『束の間の休息』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
トイレに
入る。
ホッとする。
誰かの声はするけれど
誰にも見られない
誰もいない
わたしだけの空間。
周りの人には
恵まれてるし
この環境が
決して
嫌なわけじゃない。
でも
ずっと
誰かと一緒
だから。
息を吐いて
ちょっとだけ
休憩して。
さぁ、
扉を開けたら
また
仕事モードの
仮面を被る。
#束の間の休息
#108【束の間の休息】
ふっと一息つきたいときに飲みたいものは
芳醇な香りのアールグレイティー。
サッと短時間でスッキリしたかったら
やっぱり無糖の炭酸水かしら。
おやつは何でも来い!
チョコレート、焼き菓子、おせんべい
最近お気に入りのマシュマロもいいな。
ぐーっと伸びをしたら
大きく1つ深呼吸。
さぁ、もうひと頑張りしますかね。
もう、嫌になっちゃうよなあ。
束の間の休息のときでさえも、君のことを考えちゃうんだもの。
…なんて、本当は嫌じゃないよ(^^)
「束の間の休息」
つかの間の休息
愛が忙しい
ほんとに君がすき
目まぐるしく動く 毎日に
流れる体温が 駆け巡る
この世界に口づけをしよう
例え今日で 世界が変わってしまっても
ほんとに君がすき
からだから溢れる 君の言葉の全て
どんなに世界が変わってしまっても
僕は忘れない きっと 優しさで包まれた
君の可憐な 表現の全てが
忘れかけた太陽が 降り注ぐ今日は sunny day
長い夢の途中で やっとで会えた
悲しみを忘れるほどの
長い鈍色の 世界を 蒼空に変える
君の鼓動が伝わる
つかの間の休息に 咲いた花のように
色彩を変えながら
灰でできた都会を 宝石に変えていく
やっとで会えた天使
これからも約束しようよ
スコールの空が晴れて
つかの間の休息に オアシスに咲いた
白い花が 僕の心に 咲き乱れては
愛の言葉を教えてくれるから
最後の時がくるまで 愛を交わそう
そっとそっと今は 空へと飛ぼう
蒼空に太陽 楽園に陽が差して
君と二人で 空へと変える
きっと待ってる天使が歌を 歌うから そっと空へ
束の間の休息
私は生き急いでいて
のんびりができない。
いっぱい休みがあると
ヒマ過ぎて死にそうだ。
束の間の休息ぐらいが
ちょうど動ける。
束の間の休息ぐらいが
ちゃんと休める。
生きたい理由なんてひとつもないのに
束の間のひととき
君の歌と君の笑顔を見たくなるのは
なんでかな…。
今日は久しぶりに部活が休みだった。
時計が12を過ぎるまで意識を飛ばし、ベッドが私色になった所で目が覚めた。
リビングに降りると母がソファで寝ており、そこにはテレビの大きな音だけが響いていた。
音量は29
母の体がどんどん歳をとっていることに気がついた。
パシャパシャとぬるい水を浴びて、まだ少し寝ぼけていた目がぱちりと開かれた。
約12時間も寝ていたせいか目が腫れていていつもより更に顔が冴えない。
今日はどこにも行かないだろうとダル着から着替える気は起きず、Switchの電源を入れた。
ほんのちょっと休もうか
そんな怖い顔して
ずっと糸を張っていてもつかれるだけだ
ちょっとくらい手を抜いたっていいじゃないか
だれに怒られるわけでもない
たまには立ち止まって
目を閉じ、深呼吸して
落ち着こう
だれでもない君のことが心配なんだ
じぶんをたいせつにしてほしくて
身体がこころが壊れてしまうまえに
一緒に逃げよう
『束の間の休息』2023,10,08
ある日をリアルに話します
小学校と幼稚園に送り出し
買い物をして
じいちゃんと15分の面会
家の片付け
お昼の支度とお昼ごはん
此処で
束の間の休息
訪れない日もあるけれど……
子供らいなくても
休息は束の間率が高い──
(2023.10.08/束の間の休息)
#束の間の休息
はぁ、はぁ、はぁ···ここまで来たら
逃げ切れただろうか···?
すきまへと逃げ込み、モンスターからの
束の間の休息
行けるかと、機をてらい いざ!!
「お母さん!!!!!!!!ゴ○ブリ!!」
★束の間の休息★
1日の終わり。
ホッとする優しい香りに包まれながら、髪や身体を洗って、少し熱めのお湯にゆったり浸かる。
お供には必ずラジオ。
色んな曲とパーソナリティの楽しいおしゃべりに、時に笑い、時に涙して。
束の間の大事なひととき。
束の間の休息
あんまりに疲れたと思ったら
休もうね
なんにもしない、をするの
束の間でもいいから
リラックスリラックス
大丈夫
守られているよ
爪を研いでいる。滑らかに。何者も傷つけないように。粉になった肉片があなたを埋めていく。昨日を振り返り、明日を勘定する。心のいまをそうして向こうにおいて、肉体はあなたを労わるような態度で、明日の準備をしている。これがあなたの休息である。愚かで愛しいあなたの休息である。
あれやこれや
束の間の休息なんて雑務に追われる1日です
でも休みの中の雑務って時間使い方が自分次第だから気が楽。
普段の仕事もこうでなくちゃいかん
自分の中のハタラキカタカイカク
一生懸命働いた?
ならいいよ、取ってきて
束の間の休息
そういえば「束の間」という言葉をきちんと調べてみたことがなかった。束というのは長さの単位で、一束は指4本分の幅をいうのだという。ごく短い時間を一束として、では一日というのは指何本分なのだろう、などとどうでもよいことを考えつつ、どうやら束の間の休息のお陰で一つ賢くなれたようである。
/お題「束の間の休息」より
この街は事件で溢れている。
毎日数え切れない程の依頼が舞い込んでくる。
このミルクを飲み終わる頃には客が来るだろう。
チリンチリンッ
おっと、噂をすればだ。
「腕利きの探偵がいるって聞いたのだけど」
「その情報に間違いはないな。どうしたんだい、お嬢さん?」
「探して欲しい物があるの」
「お安い御用さ。そのブツの特徴を教えてくれ」
「“コウモリ”よ」
「おいおい、何でまた。こりゃ話が変わってくるぜ」
「盗ったやつには心当たりがあるの。左目に傷のある“トラ”よ」
「何であいつが?」
「この前うちのシマを荒らしたことでボスにやられたのよ」
「なるほど、その仕返しって訳か」
「そう。ブツの場所さえ探してくれれば後はこっちでどうにかするわ」
「わかった。報酬は?」
「この“マタタビ”でどうかしら」
「3日後、またここに来てくれ」
「よろしく頼んだわよ」
チリンチリンッ
さて、仕事だ。
一杯のミルクを飲む暇もない。
「ニャーオ」
そう彼はため息をつくと、颯爽と四つ脚で掛けて行った。
『束の間の休息』
妙に重たいリュックを、適当に部屋に放り込んで、ベッドに横になる。
明日から三連休。
でも、明日は部活があるから実質2連休だけど。
つかの間の休息だと思って、私は目をつぶる。
早く、休み来てくれないかなぁ。
#2『束の間の休息』
ほんの2ヶ月前の話だ。
夏休み。朝イチの部活。皆より早く来てホールを開ける。暗く広いその空間に客電をつける。ついでに空調も。照明器具の確認をしたら、観客席で1人、脚本の手直しをする。演出も曲選びも私。本トよくやってるよ。50分の劇作るの初めてなんだけどな。
5分前に1人、時間ぴったりに1人、少し遅れてもう1人、後輩が来る。確かに少ないけれど、これで役者はそろった。唯一の同期で裏方で部長のあの子はそのうち来るだろう。本番まで2週間。3時間後にはダンス部が来る。時間はない。
柔軟、腹筋、発声。舞台に上がり、場面を選んで演じてみる。振り返って話し合ったらまた次。他のシーンも。ここ、もう1回。アクセント多すぎない?滑舌気をつけて。この時はどういう気持ちだと思う?
役者のおかげで書いていたときよりも明らかに人物像が鮮明になっていく。思い描いていたものと違うこともあるが、より良くなっている気がする。
ギラギラと照明に当たり続けて暑い。お腹から声を出して話し続けるし、流石に疲れた。
「ちょっと休憩しよー」
それぞれ、舞台に寝転んだり、客席の1番涼しいところに行ったり、お茶を飲んだり……
私は舞台袖から外へ出て風に当たる。大きく深呼吸。せっかくの休憩時間だけれど、何度も考えてしまう。
この子はどんな子なんだろうなー。何が好き?譲れないものは?癖は?姿勢は?
どの役も演者に寄せて書いたし、この役は私の一部だけれど、不思議ちゃんのこの子は元気がないとどうもうまくいかない。
練習期間はたったの1ヶ月。周りの高校みたいにコメディではないし、劇らしさもあまりないかもしれない。映像演劇みたいな自然な演技に脚本。
でも、舞台上でそれができるってすごいことだから。だって、私、超高校級の役者よ?ものすごいプレッシャーは抱えているけれど、舞台は私のホーム。セリフなんて覚えたつもりはないけれど勝手に出てくる。ただその役を生きればいい。楽しめばいい。
自販機でピッと600mL、70円の麦茶を買う。グビッと飲んで喉を潤せばリフレッシュ。さあ、後半戦といこうじゃないか。
「最初から通そー!照明お願いしまーす!」
束の間の休息
はぁつかれたーー
私はベッドに飛び込んだ。
職場でどんな辛いことがあろうと
毎日家族との会話が
私の束の間の休息だ。
束の間の休息を取らないと
死んでしまうといっても
過言ではないだろう。