『眠りにつく前に』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
「死ぬまでにしたいことぉ?」
「そう。まぁ、なんとなくね」
「はーん……せやなぁ、俺は……
……あかん、思いつかんな、そんなパッとは」
「それはそうでしょう。愚問やったね」
「いや、それはええねんけど。
突然変わったこと聞いてくるやん」
「なんとなく、思いついただけやけど……
ほら、ここの連中みんな死が近いから」
「ああ確かにね。それはそう。
うん、そう思うと色々やりたいことはあるな」
「でしょ?」
「聞いてきたあんたはどうなん?」
「私?そうだなぁ…もう一度生徒に会いたいかな。
変わったやつがおったから」
「へー。どんなんやったん?」
「おちゃらけたような、毎日気楽そうにしとった女学生」
「ふーん」
「特に他意は無いで。ただ、元気にしとるかなって」
「ああそう。なるほどねぇ」
「まあ、気にしてられるほど
のんびり過ごしてはいられへんよね。終わりにしよ」
「せやなぁ」
────ある日の話:9
眠りつく前に…
眠りつく前になにかやり残したことはない?
眠りつく前にこれだけはやらないとと思うことはない?
眠りつくとやりたいことを忘れてしまう。
そのやりたいことはどんどん過ぎていく。
時間とともに…。
眠りにつく前に
毎晩君のことを考える
今何をしているんだろう
どこにいるんだろう
誰といるんだろう
何を考えているんだろう
僕には何一つ分からないけど
一つだけ分かることがある
それは
君の頭の中にいつもいるのは
僕じゃない誰かだということ
眠りにつく前に
今日の嫌だったことは吐き出して
良かったことだけ心に留めとく
ああ、風邪ひいちゃったなぁ、明日は学校、気になる人と席が近くなったから頑張んなきゃ!!定期考査前やけん勉強も頑張ろっと、
眠りにつく前に
夢を魅るまえに
私は"私"であることを
忘れない。
いいことだけ思い出そう
明日はもっといいことあるよ
反省して寝ちゃうと
ずーっと眠れなくなっちゃう
君が眠りにつく前に
おかしなウサギの話をしよう
ある国に紫色をしたウサギがいた
がんばり屋さんのウサギは
時に大胆になって皆を驚かせる
だけどいつもは優しくて
仲間に何をされても怒らないんだ
私はひと目会いたいと思った
でもそれは叶わなかった
ただ仮面を被ったウサギを
画面越しに見ているだけなんだ
それでもいいと思えるような
不思議なウサギなんだ
君も気になるでしょ?
でも今日はここまででおしまい
君が眠りにつくまで
ここにいるからさ
眠りにつく前に
君の小さな頬っぺたに
頬擦りをする
私より高い温度を
心地よく感じる
守っているはずなのに
守られているような安心感
そばにいてくれて
生まれて来てくれて
ありがとう、赤ちゃん。
ありがとう、ありがとう。
明日は
あなたの声
聞けるといいな。
眠りにつく前に
今日の振り返りをする
漫画とか小説とか、わたしは毎日読んでる
ムフフ
眠りにつく前に今日はどんな一日になっていたのかなと離れて暮らす息子の事を考える。
月に2回の2時間で我慢させてごめんねと心の中で思いながら夢を見る
明日もいい日になるように祈りながらいつか一緒に暮らせることを願って。
眠りにつく前に、音楽を聴くといいかも。
夢の世界へ入る前に
君の顔思い浮かべて
また明日も会えますようにって
#眠りにつく前に
眠りにつく前に
今日の事を思い返して
沢山反省して
悔いの無い明日へ繋げたい
眠りにつく前に
私はいつも一人旅をする
世界中のどこでもない
自分自身の心の内を旅していくのだ
眠りにつく前にどうしても思い出してしまう。
もう、あなたに喋りかけることすらできないことを。
あなたはいまかどこにいるのだろうか。
眠りにつく前に
カチ カチ カチ カチ
60の刻
気づきたくなくて
耳を塞いだ
カチ カチ カチ カチ
30の刻
気づかなくて
明日に期待した
そうしてカチはなくなった
#眠りにつく前に
夜はただでさえ病んで苦しくて辛くて寂しくて…
心が死んでしまう時もある
だからあなたを想いながら眠りにつくとしてる
あなたの腕の中で心穏やかに休みたい