『月夜』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
「月夜」
冷たい冬空に覗く満月とオリオン座
澄んだ空気と雲一つない月夜
私のお気に入りのひと時
月に手を伸ばす。
月の光を受けた爪がキラキラと光った。
「月が綺麗ですねぇ」
隣に座っていた彼は、ため息混じりの穏やかな声でそう言った。私は曖昧に笑って頷く。
彼は知っているのだろうか。月が綺麗ですねという言葉は、夏目漱石がI love youを日本語訳する時に使われた言葉だということを。最も、夏目漱石がそう訳したのはガセだとも言われているのだが。
彼は続けて言う。
「死んでも良いって感じですねぇ」
どうやら知っていたらしかった。
彼は私と同じように片手を月へと伸ばした。
彼の手が揺れ、コツンと彼の爪と私の爪がぶつかり合う。それから彼は私の指をするりと絡めとった。
彼は私の顔を見つめて頬を緩める。
「ねぇ?」
幸せそうに微笑む彼を見ていると、私もなんだか暖かな堪らない気持ちになった。
「自信たっぷりだね」
私が笑いながらそう言うと、彼もクスリと笑い声を漏らした。
「うん。だってそうでしょ?」
彼はそう言うとぎゅっと私の手を握る手に力を込めた。
「そうだね。…本当に死にたくはないけどね」
私も繋がれた手をぎゅっと握り返す。
「月が綺麗だねぇ」
私がそう呟くと、彼は満足そうに笑った。
今夜は満月とのことなので。
家のベランダからも満月見えました。寒くないからゆっくり見ることができて嬉しい。
3月の満月は「ワームムーン」と呼ばれると聞いて、日本でも各月の満月を表す言葉があるのかなと思ったらどうやら無さそう?だった。
だけど寝待月とか上弦の月とか、綺麗な月の呼び名がたくさんあるよね。これを考えた昔の人の感性が素敵だなって思う。
《月夜》
君との夜のお散歩が好きだった
月を見ながら歩いて近くのコンビニまで行くの
君は絶対パイの実を買って
私はじゃがりこのたらこバターを買うの
君は天然水を2本買って
私は買いすぎじゃない?って笑うの
君はタバコを買って
私は1本ちょうたいねって
そんな他愛もない日常が
いちばん幸せなんだ
月にはうさぎがいる
って言ってたっけ
上を見上げて想い出す
懐かしい小さき頃の記憶
月夜
月は夜を包み込み、夜は月を包み込む
月と夜はお互いになくてはならない存在
夜があるからこそ月は輝いていられる
月があるからこそ夜という美しい景色が生まれる
私はそんな月と夜の関係が好きだ
月明かりに照らされた
夜道をひとり
寂しく歩く
そうしていたら
夜空に浮かぶお月様が
頭上から語り掛けてきた
ひとりじゃないよ
見守ってるよ
【月夜】
ふと上を見ると、空にはポツンとまんまるな月が取り残されていた。なんだかひとりぼっちみたいだ。しばらくその月を見ていると、いつの間にか信号が変わっていた。また青になるまで待つことにした私は、もう一度月を見た。心なしか周りの星が明るく見え、ひとりぼっちではなかったのだな、と思った。そんなことを考えていると、また信号が変わった。今日は地面を見て歩くのは勿体無い。いつもより軽い足取りで私は信号を渡った。
〜月夜〜
月夜の晩に
ハンバーガーとポテトを片手に
家に帰るときの、あの高揚感は、
今はもう、無い。
大人になると、ジャンクフードが
月に代わってお仕置き(主に内臓へ)
してくるので
命をかける必要があるからだ。
そんな恐怖も
アルコールで吹き飛ぶがなッ!
月に乾杯、ガハハハハハ!!!
今日は最後に沢山先生達と話せた ワックス掛け終わって廊下で先生と並んで歩いた多分最後だったよね,最後に2人きりで歩けて良かったです
途中で水切りの抑えてたら「𓏸𓏸さん軽すぎて飛んでいかないようにね」って笑ってた 教室では先生達と沢山お話できた
アルバムのコメントは私だけ長い間考えて書いてくれた ハート書いてください!って言ったらえーって言って横に小さく書いてくれた ハートに見えなかったけどな笑 先生達にコメントで書いて貰えたように笑顔絶やさず頑張ります
まだ20代だけど老いて行くのが嫌ででも歳を取ることは止められなくて。おばぁさんとかみると綺麗なうちに早く死んでしまいたいなと思うんです。こんなよぼよぼになって生きてるの楽しいのかなって。
/月夜
今夜のアプリのお題なにかな、と
楽しみに見たら
「月夜」とあって、
歩きながら
お月さまか……と見上げた
シャンパン色のお月さまが出てて
おっ 満月
えっ もしかして
満月だからあのお題?
わあ、『書いて』さんありがとう!
と
にこにこ帰ってきた
なぜかとてもうれしかったな
書いててよかったなあ、て思った
昨日、運転中に、空に丸い月が浮かんで
いるのが見えた。
そして今日も、丸い月が浮かんでいるのを
見た。
太陽の日差しがいろいろあるように、
月も、いくつかの顔を持っている。
夜空に浮かぶ、金色の月。
昼間に見える時は白く。
三日月は、綺麗な孤を描いて。
黒のグラデーションの空に浮かぶ様は、
しばらく目を離せないほど綺麗だ。
月夜というと、何となく秋の夜空を
思い出すのだけれど、
初春の月も、いいものだな、と思った。
「月夜」
貴方と月が見たかった
月の綺麗さを伝えたかった
#月が綺麗ですね#月夜
三月も半ばになると、ずいぶんと過ごしやすくなる。朝晩の冷え込みも今までよりも穏やかだ。
そろそろ、夜の散歩を再開しても良さそうだ。
俺は晴れていれば夜にジョギングや散歩をしていた。が、寒いのは苦手なので冬季はお休みしています。
でも、そろそろそれを再開してもよさそうな気候になってきた。
扉を開ける。まだ少し寒さがあった。我慢はできるくらいなので、俺は家をあとにする。
空を見ると、星が輝いている。月も煌々と輝いていた。冬のようにすぐそこに星が月がある訳ではないが、これもまた美しい。
歩きスマホならぬ、歩き夜空。同じ前方不注意だ。どちらもその世界に溶け込んでしまう。見いってしまう。
寒さに負けて夜の散歩を自粛していたが、この絵になる夜空をみると、また毎日月夜を見ながら散歩をしようと思ってしまうのだ。
【月夜】
- 月夜 -
静寂を照らす
柔らかな月光
僕の心を優しく包む
君のよう
今夜は
君に会いたい。。
―月夜―
今夜は満月。
カーテンを開けたら、雲ひとつない空に綺麗な月が浮かんでいる。
「今夜の主役は私」と言わんばかりに輝いている。
3月の満月は「ワームムーン」とも呼ばれるそう。
意味を調べたら「イモムシ月」と出てきた。
調べなくてもよかったかな……(笑)
「今月はずっと雨ばかりだったな」
私は誰もいない部屋の中をぼーっと見つめながら、誰に言うでもなくそう発した。
一人でいると、色々考え事をしてしまうのは私の悪い癖だ。
そうやって精神を病んでしまうのに、やめたくてもやめられないんだから困ったものだな。
色々な思いにもみくちゃにされた私はひとしきり泣くと、耐えられないように二階の部屋へと向かった。
部屋の窓からは、明るい月夜が見える。
気付けば久々の晴れた夜空。
私は空に浮かぶ月を眺めながら、そっと瞳を閉じた。
最近ニュースで話題になってる殺人鬼
通称「死神」というらしい
月が照らされた月夜のときにだけあらわれるらしい
死神は悪人だけしか殺さないんだって
さ、月夜の今日も行きますか
ゴミを排除しに……
2冊ほど読んだシェイクスピアに月がよく出てくる。
好きな人を(月より綺麗)みたいな事を書いていた。
好きな人はそう見えるんだろうか。
それとも、登場人物が美人だったからそう言ったんだろうか。
月は、(綺麗)の象徴だ。
だから、月に憧れる。
この世に月より綺麗な物があると思えない。
でも、恋をしている人には月より綺麗な物がある。
恋は、どこか可笑しい。
月夜より綺麗な物。