験上、この表現に一番近いのは、「人を好きになること」ではないだろうか
決して悪いことではなく、むしろ幸せなことなのだけれど、「落ちていく」感覚なのだ
落ちて、落ちて、また落ちて、いつになったら上がってくるのだろうと思うのだけれど、不思議と上がってくるものなんだな
#落ちてゆく
気づかぬうちに
ポトリポトリ
何故だかわからず
ホロリホロリ
私の中のポッカリ空いた
小さな隙間に沁みてゆく
騒つくキモチに振り回されながら
自問自答を繰り返す
寂しいだけじゃない
心が追いかけるから…
ポトリポトリ ホロリホロリ
あなたからの言葉に戸惑いながら
気づいた恋に戸惑いながら
今夜も夢に落ちてゆく
触れた指先の温み、緩んだ口元、柔らかく垂れる目尻。
そのすべてが夢のような今を、現実たらしめる。
あぁ、まるで。
その笑顔は底なし沼みたいだ、と思いながら、呼吸を忘れてしまいそうなこの瞬間を味わって、飲まれるように落ちていく。どこまで沈んだってかまわない。
〉落ちていく
【落ちていく】
秋から冬に
だんだん変わっていくこの季節
日が落ちるのも
だんだん早くなって来た
日が落ちて、月が昇る
また月が落ちていく
そしてまた、日が昇る
そうしてまた、今日という一日が始まる
“布団の中から出ることが億劫になる”
布団の外に出たくない、布団の中は暖か過ぎるから
布団の外に出たくない、布団の外は寒過ぎるから
そうして、毎朝、
布団の中にいたい自分と…寒さと格闘している
なんとか、布団を出て支度をする
そうして、学校に仕事に行く
今日も一日頑張ろう、帰れば布団が待っている
布団に入れば意識がだんだん落ちていく
夢の世界に行けば、
辛い現実を少しの間でも見なくて済むから
あと5日。
キャー!それにしてもなんてテーマ。
受験生の私に落ちるなんてワード、禁忌ですよ。
困った。今日は明るいテーマで書こうと思ったが、やはり私の執筆意欲はネガティブから生まれているらしい。なんて厄介。
めんどうになってきたから好きな季節でも書きます。
まずは、秋だな。
僅差で冬、3位が春。
寒いのが好きなんだよね。
澄んだ空気が、私を縁取っていく感覚。
外と内、寒と熱がくっきりわかれて、自身を再確認する。かなり良い。
好きな擬音語はモチモチ
モチモチした犬(コーギーとか柴犬とか)を飼ってモミモミしたい。そうゆう逆マッサージ店ほしい。
好きなシリーズだめだ思いつかない。
好きな先生が言ってた。美味しいと感じる時に美味しいものは食べなきゃって。
今は書いてもあんまり美味しくない。だから書かない。
今日はこのままぬくぬくして寝よう
物が床に落ちる。
階段を転げ落ちていく。
涙が頬から伝い落ちる。
落ちる物体には色々あれど、落ちた物はガリレオやニュートンが発見した法則に基づき(?)、地球の中心部に向かって引っ張られていく。
だから、落ちた物は大抵床や足元なんかに叩きつけられて留まることになる。
でも、この法則がもし、反転していたら?
落ちた物が地球の中心ではなく宇宙に向かって引っ張られることになったら?
きっと、『落とし物コーナー』の概念が世の中から無くなっていたことだろう。
だって、落とし物は大気圏で焼滅するだろうから。
今日は卒業式。皆緊張している。不安な気持ちのまま卒業式が始まった。卒業式修了後、皆写真撮ってたり話してたりしてた。私は友達と会えなくなって友達は他の人の所に行っしまうのではないかと、心配していた。その時、私の手のひらに何かが落ちた。桜の花びらだ。桜の花びらが私の手のひらに落ちて来たんだ。その時私は、なんだか桜の花びらが私と友達の人間関係を応援してくれてると思い心が晴れやかな穏やかないい気分になった。私は友達に最後の別れとして写真を撮った。そしてこう約束した。「また大学生になったらあの公園に来ようね。」と友達は「うん。また会おうね。」と約束できた。これからの高校生活楽しみだ。またあの友達と会えると約束して私は高校生活を楽しく送っている。
いつになったら、治るんだろう。
いつになったら、ありなは外に出られるんだろう。
ありながここに入って…8年、だっけ。小学校、丸々つぶれちゃった。
小学校って、どんなことをしたんだろう?授業って、どんなことをするんだろう?給食って、ありなの食べてるご飯と違ってたりする?
お薬飲めばありなはよくなるって、先生もママも言ってたから。お薬飲めばありなはお外にいけるって、先生もパパも言ってたから。お薬飲んだ後の気持ち悪いの我慢して、ありな頑張ってたのに。
お部屋のテレビの探偵さん。今日も探偵さんはカッコイイね。ありな、苦しくても、探偵さんに会うためにがんばってるよ。
……へぇ。倒れてた女の人は、お薬たくさん飲んじゃったんだ。
お薬たくさん飲んで、苦しくなかったのかな?気持ち悪くなかったのかな?…苦しそうな顔には、見えなかったけどなぁ…。
探偵さん、今日もカッコよかったなぁ。元気になったら、ありな 絶対探偵さんになろ!
お部屋がぽかぽかで、なんだか、眠くなっちゃった。
なんだか、とってもきもちいい。
探偵さん、またあおうね。おやすみなさい。
(『死期折々』番外―仔猫ノ生前記憶―)
落ちていく
足が滑った、穴に落ちた。長い、とても長い。ずっとずっと落ちていく。私はいつまで落ちているのだろうか、もう死ぬ覚悟はできている。落ちてから30分、まだ落ちている。。。
あれ、、、、、、
なんだか明るくなってきた、、、、、、
そうか、、、この穴は、、、「恋」というなの穴だ、、、
私は「恋」に落ちたんだ、。
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解説
足が滑った⇒男/女とすれちがった。
穴に落ちた⇒一目惚れ/恋に落ちた。
長い⇒その場に固まっている。
死ぬ覚悟はできている⇒告白する決意がある。
落ちてから30分⇒(自分の中では)30分も動けていない
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「私」は男かもしれない、だが、女かもしれない。。。
何処か、深い場所に
落ちていく
戻れなくなる
落ちるの反対は
上がるじゃないから
彼処に帰る事はない
『スマホの中の世界は
かなり不思議な場所だ』
あの子は、
いとも容易く
そう、言い放った
スマホに触った事がないと言うあの子は
流行りの物を知らなかった
『草』ってどういう意味か分かる?
冗談混じりに聞いてみた
すると、あの子は
…意味?
ネガティブな言葉かなぁ
貶す感じの…
そう言った
…。
あの子は
変わった子だったから
『あの世界』の可笑しさに
直ぐに気づいたみたい
あの子が落ちる事は
無いのかもね
今のところは…
「落ちていく」
私の見る夢は
悪夢が多い
だから寝るのは
好きじゃない
過去の追体験を
ひたすら一晩中...
汗をかいて目覚める時もある
泣きながら目覚める時もある
叫びながら目覚める時もある
あぁ...
今日も眠剤飲んで
地獄の世界へと落ちていく