『秋恋』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
そよ風が吹く教室の窓際でキミは1人寝ていた。
赤く染ったもみじが1枚、教室に入ってきた
2人きり、私は外を眺めていた。
カップルが2人で仲良く手を繋いで帰っている。
私はそれを羨ましそうに眺めていることしか出来ないけれど
いつかキミとあの2人のようになれたら…
お題〈秋恋〉
秋恋
秋は恋の季節なのかな
春に出会って、お互いを知って
告白して、恋人になる
私の時代はそうだった
でも、今は会って、その日に…
時代は変わったんでしょうか
もうついて行けないです
そう思う今日このごろです
『秋恋』
あちらこちらにくるくると
朱や黄や舞うこの美空
蝉の時雨も人知れず
鈴の音転がる帰り道
呼ばれて振り向く蜻蛉玉
「逢いたかったよ」
「わたしもよ」
お題「秋恋」
一面に広がる紅葉
同じようでいて一つ一つ違う葉っぱを眺め
「君は今何を考えているだろうか」と上の空になる。
人間も紅葉と同じように、同じように見えて全部違う
僕と君も違う、だからこそ惹かれた。
君は僕の気持ちに気づいているだろうか。
ヒューっと吹いた少しひんやりとした風に、
そんな思いを乗せた。
秋風謳
行く末に
彷徨いながら
天空見上げ
流される
雲と風の息吹
感じながら
哀しみの謳
口ずさむ・・・
肌寒が心地良く
切なさの匂い
刹那さの微笑み
瞳には哀しく
「時を刻む・・・」
変わり行く季節
残した足跡は
叶わぬ夢の残骸
薄れて吹く秋風
纏い舞い散り
届かぬ想う破片
又・・・ 此の場所で・・・
ほんとはずっと前に気づいていたはずなのに。自分の気持ちに素直になれなくて。この気持ちの正体を知るのは木の葉が紅く染まる頃になってしまいました。
そう、気づいた時、秋風が急に冷たくなりました。でも、もう自分の気持ちに嘘を吐きたくありません。
芸術の秋。食欲の秋。読書の秋。スポーツの秋。少し肌寒くなる季節。貴方と共に感じたい。
この気持ちを伝えたら、もう引き返せなくなるかもしれないけれど。傷ついても、叶わなくても。あなたに伝えたい。
たった二文字が喉の奥を行き来していたけれど。今、あなたに届けます。
紅葉が美しく散っていく
前を歩く君には追いつけそうもないから
ゆっくり眺めながら歩いていく
少し肌寒く感じる
ふと、温かい何かが肩に掛かった
「寒そうだったから」
たった一言、されどその一言は私の心を熱くさせた
今日も明日も明後日も
秋恋
私は秋が好き。
秋が来たら、君と出会えるから。
あの紅葉の下で、また出会えるから。
今日こそ伝えるんだ。
君の事、ずっと好きだったって。
また、君は紅葉の下にいた。
でも、今日はなんだかソワソワしている。
どうしたの、と話しかけたら君は私の方を向いて言った。
「僕と⋯付き合って下さい。」
2022/09/21
お題:秋恋
「私とあなたじゃ住む世界が違う 二十三話」
「それじゃ、カインド!ヨロシクな!」
「オウ!ヨロシクお願いします!」
カインドは、ノアールの勢いに飲まれて少し緊張していました。
「カインドは、見た所闇使いっぽいけど、合ってるか?」
「そうです!見ただけで見抜くってスゴイですね…」
「まぁ、着てる服がソレっぽいからな!俺も闇使いや!」
「やっぱ、着てる服からか…」
カインドは、自分の服装を見ながら呆れていました。
「お互い、闇使い同士なら話は早い。まずは、ポルターガイストって術、知っとるか?」
「じゅ、術ですか…?!俺、技しか習得してないんスけど…」
「技や術の好き嫌いはイカンぞ?ポルターガイストはいざって時に役に立つからな!じゃ、見とけ…」
ノアールは、ポルターガイストの見本を見せました。
「闇フィールドを全体に展開させて、フィールド内の物を操って攻撃する術だな」
カインドは、術を分析しました。
「どうだ、カインドもやってみろ!」
カインドは、ポルターガイストを見様見真似でやりました。
「ポルターガイスト!」
「…うーん、筋は良いが、少し操りが足りんな」
「スノーさん、よろしくおねがいします」
「スモーク、ヨロシクな。…?スモークって何使いや?」
「えーと、僕、分かりづらいですよね…一応、霧使いかな?」
「あのな、属性の話しとんねん…」
スノーは、頭を抱えました。
「僕、石使いなんですよ」
「だったら、それ言えや!」
スノーは、ツッコミました。
「オレは氷使いだから、氷技ばっかになるかも知れんが、覚悟はエエか?」
「よろしくお願いします!」
「ほな、凝固術ならどうや?石使いのスモークでも応用は可能やろ?」
「凝固術?」
「なら、やって見せるで」
スノーは、スモークに凝固術を見せました。
「スゴイ!バケツの水が一瞬で凍った!」
「スモークは、砂か土で試してみ?」
「マゼンタさん!よろしくお願いします!」
「スプライト、勢いはエエな。コッチもヨロシクな」
マゼンタとスプライトは、握手をしました。
「スプライト、属性は何や?」
「雷使いです!」
「あ…俺は念使いやから、ちょっと、ジャンルがちゃうな。教える技や術、念物やけど付いて来てくれんか?」
「俺は、例えどんな属性の師匠でも付いて行くぜ!」
スプライトは、勢いを見せました。
「やったら、機械召喚やって見るか?召喚した機械は、自分の意のままや」
「何か、スゲー!」
「ほな、やって見るで?よう見とき」
マゼンタは、機械召喚の手本を見せました。
「おおー!カッケー!」
マゼンタとスプライトの前に、大きな機械が現れました。
「あとは、こうやって自分の思い通りに操るんや。やってみ?」
「オーシャンさん、よろしくお願いします」
「名前、ロードやったな?コッチかて、よろしくな」
二人は、お辞儀をしました。
「属性は、多分水で合ってるな?」
「その通りです。オーシャンさんも水ですね?」
「流石やな。話は早い。マリンフロア、ロードに教えたるわ」
「いきなり、そんな大技を俺に教えて大丈夫ですか?」
ロードは、戸惑いました。
「マリンフロアはそんな大技ちゃう。自分で限界を作ったら最後や。何事も挑戦が大事やで?」
ロードは、自信に満ちた目でオーシャンを見つめました。
「じゃ、マリンフロアやるから、よう見とき」
オーシャンは、マリンフロアを繰り出しました。
「…水と念の合体術だな」
ロードは、術を分析していました。
「ロード、やってみ?」
これから先
人恋しくなる事は
おそらく、ないでしょう
ときめく瞬間も
ないでしょう
秋風と
失恋を重ねて
涙ぐむ事もなければ
秋風が寂しすぎて
誰かと思い出を作る事も
ないでしょう
だから
恋の歌は綴れないのです
秋恋
切なく寂しげ…
哀愁に浸る秋
誰もいない
誰もわたしをわかって
くれない
つらくさみしい
気持ちを抱え…
でも…
あなただけは…
わたしの心の中に
そっと入ってくれたの
ありがとう…
あなただけ…
あなただけは
わかってくれた
あなたさえ
いればいい…
ほかは
いらない…
あなただけ
あなただけ…
秋恋は、恐らくこんな感じ。
熱せられたアルミホイルをぺりぺりはいで、
赤いネイルの先を紫色に当てれば、
すぐに、蜜の色をしたほくほくのさつまいも。
いつか、近所のお兄さんと一緒に焼き芋をした。
スーパーの一角に思い出の名残。
恋多き季節の、ある和やかで、甘い熱いそれの──
(おいし)
『秋恋』
秋恋と書いて、「あきこ」と
読むのかしら
秋の恋?
暑い夏が終わると、誰もが秋の涼しさと儚さに浸る
人恋しくなる
切ない恋をしたくなる
女心と秋の空?
センチメンタルな季節到来
秋恋をしたくなる
ススキやコスモスの中を二人で歩きたくなる
あの人と錦繍を見に行きたくなる
栗拾いやきのこ狩りに一緒に行きたくなる
山深い温泉に出掛けたくなる
美術館でゆっくり好きな絵を見て語り合いたくなる
落ち葉の中を肩を寄せあって歩きたくなる
秋恋に憧れてたね
苦い思い出も多いね
懐かしいな