『枯葉』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
枯葉、
枯葉は必要なくなったから落とされる
また新しく生える葉のために
いらなくなった葉も粉々になり
またその木の養分になったり
違う植物の養分になる
その時いらなくとも落としたとしても
後々見えないとこで役に立っている、
枯葉
また、新しく生まれる
植物
そして、
枯葉
『枯葉』
青葉のように悠々高く
のびのび育って生きていく
そよ風受けてざわざわ揺れて
おひさま浴びて笑ってる
どんなときでも折れることなく
まっすぐ芯のあるあなた
枯葉になっても例え朽ちても
土に還っても愛してる
「枯葉」
いつか綺麗な緑色に育った葉でも
枯れてしまえば茶色になってしおれてしまう
いつも元気だったあの人も
枯れてしまうんだね
枯葉
枯葉が舞う季節になった
彼女はどんな思いで舞ってくるのか
達成感か
空しさか
はたまた恐怖か
とある枯葉はこう思った
またいつかきっとあの木に戻れる
いつか風が吹くんだ
そして戻れるんだ
と
起こるはずもない奇跡を
純粋なまでに信じている
その枯葉は
3日後に踏まれた
くしゃりと音を立てて
出会ったのは…
そう
枯葉が落ち始めた肌寒い日の事
うんと寒くなる前の
丸坊主になっちゃう前の事
その頃にはもう…
出逢ってすぐに惹かれ合った
互いを一目散に求め合った
キラキラ光る小瓶に入れられたような感覚で
二人はきっと周りなんか見えてなかった
幻想的で繊細で儚げな世界
一緒にいると世界に二人だけの空間になった
だから…
だから…
そんな世界を壊すことなんて簡単だった
誰かが小瓶を掴んで落とした
二人は彷徨ってしまったんだ
たくさんのひとがうごめく世界で
どうやって
どうしたら
また…
枯葉も舞い散らなくなった頃には
二人は、もう…
#十六夜目 #枯葉
からから からり
落ち葉を踏むのも好きだった
普段と違う ちょっぴりくすぐる背徳感
ざっざっ ざー
落ち葉掃きも楽しかった
わたしの箒の先
力加減一つで散らばったりまとまったり
枯葉で焚き火 時々お芋
ふと思い出しては寂しくなる
わたしはあなた達みたいになれるかしら
後の世のため 迷いなく灯になる強さ
優しさ 強かさ
今日はやけに 風が強くて仕方ない
枯れてしまうのは
少し寂しい気もしますが
綺麗な姿を見せてもらった分
休ませてあげたいですね
#枯葉
元気を失ったような、あの枯葉たちは
新春を待ちわびながら風に耐えています
花が枯れて、人々に名前を言われなくなった植物たちを慰めるように、花言葉もあるそうです
秋になると、寒さが一段と増して、冬の訪れ前を予感させます。
秋の季節は、風が吹いて、寒くもなり、木の枝から枯葉も、落ちます。
そんな、秋ですが、秋の愉しみと言うと色々あります。
読者や、紅葉狩り、食べ物も、美味しくなります。
寒い季節に向かう時ですが、皆さん、それぞれ風邪などを引かない様に、暖かい服装で、秋を楽しみましょう。
やがて訪れる冬に備えて。
「大好き」
「ごめん」
咲いた花は枯れました
#恋#枯葉
枯葉
私は、散るように枯れていく、早く枯れていく。
枯葉を踏んで歩く。
かしゃかしゃと良い音を鳴らす。
それが楽しくて、次へ次へと踏んでゆく。
下に隠れていたアリはびっくりして逃げてゆく。
それすら面白がって踏んでゆく。
自分がその枯葉を栄養として、
育ってきたことを知らずに。
「枯葉」
お題 枯葉
あなたがよく言っていた口癖が
今はとても恋しくて
ゆっくりと舞い上がる枯葉が
音を立てて風に運ばれる
こんな時間もあなたと分け合えたら
こんなに心は冷たくないのに
いつか枯れゆく 運命(さだめ)でも
春の小さき花々の、彩りを楽しみに待つ。
初めの木は
まだ赤ちゃんで
どんどん
歳をとっていく
赤ちゃんから
老人までたつ
おじいさんに
なったら
色も変わる
緑から茶色
歳をとっている
枯葉は
一枚一枚
落ちていく
それが木の
寿命なのかも知れない
年老いた人間って枯葉なのかな?
社会に害を与えるのならそうなのかもしれないね。
長く生きて歳を重ねた自分の年齢を、人に伝えにくいのは何故?
こんなに生きたんだぞ!じゃなく、
こんなに年老いてしまった惨めな私?
自分の年齢を聞かれた時、何の臆面無く、正々堂々と話せる自分でいたい。
枯葉。
枯葉のベッドで
フワフワに
なりたい。
焼き芋が
したい。
2人で仲良く
落ち葉に
埋もれたい。
秋の並木道って、カラフルな地面を踏みしめるたびに音が鳴って、小さい子が履いてるプープーサンダルみたいに喧しい。
風が強い。
ほんとうに風が強い。
このまま辛い思いも飛ばしてくれればいいのに。