『空を見上げて心に浮かんだこと』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
空を見上げて心に浮かんだこと
あの丘の向こうへ行けば
どんな景色が見えるだろう
限りない青、白い雲
夏がそこまで来ている
駆け上がろう
あの向こうの景色を
自分の足で見に行くんだ
空の青は待ってくれてる
辿り着いて、混じり合って
全てを青く染めてしまえばいい
そんなふうに思わせてくれる
やさしい青に出会えた
やっぱり駆け上がろう
さあ君も一緒に
『絵描きの心』
きれいな雲。鮮やかなグラデーション。どのブラシで描けばああなるのか。いや、ひとつひとつ手描きがいいか? でも手描きは面倒なんだよなぁ。
美しい入道雲、の一言でそれぞれの心に美しい入道雲を浮かべてもらえる文字は、なんと楽で、けれどなんと他人任せなことか。
でもそれがいい。
テーマ:空を見上げて心に浮かんだこと
空を見上げて心に浮かんだこと
ふと、見上げた空があまりにも美しかった。
薄い青色のキャンバスに広がる白い雲が形を変えながら流れていく。
頭で考えるよりも、心で感じるよりも先に、涙が勝手に出てきて、頬を伝う。
永遠なんてどこにもないのに、変わってしまうものばかりなのに、ただただ空が綺麗だから。永遠を信じてみたくて、手を伸ばす。
どうか、次に来る明日も、美しい日でありますように。
夢に飴を浮かべる
蝕みと獣
口の中で飼う蛆を鋭い歯で噛み砕く
蕩けるまで 何度も何度も何度も何度も
猛毒を耳に垂らして
気が狂うまで床に頭を打ちつける
昨日も今日も色がなかった
吐瀉物と艶やかに踊る
嘲るように 朽ち果てるように
何度も何度も何度も何度も何度も何度も ............
見上げだ空、近づいてきた雲は
私を優しくもなく、冷たくなく
まるで、何もなかったように包み込む。
久々に言葉をなくす。
だって、この雲たちは何も変わってない。
何も。
目を合わせたら思いきりの笑顔で微笑む。
知らないことは尋ねる。
嫌なら嫌だというし、好きだから
何も言わず側に笑っていてくれる
なんという生き物だろう、
なんて、真っ直ぐなんだろう。
感動して、心が動いた
すじ雲でも、鱗雲でも無く
雲自体を作る愛。
不思議な感覚。
個性だらけでバラバラで、でも一致団結してる
相変わらず、哀愁はない。
僕のこと、どう思ってるんだろう
久々に、うんうん聞いてなだめたりしている
優しいお天気は心地よい
最近、夕焼けを見なくなった。
…いや。見ていないの方が正しいのかもね。
帰り道、私はずっと下を見ている。
自分の影を見るために。
この時間帯が一番大きくはっきり見えるんだ。
そんな影を見るたびに、
私は存在していると実感する。
…でも、今日だけは真っ直ぐ前を向うと思う。
………。
久しぶり見たな。夕日。
こんなにも明るかったんだ。
そんな夕日を見るたびに、
私には影が無くなったと実感する。
ー空を見上げて心に浮かんだことー
快晴の空を見上げて心に思ったことは、天が抜けてる、ということだった。
宇宙まで遮るものがないから、太陽光があつい。
ここは現実なんだ。
夢でもなんでもない、
オレンジ色の空が広がっている。
【空を見上げて心に思ったこと】
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楽しみが増えた。
今まで悩みを抱えに抱え爆発した時のみ
電話してた。
だけど今度は違う。
ただ話すだけのために
声を聞くために
あなたと会話する。
空を見上げて心に浮かんだこと
宇宙って何度なの?
って話をしてて、
え?宇宙に温度ってないんだよね?
って言った時笑われたなぁ。
「空と星は多分確実にこのアプリのお題の常連だが、浮かべる系もなんだかんだで、3回目か……」
5月に「(前略)目を閉じると浮かんできたのはどんなお話?」、その前日は「(前略)その人のことを思い浮かべて(後略)」。それから今日の「空を見上げて(略)」。なかなか手ごわいのが重なった。某所在住物書きはため息を吐き、解決策を過去に求めた。
「『執筆者でも誰でも対象Aを置く』と、『Aが空を見た後、事柄Bを思い浮かべる』が満たされりゃ、今回のお題はぶっちゃけ、何でも書けるな」
実際その発想で、「ありがとう」を伝えたかった人のことを思い浮かべて書くお題で、感謝成分ゼロのハナシ書いたし。物書きは己の5月3日投稿分を確認しながら、数度頷き物語を組み始め……
――――――
快晴快風の昼の空、あるいは燃える夕暮れを見上げ、青やら白やら茜色やらに、何か思いを包んで綴る。
素直に読めばこの光景、少し捻くれてもこの設定。
そのことごとくを崩して捻って、変わり種を錬成したかっただけのおはなしです。
最近最近の都内某所、某稲荷神社敷地内の一軒家に、人間に化ける妙技を持つ化け狐の末裔が、家族で仲良く暮らしておりまして、
その内末っ子の子狐は、善き化け狐、偉大な御狐となるべく、人の世で不思議な不思議なお餅を売り歩き、徳を積んで修行の最中。
週に1回、ホオズキのあかりを担ぎ、不思議なおまじないやご利益をひと振りふた振りしたお餅を葛のカゴに入れ、たったひとりのお得意様のところへ、コンコン、営業にゆくのです。
末っ子子狐の一軒家も、森と木陰と土と水とで十分涼しくはありますが、お得意様のアパートは、文明の利器たるエアコンが絶賛稼働中。
道中どれだけ暑くたって、ゴールの室温26℃前後を思えば、ちっとも苦しくありません。
今日も1個200円、値段のわりに大きくて栄養満点、かつおまじない付きのお餅をカゴに詰め、しっかり人間に化けて、夜の東京を歩きます。
とてとてとて。街灯や照明の影響で、星の光の届きづらい夜空を見上げ、コンコン子狐は思い浮かべます。
雪国の小さな霊場に嫁いだお姉さん狐が言うには、向こうの空は星がぎっしり輝いて、氷か飴の粒を敷き詰めたように、キラキラ美しいのだそうです。
氷かぁ。かき氷お餅とかあれば面白そうだけど、どんなお餅になるのかな。
子狐はこっくりこっくり、悩みながら歩きました。
とてとてとて。高層建築建ち並び、見える範囲の限られる夜空を見上げ、コンコン子狐は思い浮かべます。
南国の古い拝所を見てきたお兄さん狐が言うには、向こうの空はさえぎる物が少なくて、どこまでも続いており、海と空が青と青でくっついているそうです。
青かぁ。ソーダお餅やラムネお餅があれば涼しそうだけど、きっと作ったら売る前に食べちゃうや。
子狐はじゅるりるり、味を想像しながら歩きました。
とてとてとて、ピンポンピンポン。
かき氷お餅にソーダお餅、ラムネお餅を思い浮かべながら、道中ついついスイカのアイスを買って食べてしまったコンコン子狐。ようやくお得意様が住む、アパートの一室にたどり着きました。
あんまり食べ物のことを思い浮かべてしまったので、
おとくいさん、こんばんは
といつも言ってる口上を、
「おとくいさん、いただきます!」
と、元気な声で、コンコン、言ってしまったとさ。
おしまい、おしまい。
飛行機の音がうるさくてふと空を見上げてみた。思った以上に青空が広がっており綺麗なひこうき雲があった。今日はいい日になりそうだ⋯
あの子との関係や将来の私。
「これからどうなるのか」と
ぽっかりと浮かぶ雲に問いかける。
気ままに流れる雲を羨ましく思いつつ、このまま死にたいと願った。
#空を見上げて浮かんだこと
『息徒然に(いきつれづれに)』
息徒然に、今日も生きて参ります。
転んで擦りむけた脚をぺたりと触り、
少しだけ血が出ていることを確認し、
なんでもないように今日を過ごします。
外の明るい街灯は、街を照らしてくれるかと思いきや
どうやら私達を傷つけるようです。
息徒然に、今日を生きたならば。
明日も生きねば。
息徒然に、心身徒然に、人徒然に、
誰かを守りたいと思うのならば、まず自分を守らねば。
心の奥底を見てみなさい。
輝く宝石と化した虫たちがいるでしょう。
あれは皆、貴方が殺したのですよ。
息徒然に、今日も生きているならば。
一生を生きねば。
お題『空を見上げて心に浮かんだこと』
※徒然(つれづれ)=ながながと、そのままずっと。
要は生きててよかったってことです。
死ぬのって簡単ですけど、生きるのは難しいですからね。
7/16 お題「空を見上げて心に浮かんだこと」
空を見上げていると、お前の顔が思い出された。
幼なじみで、同じ学校で、お前は大学には行かず地元で就職して、都会で傷ついて帰ってきた俺と結婚し、長く連れ添って、そして―――
もう見ることの叶わない、しわしわの穏やかな笑顔。
あれから半年。向こうで元気でやってるか。そう願ってやまない。
「―――きゃあ!」
後ろで驚いたような声と、どさりという音がした。
腰を撫でながら起き上がったのは、お前だった。
「あらあら。ごめんなさいね、一目会いたかったのだけど、まだ飛ぶのに慣れていないものだから」
白い羽を背負って、お前はしわしわの顔で笑った。
(所要時間:9分)
「 空を見上げて心に思い浮かんだこと 」No.20
今日も空は笑顔。。私は毎日そう思う。雨の曇り空は、空が怒っている。
私は空を人と思って、いつも空を見上げる。
空を見上げて心に浮かんだ事
青い空に大きな入道雲で夏を感じた事
どこまでもついてくる青空が憎たらしい。そしてやはり。
昔飼ってたインコが死んじゃったときは、しばらく空の写真ばっかり撮ってたっけ
別にインコが天国にいると思ってたわけじゃないんだけど、空を見てたら、なんか雲にハマっちゃってさ
雲の形って芸術的だなあと思ってね
でも、雲の形はその時々で違うし、刻々と変わるし、いくら撮ってもキリがないからやめたけどね
今でも雲を見るのは好きだよ
もう飼わないけどインコも好き
最近、景色の写真を撮ることが増えた。
それは帰り道であったり、遠出した時であったり、綺麗だな、と思った時に撮るようになった。
吸い込まれそうな青い空が一面に広がる光景が好きだ。悩んでいても、上を向いて空を見ればなんだか心が軽くなる。
雨の日の空を見ると、ずっと足元ばかり気にしていたことに気づく。思っていたよりずっと足元ばかりみていた。
空を見ていると色々考える。
将来のこと、過去のこと、好きなこと、家族のこと。
そして全部忘れたように、澄んだ青い空に見惚れる。
何か悩んでいたような、わからなくなる。
今はそれでいい、そんな気がする。
綺麗な青空が写真フォルダに詰まっていく。
今日の空はどんな様子だろう。今日も眩しい光に目を細めて空を見上げる。
『夏の扉』
西の空 夏の扉は浮かんで消える 食べ残しの鰯雲 骨組みだけが露わになった フェアリーたちはそんな空に『戦争反対』のプラカードを掲げて宙に舞う 何処にも行けないさびしんぼうが私以外に2〜3人いる 特段、魅力のない川で頭を掻いて 空を見ている