『真夜中』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
【常々】
珈琲を注ぐ。
蒸し暑いこんな夜にはアイスコーヒーがいい
でも、家でアイスコーヒーを作るのは少し手間がかかる。
だから家ではいつもホットだ。
溜息と紫煙が交差する
がらがらとすりガラスを開けると生暖かい風が入る
頭をガシガシと掻きながら原稿用紙にインクを落とす
進まない話に嫌気がさしてくる
100字書いたら80字は消してる。
進めば進むほど、矛盾と整合性のとれなさに頭を抱える
くだらない話は好きだ。オチなんて必要無いから
内情を吐露する話は好きだ。自慰に似ているから
でも、
でも皆が求める話は難しい
嫌いでは、、無いけれどもね。
原稿用紙が染め上げられた時には
コーヒーの酸味が強かった。
何もかも初めからやり直せたとしても
私はきっと選択を変えることはしないのだろう
あなたが言った言葉の意味を
ずっと考えていたくて
もうすでにはっきりしている答えを
そのままにしているんだ
あなたに気づかれてしまったら
この物語は終わってしまうから
本音を吐くのは真夜中だけ
あなたを想うのも真夜中だけ
夜の闇に包まれると
心はどこか悲しくなる
でも星が輝く空を見上げれば
少しだけ心が軽くなる
月が出てくると
幻想的な世界が広がる
でもさみしさが募るこころに
優しい風が吹いてほしい
こんな夜には、温かいお茶でも飲みながら、ゆっくりと過ごすのが良いですね(^ω^)
「あ゛ぁ゛~っもっ!!」
何なんだょ何時だと思ってんだょ明日3時起きなんだょやめてくれよ!
「んあっ!?2時?」
マジどうしてくれんの?目ぇ覚めちゃったじゃん、
眠いのに目ぇ覚めるとかマジ意味わかんない!
何とかしてくれキンチョー!
(アースでも可)
【真夜中】
余談……蚊の音って
文字に為難くないですか?(笑)
真夜中、君と寝落ち電話する私。
あの日は頭の中が君のことばっかりで、良く眠れなかった、笑
「寝ちゃった?笑」
「ん〜、…寝てない〜、笑」
寝てしまう君
「寝たか…よし、私も寝よ…」
「フガッ……寝んの〜、?」
「…起きたの?笑」
「寝てない〜、笑」
「もう電話切る?」
「ん〜、まだ一緒に電話する〜笑」
「ん、分か、った/」
春、私は恋をする。
みんなが寝静まり
なんだか世界でたった1人になったような
静寂に包まれた孤独
それが心地良い
アンニュイな時間
真夜中
夜に溶け込んで
のまれるまえにねる
Theme.真夜中
歩く。
寒い。
どのくらい歩いただろうか。
あれ?自分なにしてるの?
だめだ、もどれ。
あれ?誰だろう。
寒いなー。
常に心は真夜中を歩いてるよう
No.1『真夜中』
真夜中、その時間に私が起きていることは珍しい。起きているとすれば長期休みくらいだ。
私はその時間が好きであり、嫌いである。そんなおかしな等号が私の中では成立してしまっている。
真夜中は好きだ。誰にも邪魔されない、私だけの時間だと感じるから。
真夜中は嫌いだ。1人でいないといけない時間が長いから。
寂しい──
そんな弱音を吐いても誰にも届いてはくれない。
それが苦しかった。
ある日、真夜中に曲を聴いた。ただぼーっと聴いていただけだが、ある歌詞が聞こえた。
『明けない夜はない』
どこかで一度は聞いたことのある、この言葉。
それはなぜだか私の頭の中で幾度も再生された。
その夜はいつもとは違い、一瞬で過ぎていって、気づけば朝になっていた。
ああ、そうか。『明けない夜はない』のだ。
それに改めて気付かされた私は、今でも真夜中の1人が嫌いだと感じるが、以前よりかは前向きに考えられるようになったのだった。
夜の賑やかさが好きで、私はよく夜の散歩と称して徘徊を行った。それは真夜中から始まる事もあり、朝方に終わる事もあった。
真夜中
静かな時間がいつの間にか日が明ける。
真夜中は暗いし怖いがこころ広げればゆっくりできるし不思議と落ち着く。夜は居心地がいい。悪くない時間だ。
7日目
静寂の自室
僕が僕になれる時間
何時だって、昼だって僕は「僕」だ
でもそれは本当の僕ではない
仮面を被って着飾って
平気なフリして笑っている
そうして「僕」は僕がわからなくなる
自室に帰ると涙が込み上げる
泣いているのは僕だろうか「僕」だろうか
真夜中の冷たさに、静寂に溺れたい
真夜中の散歩。
一人で歩く夜道。明かりも街灯もない。足元も見えない。歩いていると、横から「ギャン」とでかい声が。キツネだ。家の中で聞くより、傍で聞く方が何倍も怖い。真夜中歩く時は幽霊やお化けよりも、野生動物の出現が怖いのだった。
私の涙が海になって
月の灯りだけをたよりにして
金と紺しかない世界で
ぷかぷか
ぷかぷか
ずっと漂えたら楽なのに
世界が私をほおっておかないのネ
いつもはあんなに冷たいのに。
テーマ:真夜中
ふと、目が覚めた。手元のスマホで時計を見ると、時刻は深夜2時を回っていた。いつもの部屋が闇と静寂に包まれいる。なんだか寂しくなってしまった私は、たまらず指輪をはめた。
目を開けると、手入れの行き届いたいつもの寝室。しかし、真夜中の屋敷はしん、と静まり返っていた。もうみんな寝ているだろうから起こすのも悪いと思い、そっと寝台に入る。自分以外にも誰かがいる空間、というだけでどこか寂しさが紛れるような気がした。
数分後、まだ寝付けずに布団の中で丸まっていると、コンコン、と控えめなノックの音が響いた。
「…? 誰かいるの?」
「あ、主様…。オレっす、アモンです。入っていいっすか?」
思いもよらぬ来訪に慌てて寝台から降り、ドアを開ける。
「どうぞ、入って入って。」
「ありがとうございます、失礼しますっす。」
アモンを部屋に招き入れ、椅子に座るよう促す。私もその隣の椅子に腰掛ける。
「こんな時間にどうしたの? もしかして、気配で起こしちゃった?」
「いえ…。なんか今日は眠れなくて起きてたんすけど、さっき急に主様が帰ってきたような気がして…それで様子を見に来たんす。」
それでわざわざ見に来てくれたのか、と心が温まると同時に少し申し訳ない気持ちになった。この屋敷は夜になるとかなり薄暗い。同じ階にあるとはいえ、ここまで来るのには相当怖かったのではないだろうか。この部屋も同じようなものだが、そんな中でも来てくれた彼に対し、少しでも安心して欲しいと思った。もちろん自分が寂しい気持ちもあったが。
「わざわざありがとう。あの、私も今日はなかなか眠れなくて…。ちょっとでいいから…、その、一緒に寝てくれない、かな…。」
「え!? それって、その…一緒に布団に入る、的な…ことっすか…!?」
「うん…だめ、かな…?」
「あ、や…、ん~…………わかったっす! 主様たってのお願いっすからね〜。主様ってば、甘えんぼさんっすね♪ じゃ、早速お布団入りましょ!」
迷いを見せたアモンに少し不安になったが、次の瞬間には私の肩を押して寝かしつけようとしてくるところを見ると、杞憂だったようだ。
こうして2人で布団に入って、身を寄せあった。心地よい温もりに包まれ、次第に眠りに落ちていく。この心地良さが人肌によるものなのか、彼だからなのかはまだ知らない。
翌朝、抱き合うような姿勢で目を覚まし、2人して赤面することになるのだった。
【真夜中】
まだまだ起きてるよ
眠りたくないよ
この素晴らしい世界を終わらせたくないよ
深い深い夜に沈み込んで
静かな闇と手を取り合うよ
昼間は陽キャが仕切っていても
真夜中は僕の舞台だ
ほら足音もさせず廊下を歩こう
声にならない歌を歌おう
みんなが寝静まっている今
僕は独りで活動する
誰にも邪魔されず
僕が僕らしくなれる時間
それが真夜中なのさ
真夜中ふと、目を開ける。
寝直したほうがいい時間だがあいにく眠気は不思議と無い。無いというのは少しばかり言い過ぎで正確に言えば寝直せるほどの眠気は無い、だ。
頭は眠いのだが目を閉じても何度も寝返りをうって自然と目を開けてしまう。
こんな時どうすれば寝れるのか眠れるまで本を読むなりしたほうが良いのか。だが電気をつけてはそれはそれで眠れなくなりそうだ。スマホなんてご法度だろう。このまま身じろぎを続けていても余計なことを考えそうだ。
実家に住んでる頃は外で木が揺れる音が聞こえたり鳥や蛙の鳴き声が聞こえて自然と眠くなるが一人暮らしを始めてからは自然音はなく時折車の音や飲みの帰りなのか上機嫌そうなひとの声が聞こえてくる。
厳しめの家庭で育った自分にはこんな深夜でも外を歩いている人がいると毎回新鮮に驚いてしまう。何回か自分も夜中に外を出歩こうとも思ったがどうにも勇気が出ない。
それに歩くならやっぱり月明かりでさえ明るく、田んぼからの風が心地良い田舎を歩きたくなる。
人とすれ違う心配のない道で一人きり。風を浴びながら昼間見知った場所でも雰囲気が違う道で一人きり。
そんな想像をしていればいつの間にかまどろみが忍び寄りそのまま眠りについた。
普段は怖がりのくせに、休日の夜中に隠れてコソコソゲームをしてた。息子
真夜中
暗闇が私を包んで
何もかも忘れさせてくれるから。
私は真夜中がすきなんです。
「真夜中」
真夜中が好き
静か
空気が綺麗
ひとりでも真夜中なら寂しくない
季節を感じる
ずっと夜ならいいのに
何回か真夜中に電話したりメールしたりしたよね
またしたい
こっちから言えないけど
真夜中に不安定なやり取りしたいって言ってくれたのに
避けてしまった
好きになってしまって
引き込まれそうなんだもん
感情的になる私は受けとめてもらえないでしょ?
大好き
真夜中も
あなたのことも
どうしてるかな
私はよく、真夜中に目覚める。
寝れない時もあるし、夢へ連れていかれる時もある。
寝れない時は、一人、リビングの方へ行き、絵を描いたり、勉強したり、音楽を聴いたりしている。
今や、至福のときとなっているが、昔は違かった。
真夜中、漠然な不安とともに目が覚める。
色々な不安が私の元へ押し寄せてくる。
泣き声が家族に聞こえては迷惑だと思い、リビングの方へ行く。
涙が止まらない。そして私はうずくまって何度も言った。
「ごめんなさい」
そんな事はもう二度とない。
布団の中で、声を消して泣けるようになったからだ。
真夜中