『狭い部屋』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
【狭い部屋】
私は閉所恐怖症だ。このことを知っているのは家族と親友だけだ。幼い頃に母が亡くなって義理の母ができた。最初はとても優しくて大好きだったけど1ヶ月する頃には本性をあらわにした。私がなにか粗相をすると"狭い部屋"に閉じこめる。意識が朦朧として気づけば布団に寝かされてる。そんな毎日が続いた。義理の母は私が閉所恐怖症だって知らないのかな…。今日も"狭い部屋"に閉じ込められる。光が見えた時、私の意識は途切れた。
寝るだけの部屋
北側の部屋で、昼間は薄暗い。
ただ夕方になると光が差し込み
暑い部屋となる。
でも、エアコンはよく効く
あっという間に
涼しくなる。
寝ていると寒さで目覚める。
いつも、部屋を片付けて
少しでも広げたいと思うが
もう、捨てるものがあまり
ない。
なんとなく散らかって
いるが、落ち着く。
今日も、夕食と晩酌の後、
この部屋で寝る。
四畳半 部屋 どのくらい?
狭いからこそ!秘密基地みたいで楽しいかも!
すみっこ暮らし!!!!
あなたのことを思えば想うほど
檻の中に自分を閉じ込めるように
自縄自縛の世界
狭い部屋は泊まってないです
エアコンもかえてもらったし
インターフォンもかえてもらった
ミントも水栽培で元気だし
ラジオもある
花籠にひまわりも増えた
クッションで座ってうたた寝をする
悲しまないで
また出てくるから
信じてくれてありがとう
またお話ししましょう
読んでるから
返事するから
自信を持って書いて
日日はかかりそうだけど
そんな簡単に諦めたりしないから
ここでも動きにくくなってるから
送らないと決めた
そこは妥協したくなくて
かわいいからかわいいままでいてね
狭い部屋35
狭い部屋には
今まで興味を持った趣味の数々
諦めた物や続けている物、始めたばかりのもの
片付けようとすると
あの頃の自分が「捨てないで」と
懇願してくる
そして、「再チャレンジしてみて」と
諦めた物を指差す
仕方ない
もう少しだけ付き合ってやるか
ため息混じりに返事をする
ねこと暮らすこの狭い部屋。
仕事から帰ってきて思うのは、
私たちは救われたんだ、という事。
色々な運命のいたずらでこの部屋に住んでいる。
漂流する離れ小島の様な、この狭い部屋。
4月
部活の衣替えの時期
部長が変わって、新入生も入ってくる
私の部活はそんなに規模が大きくない
40人は余裕で入る音楽室に、
15人だけ…
でも、今年はたくさん入部してくれた
今までに比べてだけど…
先輩が引退して、また広くなった音楽室を
新しい人が埋めてくれる
あんなに広いと感じた音楽室が
今は狭く感じるほどだ
私ももう4年目
今年もこの狭い音楽室で
目まぐるしい一年が始まる
お金がなくて出かけられない
それでも暖かい部屋で
2人で鍋を食べて
音楽を聴きながら
笑い合えたら幸せだよね
そんな『普通』が嬉しい
1つの布団でくっついて寝られる
狭い部屋がぼくは好き
狭い部屋
私は広い部屋と狭い部屋だったら、狭い部屋が好きだ。狭い空間で本とか映画に浸かりたい。
一人の空間を大事にしたい。
でも、視野は広く、心は広い方がいいな。
『狭い部屋』
狭い書斎が欲しいです。
狭い部屋だからこその居心地の良さがありそうですし、狭さ故の「自分だけの特別なスペース」って感じがしませんか?
秘密基地みたいな。
狭い狭いこの部屋。
私は、そこに閉じこもっている。外に出るのが怖い。
でも勇気振り絞って外に出てみると、世界はこんなに優しいんだと気づくだろう。だって
世界は広いんだから。
【狭い部屋】
狭い部屋にぽつんと一人
「寂しいな」とは思うけれど、なんだかんだで落ち着くから此処にとどまっている。私は外に出ない。外に出ても不甲斐ない私はすぐ帰ってきてしまうだろう。まともな職にもつけない私は、本当に、不甲斐ない。今日もまた此処で一人過ごす。
狭い部屋
大掃除をした。
自分の持ち物を把握するためにも
しまってあるものを一度全部出してきて並べた。
まず、毎度のことながら
あちこちからお札や小銭が出てきた。
ずぼらな私が大掃除をすることができるのは
これがあるからだ。
普段あちこちにしまってしまうのもやめられない。
もう捨てたと思っていた半袖も出てきた。
首元が少しへたれてきているが
気に入っていたものなので何度か着ようと思う。
狭い部屋なのに
何があるのか把握できてないことに
我ながら呆れた。
もしも ひとり暮らしをするなら
狭い部屋 ワンルームでいいかな?
俺は 身勝手なハルの母親に
いつも 合わせて暮らしている
ハルも 自由なひとり暮らしに憧れている
何年先になるかは 分からない
自立したいもんである
そのためには 貯金しないと(笑)
ずっと 長い間 ハルは無職だった
和樹さんが 仕事の面接に行ってくれたおかげで
去年から 働けるようになった
俺達は これからも 助け合って
夢を叶えるために 頑張るつもりだ
僕には自分の部屋があるが、決して広いとは言えない。ベッドと机、クローゼットでいっぱいだ。
それでは、あっても、なくても同じではないかと思われるかもしれない。そんなことはないのである。自分の部屋が与えてくれるもの――、それは安心感だ。狭くても、自分の居場所がある。それだけで救われることだってあるのだ。
秘密を打ち明けることだって、思いっきり「バカヤロー」と叫ぶこともできる。そんな場所が果たして学校にあるだろうか。狭いけれど、いや狭いからこそ思いっきりくつろげる。
鬱憤を晴らせる場所がある。それは、とても大切なことだ。自分の家でなくてもいい。そういう場所を作ってほしい。
目が覚めたら見知らぬ天井
真っ白い天井に所々黒いシミがある
少し眩しい明かりが部屋を照らす
体を起こすと木製のテーブルがあって
紙とペンが置いてある
その紙にはなにも書かれておらず
出口のドアも窓もない
紙を裏返しても何も書かれておらず
無意識にペンを取って紙に書こうとした
あれ?
………
胸から既視感が湧き上がる
それはまるで噴火した火山のようだった
不安が恐怖が絶望が込み上げてくる
いまは
なんかいめ?
お題『狭い部屋』
何でも置けちゃいそうな広い部屋
好きな柄のカーテンにお気に入りのベッド
好きなものを好きな様に詰め込んだ部屋
大好きな幸せの空間
なのに
いつからだろう
床一面に散らばる紙や参考書
いつからか閉じたままのカーテン
好きな物で詰め込んだはずの部屋
広くて幸せな部屋はどこか暗く狭い部屋へと
変わってしまった
#狭い部屋
⑪あなたは『福』を『招』く招き猫に思えます。
それに、笑いセンスもあって人々を笑わせてくれる…そんなあなた。
…出会った頃から大好きでした。
「福永招平」
⑫あなたは、『木兎(ミミズク)』のような大きな体を持ち、周りに『光』をもたらすような人ですね。
…こんな私にも明るく接してくださったあなたへ。
これからも、誰かに光を照らし続けるあなたが幸せに生きられますように。
「木兎光太郎」
⑬「北」キツネのように冷たい道も、険しい道も淡々と歩いてきたあなたはすごく素敵です。
それに、人のこともよく見ている方でしょう?
他人にも自分にも厳しいが故に言葉がきついと周りが感じることもあるかもしれません。
それでも、そのような真っ直ぐな言葉を投げかけてくださるのは自分にいる身の回りの人間に対して、「お前ならちゃんとできる」と『信』じているからでしょう。
そんなあなたに私は尊敬しています。
「北信介」
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(※内容がここから変わります)
狭い部屋
狭い部屋で研磨と2人っきり。
猫のような吊り目で見つめられるのは…正直、恥ずかしい。
でも、あなたの瞳がとても綺麗でドキドキしながら見惚れてしまった。
少し時間が経った頃、彼が私を見つめるのをやめ、そっぽを向いた。
何故?と思ったがすぐに分かった。
…少し長めの髪の隙間から彼の耳がとても赤くなっているのが何よりの証拠だ。
壁はただ白く 小さな窓
あるのはそれだけ
壁を飾る絵画もないし
おしゃれな家具も
ぬいぐるみも何もない
窓から差す月明かりが
冷たい床に影を差す
この檻の中から見える世界は
なんと美しいことだろう
窓を打ち付ける雨音
雷鳴が近づき
やがて虹に変わる
夜には満点の星空が語りかけ
月明かりが優しく見守ってくれる
ここには何でもある
外から見たら小さな箱だけど
不思議と外に出たいと思わない
外に出たとたんに
夢は覚める 知ってる
手を伸ばして透明な壁をなでながら
今日も小鳥の囀りを聴く
わたしはまだ此処にいる
いつか閉ざされた心が解放される
その日まで
【狭い部屋】