『突然の君の訪問。』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
突然の君の訪問
この一週間、何だかやる気が出ない
身体がだるい
そんな日々に突然の君の訪問·····
私は焦った
顔が火照り、よく分からない汗が吹き出してくる
どうしよう·····
一旦、落ち着こう
よく考えてみるんだ
あっ·····、そうかそうだったのか
君だったのか!
突然の訪問の正体は
更年期君、君だったのか
今日のお題 突然の君の訪問
長く長く待ち続けた思い。
いったいいつになったら連絡をくれるのだろう。
待ちくたびれて。
最後に見せた、その目は、いったい何を言いたかったのか
君の思いを感じるのに
君はいつも、他の誰かと一緒だった。
それが誠実さなの?
たくさんの疑問が頭をよぎった。
それが君の愛情なの?
他の誰かといながら、誰かを愛せるの?
他の誰かの言いなりになって、誰かを愛せるの?
君の突然の訪問は、言い訳がしたいから?
君の突然の訪問は、許しを請うため?
君の突然の訪問は、別れの挨拶のため?
君は他の誰かを愛してはいないし、その人は俺に嫉妬してる。
他の誰かは嫉妬をしながら友情なのか、愛情なのかわからない感情で君を縛り上げた。君を束縛した。あなたはそこから逃げ出そうとはしなかった。
俺からはカゴに入った鳥に見えた。
人様のものは取り上げられない、と俺はそこから立ち去った。
誰かに誠実に生きることは、誰かを裏切らなきゃいけないこともあるようだ。
他の誰かの信頼を失わないようにすると、他の誰かを傷つけても見ないふりをせざるを得ないこともあるんだなって思った。
長く築き上げた歪な関係性。俺が見ないふりをして立ち去ることを選んだ。
2人の思いは確かにあったのに、宙ぶらりんのまま愛は色褪せっていった。
君の突然の訪問は、言い訳をしたいから?
君の突然の訪問は、許しを請うため?
君の突然の訪問は、別れの挨拶のため?
それとも、一度見失った愛を
もう一度、咲かせたいため?
望みは咲くのかな?
望みは、色褪せて枯れてしまうのかな
咲かすも、咲かせないもあなたの自由です。
その言葉は、とてもずるいと思うよ。
突然の君の訪問
あの頃はウザかった
でも今は寂しい
突然の君の訪問 がないから。
突然の君の訪問。
「やっほー、久しぶり」
「は?」
俺の家のインターホンが鳴り玄関のドアを開けると目の前には親友がいた
夕日が眩しかったから見間違いか?と何度も目を擦った
しかし彼は間違いなく目の前にいた
「ぶっ、はははは!これだよこれ!この反応が見たかったんだ」
目の前の奴は腹をかかえて爆笑している
10年振りの再会だというのに全く感動しなかった
むしろ勝手に引っ越した野郎がなんで今さら戻って来たんだという怒りが強かった
「用件はそれだけか?」
「そ、そんな怖い顔すんなよ〜用件はまだあるしぃ」
「さっさと言え」
俺はこいつを睨んだ
するとこいつの雰囲気が急に変わった
詳しく言うと、さっきまでのイライラするおちゃらけた感じがなくなり真剣な感じになった
「急に引っ越しちゃってごめん、久しぶりに会って話がしたかったんだ」
「……そうか、ならお前がなんで俺に何も言わずに引っ越したのか聞かせろ、ゆっくりでいいからな」
「え?何その笑顔怖...ってやめろ、やめてくれ!服を掴むな伸びる!!」
俺は必死に抵抗する親友を捕まえ家の中に引きずりこみ、ゆっくりと話を聞かせてもらうことにした
『突然の君の訪問』
久しぶり
なんか会いたくなったから来たわ
お菓子持ってきたから食べよう
ちょっと聞いてほしいんだけどさ
最近さ、こんな事があってね
そう言いながらお菓子の封を開ける。
君はいつも急だね
彼はニコッと笑った。
来るって言ってくれたら
お茶用意してお菓子用意したのに
来るって言ってくれたら
ちゃんとした服に着替えたのに
来るって言ってくれたら
薄化粧くらいしたのに
来るって言ってくれたら
早く会えるように私も外に出たのに
そんなことバッと思い浮かんで
顔見たらバッと忘れた
来てくれてありがとう。
//突然の君の訪問
つくつくぼうしが鳴き始めてしばらく経つ頃。
日が昇るのが、少し。少しだけ遅くなり、日が沈むのが少し。少しだけ遅くなる頃。
残暑は、すこぶる厳しいが、空の色が薄くなり、そして高くなって来たな……と、ぼんやり見上げた。
「よぉ。DVDをレンタルしてきた。--一緒に見よう」
ちょっと待て。何年ぶり?いや、何十年ぶりで会う友達に言うセリフがそれか? 想いとは裏腹に、出てきた言葉は「何の映画?」だった。
しょうがねぇ……観ようか。嫌いな映画じゃないし。
何年、十数年。はたまた何十年ぶりに会おうが
トモダチはトモダチ。
昨日、会ったばかりじゃん。って、
さっき会ったばかりじゃん。って。
そんな感覚で会える、そんな感覚で話が始まる。
進む。
「親友」って、たぶんそんな感じ。
きっと。
突然、やって来て
「借りて来たから。このDVD」
って言われても。
だけどそんなもん、
でしょう?
_________________________
連絡もなしにホワイトデーの次の日に来たきみ。
“当日に来れなくてごめん”
そう言って会いに来てくれたね。
あまりにも突然であの時、可愛い格好も出来ないまま
きみと会ったの未だに覚えてる。
だからあの日から私ね、朝起きたらちゃんと
外に出ない日でも髪を綺麗に整えたりしてるの。
ばかみたいだね。
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Theme:突然の君の訪問
【突然の君の訪問】
もう来たの……?
ゆっくり来てくれても良かったのに……。
大変だったね。お疲れ様。
僕の目に映る君は、あのころの君と全く変わらなかった。
僕にはわかるよ。だって君の親友だから。
心なしか、悲しそうな目をしていた。
おかえり。思い出話、沢山聞かせてね。
【31,お題:突然の君の訪問】
ドダドダドダッッッッ!!!!!!!
...今ものすごい音が聞こえた気がする。...気のせいだよな、きっとそうだそう思うことにしy((
ズッシャンドシャンズドドガガガアァァァンンン!!!!!!!
うん、気のせいじゃないなこれ!
手にあった本を机に戻し、急いで地下への階段を3段飛ばしで駆け降りる
なんか、すでに焦げ臭い気がするが...
「おい類!今度は何を爆破した!」
言いながらドアを開け放つ
めちゃくちゃに散乱した機材の真ん中に、煤にまみれた顔がひょっこりと覗いた
「やあ遥くん!今日も実験日和だね!」
「地下室まっ黒こげにしてなに言ってんだよ...」
床だけじゃなく、壁にも天井にも煤が...しかも前より傷が増えてるな
そのうち類に建物ごと壊されそうだ
「まあまあ、そんな難しい顔しないで。今日は良い日になるよ、僕にも君にとってもね」
「良い日?」
「そろそろかな?、3...2...1...」
「うっ!?何でこんなに焦げ臭いんだ...?」
「ゼロ」の声と同時にもう1人の声が重なった。上の階からだ
地下から1階に戻ると、漂う焦げ臭い匂いに鼻を覆っている訪問者がいた。
「駿!?」
あまりに突然の訪問に、何事かと身構えてしまう
「...そんなに構えなくても何もないから安心しろ」
「やあ駿くん、君からなんて珍しいじゃないか」
類が階段を上がってくる
...部屋は片付けたんだろうな?
「来たかったから来た、別に特段用事もない」
「そうかい、じゃあ久しぶりに3人で出かけようじゃないか」
幼馴染みだった俺たち、中学を出てからはみんな疎遠になってしまって
なかなか会えない、会えても3人揃うことができない日々が続いていた
「良いなそれ、鞄とってくるから少し待っててくれ」
長らく使ってなかったショルダーバック、俺の誕生日に2人がくれたものだ
俺も、少し懐かしさを感じるほどには寂しかったんだろう
きつくなったベルトを少し緩めて肩にかけ、スマホと財布を突っ込んで外に飛び出す。
3人で昔そうしたように、横に並んで歩きながら。どこに行くかと話し合う
少年の頃に戻ったような感覚に、なんとなく安堵しながら
俺は石畳の上をほんの少しだけ、スキップしながら歩いた。
突然の君の訪問
えっえっ…どうしよう
なんで、君、突然くるの?
やだやだ
落ち着かない
パニック…
うれしいけど、
心の準備ができてないの
こわい
ふあん
ドキドキ
どうしよう
あなたが目の前にいる
夢?幻想?
それとも…
わたしの生活の中に突然現れたあなた
もともと居なかったのだから
いつまた旅立つとしても
元通りになるだけ
そう思っていたのに
あなたのいない未来を想像して
凍りついた 涙が溢れ出る
別れがつらく悲しいのは私のほう
もう元通りになんてならない
どうかどうか突然消えたりしないで
「突然の君の訪問。」
#206
※何時もより長めです
・発作、過呼吸表現アリ
・暗い
寂しい・辛い・苦しい・痛い・消えたい・死にたい
頭の中で様々な感情がぐるぐると渦巻く
呼吸がしづらくなって、静か過ぎる部屋に荒い呼吸音だけが響く
毛布を被っているはずなのに、身体は凍りつくような寒さに襲われている
定期的に来るこの発作、今回のは随分と酷かった
「カヒュ…ふっ…お、ちっ、け…はっ……カヒュッ…は、あぁ」
一向に収まらない。視界がぼやける、頭が痛い。
胸が苦しい、寒い、怖い。
怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い
あたまのがぐちゃぐちゃになって、もうわけがわからない
……もう…嫌だッ……
ガチャ
その時、遠くで、微かに物音が聞こえた
身体が震える
何かが来る
怖い
不安になって、毛布を握りしめる力が一層強くなる
けれどその不安も、一瞬で、消えることになる
「…落ち着け……大丈夫…大丈夫だからな…」
安心できる声、空気感、特有の暖かな温もり
「怖かったな…苦しかったな…遅くなってごめんな…」
優しい言葉を投げかけてくれている。
丸まっている背中を優しく撫でてくれている。
俺の近くに、いつもは生意気で、年上の俺に敬語が使えなくて、
その癖して、俺が不安になっている時、必ず手を差し伸べて、暗い谷底から引き上げてくれる
優しいあいつが来てくれていた。
さっきまであった寂しさも、不安も、怖さも、段々和らいでいって
あいつ近くにいる、総認識できるだけで、俺は酷く安心できたんだ
#突然の君の訪問
✳41作目
突然の君の訪問びっくりしたよ
何年振りだろう
君と会ってない間いろんな人に会ってきて、
「君も他の人も結局同じような感じ」
そう思っていたけど
今もう一度会って
君の大切さを思い出せたよ
『 突然の君の訪問。 』
マイバースデー
なにかがあってほしい。
友人や家族からのメッセージ。
温かい言葉がほしい。
本音を言うと10年以上経ったが
祝われたことあっただろうか。
とりあえずいつも通り笑顔を作る。
今日くらいいつもと違った世界をみたい。
少し冷たい空気。
嫌な記憶 辛い記憶、虚しい現実
今日は温かい言葉を聞きたい。
『 いや、いいや笑 』
まあ、いつものバースデー。
『 突然の君の訪問 』
いつかこんな日を夢みたい。
学校から無事帰宅。予定も何も無く、きみが教えてくれたすきな曲を聴きながら勉強に励んでいた。そんな時、通知がきた。「今いい所なのに、誰からだよ」と心の中で思いながら携帯の画面を付ける。そこにはきみからの1件の通知。恐る恐るDMへ飛ぶと、「暇だったから今そっち向かってる。」唐突すぎて心臓が止まるかと思った!!最近は誰も家に来る予定なんかなかったから、部屋も汚いはお茶菓子の準備もしていないもう急いで部屋を片付けてお茶菓子の準備、そして身だしなみチェックを終える頃、インターホンがなった。「急にごめんな!!」とインターホン越しからのきみの声。「きみの声聞くと安心するんだよね。」ずっと堪えていた心の声が勢いで漏れてしまった。するときみは、「何それ笑笑」とわたしが言ったことを冗談というように捉えたのか笑われた。本気なのに!!悔しい!!思わせ振りばっかり、わたしの身にもなってよ!!と思いながらもきみと遊んだ。きみが帰ったあと、また1件の通知。「今日は本当にありがとう。お茶菓子までごめんね。かわいかったよ。」と言ってくれた。だからきらいになれない。むしろすき。きみがすきな「君の恋人になりたい」とわたしがすきな「貴方の恋人になりたい」「底辺の恋」を聴きながらその後も眠りについた。
突然の君の訪問。
もうたえられない。
つらくてくるしい。あいたい。あいたいよ…
ガチャ
「え、なんで…」
「LINE見てなんか辛そうだなって思ってきたけど」
「……ありがと。」
「とりあえず材料買ってきたから夜食作るわ。待ってて。」
「うん。」
泣きそうになった。
彼が辛い時は私が絶対に助ける。
そう心に決めた。
『突然の君の訪問』
一人暮らしになってから1年。
もう1年か…
彼女は1年も帰ってこない。
どこへ行ってしまったのだろうか。
ご飯も毎日用意しているが、帰ってこない。
まったく、君は気まぐれだな。
でも君のそういうところが好きだ。
甘えてくるときもあるが、ツンツンしているときもある。
今日もご飯を用意して、外に置いた。
ミャァー
…!!
声がした方へ行くと、そこには彼女がいた。
突然帰ってきてどこ行ってたんだよみーこ。
お、飯食ってくれたんだな。
お帰り。可愛い可愛い俺の彼女みーこ。
ミャァー
期待はしていない。
だって、ずっとそうだったから。
期待したら、いけないんだって。
期待したら、裏切られるだけだって。
ずっと、ずっと、そうだったから。
なのに、どうして、なんだろうね?
君には、期待、しちゃうんだ。
しちゃいけないって、解っているのに。
どうしても、甘えちゃうんだ。
だからね、信じて、みようかなって、思ったんだ。
”突然の君の訪問”が、こんなにも怖いなんて思わなかった。
でも、期待させたんだから、期待した分の答えは、返してよね?
突然の君の訪問
突然の訪問
現実は突然に訪れた。
いいや、気づいていなかっただけで
確実に近づいていた。
いいや、気づいていないフリしたら
真実をさらけ出した。