『神様だけが知っている』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
神様だけが知っている
どうしてこんなことになってしまったのか
いったい、何が起こっているのか
瓦礫の影に隠れて、震える君を抱きしめる
ほんの先刻まで、僕たちは日常を送っていたのに
日常は、音を立てて崩れ去った
攻撃を仕掛けてきたのは何者なのか
何が目的なのか
これから、どうなってしまうのか
世界の全貌を知っているのは
神様だけなのかもしれない
お題 『神様だけが知っている』
自分が苦しんでいる理由は、自分が悲しんでいる理由は、神様だけが知っている。
でも、神様も知らない。
自分に恨まれていることを。
神様を殺す為なら、死んでも構わないことを。
一日が終わる。
何年生きても一日は早いものだ。
早く起きても特にいい事は起きないし。
だけど、私は頑張っているんだと思う。
周りに劣らないように、不器用なりに精一杯。
誰も見ていなくても
誰も評価してくれなくても
"神様だけが知っている"
貴方の頑張りも、私の頑張りも
今日という一日をしっかり生きた私達の
善も悪も、全て。
『神様だけが知っている』
知っているなら
教えてよ
知っているなら
助けてよ
本当に
知っているならね
臭い物に蓋をした
憎しみや妬み、呪いも
隙間から滲み出てこないよう
押さえつけて 醗酵させて
いつか何か別の
できれば良いものになれ
わたししか知らない
誰も知らない
でもそれじゃ苦しいんだ
悪い自分をわたしは消せない
だから
神さまには知ってて欲しい
悪いわたしのこと
そしたらちょっと安心できる
「神様だけが知っている」
#155
神様だけが知っている
教えてほしいの。
彼は誰にでもうんと優しくて、笑顔が素敵で
彼は神様だ。
私の好きな彼は…。
そんな彼はやっぱりモテてしまう。
魅力たっぷりの彼を皆が
見つけられない訳がない。
いつも彼が女の子と話していると
モヤモヤしてしまう。
でもモテるそんな彼には浮ついた話が
浮遊した事は無い。
好きな人いるのかな…。
私は神様に聞いてみた。
好きな人いるの?
神様はみるみる頬を染めた。
神様だけが知っている…
私の秘密も…
君の秘密も…
誰にも言わなくても、神様だけが知っている
でも、知っているからと言って
神様が何かをして、助けてくれるとは限らない
自分の心の中の闇に気づいても、助けてはくれない
だからみんな言うんだ
「神様は、なんで助けてくれなかったんだろう」
って…
でもね、神様もみんなの知らないところで
人助けをしているかもしれない
確かに、神様も大変で
すべての人は救えないかもしれないけど
神様はきっと、その人だけが知っている秘密を知り、
人助けをしているよ…
きっと…
「神様だけが知っている」
この世は辛いことばかり
娘として母親として
誰も不幸にしたくないから
私はまだこの世界にいる
でも疲れ果てちまった
もう希望に裏切られるのは嫌だ
そもそも希望なんてとうの昔に
持たなくなっちまった
神様だけが知っている
子供に甘々の
困ってる人がいたらつい声かけちまう偽善者の
ニコニコ笑う仮面を外さない道化師の
誰も恨まず憎まなくなった小心者の
私のどす黒い願い
あなたと共有していた
秘密も
約束も
もう
わたしのなかだけにしか
残っていない
守られた秘密
果たされなかった約束
なんて虚しいこと…
# 神様だけが知っている (201)
私ね、もうすぐ死ぬんだ…
死ぬ理由?
さぁ?
知ってるのは神様ぐらいだと思うよ。
神様だけが知っている。
私の未来を。
神様だけが知っている。
私の運命を。
私だけが知っている。
私の秘密。
誰もが知らない。
この世の仕組み。
お題【神様だけが知っている。】
神様
どこにいるのですか?
姿は見えないけど
世の中を見守ってくださる神様
いつも見守ってくれる神様がいるから
悪いと思う言動は
しないようにできるのかもしれない
神様
どこにいるのですか?
きっと
私の心の中にいるんですね
僕は無宗教だし、神なんかちっとも信じちゃいないけど、
君は違うんでしょ?
君は、僕をどう思う。
君は僕のなんなのか、
君と僕がつながる糸が何色なのか。
それは、神様だけが知っている
あぁ神様
あなただけが知っていると言うなら
教えてください
私はいつまで
この子の
あの人の
笑顔を見ていられますか?
叶うことなら
この子と手を繋いで歩きたかった
叶うことなら
あの人と平凡で穏やかな時を過ごしたかった
あぁ神様
あなたは知っていたのですね
この身が滅び
この子と手を繋いで歩くことが出来なくて
あの人と平凡で穏やかな時を過ごすことが出来なくても
この子と
あの人の
笑顔を見守ることが出来ることを
20## / 06 / 1#
ステージ4の肺癌だと言われた。
20## / 06 / 2#
大好きなあの人に酷い事を言って別れた。
20## / 07 / 0#
咳をしたら血が混じっていた。
20## / 08 / 2#
今日は起き上がれなかった。
20## / 10 / 1#
目がほとんど見えなくなった。
20## / 12 / 2#
半年と言われた余命を超えた。
20## / 02 / 1#
もう辛い。せめて死ぬ時位は綺麗な私でいたかったから、抗がん剤は打たなかった。辛い。いつになったら楽になれる?神様、教えて下さい。お願い。
20## / 03 / 0#
今日はやけに気分がいい。体調もいい。
神様、どうか、あの人だけは幸せな人生を送れるようにしてくださいね。そして早く、私を連れて行ってください。
20## / 04 / 3#
さよなら。ありがとう。大好きです。
#神様だけが知っている
神だけが知ってる。
ゆうへの
想いを。
神だけが知ってる。
本当に報われたい。
朝起きて、ご飯を食べ、仕事をして、布団に潜る。
朝起きて、ご飯を食べ、仕事をして、布団に潜る。
起きて、食って、働いて、眠る。
人間はこれを毎日している。
正直つまらない。
人生は一度っきりだ。もっと冒険しても良くないか?
…とか言いつつも、俺は今パソコンの前に居る。
人間って結局、頭の中では考え放題だけど
行動に移そうとは思わないもんだな。
そりゃそうだ。
本当に正しい行動がわからないんだから。
人間は間違えることを1番嫌う。
それが正しいのかも知れないのに。
俺たち人間には、そんな真相なんて分かりっこない。
ー神様だけが知っているー
お題 「神様だけが知っている」
僕は神様じゃないのでわかりません
例えば自転車の鍵の行方。それは永遠に見つからないと思わしめる、巨大な謎のひとつである。
それが埋もれているはずの一室は汚部屋と呼ばれるほどではない。そして物がなくなるほどではない、と思っていたかった。友人たちだって、「おっ! 案外きれいな部屋、では、ないな……」と濁すだけで汚いとは言わなかった。哀れんで、もしくは気を使って言わなかった場合はあるだろうが。
「ともかく、ゴミは混ざってないし!」
誰に聞かれたでもない言い訳と気合を兼ねて声を出す。汚いものは混ざってないのだ。汚部屋ではないし、触るのを躊躇うものはない。
最後に使ったのは数年前のリングロック用の小さな鍵なんて、一体いつになれば見つかるのか。不安でも取り掛からねばあるものも出てこないだろう。それから自転車のほこりを払ったり、メンテナンスもしなければならない。たぶん錆びてはいない。
過去の自分がキーホルダーか何かを付けていることを願いながら、まずは導線を確保しに動く。一歩出して踏み壊した洗濯バサミを怒りのままにゴミ箱に捨てて、それから服をたたみ、ダンボールを潰し、ぬいぐるみを愛でてから飾り、漫画を読んで、本棚に隙間を作り出し、片付けて、また小説を読み……。
さて。しまわれっぱなしで輝く鈍色鍵の居場所は、己の名誉のために記さないでおこう。
あれだ、つまりは神のみぞ知るってやつである。
神様だけが知っている。
あの悪女が、今、どうしているのか。売女で人でなしの今井裕子。
他人のおもいを躊躇いもなく踏みにじった女を、神様は許しているのだろうか。
もし、神様に、自分ではどうしようも出来ないことがあったら。
神様は、誰に審判を仰ぐのだろうか。