心臓が燃え滾るように熱い。

ドクドクと鼓動が早まる。

貴方から目が離せない。

今までは『お遊び』の恋ばかりだった。

全部一時的なもので。

でもこの恋は……

本気(ガチ)かもしれない。

〜本気の恋〜

□本気の恋


憧れる…。してみたい…。

片想い中の時が本気で恋しているときかも。
ドキドキばかりだし。

そんなの、遠い過去の話。

恋をする度にこれは本気で好きだと思う。
でもその恋が散り、また新たな恋が芽生えた時も
同じように本気の恋だと思い込んでしまう。

一体いつ本当の春が私に訪れるのだろうか。

【本気の恋】

「愛してるよ」
「ありがとうございます。私も愛しています」

　まるで模範解答のような返事。
　そう。模範解答なのだ。君の答えは。
　これは私の一方的な想いなのだ。

「ずっと一緒にいてくれ」
「はい。いつまでも一緒にいます」

　君の言葉に嘘などない。本当に最期の時までいてくれるに違いない。それはわかっている。
　けれど、そんなじゃない。君の本当の心が欲しいのに。きっとそれは叶わない。

「本気なんだ」

　私の愛の言葉にも、それ以外の言葉でも、ニコニコと笑顔を絶やさない。
　私の願いは何でも叶えてくれる。それでも、きっと本当の願いは叶えてくれない。
　美しい、誰よりも素晴らしい、アンドロイドの君。
　君は私の想いに答えてくれても、きっと本当の意味では応えてくれない。
　私のこの本気の恋は、きっと叶わない。


『本気の恋』

本気の恋ってなんだろう。

その人のことを思うとご飯も喉を通らないこと？
その人のためなら何でもしてあげたくなること？
その人のために、命を懸けてもいいって思えること？

私はどれも経験したことがない。
じゃあ私は、まだ本気の恋をしたことがない？

人並みに恋はしたと思う。
片思いの切ない時も、両片思いのくすぐったいあの感じも、付き合ってからのふわふわした気持ちも一通り味わった。
もちろん、別れて泣いたこともあった。
振って、振られて気まずくなったこともあった。

恋によって私の生活が一変したことなんか無かったけど、私なりの精一杯で恋をしていたと思う。

本気の恋ってなんだろう。
もし本気になる時が訪れたとして、私の生活の全てが変わってしまうのはちょっと怖いかな。

#77 本気の恋


9月も半ば、虫の声も聞こえる夜。

僕たちは「学校はじまりお疲れ様会」を開いていた。
要は夏休みの間に使い切れなかった花火を持ち寄って遊んでいる。

余りものだから線香花火の数が多かった。
僕は最初だけギラギラした手持ち花火をして、少し輪から離れてのんびり小さな花火を楽しんでいた。

「一緒にやってもいい？線香花火」

「うん、いいよ」

声をかけてきたのは、隣のクラスの女子だった。
咄嗟に平静を装ったけど、あまり話したことはなかったから驚いた。

お互いしばらく無言で花火と向き合う。

「ね、聞いてもいい？」

「うん、なに？」

「線香花火、好きなの？」

「そうだね。火花の散る感じが不思議で、見てて飽きない。腕は疲れるけどね」

「そうなんだ、私も好き。繊細なところとか、だんだん様子が変わるところとか。確かに腕は疲れる」

「うん…あ、落ちた」

「ほんとだ。…あ、私も落ちた」

終わった花火をバケツに入れて、少し疲れた腕を振り、次の線香花火を彼女に渡した。

「ありがとう」

「いいよ」

なんとなくまた無言で花火を始めたが、
しばらくして今度は僕から話しかけた。

「僕からも話してもいい？」

「うん？うん、いいよ」

「あの…」

緊張して手が震え、線香花火はポトンと落ちた。


－－－

本気の、恋。

本物じゃなく、本気。
愛ではなく、恋。

小さな煌めきも、

燃え上がる熱情も、

きっと本気の恋。


飛んで火に入る夏の虫？
上等だよ。

体裁にこだわってないで、
飛び込もうよ。

恋は真剣勝負。
素直になった方が、勝ちだ。

本気の恋

好きって言って、同じだけのものが返ってくる恋をしたい

お題：本気の恋

　皆さん「恋」してるでしょうか。私はしたことないです。たった1人の友達はよく恋愛相談してきますね、恋愛経験のない私に。
　それはさておき、したことないものに書けることなど何もないので私なりに(本気の)恋について少しだけ。


「辛いのなら時に離れる選択も必要」
　本気だろうが関係なしに、心壊さないようにね。

本気の恋

本気とかは分からないけど
恋というものは
支え合えるかしら、励まし合えるかしらとか
共に人生を
みたいな事を考えないんじゃないのかな
と思ったりした

すごいケンカもしたし、終わってしまったけど
あの人とのお付き合いはとても良いものだった
と思える私は良い恋をしたと思う

【本気の恋】
その結末が全て、報われるものならいいのに

【本気の恋】
｢好き｣｢大好き｣
いつも君に向けて言う 本気の恋
｢ありがと｣｢嘘つけ｣
君ににとっては 冗談の恋
｢同性なのに｣｢そういう人、ほんとにいるんだ｣
他人にとっては 禁断の恋

確かに若い頃は、別れてしまったとき
オフコースや研ナオコやその時の気持ちにあった曲を聴きながら
ドラマでもないのに、女優気分で浸ってみたり
ちょっとカッコつけてタバコくゆらしたり
呑めない酒に頼ってみたり
車で一人海に行ってみたり

その時は本気だったんだなぁと思う

もう何十年も前のことだから
記憶も曖昧ww
親の虐待が尾を引いて、好きって言われても信用出来なくて
他にも愛を欲してみたり
今で言うストーカーちっくなことやっちゃってたなぁ
愛情不足がここまで私を歪ませていたこと、分かったのは
つい最近の出来事
自分が嫌いで人のこと信用できなくて、試すようなこともいっぱいしたり

虐待って、死ぬまでその副作用に苦しまなくちゃならないんだよ
もう少し素敵な恋をしてみたかったな

『本気の恋』

「どうせ遊びだった」
そう反芻するたびに身体の中に重く不愉快な感覚が渦を巻く。ひどく重い塊が、腹を満たし、胸につかえて、身動きがとれなくなりそうだった。
「どうせ遊びだったんだから」
ずしりと重くなった胸に、このまま床に沈み込んで窒息してしまえればよかったのにと僕は思った。

【本気の恋】
(※性的表現有り🔞)

「好きだ」
「やめて」
「愛してる」
「ねえお願い やめて」
「あんなに愛し合ったのに？」
「あれは過去の話よ
もうあたし達は『大人』よ？」
「オレは本気だ。
本気で君が好きだ。」
「…イカれてる」
「なあ…」
「本当にやめて。」
「…キスもだめ？」
「舌を入れないならね。」
「つまらないなぁ
昔は毎日のようにしてたじゃないか」
「『昔』は『昔』。」
「君から誘ったのに？」
「…。」
「この間も「ホテルで夜の相手して」って
オレにお願いしたよな？」
「…はぁ」
「な？」
「…何がお望み？」
「ただ『君』が欲しい。」
「へー？
最近結婚したのに？」
「あー…」
「もう相手とは『マンネリ化』なの？」
「そうじゃないけど
ただ…君のことが好きなのは
昔と変わってないよ」
「信じられないわ
だってあなた『女好き』だもの」
「嘘じゃないよ
君と結婚できるのなら 結婚したかったさ」
「ふーん…でも残念ね
あたしには好きな人がいるからダメよ」
「例の『先生』だろ？ わかってるよ
好きな人がいるなら手出しはしない。
オレは『紳士』だぞ
もちろん君の『処🔞』を守る。」
「処🔞を守るなら他のお触りは自由ってのは？」
「…それはオレが我慢出来なくなる」
「そうね
あなたは良い意味でも悪い意味でも
『正直』で『嘘つき』なんだから」
「よくわかってるじゃないか」
「当たり前よ
何年のつきあいだと思ってるの？」
「そうだな」
「それで、今日はシテいかないの？」
「え?」
「処🔞を守るなら…いいわよ？」
「やっぱり君は『最高の良い女』だよ」

秋は最高の季節

夏の暑さが嘘のように下がり

澄んだ空気がひえ


なつかしぃ散歩の空気

楽しかったそれだけでいいじゃないか

忘れていたことも

思い出すこ斗がある

何をやめてもそんのこといみおるの

たふまんなき

誰も本当に誰も君のことなんて知らなきし

君の失敗覚えてないよ？

君は人の何かを覚えてる？

そういうこと！

好きな食べ物が同じ。
水族館や博物館巡りが好き。
年上で落ち着いてる頼れる感じが好き。
声が好き。
収入も安定してる。
初めて会ったとき話しやすかった。

大人の恋を知らないけれど、私はいつの間にか30になって、
周りの友人は結婚したり、子供ができたり、
人生のパートナーを見つけ、別の世界の住人になった。
「誰かを好きにならなきゃ」
突如溢れたそんな焦りに追い立てられて、マッチングアプリに登録したのが1ヶ月前。
彼と会ったのが昨日。
正直楽しかった。普通に生きていたら会うことはなかった人と知り合えたのが嬉しかった。世界が少し広くなった気がした。
でもこの気持ちが恋愛に変わる兆しは感じなかった。
焦る。焦る。もういい大人なんだから恋愛くらいできなきゃ、「誰とも付き合ったことないんです。」なんて言ったら引かれて、残念な女のレッテルを貼られてしまう。
そんなことないかもだけど、勝手にそんな圧を感じる。
恋は衝動。気づいたら落ちているもの。
いつの間にか付き合っていた。
相手のことが好きすぎて毎日考える。
物語の中の恋愛をそれなりに楽しめるのに、どこか他人事で、
私だて好きの感情はある。でも恋にはならない。

「来月昨日話したアーティストのイベントがあるから行こうよ」

彼からのメッセージ。返事するための心の体力がない。もう会いたくないとすら思う。
テレビにマッチングアプリのCMが流れる。
みんなこんなにサラッと自然に発展するのかな、すごいな、恋愛は高度すぎる。考えすぎなんだろうか。
責任感がないんだ。自分にも相手にも。

「是非行きたいです。楽しみです。」

考えを先延ばしにしよう。もう一度だけ勇気を出して
相手のことを知り、自分を知られる勇気を持とう。
これが今できる精一杯の本気の恋への挑戦。
傷つく勇気を持たなくちゃ。
きっと本気の恋はできないのだろうな。

〘本気の恋〙
みずからの感情までも疑って存在意義さえ不確かとなる

『本気の恋』

自分の内にある
本能と理性のベン図が重なった時
はじめて人は本気の恋をする

本気の恋


本気じゃない恋ってどういうことだろう

とりあえずクリスマスが近いから？

寂しいから？

断りづらいからなんとなく？

でもその時の自分で精一杯考えて出した結果の行動なら、いいよね、それも

それが楽しいかモヤモヤするかは
結果論なところもあるし

その結果、本気の恋になったって、それはそれでありなんじゃ？

知らんけど笑

　　　　　　　　　　　　　　　　あきかぜ

今まで好きだった人を順に思い出し、どれが本気の恋だったのだろうか。しばし反芻。

時が過ぎ
思い出になるような恋は
本気ではなかったのだろうか？

本気の恋なら思い出すだけで胸が痛くなる？

今まで一度も本気の恋をしたことないのかなあ。
でも本気でもないのに恋心を抱くか？
恋に本気か否かの２種類なんてないよね。



本気の恋