柔らかい雨』の作文集

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柔らかい雨』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど

11/6/2022, 4:37:04 PM

柔らかい雨

土砂降りでも
小降りでも
普段は固い雨が降っている
けど
君がそばにいてくれたら
柔らかくて、優しい雨が
流れ出す

11/6/2022, 4:35:45 PM

冷たいと思ってた
こんなに暖かかったんだね

見えるものを
見えるがままに
感じたことを
感じるがままに
握りしめていたけど
溶け出した氷が
手首をつたって袖の中に入るのを
君は暖かいと言ったから
私も傘を閉じた

首筋から身体の温みが溶け出す
ゆっくりと沈んでゆくように
空が深く、近くなってゆく
もう冷たさは感じない
ただ、柔らかい雨が
雲の隙間へと
私を誘ってくれるから


#柔らかい雨

11/6/2022, 3:49:35 PM

「柔らかい雨」 

しとしとと 雫が落ちてく この道に差しかかった数分なのに 君はもういなくてさ

11/6/2022, 3:19:52 PM

柔らかい雨

春から初夏にかけての雨は
細かくて地に纏うかのような
包み込む雨で
ふんわりしてあたたかい
土に畑に降ると
細かい水滴が染み込まずに
細かく白く光っている
クモの巣が水の粒をつけて
模様が浮き出てくる
アスファルトはほんのり黒くなり
その暖かさで白く煙りたつ
歩道を歩く

11/6/2022, 2:59:48 PM

「柔らかい雨」

静かにひっそりと奏でられているそれは
耳をすませば聞こえてくる

小さいながらも、音を奏でて

旋律を紡いで優しく心地よく耳に響いてくる

沢山の小さな音が重なり合って
1つの音となり小さい音ながらどこか神秘的な
雰囲気を持っている。

この音はいつも聴けるわけではない
雨が奏でる、その音は小雨の時しか聴けない
特別な音である。

小さなその音楽は耳を済まさねば聴こえない
特別な音楽。

それらが奏でる音楽は毎回、音色が違い
その瞬間しか聴けない特別な音楽。

自然が生み出した音色をぜひ聞いて欲しい。
耳をすませてほしい。
柔らかな雨が奏でる、その音楽を。

11/6/2022, 2:54:03 PM

『柔らかい雨』


たんたらたら
たんたらたらと
打つ音が歌われた

痛みと無縁の身であれば
かなしみとは別の心情を
その雨滴に抱いたろうか

喧騒を忘れた夜の隅で
そんなことも思ってみる

11/6/2022, 2:49:52 PM

「柔らかい雨」

...練習後に浴びる、温かいシャワー

11/6/2022, 2:43:50 PM

今日も一日が終わろうとしている
外は、雨の柔らかい音が響いている
まだ、あの人が帰ってきていない
涙も出なくなって、1人で静かに夢の中へ
落ちていく

11/6/2022, 2:41:25 PM

柔らかい雨


今日、主人が死んだ。
空の上へと行った。

お葬式があった日は、雨が降っていた。
その雨は、温厚な主人のように、暖かく柔らかに地面を打ちつけた。

11/6/2022, 2:35:28 PM

柔らかい雨

眠れない夜、スマホで雨音を流しながら眠りにつくことがある。


雨音をただ聞き流し、音に集中しないで、雨の中に佇んでいる様なきもちの中で、いつのまにか眠りにつく。


考え事で頭が一杯で眠れぬ夜のBGMは、私を優しく包んでくれる雨の音。

11/6/2022, 2:31:37 PM

『柔らかい雨』

あの日と変わらない曇り空
いつかは雨になるのかな
あの日も雨になったっけ
雨は冷たく、痛かった
いつもと同じ雨なのに
いつもと違う雨だった

掠れた遠い憧憬は曇り空
しばらくすると雨が降る
小さかった手を引く大きな手
雨はぬるく、優しかった
いつもと同じ雨なのに
いつもと違う雨だった

いくつもの雨を越え
今日もまた雨が降る
小さかった手は大きくなり
ぬるく、優しかった雨は
冷たく、痛い雨になる
手は大きくなったのに
僕の心は泣いていた

いつもと同じ曇り空
もうすぐ雨になるだろう
いつもと同じはずなのに
いつもと同じはずなのに
何故こんなにも柔らかい
小さな手を引く大きな手

柔らかい雨が僕たちを包む
引かれる小さな手と
大きな僕の手を

11/6/2022, 2:11:34 PM

努力なくして成長なし。

毎日リスク回避の生活。

集団活動、集団生活苦手

11/6/2022, 2:07:12 PM

5年間、私の傍で時を共にした犬が死んでしまった。

散歩中に、車に引かれそうな子供を助ける為に繋いでいたリードを外し、ひかれてしまった。

引いた車はそのまま逃げ去った。
信号が変わり、私はすぐさま横たわった犬に近づく。

弱々しい心臓の鼓動。止まらない血液。
──もう、ダメかもしれない。
と、脳裏をよぎる。

私はそっと抱き寄せ、
「…いい子だね。今まで…ありがとう…。」
と、涙を我慢し震えた声で伝えた。

苦しそうな顔をしていた犬の表情が和らいだような気がした。そして、息を引き取った。

悲しみに囚われた私に、空から柔らかな雨が降り始めた。

まるで、愛犬が優しく私を包見込んでいるかのように───。

11/6/2022, 2:06:24 PM

今日は雨だ
雨音が家にいても聞こえる
ひとりぼっちの家
縁側では
屋根から滑り落ちてきた水が
ぽたぽたと垂れてきている

好奇心で外に出てみると
思っていたより寒くて
体が震える
それでも体に当たる雨は
柔らかくて、
頬をつたる水は暖かい

「今日は一日中雨となるでしょう」

お天気予報士のきれいなお姉さんが
画面の向こうで喋っている
休日の朝なのに外は雲で真っ暗だ
何となく気分が重い
それでもいつもと変わらない1日。

11/6/2022, 2:03:09 PM

「柔らかい雨」

柔らかい雨は真綿のように
ワタシを包むの
貴方からのあったかい
ワタシを穏やかにさせる
言葉の雨

傘をさす
必要なんてないから
放り投げて
貴方の胸に飛び込むの

11/6/2022, 1:53:00 PM

どうか貴方の行く道は
永遠に晴れでありますように
貴方が少し疲れてしまった時に
柔らかい雨が貴方を包み込みますように
どうか幸せと安らぎを

11/6/2022, 1:45:54 PM

雑音を吸い込んだ
柔らかい雨が
アイラインを滲ませ
黒い涙を伝わせる


そんなに
濡らさないで

大丈夫だから


流したいものは

もう


何も無いから




「柔らかい雨」

11/6/2022, 1:36:31 PM

大丈夫。
君は1歩、進んだよ。
そう言って火照った身体を優しく優しく
冷やしてくれるような
柔らかい雨が心に染み渡る。


「柔らかい雨」

11/6/2022, 1:25:26 PM

柔らかい雨が私を刺した。

じんわりとした優しい痛みが身体中を駆け巡る。

自然と涙が溢れたのは、きっと嬉しかったから。

こんなにも幸せな痛みがこの世にあったなんて、あなたと出会わなかったら知ることもできなかった。

『ありがとう…っ』

涙を堪えながらの精一杯の笑顔。

あなたの目にはどう映ったのかな…。

11/6/2022, 1:20:31 PM

激しい雨に打たれて
何もかも洗い流してしまいたい。

そう思う時に限って
なぜか優しく降り注ぐ
柔らかい雨。

大丈夫。
大丈夫だよ。


柔らかい雨

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