『月夜』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
月夜
居酒屋でバイトしていた私
そこの社員だった、「片岡さん」
とてもステキな男性だった私は片岡さんが大好きだった
片岡さんも、私のことを気にかけてくれて
毎夜、車で送ってくれてた
お互い、彼氏、彼女もち
恋と呼んでいいのだろうか
私は就職のためバイトを辞めることになった
片岡さんも退職することになった
握手して別れたわたしたち
思い出すのは
車から見えた月夜の儚い恋心だった
【月夜】
次の月が美しく、流星群が降る日には
密かにある願い事を託してみようと思う。
東京だと綺麗に見えないかしら?
最高のスポットを探してみよう。
願い事、もちろん私自身も努力をするけれど。
最後は結局神頼み。
ねぇ、私の神頼み結構叶うのよ。
大きな夜空。月と星。
昔から好きなんだ。
「月が綺麗ですね」
彼女に言ってみたい
憧れの言葉は
流れる雲が…
途切れ途切れに月を隠して
僕の勇気に邪魔をする
#月夜
#月夜
星のナミダが
月明かりにキラキラ舞い踊る夜
誰にも内緒
泣いてるなんて知られたくない
だから大きな声で
歌いながら私も踊る
今日の人生の舞台は
無言劇…恋 第二幕
暗い夜空に、明るい月が一つ。何にも依らずただ一人で懸命に輝く姿ーー誰かを思い出す。
「やめろ」
そこまで考えて自分に言い聞かせる。月に他者投影するのは、流石にどうかしてる。でもな……
真っ黒な夜空を優しく照らす、道標のような月。変なこと考えたせいか、なんだか自分のことを見守ってくれているような気がした。
『月夜』
水たまりに反射した光が眩しくて
舌打ちしながら見上げた空には
嘘みたいな満月があった
青白い月、だなんてよく言うけど
今日の月はやさしいクリーム色だ
今日はシュークリームを買って帰ろう
#ある月夜の過ごし方
遠くの空でほわりと光る月に
何となく手を合わせてしまうことがある
いつからかは忘れてしまったけれど
多分大人になってからだと思う
願いごとを言うことは無く ただ手を合わせる
しばらく眼を閉じていると
夜のゆったりとした空気を五感で感じる
電気や太陽の強い光を浴びてくたびれた身体に
月の優しい光が流れてくるような心地よさ
心とからだ ほぐれていく
月夜
私は小さい頃から空を眺めるのが好きだった。
ただ、とても好きだとか詳しく調べたいだとかそんなわけではなくただぼーっと眺めるだけ。
それは夜空も例外ではなかった。
家族が皆寝てる中、部屋の窓から空を眺める。
月や星が見える日、雲のせいか真っ暗な日、様々な表情が見れる。
嬉しいのは流れ星だけれど、眺めるのが好きなのは、静かに輝く満月。
色々な物語や文章に出てくるくらいに、昔から月を美しい、とか綺麗だと思う人はいたのだろうか、とか
いつの時代の人も、世界中のどこかの人も誰かは眺めているのだろうかだとか私は考える。
ロマン、というのだろうか、を感じながら眺める。
そうして見ているうちにだんだん心が落ちついて、穏やかな気持ちになる。
穏やかなまま布団に入り、眠る。
また、眺めようかな。
月夜
君は僕が月夜に照らされたような瞳をしてると言ったね
その時から僕は自分の瞳の色を好きになった
今宵
空を見上げて
芽吹く生命の息づかいを感じる
また春が来る
儚く散った
あの日の夜桜と貴方に思いを馳せて
また一人涙する私を
優しく月が慰める
月夜
欠けた部分があるのは月も一緒 。
それでも光り続けるんだ。
月夜。
僕もおなじような美しさになれるだろうか
今日、ちょっと寒くない?ひんやりしてる。
コート着てないからだろ?もっと厚着してこればよかったのに。
だってー、予報ではそろそろ春模様って言ってたんだもんー。
……ねぇねぇ、月、キレイじゃない?
…ほんとだね。いつもにも増してきれいだね。雲もないし、はっきり見えてる。
ええー、まぁー、そーだけど……違うじゃんー
……拗ねちゃった?…〇〇のために死んでもいいよ
「月夜」
暗い夜に流る薄墨が
滲んで境を隠す 滲んで舌を伸ばす
宵の薄絹十重二十重
月も黒絽の向こう側
山影は手招く
いざや 根の国は彼方
根の途は此処にありやと
さやさやと名を呼ばう
いざや 黄泉路往け
黄泉平坂此処にありやと
宵の薄絹十重二十重
月も黒絽の小夜衣
猫か狐か叫び声
隣の障子に躍る影は誰のもの 誰のも
墨引き際のかはたれに
引き連れて佇むひとぞ笑む
薄衣の向こう(お題:月夜)
月夜
あなたはこの暗い世の中を優しく照らす月夜のようだけど私はこの世界に溶け込むような闇夜みたいだ。
…私にとってあなたは少し眩しく見える。
圧倒的ではなく、少しだ。
でも、この"少し"が大きく感じる。
…何故だろうか?
月夜の空を眺める
何だか穏やかな気持ちになる
月夜に照らされてるそんな景色がすき、、、
ハァっと息を吐くたび
白いモヤが空中に消える
寒い冬の夜
そっと空を見上げる
今日は満月か
太陽みたいに明るいあの人は
私には眩しすぎたのだ
側にいればその熱で
身を焦がすだけだから
だから、、、、
離れて正解だったのだと
自分に言い聞かせて
前を向いた
頬を伝う涙を
月夜だけが知っている
毎日仕事からかえると
必ず夜空を眺める私
星を見るのも好きだが
やっぱり綺麗な満月を見るのが
自分にとっての癒やしの時間
明るく
強く
たくましく
時には
暗くなっている自分の気持ちを
「明かり」というエネルギーで
明るくしてくれる
心の苛立ちも
いつの間にか
忘れさせてしまうくらい
そうです。
月夜の晩の日の楽しみは
私の心のオアシスなのです。
窓の外はまだカゼが冷たい
少し小さなカップにスープを一杯
僕は丁寧に飲んでいる
君は相変わらず薄味だね
小さなカップに一杯のスープ
僕は飲み干してしまう
窓の外は春の月
窓の外は確かに春の月
今日は一緒に見ようよ
月夜に照らされて
僕はここにいると叫んでる
あの光がなくなれば
暗闇に溶けていくだけ
希望の月の光だけは
消えないでくれ