胸の鼓動』の作文集

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胸の鼓動』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど

9/8/2022, 2:37:53 PM

耳を赤くして、眼鏡の奥に一瞬見えた瞳は誰かを思って弧を描いていた。

あんな風に目尻を下げる彼を、頬を染める彼を、見たことが無かった。

彼をあそこまで蕩けた顔にさせる女がいるのだと言う事実に胸が張り裂けんばかりの痛みを覚えた。

ドクドクドク。
不協和音のような、不安定な気持ち悪さが、不安や苛立ちを餌に全身にじんわりと侵食する。

初めて。
コレが嫉妬なんだ…

胸を締め付ける様な、
喉の奥から絞られる様な、
ぎゅぅぅっと息が詰まる苦しさを初めて感じて、
ポロっと涙が落ちた。



#胸の鼓動

9/8/2022, 2:37:25 PM

胸の鼓動

胸が高鳴るような、興奮、ドキドキした高鳴りではない。
不安や緊張、怒られたりした時のあの胸の鼓動。
苦しくて、今にも張り裂けそうな。
もうしないようにと気をつけていてもやってしまう。
ダメな人間だけどそれでも鼓動は止まらない。

9/8/2022, 2:21:26 PM

泣く子じゃなかった

とくとくとく……生まれて一度も止まったことのない心臓。
――――
苦しい。
涙がぼろぼろ出てくる。
いつもより激しく心臓が動いてるように思う。
夜の泣く時間。
今まではそんなに泣く子ではなかったのに。

<胸の鼓動>

9/8/2022, 2:15:09 PM

―胸の鼓動―

最近、身体がおかしくなった
急に動悸がすることが屡々ある
身体中が震えて、息が切れて、
この前は過呼吸も起こした
流石におかしいなと思って
ずっと、考えていた
そんなとき、私に助言をくれた人がいた
名前は覚えてない
けど、妖しげなお婆さんだった気がする
ともかく、その人は
こう言った
「そういう時はね、
首をぐーっと抑えておくといいんだよ
苦しくなって、
耐えられなくなるくらいまでね
そしたら、胸の鼓動も止まるから
お嬢ちゃんは強いだからね
短く済むと思うよ」
「可哀想に
早く終わればいいねぇ」
私は感心した
嗚呼
なぁんだ、そんなことか
すごく簡単なことだ
私は思わず笑みを零した
嬉しくなって、早速言う通りにしてみた
最初の方は、何も感じなかった
ただ息苦しかった
すると
『なに…こ、れ…ッ!』
徐々に喉が熱くなっていった
咳が止まらない
咳をすればするほど苦しくなる
視界の隅に涙が溜まる
聞こえる音が遠くなっていき
視界も酷く霞んでいった
やがて私は倒れた
意識が終わってしまう頃、
私の耳に残った声が響いた
―«短く済むと思うよ»―
―«早く終わればいいねぇ»―
段々と降りていく瞼の裏側に
どこかで見たお婆さんがいたような…

9/8/2022, 2:03:44 PM

隣で寝ているあなたから

トクトクと優しい音がする

さっきまで落ち込んでいた

私を慰めるように

穏やかで心地のいい音が

耳を支配する






[胸の鼓動]

9/8/2022, 1:58:59 PM

胸の鼓動

体育祭の練習を放課後にした。
体育祭練習を初めてした日一目惚れをした。2つ上の先輩に
今日も見れるかな、
なんて思いながらダンスの練習をしていた。
先輩がいた。
放課後誰にも気付かれないように
静かに
私の胸の鼓動が鳴り響いた。

青春の1ページをめくった。

9/8/2022, 1:57:08 PM

自分の生に背を向けて
あなたを心ない言葉で
悲しませた日もありました
幼すぎるたましいで

ひとり泣きながら
時計の針の音に
心臓の動きを重ね合わせ
たしかめていました

この脈打つ鼓動は
あれから一度も止まってはいません
どんなに抵抗しても
鼓動は鳴り止むことなく
わたしを生かし続けてきたのです

胸の音に耳を寄せ
それを抱きしめ愛おしみ
ともに生き抜く覚悟をもって

この鼓動
強い力
わたしを離さない
生命の脈動


#胸の鼓動

9/8/2022, 1:47:06 PM

胸の鼓動


私は話題作りのために好きな人がいた。
でも本当に好きかと言われると好きじゃなかった。

私は好きという感情を経験したことがない。
私は多分同性が好きだと思う。
でもこれも確信はない。
そもそも人を好きになれるのかが不安になる。

胸の鼓動はまだ鳴ってない。

9/8/2022, 1:43:28 PM

まるで胸にも
お腹にも
手首にも
膝にも
心臓があるかのように、
体の中で心音が轟く。

貴方は平然としてるけど。
私は貴方が居たらこんなにもしどろもどろなんだよ。


「胸の鼓動」

9/8/2022, 1:28:23 PM

私がどんなに歩幅を合わせてても

先生が話しかけるのは

私じゃないあの子なんだね

9/8/2022, 1:27:26 PM

胸の鼓動と聞いて、青春のドキドキと階段昇降でのドキドキが浮かんだ私はミドルエイジです。

めちゃくちゃ若い時は、いつも全力疾走で筋トレだってガンガンやって、昨日2時間寝たから良いかーだったんですよ。ミドルエイジにもなると、小走りでも呼吸の回復までどれくらいかかるかしら?と逆算したり、6時間以上寝ないと自分が使い物にならないと睡眠を命になりました。

何が言いたいか忘れましたが、胸のドキドキが止まらなかったら取り敢えず医者に行こうと思います。

9/8/2022, 1:23:39 PM

胸の鼓動。


忙しい。


ちょっと走っただけでも、強くなる。

ちょっと怖くなっても。

すごく緊張しても。

焦っても。


自分の音で、周りの音が聞こえなくなるくらい。

いい意味で、早くなることが少ないから。
あんまりドキドキしたくない。

9/8/2022, 12:56:10 PM

胸の鼓動…と聞いて真っ先に思い浮かぶのが恋や生ではなく「発表の緊張」なあたり、私は一生恋愛なんてできないだろうなぁと思う。
別段したいわけでもないけれど。……いや、言い訳がましくなったが本当だ。

私は緊張が嫌いだ…。あれは焦燥感によく似ている。行きたくもない学校に急ぐのが嫌だからと毎朝早く行っていたぐらい、焦燥感が嫌いだから、つまり緊張は嫌いだ。

どくどくとうるさい胸は落ち着かない。
やらなきゃいけないとさらに焦る。
終わったあともしばらくうるさいのだってウザったい。
すぅと息を吸ってふぅう、と不安定に吐く。何回やらないといけないといけないのだと少し苛立つ心もある。

だけど、緊張は心地いい達成感を連れてくる。
じわじわと染みてくる、親愛などよりは熱く、勝利の喜びよりは少しだけ大人びた味の達成感。

あれは…あの達成感は…そうだな。嫌いじゃあないかもしれない。
緊張は、まだ嫌いだけれど…うん、頭ごなしに嫌うことはないかも…しれない。少なくとも、あの達成感を忘れない限り。

9/8/2022, 12:55:57 PM

胸の鼓動

ドキドキ。
人前で話すとき、ドキドキするんだよな。
なぜなら上手く話せないから。
しどろもどろになるから。
どうしてらいいのか毎日悩んでる。
本読んだり、ユーチューブみたりして
試してるけど、どうにもならない。
どうしたらいいか、教えて下さい。

9/8/2022, 12:53:35 PM

私はこの時がすき。
君と歩く夕方の通学路
雑談をして笑いながらのんびり歩く時間
目が合うと少しドキドキして落ち着かない
いっその事君への気持ちを伝えようか
もしこの関係でいられなくなったら…いや、このままでもいい…
だってこの時間が好きだから。
将来、別々の道へ進みあなたは私のことを忘れてしまうかもしれないけど…

…少し遠回りして帰ろう

9/8/2022, 12:50:36 PM

風に揺れる髪を見つけるたび

手が触れるたび

私の胸は大きく跳ねる

その知性を湛えたな切れ長の瞳も

目的に向かうひたむきな姿勢も

その全てが私の心を掴んで離さない

嗚呼、もしあなたが真にここに居たのなら

私はきっと、貴方の手を掴んで離さないのに


『胸の鼓動』

9/8/2022, 12:49:46 PM

突如、絹を裂くような女の悲鳴が響いた。
悲鳴のする方に目をやれば、富豪の身体が傾いで倒れていた。
口元には赤いワインが溢れていたかと思いきや、それは彼の血液だった。
手にしていたワイングラスは割れカーペットに染みを作っていた。
富豪の胸の鼓動が止まっていたのは誰の目にも明らかだった。

彼は一代で富を為す人間であればこそ、その過程で誰かの恨みを買うこともあっただろう。
だが、その恨みを表に出すことなく彼に近付いた者がいる。警戒心の強かった富豪へ毒を飲ませることができるほど親しい間柄となった人間が。
彼と親しくしていた人間はざっと7人。この中に真犯人がいたとして、我々はそれを突き止めることができるだろうか?
7人それぞれが猜疑の目で周りを見
渡した。
(Q.真犯人は誰だ?)
(A.誰かが考える物語)




お題:胸の鼓動

9/8/2022, 12:38:49 PM

貴方に恋をした
それ以来、胸の鼓動はとても高鳴り
毎日が眩しくきらめいて仕方ないのだ
そんな中、遂に私は貴方に胸の内を明かした。
いつも高鳴っていた胸の鼓動は最高潮に達し
今にも破裂しそうである。
そして、貴方は一息吸ってから
その口から出した声で
私の心臓に真っ直ぐ止めを突き刺した。
その時、私の胸の鼓動は
一瞬止まった。
それは嬉しくてなのか、悲しくてなのかは
私達以外、誰も知る事はないだろう。

9/8/2022, 12:30:17 PM

他人は気付かない。
聴こえないから。感じることがないから。

自分は気付きたくない。
嫌でもわかるから。

焦り、緊張、動揺、歓喜。
この心臓は正直に、内から私に訴える。

他人にわかってしまったら、認めざるを得ない。

だから今日も私は、表情で戦う。
悟られないために。

胸の鼓動

9/8/2022, 12:26:17 PM

035【胸の鼓動】2022.09.08

ついに、ネタ切れです……

柳につばめは あなたにわたし
胸の振り子が鳴る鳴る 朝から今日も

お題を見てからずっと、サトウハチロー 作詞 / 服部良一 作曲のこの歌がアタマのなかでながれっぱなし。
生まれる前の歌なのに、懐メロ番組で聞いて、子どものときから大好きだった。

春に渡ってきた燕が餌を求めて飛び交う季節、梅雨入り前後のしっとりした空気のもとで、緑潤う柳の立ち並ぶ川岸を散歩しているハイカラな洋装のカップル、ってイメージかなぁ。
「胸の振り子」はきっと恋心のドキドキで、それが「朝から」もうすでにドキドキで、さらに、「今日も」ってダメ押しがくるなんて。もう毎日心臓、ドキドキしっぱなしじゃん。どんだけ初々しいんだか!

このおふたり、腕を組んで銀ブラ、とかしたことあるのかしら……キッスももしかして、これから、とか?
こんなに妄想の振り子がドキドキ胸で高鳴るのに、柳と燕という伝統的な取り合わせのおかげで、水墨画のように抑えのきいた簡素な筆遣いの映像が目に浮かぶのが、レトロチックでめちゃめちゃお洒落。

YouTube でさがして、ひさしぶりに聴いちゃおう、っかな。

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