『秋晴れ』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
空がいちだんと高くなった。
上空は風がずいぶん強いのだろう。さっきまで大群で移動中だったひつじ雲はみるみるうちに柔らかく溶け、もこもこの毛並みを活かした薄手のラグが広々と敷き詰められつつある。
二人並んで歩くとき、定まらない視線の行く先はたいてい空へ向かってしまう。ちょっと見上げる感じであなたの横顔を見てから視線を逸らせば、そのまま空が目に入るという寸法で。
綺麗な秋晴れですね、だとか、鳶がいますよ、だとか、今流れ星が!だとか。
顔を合わせるたびにいつもそんなことばかり話し掛ける私は、きっと自然好きだと思われているだろう。
そうだけど、そうじゃない。
本当はあなたをずっと見ていたいだけなのに。
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「秋晴れ」
秋晴れ
清々しく晴れた休みの日、神社巡りをする。
穏やかな気持ちになれて、運気が上がりそうだ。
―秋晴れ―
雲ひとつない秋晴れの空
いつか私の心の中も
秋晴れのように晴れ渡れ
晴れた空どこまでもあお雲もなければ
朝は寒いときみの手にぎる
かほり立つキンモクセイの道すがら
秋晴れの空どこまでも行く
娘の学校には毎年、10月に秋休みがあります。
昨年の秋休みは大阪、京都と関西の旅を楽しみました。今年は沖縄にしようか、熊本にしようか、と行き先がなかなか決まりませんでしたが結局、山梨の八ヶ岳に行くことになりました。憧れの星野リゾートに泊まる旅です。
きれいな山の紅葉が見れたらいいなと期待して出掛けましたが、残念ながら滞在中はずっと曇り。雨こそ降りませんでしたが、周囲はずっと厚い雲に覆われ期待していた秋晴れには恵まれませんでした。
帰宅後、秋休みの最終日が1日空いていたので今度こそ秋晴れを!と期待して遊園地に行く計画を立てましたが、なんとその日も雨が降りお日様は出ず。今年の秋休みは秋晴れとは無縁の寂しい休暇となりました。去年の金閣寺は陽の光を浴びてきれいだったなぁ…
四角く切り取られた視界に、高く遠くなった空。湯気の立つカップからは、懐かしい恋の香りがした。
〉秋晴れ
秋晴れ
良い気持ち
今日は調子がいいな
心地良い風が吹いて
空は澄んでいて
ただ歩くだけで幸せな気持ちになる
君からの連絡でぶち壊された
【秋晴れ】
①
朝の電車に揺られる
15分足らずで着く降車駅
線路はまだまだ先へと続く
「このままふらっと出掛けたいな」
秋晴れに誘われ、そんなことを思う
②
普段よりも早く起きる
青く高い空とひんやりとした空気
昼間とは違う凛とした金木犀の香り
そんな朝を全身で受け止めながらバイクに跨る
これから始まる「今日」という1日が楽しみでワクワクする
2022.10.19
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秋になるとチェックシャツを着たくなる
どちらも大学生の頃
①
学校はJR(新快速1駅)→地下鉄→バスという道のり
こんなに天気がいいのだから と電車を降りずに行ったことのないその先へ行きたい衝動に何度も駆られた
今にして思えば、一度や二度くらい実行してみればよかった
サボり癖はあったのに、朝のそれはいつも思うだけ
大学生1・2年での朝の思い出
3年からはルート変更、JRに乗らなくなり私鉄で地下に突入
②
某大手アパレル店でバイトをしていた時
バイト先が遠い(10km)&土日祝は7時出勤もあったので、
家を出るのは6時半前
今考えるとバイトでよくやってたな…
バイト中はショッピングモールの中だから天気はわからず
1時間の休憩時には外のベンチでごはんを食べてた
バイトと秋と、
なぜかBUMP OF CHICKEN「魔法の料理〜君から君へ〜」
秋はちょっと寒いかな、
でも、冬のほうが寒いかな。
雨、そんなに降るイメージは無いし
だからといっていつも晴れてるイメージも無い、
例えようとしても春でも冬でもしっくりこない。
秋は秋にしかない色があって落ち着いてる季節
雨でも晴れでもピントくるものはなくて、
だからといって曇りでもないの。
秋晴れは夕日
月。
秋晴れ
今日は念願のピクニックだ。
天気は晴れ。
心地よい風が吹いていて、とても気持ちがいい。
この日のために必死に練習したお弁当も大成功。
あとは彼の喜ぶ顔が見られれば私は大満足だ。
秋の空は、夏の空と違う。
カラッとしてない、少し寒い、なんだか不思議な空はもう見えなくなっちゃう
あの子と、この空の下で手を繋げたら………
でも、それは叶わないって、わかってる
だからこそ、手を繋ぎたい
お題 秋晴れ
帰り道。空を見上げる。
夕日に照らされた雲は、淡い水色になっていて、
秋を感じた。
この天気の下で、君と一緒に帰れたら…
もう、最高だね
すっきり晴れた空
カレンダーはもう10月の真ん中
木の葉に色がつく度に
嫌でも意識するみんなとのサヨナラ
ぽっかり浮かぶ白い雲に
思いの丈の言葉を乗せて
あなたの元へと飛ばそうか
この秋晴れの空に
きっと届きますようにと
願いを込めて…
本日の朝食
秋晴れに金木犀の香りを溶かした
ブルーポタージュ
秋晴れ
空が青く、地上と区別がつかないような、あっぱれな、秋晴れの日。
私の愛猫は、ふあーとあくびのひとつでもして、
外の喧騒もどこ吹く風で、うとうと秋の陽気に寝ている。
平和とは、このようなものらしい。
ありがとう。マイ愛猫。
夏の頃とはうって変わって、一気に透明度を上げた空を見ると、秋になったなと実感がわいてくる。それもこれも、地軸のおかげだ。
何を突然と思われる向きもあろうが、他でもないこの地軸が絶妙に傾いてくれているおかけで、私たちは四季を感じることができる。もっとも、赤道へ近づく程に四季は影を潜め、雨季か乾期かの二択になっていく。四季がないなんてなんて淋しいと思うが、現地の人に言わせれば大きなお世話なのかも知れない。
コロナ禍にみまわれたこの3年、外出自粛・イベント自粛で家に籠っていることが増えた。私の場合はそれに反比例するように、今まで気にしていなかった身の周りのことに目が行くようになった。
例えば、近くに烏瓜が植えてあるお宅があることを去年初めて知った。早朝の散歩の途中で、茶色に枯れた蔓の先に楕円形の鮮やかな朱色をした烏瓜の実がなっているのを遠目に見つけた時は、なんだかとても嬉しかったのを覚えている。
今年も空が透き通ってきた。また烏瓜を探しに出かけようか。
お題:秋晴れ
窓を開けたよ
いい天気だよ
空が青いよ
木犀が匂うよ
早く起きて
こっちへおいで
今日もきみは
かわいいよ
#秋晴れ
引き締められた空気
太陽からの強い抱擁
天に向かって濃くなる青に
一筋の白線が引かれた
安息の日々を願いながら
真昼の流星を見つめる
/ 秋晴れ
帰りたい………
自分がすごく疲れているのだと感じる。
何にストレスを感じてるのか…仕事へなのか
人間関係になのか分からないが、苦しい……
家にいても何故か無性に帰りたくなる…
一体自分はどこへ帰りたがっているのか…
分からないけど今ある全てを投げ捨てて何処かへ
帰りたい……