『眠りにつく前に』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
『 眠りにつく前に』
僕はもう生きた
十分、生きた
上手に生きた
だから、もう、寝ていい時間だ
もう、寝させてくれ
でも、最後に、もう一度、
君の笑顔を見せてください
永遠に終わりのない眠りにつく前に。
寝る用意して「さあなに書こ」なんて端末握ってんのに横になった途端に朝、なんてざらなわけだ。時間泥棒にあった。まことに遺憾である。
ドラマか映画を観る。
観たいものがなければ本を読む。
読みたい本がなければゲームで遊ぶ。
眠たくなるまで、こんな感じで過ごしてる。
そんなダラダラした時間が好き。
今日の自分は、
昨日の自分より前進していましたか?
そんなフレーズが目に飛び込んできた。
疑いもなしに、画面をタップすると今日の出来事が走馬灯のように頭の中を駆け巡った。
朝起きて、歯を磨いて、朝食食べて、また歯を磨いて、慌てるように家を出て、電車に乗って、なんとか会社に間に合って、嫌な上司の言葉に耐えて、同僚とコーヒーを飲んで…
自分を奮い立たせて、仕事して…
あれ?私は何が楽しくて生きてるんだろうかと、ふと疑問が走った…
ただ、何となく生きるために仕事してるのかな…
それでも…生きてる。
何となくじゃなくて、生きてる。
生きてるだけで、幸せだと思おう。
また明日も息をして、同じ生活だとしても生生きてることに感謝して、生きよう。
そんなことを考えていたら、何となく生きているとしても、少し前進した気持ちになった。
また明日と言いながら、スマホの電源を落とした。
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【お題】「眠りにつくまえに」
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あなたのことを考える夜は眠れなくて
それでまた考えてしまう
眠れないから考えるのか
考えるから眠れないのか
布団の中
灯りも消さず
毛布をかぶる
『眠りにつく前に』
今日のことを思い出すと
明らかに嫌なことの方が多くて
やっぱりついてないなとか思うけど
君に会えたことだけは嬉しかった
そろそろ寝よかな… 今、今、苦しんでいる人は何人いるのだろう。
今、誰かを助けられるのだろうか。
今日は、たくさん褒められて助けてもらえた。これができない人は、何人いるのだろう。
私達は、なんて幸せなのでしょうか。
きっと明日も、苦しむ人がいるはず。
その人たちが無駄にならないように、明日も楽しく生きれるように、祈ろう
眠りにつくまでに…
眠りにつく前に
今日の良かった事、
感謝したい事、
思い返してみる。
今日は天気が良く、あたたかかったな。
今日は、君の笑顔、沢山見ることできたな。
今日は、仕事で、助けて貰えたな。
今日は…
何て、思い返せる事が、平和なんだ。
そもそも、
家であたたかい布団で眠れる事自体が、幸せな事なんだ。
この平和がいつまでも続くよう、
戦いや争いがない世の中になるよう、
泣いている人が一人でも減るよう、
祈りそうながら、
ねむりにつく。
お題
眠りにつく前に
眠りに着く前に一欠のチョコレートを齧る。
いわゆるナイトチョコレートだ。
後味をそこそこに歯磨きをする。
ナイトチョコレートの効能は、ストレスを和らげ、安眠をもたらす事らしいのだけれど。。。
香りも味もリセットしてしまった。
これで正しいのだろうか。。。
眠りにつく前に何処か遠くの夢を見る。
異国の地でも、異星の地でも、何処かについたならラッキーだ。
淡い希望なんて、とっくの昔に暗闇に溶けてしまったけど、最期に手紙をかいていくよ。
拝啓地球の君。いつか話そうと思っていた君。
もし会ったとしても何十年後何百年後だけど、どうか変わらず居て下さい。
コールドスリープから僕が目覚めるまで。
眠りにつく前に、今日の事を思い出す。
はじめて憧れの人と話をした。
話と言っても会話と言うよりは、わたしの質問に答えてくれた、というものだったが、それでも
目と目が合って、今、わたしに向かって話をしてくれている…というだけで、高揚した。
眠りにつく前に、何度も、何度も、思い出し、かみしめる。
あぁ、まだ眠れそうにない。
眠りにつくかつかないか
シーツの中の瞬間はいつも
あなたのこと考えてて
夢は夢で覚めれば
ひどく悲しいものです
花火は今日もあがらない
胸ん中で何度も誓ってきた
言葉がうわっと飛んでく
『1mmだって忘れない』と
もやがかかった影のある
形ないものにすべて
あずけることはできない
三角の目をした羽ある天使が
恋の知らせを聞いて
右腕に止まって目くばせをして
『疲れてるんならやめれば?』
夏の星座にぶらさがって
上から花火を見下ろして
こんなに好きなんです
仕方ないんです
夏の星座にぶらさがって
上から花火を見下ろして
涙を落として 火を消した。
『成功したことない』
「寝てる状態と
起きている状態の間を
ずっと保っていると
自分の姿が見える様になるらしい」
初恋の人から教わった
幽体離脱する方法
眠りにつく前にチャレンジして30年
#眠りにつく前に
眠りにつく前に書いたラブレターが、夢の中に出てきて、こう言う。
きみ、ちょっとこれはキザ過ぎるよ。
そして消しゴムを渡された。
あー、これもだめ、ここもだめ、消して。
そうやって消していくと、すべての文字が消えてしまった。
朝、起きると気が付いた。
好きですと一言も書いていなかったことを。
ここにいるのは
私でいいのだろうか
ふと不安にかられる
そんな私に
安心を与えてくれる
君の鼓動
君のあたたかさ
眠りにつく前に
一日忙しくて目の前の仕事だけに集中した
そうして、一日はあっという間に過ぎた
日差しが強くて上着を脱ぎ、さらに腕まくりした事
初めて入ったお店のカツ丼が最高に美味かった事
電車の揺れでよろけたお婆さんの手すり代わりになれた事
君に話したい事がこんなに沢山ある
ベッドに入って、一瞬でこんなに思いつくんだ
君がここにいれば僕は君に話して聞かせるのに
君を抱きしめて、君の匂いを嗅ぎたい
眠りにつく前に…
毎晩、君を求めてしまう僕
眠りにつく前に
永遠の眠りにつく前に、私は笑っていたい。
どれくらい先になるのかはわからないが、
10年後、20年後?
明日かもしれないけど。
この人生を悔いるのではなく、笑顔で永遠の眠りにつきたいという夢がある。
楽しかったことが走馬灯の様に巡って、愛する家族にありがとうを言い、
そして、力一杯生ききった自分にもありがとうを伝えて、眠りにつくのだ。
『眠りにつく前に』
……死ぬことを『眠る』と表現することは多いだろう。
ならば生きていることを、『起きている』と表現しても良いのだろうか?
……何もせずにただ起きているだけの時間は無駄だろう。
ならば何も成せずに、ただ生きているだけの人生は無駄だろうか?
…………何故だかとても……眠たくなってきた。
眠りにつく前に
部屋の灯りを消して
全てを闇にさらす
思いも後悔も全て
黒に溶け込んで
全てが平等な世界へ
気持ちを見透かされ
踏みつけられた言葉も
気持ちを察して
閉ざした思いも
誰にもわかられないまま
リセットするように
闇に流し込んでいく
目が覚めた時が
今日の続きでないように
新しい1日が
なんの迷いもなく
迎えられますように
日々の迷いは避けられない
間違う道すら選んでる
引きずり続ける思いの果て
それでも明日へと向かう勇気
目を開く時の怖さがないよう
眠りにつく前に
明日を見つめる不安
闇を見つめることで
目を見開いて
真っ直ぐ見つめている
そんな気になっている
毎日、眠りにつく前に「このまま眠って、そのまま楽に逝けたら良いのに」と思う。
10年以上勤めた会社では突然閑職に追いやられ、自分で異動願いを出せと言われた。社内の求人情報を見ても、持っているスキル的に、行けそうなところがない。最初から自主退職させるのが狙いなのだろう。
リモート勤務で朝に出勤ボタンを押したあとは、ダラダラと過ごしているだけ。終業間際まで、ずっとベッドで横になっている。無駄に時間が過ぎていく。
かと言って転職活動もなかなか進まない。履歴書、職務経歴書を書こうにも、活かせる経験や自己PRで書けることが何もない。会社で積めるはずの経験が希薄だった。機会に恵まれなかったと言うしかないとは思うけれど、結局自分の努力や頑張りが足りなかったツケが回ってきただけ。自業自得。
毎日、無意味に遅くまで起きている。朝方になってようやく眠くなって、始業開始間際に目覚ましのアラームをセットしてから眠る。
今日こそは、目覚めないといいのだけれど。