『私の日記帳』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
私の日記帳
日記帳は、私の喜怒哀楽を知っている。
友達や家族との思い出は1日分に書ききれないくらいの喜びをたくさん綴り、人生が行き詰まりどうしようもなく悲しい時はその思いをぶつけた。
ふと、あの時何を考えていたか気になり日記帳を開くと今の悩みを解決するヒントが見つかることがある。
日記をつけ始めて今年で3冊目に入るが、今日書いた記録は遠い未来の自分の道標になるのかもしれない。
だから今日も私は日記帳を書く。
つらつらとその日の出来事を文に認める。
私の経験も想いも、全てが記されたこの日記帳。
誰にも見られたくないのは当然だけれど。
あの人に言えないこの気持ちが。
いつかこの日記帳におさまらなくなって。
溢れ出してしまうのだけが心配だ。
【私の日記帳】
『私の日記帳』
私の日記帳のはずなのに、
書いていることは貴方のことばかり。
こんなこともあったんだ
そう書けるのも今のうち
もう要らなくなってしまうでしょう?
だって、必要なことは思い出すから
その都度ね
だから今のうちに
綺麗なノートに
お気に入りのペンを走らせておきましょう
“私の日記帳”
私の日記帳には誰かが住んでいる。オカルトじみているとは思うけど、私が何かを書き込めば、次に開いたときに誰かが書き込んでいるのだ。例えるならば赤ペンしてくれる先生みたいな、日誌に書いた感想に先生がまた感想を書き連ねるみたいな。
字を見るだけでは女性みたいだけど、年は私よりも下な気がしている。丸っこくて可愛らしい字なのだ。
「あなたは誰?」と書いてみたことがある。
そうしたら、【私はあなた】と返ってきた。でも私はこんなふうに書いたりはしない。
「ドラマでよくある多重人格みたいな?」
【やっと気づいてくれたね、寂しかったんだよ】
「いつから?」
【いつからいるのかってこと?それなら中学あたりから】
…私どうしてこうなったんだろう。
41.『私の日記帳』
私の日記帳
1日ひとつは良かったことを書く。
そう決めて書き始めた日記帳。
だが、私の意思は弱いもので。
いつしか出来ていたのは、遺書だった。
何年か前の日記を読み返していた。どんなに
忙しい日も、1行だけはと書き続けていたものだ。けれど、ある月のある日。そこだけに存在する空白の出来事は、何も書かれていないからこそ、今でも鮮明に思い出された。
空白を見つめる瞳は暫し昔日の記憶に支配されて、側からはどこかぼんやりしているように見えたことだろう。ひとたび目を閉じれば時間は再び今へと戻り、寂寥とも旧懐とも言いがたい心地が胸中に渦巻く。確か、ささやかな日々を忘れぬようにと始めた日記だったけれど。今でも楔のように残るのは、綴られなかった──綴れなかった、その日なのだ。
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私の日記帳
日記というものを私は書かない。昔書いていた時期もあったが、あまり続かず、それ以来まったく書いていない。
あの頃の日記帳はとうに処分して手元に無いが、たとえあったとしてもあまり読み返す気にはなれないだろうと思う。
今思うと若い日の、言うなればエネルギーを、ほとばしるのにまかせて書いていたような気がする。当然そこにはポジティブなこともネガティブなことも、「ナマ」のまま書き連ねていた。
その「ナマ」な自分の意識を顧みることは、今の私にとっては、あまり嬉しいこととは思われない。
単純に言えば気恥ずかしくてたまらないのだ。
だから、今もこれからも、日記を書くことはしない。「ナマ」の自分をさらすことで、後々まで身悶えするような気分を抱えてしまうことを、その後の生きる過程で思い知ったからだ。
とはいえ、こうして文章を書くこと自体、日記のようなものではないかとお考えの向きもおありだろう。でも大丈夫。こういう文章ならば自分の基準に照らして問題はない。ちゃんとフィルターは通している。
暇にまかせて探し当てたこのアプリ、これが初の投稿になる。
まだまったく様子がわからないが、とりあえずしばらく使ってみようと思う。文章を書くことそのものは嫌いではないので。
どれくらいの方に読んでいただけるのかわからないが、どうぞよろしくお願いいたします。
[私の日記帳]
私の日記帳にはいつもマイナスな事が書いてあって
それはまるで過去の思い出に浸るようで
遺書のようで
人に共有はできない日記帳
私の日記帳
毎日続けばいいのに なんて
できるわけない そんなわけもない
日記帳に残された あなたのインク擦れてて
儚くて 消えそうな
あなたに重なっているみたい
私に興味なんてないでしょ? それならこんなことやめなよ
それでも続けるなら 付き合うわ
私の日記の下にある
あなたの言葉 私に響く
あなたの言葉 私を喜ばせる
今日はほとんど何もしていない
テスト勉強しないといけないけど座ってペンを持つ気力がなくて。
1日布団の中にいるような日だった
今思い出すことと言えば、金魚にご飯をあげてないなぁ
っていうくらいであとは何もない
アルバイトもLINEしたけど店長から返信がなくて
いつ届けに行けばいいのかさえもわからない
往復4.4キロ歩くから、日が出てる日は行きたくなくて
出来れば、青空だけど雲が多くて、風がちょっと吹いているような、そんな日に届けに行きたい
私の日記は、日記よりかは「思い込み張」っと
言っても、意味は同じような気がする。
自分の考えだけかき、じゃあ、これから等は、
考えない利用しやすい物ただ、それだけだ。
白紙、白紙、一行、白紙、三行
私の日記帳はひどく欠けていた
ただ過ぎてゆく日々を綴っても
代わり映えしない空虚な毎日だと証明するだけ
「それなら、わたしが見つけてあげる」
そうあなたが言ってから彩られた日常も
鮮やかすぎて書き留められないまま
ただ、欠けたページの空白は
文字で表せない、輝く日々の証明になった
(私の日記帳)
お題「わたしの日記帳」
パラリ ハラリ 今日まで書いてきた日記帳をめくる
雨の日も 晴れの日も 曇りの日も 書き続けた
わたしの文字 わたしの筆跡 わたしの足跡だ
パラリ ハラリ パラリ
短く一文で書かれた紙が目に付いた
きっと日記を書くのが億劫だったに違いない
パラリ ハラリ
「嬉しい」 「幸せ」 と書いてあるのが目に留まる
笑みが溢れた
誰にも見せないわたしの秘密
「私の日記帳」
今日の私は、いつもの様に何となく学校に行って、何となく授業を受けて、
何となく過ごし、何となく家に
帰りました。きっと、明日の私も、
何となく過ごすんでしょうね。
毎日授業は退屈です。私は教科書を
めくりながら「早く終わらないかな」。そればっかり考えていました。騒がしい教室に私はうっとうしく思って
いました。でも、私はそれが
羨ましかったんでしょう。友達がいない私は皆が羨ましかったんです。
いつも大人しい私は今日も孤独。
そんなことを考えながら、しょうがなく明日も学校に行こうと思いました。
スケジュール帳を買うと、いつも日記帳になってしまう。小さなマスに箇条書きでぎっしり。しかも全く読み返さない。書き散らかしておしまい。
そう思って日記帳を買ってみる。
後になって読み返したら「あれが人生の転換点だったのか」とか分かるような、イイ感じの日記をイメージして始めるけど、本当に三日で終わってしまう。
ほぼ空白の日記帳が溜まっていく。
10年前の今日のページを開いてみる。
もちろん空白、何も書いてない。
2013年8月27日、この日私は何してた?
全く思い出せない。
じゃあ目を閉じて、思い出そうとしてみて。
ええと、そうだそうだ。
あの頃は◯◯の時期だった。重くて固い空気感。ベランダで洗濯物干してる。
あ、こっち見た。なんて表情してるの。
おーい!心配しなくて大丈夫だよ。
それ、だんだん薄くなるから。
笑って!とりあえずニコッとして見せて。
…あ、そうか。
最近聞こえるこの声は、
そういうことか。
フフ。
diary
空が高くて、風の色も爽やかになる頃です。
昨年の、私は、想先生とまだ会えていたな〜。
一緒に、神社に、行ってお賽銭を一緒に投げようなんて言ってもらって夢見心地でした(*^^*)
想先生は、普段でも、そうされているんだろうな〜。(#^.^#)なんて、内心、想いました。(秘密)
放物線を投げて、ポトリと賽銭箱へ落ちました。
想先生、願いは、叶いましたか??私は……。です。
3年前の私は、左眼の下の涙袋に出来た遺物が比田井していきましたね。
私が、高校生から、お世話になっている石を訪ねて行ったら『皮膚ガンだ』と、言われましたね。
それからは、以前にも書来ましたが、ホワイトアウトでした〜😱
毎日、カレンダーとにらめっこでしたネ。フワフワリ。
楽しいことがあっても、何処、地に脚が着いていませんでした。
内科の医師や看護師さんや耳鼻科医師にいっぱいいっぱいエールをもらったよネ。
それなのに、私は、入院生活をイケメンの看護師さんにときめいたりしていてさ〜(#^.^#)♫
楽しかった〜。ドキドキ💗しました(#^.^#)💛
でも、ちゃんと手術も私なりに頑張ったからネ^_^♫
泡のシャンプーInリンスや泡の洗顔フォームと、お母さんと私と、格闘しました〜(^_^;)寒かったけれども、シャワーだけでしたネ。
漸く、ましになった頃に(2週間後)美容室へ行って眉カットに行ったら、お世話になっている美容師さんの先生に、こわごわして下さいましたよネ〜。
先日、その美容師さんにまた。眉毛カットに行きました〜。『あんずちゃん、程、傷目立たなくなつたネ(#^.^#)』と、言われました~。
私は、声に出して美容師さんに、『忘れたら、あかんことですよネ〜。』と、言った。胸が熱くなった。(;_;)
ーー、忘れたら、絶対ダメなこと。前に、進んでもいいけれども、私が頑張ったことを忘れたらいけないことです……。
トキメイたり、片想いに切なくなったり、どうしよもないエンターキーを押されるようなことがあっても、3年前、私が頑張ったことを忘れないでーー。
もうすぐ、月がキレイな季節ですネ(#^.^#)🌛✨かぐや姫も失くしたものも想い出したりするのでしょうか?
ーー只、月がキレイなことは変わらないこと。です。
新しい秋にもうすぐ来ます🍁私らしく、歩めますように💛(#^.^#)♫終わり
ボディが砕けてネックのへし折れたテレキャスターと2人きりで過ごすのも、そろそろ限界だった。
金にならない言葉で埋まったルーズリーフを握り潰して、思い切り投げようとしたけれど、軽すぎて勢いも出ないから、壁に届きもせずに情けなく落ちただけだった。
私の日記帳は、5年日記
あのとき何してたっけ?
このとき、こうだったんだ!
過去にも発見はたくさんあって、
現在の私に背中を押してくれることもある
私は日記を書き続ける
もう習慣化してるのと、
今日書いた意味が後から分かることもある
本当に面白いのだ
図書館に入る
1日に1冊読んでも今世では読みきれない
それほどの数があるたくさんの本
自分がこの世に誕生する前からある本
自分がこの世にいなくなっても存在し続ける本
この中に自分の名前が残せたら
今まではそう思っていた
でも今はあなたを残したい
あなたがいた証を残したい
私は作家ではないから
私の日記帳にあなたを残す
今はだれにも存在を知られないただの日記帳
今は私が読み返すしか意味を持たない日記帳
やがて私がこの世からいなくなったとき
その日記帳は