『秋晴れ』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
書く習慣 DAY 5 | 秋晴れ
秋の冷たい風が吹き、少し肌寒くなってきた。
季節の変わり目のようだ。
秋晴れのいい天気は、忙しない日常から冷静な心を取り戻してくれる。
最近私はとてもありがたいことに、スクールの授業や課題だけでなく、クライアント様から依頼をいただき、忙しい日々を過ごしている。
1人で黙々と家で作業をしていると、外の世界を忘れて1人の世界に浸ってしまう。
気づいたら、かなり時間が経っていることも。
息抜きに窓を開けると、秋の爽やかな風に身を包まれる。
コーヒーを一杯、ホッとひと休み。
空を見上げると、ゆっくりと時間が流れるのを感じる。
時には心静まる時間も悪くないようだ。
頬を撫でる風
指先で感じる冷たい空気
遠く感じる空
皮膚がじりじりと焼ける
季節も感覚も遠ざかり
あなたの私に対する気持ちも
はらはらと落ちていき
掴もうとも掴めず
手を眺める視界が歪んでいく
【秋晴れ】
075【秋晴れ】2022.10.18
鮎釣り歴は、中坊のときから数えて20年、ベテランを自認していた俺としたことが……やってしまった。川底の丸石の苔のぬめりに足をとられて、つるり、となるとは。不甲斐なくも俺は、周囲の釣りキチたちには申し訳が立たないくらい派手な水しぶきをあげて、全身ずぶ濡れになってしまった。
地球温暖化の影響か、秋が深まっても日中はいささか暑い。とはいえ、水浴びするにはさすがに涼しすぎた。歯の根の合わないおもいをしながら、ほうほうの体で上陸した俺を、同じ釣りキチ同士、みんな、やさしいんだな、介抱してくれたり、焚き火をたいて暖を取らせてくれたりした。そのうち、せっかくだから、とインスタントラーメンと小鍋が出てきた。すると、コーヒーセットもあるぞ、という話になった。どうせなら、と器用な人が十得ナイフを出してきて、そこらへんの小枝を切って、鮎を焼く仕度をしはじめた。
俺は借りたバスタオルにくるまって、髪の毛から冷たいしずくをしたたらせていた。ただただ恐縮しつつ一番いいところに陣取らせてもらって元気よくはぜる火にあたり、せめてもの恩返しにと提供した本日の全釣果を炙る番をして、結局、自分でも一匹食ったんだが、程よく焼けてほろほろとなる錆びた鮎の身にかぶりつきながら、ふと見上げた秋晴れの空の、それはそれは高かったこと。
薄墨色の焚き火の煙は、風無き秋の空気を貫いて真っ直ぐに立ち上り、青い天を目指して突き刺さらんとするかのようだった。
ピーヨロロ、と鳴いたのは鳶だ。まるで煙と張り合うかのように、高く高く旋回して、点になり、あとはお日様の眩しさに飲み込まれて、声を残して見えなくなった。
と、不意に声をかけられた。
「鮎、ごちそうさまでした」
コーヒーセットの人だった。
「だけど、あとで嫁さんに叱られませんか?」
淹れたてのコーヒーの入ったカップをありがたく受けとりながら、俺は苦笑いした。夕飯のおかずはまかしておけ、と見えを切って、先週は微々たる釣果で、今日はコレ。またしても、家に帰ってあわせる顔がない、自称ベテランの俺である。
いましがた味わった鮎のはらわたのようなほろ苦い思いを、濃褐色のコーヒーの強い苦さで、俺は誤魔化した。
「よく晴れた空ですねぇ。」
ふと、声をかけられる。河川敷に居座ってただけだ。
「は、はぁ。そうですね。」
そう相槌をうちながら答える。
「もう肌寒くなりましたね。見事な秋晴れです。」
「そうですね…でも、見事とはどういう意味で?」
「ああ、そうそう見られないんですよ。私だけかもしれませんが、丁度雨の日が被って、今まで綺麗に見た事が無かったんですよ。」
…ん?どういうことだ。ここ最近は晴天だぞ。
そして僕は勘づいた。彼に、
「悩み、いつでも聞きますよ。」
「貴方なら勘づいてくれると思いました。どうです?私の国語力は。」
ニコニコしながら話してる。この人なら、分かち合えそうだな。
「僕、教えてほしいです。」
「…何をだい?」
「雨、に関する表現です。」
「もちろん。雨は人の感情も表せるよ。」
苦しかった。
辛かった。
でも、君がいたから生きてみようと思った。
秋の暖かな光が私を包む。
お前は私なんかにも優しくしてくれるんだね。
私たちが勝つよ。
そう空も言ってくれている気がした
体育祭の日
「秋晴れ」
ここ三日、四角に切り取られた空を眺めている。
一昨日は晴れて、昨日は雨。そして今日はよく晴れた。
七年前に入院した病院の窓は、ベッドに寝たきりだと外をまともに眺めることもできず、雪が降っている事を知ったのは自らで立って歩き、窓辺から外を覗けるようになってからだった。
それに比べて、ここの病室の窓はとても大きい。
掃き出し窓に近い作りになっていて、他の棟や近くの大きな建物で少しばかり遮られはするが空がとてもよく見える。
私はあと数日で退院する。ここから空を眺められるのもあと少し。
退院当日は晴れてくれるだろうか。そんな事を思いながら、今日は起き上がれるようになった体でベッドの上に座り、大きな窓を眺めていた。
/秋晴れ
秋晴れ
秋晴れ。
季節に関係なく晴れは好き。
雨は気持ちが落ち込むからやだ。
#秋晴れ
透き通る風
青い空はどこまでも高く
澄み渡る…
光は柔らかく
榛色にきらめく
キンと冷え込む朝と
暖かな陽だまり…
葉の金色や茜色が
だんだんと色づく…
秋色に染まった葉を
秋の陽が透かして
漏れる木漏れ日の下を
貴方と…🍁
秋晴れ
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
今日は私の魔法学校入学の日
ここまで、本当に長かった
だが無事入学できた
秋の綺麗な晴れが
私を応援しているように感じる
今日は空が高い
私の希望も空のように高い
-秋晴れ-
白黒な日々が、急に彩られた。
白馬に乗った君に。
これは、かぼちゃのなる季節の事だった。
「ありのままの私を、愛してくれますか。」
秋晴れのイメージ
・高く蒼い空
・紅葉
・稲刈り
秋は食べ物も、芸術も豊かだ。
運動を忘れてる?
…私は運動が嫌いなのだ!
(いつの間にか秋のイメージになってしまった)
澄み渡った青空が
宇宙の手前までつづいてるこんな日は
自転車で
あの雲があるあたり
大クスの木までサイクリング
本気は出さないよ
私は電動自転車で
汗をかかないくらいのサイクリング
風を感じながら
おしゃべりしながら
たまには振り返ってよ
『秋晴れ』
秋は空が高いから、すき。
そういった彼女の顔を見て、すきだなあ、と思った。
空は見事な秋晴れだった。
秋晴れ。
秋晴れしたら
ほんのりと
暖かい。
風が強くて
チャリで
走りにくくなっても
秋晴れが
大好き。
冷たい風が吹く。身を切るように乾いた、冷たい風。身を震わせ、コートの裾を閉じる。コーヒーボトルに手を当てる。
薄暗い空。目覚めの遅い太陽。それでも、何かいいモノを感じる。
冷たい風は、目を覚まさせる。耳を流れる血液、白い吐息。生を感じる。
今日はきっといい日になる。
『秋晴れ』
気持ちよく晴れた日は、洗濯したかったなぁ~!と瞬間に想う。あの瞬発力に我ながら吃驚する。
そんなに洗濯したかったの?
うん、そうなんだ。
もちろん、綺麗だなぁ、気持ちいいなぁ、寒いのもいいなぁとも想うんだけど。
秋は通り雨も多いから、青空の美しさに騙されてはいけないのだけど。
洗濯、したかったなぁ。
空を写した画像を見つけた。
青と白。それだけの空。
意味があるのかと勘ぐっても、
それはただの空だった。
だけれど日付を見て、
思わず、ああ成程と言葉にした。
三年前のちょうど今頃。
これが「秋晴れ」というものか。
最近めっきり短くなったけど、
秋の晴れ間はからっとしていて、
少し肌寒いけど日差しは暖かく、
一番過ごしやすい。
貴重な秋晴れ
今年も紅葉を見に行こう
《秋晴れ》
肌寒く、明るい。
カーディガンを羽織り緑道を歩く。
紅葉は、まだ未熟。
手に取って掲げると光が眩しい。
虫食いによる薄明光線を受けながら
右手を下げて歩みを進める。
空は、まだ青い。