『木枯らし』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
「木枯らし」
小学生の時に秋になると毎年、校庭で焼き
芋大会がありました。
校庭の落ち葉を集めるのが大変で、4〜6年
生が集めていたのですが、ある一年だけは
もの凄い木枯らしが吹いてしまったため、
集めても舞い上がってしまい延期になった
記憶があります。
芋掘りも楽しかったけど、みんなで食べた
焼き芋はとてもおいしかったな〜。
木枯らし。
木枯らしは
寒いから
一緒に暖まろう。
木枯らしの後の
ご褒美を決めて
出かけよう。
木枯らしで
チャリに乗ると
本当に前に進まないの
私だけ?
木枯らし
最近、木の葉を見ないような気がする。
それとも、私が気づいてないだけかな?
今日の天気は秋です。昨日の天気も秋でした。明日もきっと秋でしょう。私たちの毎日は、秋です。昔は日本にも秋以外の春や夏や冬があって、それぞれ色彩豊かな景色が見られたといいます。けれど、私たちにはそれがありません。私たちの季節は、いつも、秋です。
秋は突然訪れました。歴史の授業では、秋は1月の雪の降る日の晩に突然現れたと習いました。日本列島の上空を覆った秋は、枯れ木のような声で、「自分は秋である」こと、「自分は冬のやつをここで待ち伏せしてやろうと思っている」こと、「冬がここにやってくるまで日本上空を漂わせてもらう」ことを一報的に告げました。当時の人は、さぞ混乱したでしょう。だって、昔の人にとって秋や冬はただの気象現象で、「秋」のように喋ったり、自分勝手に空を漂ってひと所に秋に閉じ込めてしまったり、そんなこと想像なんてしてなかったでしょうから。けれど、実際に秋は枯れ葉が擦れるような声で言葉を喋りましたし、こうやって日本を秋の真っ只中に閉じ込めてしまいました。
冬が来る合図は、木枯らしという風だそうです。木枯らしにくくりつけた紐をソリに繋いだ乗り物で、冬はやってくるそうです。
秋がどうして冬を待ち伏せしているのかは、だぁれもしりません。
だからわたしたちは今日もまた、冬を待ちます。木枯らしが吹いたらたちまち、冬が日本にやってくるでしょう。
私の倫理観は欠如している。
価値観という指標がズレていることを群衆の中で何度も感じることがあった。けれどそれは感覚の問題で、違和感だけが付き纏う。私は理解できない感情の正体を暴きたかった。
中学生の私は模範的な優等生を演じる。周囲を取り囲む人間関係は蟻の巣のようで、観察することに没頭できる有意義な時間を過ごす。
私に欠如しているのは、美醜に対する相互理解だとすぐに分かった。『醜い』ことへの不快感の味は知っている。教室の端の方、黄ばんだ歯を覗かせながら棒のように立ち竦む、眼鏡の少女を罵倒する女子たち。品性のかける笑い声は卑俗さを剥き出しにしている。露骨に見せつけることによって自身の地位を確立しようと縋り付いているのだろう。それが私には浅ましく醜い存在として視界に写った。
対して、『美しい』とは何か理解ができない。判断する基準が私の中になく、想像上の産物のように不確かだ。相対的に評価される美しさなら理解できるのに、私の中で姿をあらわすことはなかった。
美しさとはどんなものなのか。心を揺さぶる。惹き付けられる。……自然と目で追ってしまうものなのか。裸でいるときの、開放感に溢れるものなのか。逡巡して思いを馳せながら嘆息する。憂いに帯びた瞳は少し熱に帯びて、憧憬は偏執へと変わっていた。
その日、私は貸出日が間近に迫った本を余裕を持った足取りで返却した。夕暮れに染まる廊下は夜の影に呑み込まれていく。下校時間は過ぎて、すれ違う人は誰もいない。階段を降り、廊下を突き当りまで進もうとして、───足を止めた。
血を吐くような掠れた声。静寂のなか、微かに聞こえた声は聞き覚えのあるものだ。耳をそばだてる。何故か分からないのに、心臓は早鐘を打った。
息を潜ませてゆっくりと扉へと近づき、無人の教室を覗き込む。
揺れるカーテン。ふわりと髪が揺れる。
ああ、虐げられていた子だ。濁っりきった、噎せ返るような香り。彼女は特定の机の前で嘔吐きながら、しかしその横顔は笑っている。醜いと感じていた人間の机だと私は気付いた。唇の端を痙攣させながら銀色の糸をひいて、べちゃりと吐瀉物は落ちていく。燃えるような暮れの空が沈んで、汗だくの彼女を隠す。浅い息と紅潮する頬がまろやかで、心臓を捕まえられた。私はそれを美しいと網膜に焼き付ける。喉がカラカラに乾いて、余波が脳をちりちりと焦がす。振り返る彼女は、私を視界に映すと表情を凍りつかせる。子鹿のように足元を震わせる幼気な姿はひどく美味しそうで余韻に浸りそうになった。こんなにも綺麗で、可哀想で。この子を私のものにしたい。色付いた欲望は暴れ出す。私は教室へと踏み込み、閉じ込めるように後手で扉を締めた。
木枯らしの季節
私は貴方を思い出す
あなたとのいちばん思い出のあったこの季節が
私は今もずっと大好きだよ
「木枯らし」
木枯らしにあうと、「まだまだ冬は終わらない」とため息をついてしまう。
かなり昔の若い時代の私だったら、木枯らしに吹かれても颯爽と外に出かけていたのに。
50を過ぎ、身体も多少ガタが来てると木枯らしに対しての抵抗力もなく「頼むから早く春よきてくれ」と切実に思ってしまう。
突き抜けるような木枯らしに
吹く風に冷たく体温を奪われる。
温もりが恋しくなるのに
側にはいない君がどうしようもなく遠くて
その距離に寂しく思う。
#__木枯らし__
お題 木枯らし
あなたが決めた事だから
泣かないと決めてたのに
瞳に映るあなたが少しづつ見えなくなって
涙が止まらない
だけど木枯らしと共に消えていくあなたを
止められない
揺風詩
繋ぎ止める術は無く
跪き天を見上げた
想いは風に攫われて
哀しみの痛みだけ
胸に突き刺さる…
触れる指絡めて
繋ぎ合わせても
離れていく
愛しさに
締め付けられる
想いが語る傷は
薄れていく
儚さにと
重なり合う 双樹の様
寄り添い 流れた雫が
刻の哀しみと共に
私の夢を…
木枯らしに、
枯らされないように、
吹き飛ばされないように。
壁に貼り付いて、
じりり、じりりと
次の角まで──
あっ......
この冷たさも、寂しさも、軽やかさも、木枯らしと同じこと?
はじめてみた。
思ったことポイッとつぶやく感じなのかな?
アクリル始めたんだけど描きたいものがなかなか浮かばなくて時間が過ぎちゃう(´-` )
想像力スランプ早く抜け出したい〜〜〜
アナログ絵描き友達ほしい!探そうかー!!
〜木枯らし〜
そことなく吹く木枯らしは
僕の汚れた心をも洗い流す
お題「木枯らし」
寒いのは好きだけど、疲れた体にすごく響くので好きじゃない
木枯らしが吹く頃。
ふと君を思うんだ。
風のように僕の前に現れて
一瞬で消えた。
ねぇ、君は今どこにいるの?
木枯らしが吹いて
寂しい気持ちになった
青空を見ると
キラキラした気持ちになった
早く春の歌が
聞こえますように
寒い冬はやっぱり
心も寒い
#木枯らし
木枯らしってなんだか
寂しい雰囲気がする
木枯らしと一緒に僕の中にある元カノの記憶も飛ばしてください…
木枯らし
垣根の垣根のまがりかど
焚き火だ焚き火だ落葉焚き
あたろうかあたろうよ
北風ぴいぷう吹いている
サザンカサザンカ咲いた道
焚き火だ焚き火だ落葉焚き
あたろうかあたろうよ
霜焼けお手々がもう痒い
木枯らし木枯らし寒い道
焚き火だ焚き火だ落葉焚き
あたろうかあたろうよ
相談しながら歩いてく