『終点』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
人によって終点は違うと思う
夢が叶ったとき。不可能が実現できたとき。
大切な人に看取られたとき。人それぞれで良いと思う。だがその終点を迎えるには努力が必要だ。
努力をしなければ夢は叶わない。努力をしなければ不可能は実現しない。努力しなければ大切な人はできないし看取られもしない。人生は努力の積み重ねだ。私は努力をしない天才より努力をする凡人のほうが人としてできていると思う。だから私は終点を迎えるために努力をする。
2023.08.10#5
#終点
終点~終点~
はじまりの駅
終点
つい、うたた寝をしてしまっていたらしい
気が付くと終点の駅に着いていた
家からは二駅隣の駅だ
そう考えると、
そんなに遠くないはずだけれど
すごく遠いところまで来てしまったよう
知らない土地の感覚に
心がざわめく
幸いにもまだ折り返しの電車がある
だけど、あえて駅を出た
うたた寝のせいか、思ったより元気だ
これも何かの縁
ちょっとした夜の冒険をしてみても
問題はないだろう
私が名前を書く時は、『.』をつける。
英語のピリオドみたいな感じ。
私の名前の画数は最悪らしい。
人生の旅半ばにして全てを失うって言われた。
それが、占い師だったり、姓名判断の本だったり…。
なんでそんな名前にしたんだ!
と、母に詰め寄ったら、
「産まれる前に決めてた名前があったんだけど、生まれたあなたの顔を見て、コレだ!って思っちゃったの」
と、ただの産後ハイで決まったらしい私の名前。
画数が悪いからで名前を変えるとかできないよねぇ?
どうしたもんかと考えていたら、戸籍は変えずに普段に名前を書く時に一画、減らすか増やすかしたらいいと聞いたから、簡単に点をつけるようにした。
知ってか知らずか、私の父も画数が同じ。
父、50代にして母と離婚し、私は母方についた。
父とは、しばらくは連絡をとっていたものの、父の故郷である、日本の隅っこにある島に帰ったと聞いてからはとんと連絡を取らなくなった。
だから、今の父の暮らしぶりはわからない。
全て失ったのか、家族を失っただけなのか。
私と同じ画数の父と、私は同じ人生を歩むのか。
名前の最後に点一つ付けただけで人生変わるもんか。
と思うし、
画数だけでなく、私は父の血を受け継いでるから似たような人生になる気がするし。
そもそも画数なんてアテにならないかも。
有象無象と考える。
そう言うのも何かの因果、私は熟年離婚を画策し、子供達が巣立ってからが私の人生の始まりって思ってる。
そうしたら、氏が変わるかもしれない。
人生丸ごとひっくり返るかもしれない。
全てを失うかもしれない。
人生の旅半ばに全てなくなっても、終点はどうかわからないじゃない?
鉄道には終点がある。お客を乗せて目的地まで乗せていく。小説も終点がある。いろんな終点の種類がある。人生にも終点はあるかもしれないが自分から終点してはダメ。どんな困難苦難にも負けずに。きっと生きてればいい事あるよ。
好きな物は、とことん好き
だけどいつかそれが、ろうそくが消えちゃうかのように、興味も薄れていく。
だから好きになるのが、とても怖かった。
君が好きな思いも、いつか消えちゃうのかなって
君への愛は本当の愛なのかなって思っちゃって
好きな君を無理矢理嫌いにした。
君も傷つく前に捨てちゃうなら今だよ?
こんな私を好きになってくれてありがとね
さよなら、ちゃーんと愛してくれる人の元で幸せになるんだよ
バイバイ
終電で僕は旅立つ
行き先は終点だ
もう家には帰れない
いつの間にか寝ちゃってた。
目を開けると、吊り革をにぎって立っている、
私と同じ高校の生徒たち。
よかった。まだ着いてないみたい。
しばらくぼーっとしていると、私の前に座っている学生が
ボタンを押した。
次、止まります
また今日もここで降りるのか。
なんとなくまだ乗っていたい。
終点の景色を見てみたい。
この体験は
人生の中の1ページに過ぎない
って言った?
そうだな…
この人生自体が
永遠という物語の中の
1ページなんだよね
〜終点…?〜
この星で
人生をくり返してきた僕達
そういう僕達にとって
終わりはない
終点…?
の意味が
わかってもらえたかな
そして
元いた世界でも同じ
人生の終わりとは
卒業なんだ
その人生で学ぶことが終わって
次のレベルにあがる卒業
だから皆にお祝いされるんだ
目指すは終点
電車に揺られて
ガタゴトと
その先また乗り換えて
人生も同じだな
なんて考えたりもして
ガタゴトガタゴト
揺られて
たどり着いたそこは
折り返しの
スタート地点
(2023.08.10/終点)
人生には必ず終点がある
すぐ近くに終点がある人や
物凄く遠いい所に終点がある人も居る
私だったら、本当は遠くの所にあるはずの終点が他人によって近くに持って来させられ終点に着くだだろう、、、
「こっちには、銃があるんだぞ!!早く金持って来い!!」
「分かってます、落ち着いて下さい!!」
「うるせえぇ!!」
パンッ、、、
「うぅッ、、、」
キャァァァ
「(あぁ、、、もっと生きたかったな、、、)ポロポロ」
この様に、、、
自分の終点は誰が見るの
私は、あなたの終点を見届けた
私は、どうするの
終点は、突然現れることを知った
人生どこで終わるかわからない
今を大事に生きて、どこかで終わってしまう時に後悔のないように毎日を過ごしたい
舞
でもどっかで…心のどこかで死にたいってまだ思ってる。
愛されたいって思ってる。
あなたは、私のこと愛してくれるよね?
約束したんだもんね。
親たちは私じゃなくて兄貴の方に行って。
人生の終点はまだ先の方かな。
でも私、性格悪くないから。
歪んでなんかいないよ?
ただ私は愛されたいだけ。褒められたいだけ。見て欲しいだけだから。
そして、幸せな気持ちのまま死ぬことだけが私の望み。
たったそれだけ。
平日の朝。
今日も仕事があるくせに、
連絡もせず始発の電車に乗った。
ただつらいことから逃げたくて
仕事にもう触れなくていいのならば、
どこへだって行きたくなった。
電車に乗らず飛び降りれば良かったのではないか。
そうすれば、私たち人間なんか直ぐに死ねる。
会社に行かなくたって済む。
何も損なんかない。
私のクソな人生やめてしまおう。
最期に
今日、たくさん色んなところに行こう
人にやさしくするのをやめよう
偽善者だった私をさらけ出そう。
今日の電車が終点に着き、また明日。
私の人生も、終点を迎える。
『終点』
終わりと始まりを告げる時計
蛇の座してら
針の上
お題:終点
僕の長く追いかけてきた夢は終点へと向かっていった
僕はある日胃がんになって余命宣告もされた。
絶対に叶えたかった。
でもしょうがない。
僕の人生はもうすぐで終点を迎える。
ありがとう。そしてさよなら。僕の短い人生。
終点
この世に終点があるならば何を持って終点なのだろうか
なくなったときに、その人の評価が決まると思っている
だから、生きてる間に終点なんてないのだろう
亡くなったときに周りがちゃんと活かしてくだされば
それで、いいと思う
閑話休題
もし、無くなることが終点ならば
人は誰かの影響を与えることを
少なからずできるので
今、ここに生きているのは
何年も前の先祖や関わった人たちの結晶であって
その中の一部として、これからも続くわけで
この場合は、終点ってないんじゃないんだろうか?
といつも思う
言いたいことは
皆が思っている以上に貴方は周りに影響与えてるし
貴方が思ってる以上に周りに影響しないということだ
どこまでゆこうか
はじまりのおわり
どこまでもゆこう
ゆらりとゆられて
キミといっしょに
どこまでつづくか
おわらないおわり
ぐるりとまわるよ
おわりははじまり
いつまでもとわに
『終点』
題:終点
あなたの終点はいつかな。
私の終点はいつかな。
明日だったらどーする?
明後日かも。
終点はねー、
自分で決めちゃダメだからね。
神様に任せよ。
自分で決めちゃダメって言うか
自分で決められないの。
だから一日一日悔いのないように生きないとダメなの。
今日は頑張ったって思えればそれでいい。
今日は楽しかったって思えればそれでいい。
今日は辛かったって思っちゃった日はさ、
美味しいもの沢山食べなね。
自分が楽しかったって思える日に変えるために、
自分にたくさんのご褒美をあげてね。
今際の際で、終着駅を見た。
電車には、私の他には誰も乗っていなかった。
友人の顔を思い浮かべるが、泡となって消えた。
結局のところ、友人には世話になってばかりだったと思う。
彼らがいなければ、私は今ここに座っていないだろうから。
「⬛︎⬛︎では、十五分の停車です。換気のためにドアを開けさせていただきます。接続電車は⬛︎⬛︎行き、十二時十三分の出発になります」
今になって思えば、幸せな人生だったと思う。
病気がちな日が続いた、だが、それは永遠に続かなかった。
空を見上げる。
夕焼けがなかった。あの赤い空が見たかったのに、それは永遠に訪れなかった。
どこかで、終末のサイレンが鳴った。
世界の終わりとは、かくもあっけないものなのだろうか。
沢山の命が、空に上がっていくのを見た。
だが、誰もが苦しみから、解放された顔をしていた。
友よ、そちらは無事ですか。いまだ、忙しないですか。皆、無邪気な顔をしているのが、不思議でならないのです。
青い鳥の様に、幸せを見つけられればいいのですが。
そういえば、残してきた遺書に、友人のことを一言も書かなかったな、と思い出した。
どこまでも、不義理な男だったな。私は。