『枯葉』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
「枯葉」
現実的には
少し困りがちな枯葉。
でも良いと思うの。
懸命に生きて
緑を茂らせてきた。
寿命がきて
枯れ落ちてしまった枯葉。
緑の時は
その緑で人を
喜ばせていたかもしれない。
枯葉になった途端
問答無用で
扱いが変わってしまう。
例えばそれが
人だとしたら?
枯葉
これまでたくさんの葉っぱで生い茂っていたのにね
もうすべてが枯れた
大好きだったおもちゃも
大好きだった学校も
大好きだった友達も
大好きだった音楽も
大好きだった、、あの彼も
なにもかも、わたしの手からこぼれ落ちていく
もう、わたしには何もない
無造作に落ち葉を踏みつければ、ざくざくと軽い音が鳴る。どんぐりの木は軽く、イチョウの葉は少し重い。枯れ落ちたマリーゴールドは、葉よりも芯の残った茎だけが取り残されている。
自身のために尽くした緑葉たちは枯葉となり、色良し、舞い良し、音良しと、最後は他に尽くす。
ふと、目が覚めると目覚まし時計が鳴る前。いつもなら、6時30分に起きるはずが三十分前の6時00分に目を覚ましてまったようだ。
そんなことを考えていると、完全に脳が覚醒してしまったようで、布団に潜り込んで目を瞑って二度寝しようとするが、寝付けない。
仕方なく、私は台所に行って早めの朝ごはんにすることに決めた。
しかし、今の季節は冬。しかも、早朝。部屋の空気はひんやり。キンキンに冷えた木のフローリングの感触が足から伝わる。
寒い。クソ寒い。
なぜ私はお布団に残らなかったのか後悔する。
そんなことを思いながら、台所のマットにたどり着き、一安心と安堵した時、ぴとっと足の裏に引っ付いた。
私は虫を踏んだと飛び跳ねた。女とは思えない声で。
「うぎゃ!?」
パニック状態で足を振り回し、まあ物の見事に足先を冷蔵庫に当てた。
声は出なかった。痛すぎてそれどころではない。
冷静になって、私が踏んだ物を見るとローズマリーの枯れた葉だった。
バッと台所を見ると、汚れきった水に刺してあるローズマリー。
所々、枯れた葉っぱに黄色く変色した葉っぱ。
こりゃ駄目だと急いで水を変えた。
もしかしたら、今日早起きしたのはローズマリーがSOSを求めていたんからじゃないかと思った。
お題:枯葉
後日あげるのでお題とスペース保存しておきます。
「お慕いしておりました」
枯葉をケープに纏い、一礼。
あなたは最後まで美しかった。
「枯葉」
たぶん、分かんねぇけど、家ってこんなのかなって思った。
いつのまにか擦り傷ができるような冷たい風も手が水玉になるような感覚も、もうない。
全身を包んでいるのは今まで味わったことがないような柔らかさとあたたかさだ。
霞んだ視界は灰色の空が広がっていてゆっくりと白いものが落ちてきている。
雪が降っているのだ。
雪が降っているのにこんなにも温かいのだ。
分かんねぇけど、世間で言われてる家ってこんなのなんかね。
寒くてもあたたかく迎えてくれるところ。
もう死ぬのに今さら知りたくなかったよ。カタギな生き方をしてたらもっと早く出会えてたんだろうか。霞んだ視界が滲む。どこか懐かしい土の匂いが途切れる。
クソッタレな人生にふさわしい最期だ。
俺の家は虫と同じ枯葉の上だったってわけか。
撃たれた右腕にまるで絆創膏のように枯葉が落ちる。
まどろむ。こんなに穏やかな眠りは初めてだ。
枯葉
枯葉が落ちていく様子をじっと見つめる。風に吹かれて、抗うすべもなく、ゆるゆると力なく重力に従う。まるで人間みたいだなと思った。若い頃は自分がいちばん輝いてて、他人の意見なんてどうでもよかった。でも、成長をするにつれて、「老い」という抗えない存在に気づく。肌はハリをなくし、髪は細く少なく、関節はきしんで、脳は機能を減らしていく。でもね。枯葉は土の栄養になる。人間は、残る人の心に残れる。支えになるかもしれない。トラウマになってるかもしれない。わからないけどとりあえず、覚えてくれてるって嬉しいね、ありがたいね。
おばあちゃんの詩を読んで涙を流す
あったことのないおばあちゃんは、私の中の枯葉になって、心の支えになって残っている。
「枯葉」
枯れ葉が擦れる音の心地よさ
命尽きてもなお君たちは美しいのだね
羨ましいよ
"枯葉"
とある秋のこと。
時間はもう夕方で、辺りを紅色に染める太陽がいやに眩しかった。
左肩にトートバックを提げているが、ひどく重くて歩くたび肩に食い込んでいるのを感じる。
積読が底をつき、何冊か買えればいいと思い本屋へと立ち寄った。
だが、気になっていた本やどうしても手に入れたかった本
さらには、表紙に一目惚れしたものもあり結局、最終的に買った本は十数冊ほどになってしまった
予算オーバーも甚だしいが、嬉しさやら楽しさやらがぶち上がって涙まで出るほどだったので良しとする。
これこそ幸せの重みだと実感している。
そんな肩の痛みを噛み締めるようにふわふわとした足取りで歩いていると、ふと目の前をひらひらと落ちていくのを見た。
紅葉の枯葉。美しい掌状の葉が舞い散るのを見て右手で掴んでみる。
綺麗に紅く染ったそれは筆舌に尽くし難いほどに私の心を鷲掴みにして離さない。
心を打ち抜く音が聞こえてくる
新聞紙と沢山の本で挟んで、栞にしてしまおう
思いがけず私だけの素敵なお供が見つかり、更に舞い上がりそのまま帰路についた
枯葉(オリジナル)(異世界ファンタジー)
時空の狭間に飛ばされていたバベルの塔ごと元の場所に戻って来たら、1000年以上が経過していた。
外界から視認できないよう塔ごと大きな結界を施し、リンク達は恐る恐る外に出た。
最初に感じたのは精霊濃度の違いだった。塔内と違って外界はかなり薄く、魔法の威力は大きく減退した。
捜索範囲を広げていくと、やがて、様々な動植物と遭遇した。塔の崩壊とともに世界に散ったキメラや研究生物などが、少しの進化を遂げ、今を生きていた。
より遠くまで探索に赴けたのはレッジだった。
音速で駆けることができる彼はひとり、様々な土地まで足を伸ばした。
ライも一緒に行きたがったが、塔から離れるほど精霊の加護が薄くなり、呪われた古傷が表出して具合を悪くするので、無理は禁物であった。
ある時、レッジが皆を外に連れ出した。
結界の外、少し行くと自然豊かな森がある。
木がまばらな少し開けた広場に、皆が輪になって座れそうな切り株があった。
レッジは背負っていた盲目のヨウを下ろし、切り株に座らせると、ついてきたリンクとライにも座るよう促した。
「何?どうしたの?」
「楽しいことを教わってきたからさ。皆でやりたくて」
レッジは、にんまりと笑った。
そして、風魔法を繰り出す。
小さな竜巻状の風が、周囲から枯葉や枝を吸い上げて戻ってきて、目の前にこんもりと積み上がった。
「リンク、火つけて。すげぇ弱火でな。……消し炭にするなよ」
「難しいこと言うな」
リンクは慎重に火をつけた。
修行の成果で繊細な炎が出て、うまく火がついた。
ライがパチパチと拍手する。
つられてヨウも拍手した。
「そんで、これ」
レッジが銀色の物体を取り出して、皆に配った。
「何これ」
「芋」
「芋?」
「この状態で焚き火でじっくり焼くと、美味しい焼き芋になるんだよ」
「へぇ」
ライの目が好奇心でキラリと光った。
焚き火を囲って、各自自分の芋を世話しながら、のんびりと話をした。
レッジの見てきた村のこと、ライとヨウの研究のこと、リンクの修行の成果のこと。
「そろそろ良いかな」
芋の柔らかさを確かめて、レッジは皆に声をかけた。
外を覆っていたシートを剥がすと、中から赤紫の芋が出てきた。
二つに割ると、黄金色の断面が現れる。
ホクホクと湯気をたてていた。
リンクは竜とのキメラで熱いのが平気なので、冷ますことなくそのままかぶりついた。
思わず目が丸くなる。
「甘い!何これ!美味しい!」
「だろ?」
レッジは嬉しそうに笑った。
ライとヨウは芋に息を吹きかけて冷まし、歯だけで端の方に齧り付いた。
「わ!レッジ!これ美味しい!」
ヨウが感嘆の声をあげて、レッジに微笑みかけた。
ライも嬉しげに目を細めて言う。
「世の中には、まだまだ我々の知らない美味しいものがあるんですね…いや、これこそ1000年の進化の結果かもしれません。レッジ、これからも美味しいものがあったら是非持って帰って来てください」
「了解」
三人三様のらしい反応にレッジは笑って、敬礼で答えたのだった。
レッジは楽しいことが大好きだった。
大事な仲間達と、楽しい時間と記憶を共有すること。
レッジにとっては今も昔も、それが一番の望みであった。
それが叶う今が幸せだった。
こんな日々が、いつまでも続きますように。
・・·・・· 枯葉 ・・·・・·・・·・・・·・・· ·・・·・・·・・·・・·・・・・·・・·・・
·・・·・・·・・·・・·・・· ・ Je suis en train d'écrire. ・·・・· ·・・·・・·・・・・·
枯葉
水もなく、光もなく
私があなたに求め、与えられなかったもの
褪せて枯れ落ちた私の心
あなたが要らないと捨てた、わたしの亡骸
枯葉
冷たい風を頬に感じて、本の世界からふと現実にかえる。
あたたかい日差しに誘われて公園へと足を運び、ベンチに座って本を広げてから知らない間に時間が経っていた。
公園がオレンジ色に染まっている。
遊んでいたたくさんの子供達の数も片手で数えるくらいになってしまっていた。
私も家へ帰ろう。
鞄に仕舞うため本を閉じようとしたときに、ふと足元の枯葉に目を留める。
――いいことを思いついた。
カエデ、モミジ、クヌギ……どれにしようかな。
よし、これにしよう。
オレンジに染まる世界で、やわらかく光るイチョウ。
イチョウの枯葉を手に取ると、読んでいたページに挟んだ。
次にこの本を開くときの道標として。
『枯葉』
学校帰り友達のみよちゃんと歩いた木枯らしか吹き始めた秋の思い出。
私達の帰り道、ある路地に行くと必ずおじいちゃんがしゃっしゃっとリズミカルな音を立てて箒で地面を掃いているお家があった。
大きな通りから風が入り込む裏通りの突き当たりにあるおじいちゃんの家。ちょうど通りの街路樹の落ち葉の吹き溜まりになってしまって、毎日掃除をしないと門が葉っぱで埋もれてしまうんだ。って帰りがけに質問した私達に優しい笑みで嫌な顔ひとつせずおじいちゃんは教えてくれた。
確かに枯葉の量は多くて、毎日片付けないと次の日にはもっと大変になっちゃうなと思ったのは今でも覚えてる。
しかも、おじいちゃんは腰が悪いのかいつも腰を叩きながらなんとか片付けをしていた。
「あんないっぱいあるとおじいちゃんも大変だよね…。」
「うん…。今日はおじいちゃん腰も痛そうだった。」
おじいちゃんから話を聞いた次の日。
いつものようにみよちゃんと帰っていると、おじいちゃんの家の側に近づくに連れて昨日のおじいちゃんの様子が思い浮かんでなんとなくそう口にしてしまっていた。
するとみよちゃんも同じ気持ちだったのか悲しそうな表情で頷き返して、直ぐさまひらめいた様子で直目を大きく開いてあ!と声を上げた。
「なら私達で手伝おうよ!私達がやればおじいちゃんも腰痛くないし。」
「うん!そうしよう」
みよちゃんの提案は何故自分はそれを思いつかなかったのかと思うほど魅力的で大きく同意し、私達はおじいちゃんの家に向かった。
おじいちゃんはこの日も腰を労りながらせっせと掃き掃除をしていたので思い切って声をかけてみると、嬉しそうに「ありがとう。」と笑ってくれた。
みよちゃん、おじいちゃん、私でお掃除をすると落ち葉はあっという間に減り、いつもの半分で片付いたよとおじいちゃんも喜んでくれて。
「手伝って良かったね。」
「うん!」
待っていてと家の中に入っていくおじいちゃんの背中をみながら、2人で良いことをしたんだという満足度を得て、小さく笑いあった。
「今日はありがとう。これは、手伝ってくれたお礼だよ。おじいちゃんはもう少ししたら引っ越しをするんだ。最後にこんな可愛いお手伝いさんが居てくれておじいちゃんうれしかったよ。」
優しく声をかけながら戻って来たおじいちゃんの両手にはお菓子がたくさん入った袋があって、私とみよちゃんに一つずつ渡しながらそう口にする。
おじいちゃんは息子さんとこれから過ごす事になり、近々引っ越すのだという。私達くらいの歳のお孫さんが居て会えるのが嬉しいなんて教えてくれた。
おじいちゃんが居なくなるのは寂しかったけど、そんな嬉しそうなおじいちゃんをみるのは私達も嬉しくて、帰り道みよちゃんとおじいちゃん楽しければいいね。なんて話していた。
あれから数年が経った。
私もみよちゃんも大人になり、みよちゃんとは今でも月一回あってお話をしている。
久しぶりにおじいちゃんの家の前を通れば、おじいちゃんが住んでいた家は新しい家族が住んで、小さい子がお母さんのお手伝いをしながらあのときのおじいちゃんと同じ音をたてながら落ち葉を片付けている姿が目に入って、おじいちゃんが今どうしているかはわからないけれど、きっと喜んで居るんだろうななんて一人頬を緩めた。
【書く練習】
仕事でいつもより多く歩き回った
それだけで、夜になるとぐったりだった
理由に気付けなかった
自分の体をちゃんと把握できてなくてがっかりした
「枯葉」
帰り道、枯葉がちょうど私の頭の上にパサリと音を立てて落ちてきた。そっと手に取って、どこから落ちてきたのかと見上げると、茶色と緑の混じった葉が風に揺れ、その間から木漏れ日が降り注いでいる。きらきらと温かく光るその光景は、どこか幻想的だった。
下ばかり見がちな私に、見上げれば素敵な景色があることを1枚の枯葉が教えてくれた気がした。
雪の下で枯れ葉の衣に包まれて
生き物が春の訪れを待っている
葉や枝を分解し土を肥やしてる
栄養の豊富な土が春の芽を呼ぶ
太陽の射すヒカリに
少しづつ温かさを感じてきました
春はもうすぐ
もうそこまで来ています🍀
枯葉
わたしはとても貧乏でした。。
容姿も、あまり良いとは言えず、親は、見かけだけの愛情だけを、注ぐものですから、わたしは、あの親のことをあまり、、好きと言えませんでした。。
ときどき、、寝る前などに、考えることがあります。。
わたしにもし、こんな醜いわたしでも、ちゃんと愛情を注いでくれる両親と、、お金に困らない家だったら、もっと、きっと、わたしは色々な遊戯や、勉強にも触れられて、この、、、醜い容姿も、紛らわすことができたのだろうと。。
しかし空想は空想で、現実は現実です。。
やはり現実の家は貧乏で、わたしは相も変わらず醜いままです。。
あああ…
あの、、あの……
あの葉が、落ちたらその時、
で。