『花畑』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
花畑
私にとっての
花畑は
やっぱりレンゲ草。
小さい頃
春になると
友達と摘みに行ってたなぁ。
この時に花大好きに
なってたら
もう少し華やかな
生活だったかも?
助けを求めても誰も答えてくれない
結局自分で解決しなきゃいけない
分かってる
本当に間違えてないか決めるのは自分だけど
意見聞きたい時に誰も居ないのが辛い
どんなにたくさん咲いていようと
一瞬で見つけられる花がある.
#花畑
最近まで綺麗な花がたくさんあった。
花畑が最近少しずつ枯れていく。
薔薇のように
向日葵のように
人並外れて輝いてはいないけれど
誰かを救うことは出来ないけれど
雑草みたいに、引っこ抜かれたくはない
そろそろコスモス畑の時期になったなぁ。
かくとだにえやはいぶきのさしも草
さしも知らじな燃ゆる想いを
藤原実方朝臣
────こんなに思っているのに、
あなたは知らないのでしょうね。
伊吹のもぐさのように燃える私のこの恋を。
#花畑
凄く興味ある訳では無いのにとんでもなく惹き付けられる力をお持ちの方々
素敵…が似合う方々
わたしはバラとひまわりがお好きかな
花畑、綺麗だよね、お空にありそう、
貴方が死ぬのならば
私も
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しぬ
Be water my friend!
ブルース・リーはこう言う。
なるほど
つまり、自分に固執したり
変化をおそれることなく受け入れ
自由に柔軟であれ。
優しくもあり、激しくもあれ。
ということですね。
匠塾
花畑を想像すると必ず出てくる花がある。
ひまわりだ。
私はひまわりが好きだ。人間っぽいから。
ひまわりは太陽が動けば動く方に向く。
しかもそこに咲いてるひまわり全て。
それは、人間の集団行動を意識させる。
人間味のある花なのだ、ひまわりは。
でも、それ以上にひまわりの好きな理由は、
あの何色にも染まらない、染めきった黄色だ。
昔はよく行った花畑
無邪気なあの頃はこの世に色があって
草の匂い花の匂い空の匂いすべてが好きだった
お姫様になれると思ったあの頃
今の自分はなれているんだろうか
«花畑»
花が好きかと聞かれたら、そうでも無いと答えるだろう。
上手く育てられる自信が無いから。
貰ったところで眺めて楽しむ以外の用途が無いから。
でも、いちめんに広がる花は好きだ。
この花畑を、自分が管理する訳でもないし、
楽しみたい時だけ楽しめばいいし、
いま、となりにあなたが居てくれるから。
花畑。あんまり行ったことないなぁ。
花は好きです。一番は?って聞かれたらすずらんが好き。
花の形も、
白い花の色も、
すずらんっていう響きも、
鈴蘭っていう漢字の綺麗さも、
月影草っていう神秘的な別名も、
純粋っていう花言葉も、
実は毒があるっていうただで終わらん感じも、全部好き。
[花畑]
花の色なんて楽しむ余裕もない日々を送っている。
だけど、「あの頃は、実は、平和だったんだ」とふと思い出した。
子供の頃、お花畑でたくさん遊んでいた。
植物の観察をしたり、押し花を作ったり、走り回ったりしていた。
実家の庭でもガーデニングをしていた。
あの頃は、実は平和だったんだ。
それがいつからか、家庭不和や学校のトラブルや雑多な雰囲気に染まっていき、そのまま大人になってしまった。
世界がダークで、冷たくて、敵が多くて、不平不満に満ちたものに見えるようになった。
本当は、最初から、苦しむ必要なんてなかったのに。
本当は、何もトラブルを起こす必要なんてなかったのに。
体調不良を起こしてでも頑張る必要なんて、どこにもなかったのに。
何かを怖がる必要も、誰かを恐れる必要もどこにもなかったのに。
なんでこんな大人になってしまったんだろう?
もうやめよう?
世界は本当は優しく美しくできているはずなのに、自分で壊してしまった...?
もうやめよう....
いつもあなたの事を考えてばかり
今も「花畑」って言葉で
あなたと花畑に行った夢見たなー
なんて思ってたりする
こんなにも忘れられなくて
悩まなきゃいけないなら
頭の中がほんとにお花畑になっちゃえばいいのに
花畑に横たわる。
草花が背中を触る。
手のひらに太陽が映る。
風が頬を撫でる。
目を細める。
自然を想う。
“花畑”
私の脳内花畑
一面緑の草原に立っていた。
小さな丘の上に白いイスがひとつ
君が座っていた
私も君も目を合わせて悲しく笑っていた。
風が優しく。でも、静かに吹いていた。
私たちの感情のように。
それから君はこっちを見ず
ただ同じ景色の並ぶ草原を眺めていた。
私はただ君を見ていた。
遠くを見つめる懐かしい君の横顔を
夢だと分かっていた。
それでも目に焼き付けたかった。
忘れないように。
いつの間にか草原が花畑になる。
てんとう虫がすぐ下の花に止まり、上を目指す。
てっぺんに着くとまた飛んだ。
それを見届けたあと彼の方を見ると
彼はもう居なかった。
それからてんとう虫を見る度に思う。
君はてんとう虫になったんだと。
君が好きだった花、
お前が好きだった花、
あいつが好きだった花、
それぞれ想いを込めて植えている。
まるで花畑。
そして今、
あなたのために、
あなたの好きな紫陽花を用意した。
花たちは、
何故かどれも真っ赤に染まる。
赤い絨毯のよう。
僕はあなたにキスを落とす。
血の気の無い氷のような唇。
栄養が根に届きやすいように
僕はあなたの腹を切り裂く。
そして紫陽花の根を、
剥き出しになった腑に絡ませ、植える。
さようなら。
でも、
これで君は永遠に僕のもの。
好きな花と一緒になって
みんな僕の側に居る。
まるで花畑。僕のための花畑。
#花畑