『時計の針』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
暗い部屋。
静かな部屋。
一人の部屋。
唯一聞こえる音は、布団の擦れる音と、時計の秒針の音。
そして、たまに聞こえる電車の音。
僕は今、布団にいる。
全然、眠れない。
時計を見る。
午前4時14分。
布団に入ってから、3時間も経ってしまった。
僕が布団で何をしているかというと、ずっと勉強をしている。
どうやって?
と思うだろう。
僕は、復習をしている。
今日の、いや、昨日の授業がどんな感じだったかな、どんな内容だったかな、どんな雑談してたっけな、みたいな。
これをすると、ワークやら参考書やらで勉強しなくてもある程度のことは頭に入る。
実際、これをしたときとしなかったときは覚えている量がだいぶ異なる。
いつも、時計の秒針の音を聞きながら勉強している。
今日も、明日も、明後日も。
時計の針
時計の針は戻らない。
ただただ進み刻み続ける。
何度あの日をやり直そうと考えても、何度時計を巻き戻しても。
決してあの日は戻らない。あの瞬間は二度と来ない。
どれだけあの時に似た瞬間が来ようとも、あの後悔は消えてなんてしやしない。
悔いてもがいて泣き叫んでも進み続ける世界に引き摺られていく。
進むしかないんだ。
あの日と同じ悔いを残さぬために、あの瞬間の苦痛を繰り返さぬために。
そのための後悔を時計の針は刻々と刻み続けているのだから。
時計の針 #1
時間が足りない。
そう嘆いている間も時間は進む
一秒一秒丁寧に、そして一度も止まることなく
あと一秒で
時計は明日を告げる。
時計ってずっと動いてるよね。
まあ電池がある限りだけど。
時計の針を止めたら時間が止まるとかあったら面白いなぁー
――なんて。
テーマ:時計の針
<center><table width="370"><tr><td><font size="2"><br />
<FONT face="メイリオ" size=2 >
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今、俺は幼馴染の女優から相談を受けている
内容は「松村北斗君の顔が見られない。恥ずかしくて」
凄い赤い顔で言われたけど相手も俺の友達な訳で
「えっなにこれ、北斗の事好きなの#name1#」
「じゃなくて、この前ドラマ出たでしょ、WOWOWの。でananやったでしょ。それから恥ずかしくて見れないの」
「あぁ激しい濡れ場やったから?」
「見たの?」
「ドラマは見てないけどananは見た」
幼馴染と友達のキスシーンとか変な気持ちだし
ananのSEX特集もチラッと見たけど俺が恥ずかしくなるぐらいよほんと
「見たの?やめてよ」
「いや樹と見た。あれなかなか過激だったな」
「風磨のも過激だったよ」
「いや、どっちも知ってる人ってなると余計になんか恥ずかしい。#name1#ほぼ裸じゃんあれ」
「なんか気付いたらブラジャー なかった。北斗君が取ってた」
「ちょっと聞きたくないわ」
友達同士の夜の営み聞かされるみたいな気分
お酒飲まないと聞いてられない
「はしたない子って思われたかな」
「いやどっちかと言うと北斗がそんなそんな乗り気だと思わなくてビックリしてる」
「雰囲気?ノリ?なんかカメラマンさんがどんどんいきましょう普段の感じてって」
「普段の感じって#name1#北斗と普段とか無言じゃん」
「喋るよ失礼な。でも今は無理」
「なに恥ずかしいの」
「うん恥ずかしい。なんか初めて彼氏とキスした後にあったような」
「ちょっとなんか聞きたくないんだけど」
なにこれ、地獄
赤い顔して俺の事見てどうしたらいいの風磨って言われても
「ねぇ、どうしようもうSixTONESのとこにも行けない」
「処女みたいな事いってんな」
「真剣に悩んでるのに」
「撮影終わってから会ったことないって事?」
「うん。連絡も北斗君とは元々取る方じゃないし、あっちからもこないし。共演もない」
「いや、もう俺にはこの問題無理だわ。樹呼ぼう」
「やだ。樹君絶対笑うだけで何もしないよ」
やだやだと言う#name1#を放置して呼んだら近くにいるらしくすぐ来た
そして#name1#を見るなり、あら#name1#ちゃんご機嫌斜めなのって
「樹くん呼ばないって言ったのに来た」
「ひどっ」
俺の腕に頭を押し付けやだやだと駄々こねはじめ
「なんか#name1#が北斗に会いたくないんだってよ」
「えっそれって恥ずかしいから?」
「お前なんでわかんの」
「いや北斗も恥ずかしくて会えないとか言ったから、って#name1#ちゃん聞いてない」
「もう寝るぞこれ。で2人して恥ずかしがってんのうける」
「北斗は#name1#ちゃんにやり過ぎて嫌われてないかって」
「えっやり過ぎってなに、やってんの2人」
「やってねぇだろ。えっやってんのかな?違うだろ」
「やってたら俺ショックだわ。#name1#そんな軽い子に育てた覚えないから」
「#name1#ちゃんお前に育てられてないだろ」
「まさかの北斗ってのがもう俺の心が」
「でも雰囲気とかもあってキスめっちゃしちゃった。お胸も触っちゃったしって」
「お胸って言うな」
「北斗だから言ってたの」
「ちょっと#name1#、北斗に胸触られたって起きろ」
「うーー、触られた、かなぁ、覚えてない、んーー」
「#name1#ちゃん北斗呼ぶ?」
「やっ無理。樹君嫌い」
「えぇ理不尽」
「慎ちゃんの方が良かった。でも慎ちゃんにはしたない子って思われたくない」
「俺はいいのね」
「樹君は女はみんな可愛いエロかったら誰でもかわいいって思ってるタイプだからいいの」
「#name1#ちゃんが付き合ってくれるなら他の子とは遊ばないけど」
「まず俺が無理だから。#name1#の彼氏が樹とか死んでも嫌だから」
「風磨の意見聞いてないから」
「世間も許さないから樹が彼氏とか」
「冷た世間」
「それに、私同世代から年下のジャニーズとは付き合わないって決めてるし」
「えっ始めた聞いた」
「みんなとずっと仲良くいたいし、ファンの人も嫌でしょ私と付き合った。たまに風磨と結婚してほしいとか人いるけど、基本嫌だと思う。昔ジャニーズのほとんど
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時計の針
時計の針は1秒ずつ動いては止まるタイプと止めらないタイプがある。
俺は1秒ずつ止まるタイプが好き。
なぜなら、動いては止めるところを見ていると時間が
経過している感覚を強く感じるから。
これからも1秒ずつ動くタイプを買うだろうな。
カチ、カチ、カチ、カチ
と、長針が一周するたび、短針は、
12から1へ、1から2へ───
人生で長針は、短針は、何周するのだろうか。
もしも人生の時計の針を戻すことが出来たらなら、どれだけ逆回転していつに戻りたいかな。
いま考えたら、もっと上手にやれていただろうビジネスのあの場面だろうか。
いろいろ考えなかったわけではないけれど、この人かなぁって決断した時だろうか。
好きだって気持ちだけで決めてしまった進路選
択だろうか。
怠けてしまった学生時代だろうか。
大切な友達を心ない言葉で不用意に傷つけてしまったあの時間だろうか。
もしも人生の時計の針を進めることが出来たらなら、どれだけ回転していつに進みたいかな。
1年後の今日かな。
大きな変化の時かな。
それとも・・・
もし時計の針を動かすことが出来ても、その選択をしたくない。
きっとすごく困難だけれども、過去も未来も否定することになるから。
いいこともわるいこともへんかしていくものだから。
でも、自分が産まれてきた時とこの世を去る時はみてみたい。
時間は意地悪だと思う。忙しい時や楽しい時と、退屈な時で進み方が全然違う。
多分間違いなく一緒な筈なのに、きっとずぅっと「時間が足りない」や「何しようかな」の問答を繰り返すんだろう。
こうしている間にもチクタク時計は進む。
「時計の針」
時計の針は巻き戻ってくれる訳ではなく。
ただただ前に進んでいく。
たまに故障して止まることはあるけど。
直ればまた先へと進んで行く。
「時計の針であれ」
母が言った。
人生、苦しいことや辛いことで止まることがあるだろう。動けなくなることはあるだろう。
過去に戻ろうにも戻ることはできない。
ただ前に進んで行け。
たとえ動けなくなっても、故障の原因が分かれば、止まった針が動くように。
人生という道は長くて険しい。
でも、時計の針のように、少しずつでも、ただただ前に進んで行け、と。
【時計の針】
『時計の針』
腕時計はいつも着けている。
ソーラー電波時計だから正確に時を刻むし、電池交換の必要もない。
と、言っても電池交換なら自分で出来るんだけどね。
昔、そんなアルバイトしてたことがあるから。
電波時計は年差でズレる
クォーツは月差でズレる
機械時計は日差でズレる
だから、わたしはソーラー電波時計しか使わないことにしている。
時計の針は主に3つ(クロノグラフとか考えずに)
・秒針
・分針
・時針
この3つで、時間を表示してくれるのが時計だ。
でも、雑貨時計のムーブメントと高級時計のムーブメントは全然ちがう。高級時計の中身は美しい。
「時を刻む」という同じ動きなのに、中身が違うのは面白い。まあ、精度の絡みだろうけど…作る側ではないから、詳しくは知らない。
チクタク チクタク チクタク
幼少期は読めなかったはずなのに
当たり前に読めるのも不思議だねー
私にはついに時間が知らせに来てしまいました。
辛かった。逃げたかった。片思いほど、こころが痛くなるのはないだろう。諦めると言う言葉は嫌いだ。
だから友達に戻す、と言うようにした。
どうかこの決断が後悔を生みませんように。
そう込めた思いを曲げないように帰りは長い長い一本道で帰ってきた。そして信頼できる大切な人に言った。そうすれば、後悔しても全て自分の責任にできるから。全て自分で背負いたい。でも、どうしてか、恋がしたい…恋愛がしたい。あんな辛いこと当分いいと思っていたのにあなたを見ると、恋しいです。
すでに後悔してしまったのでしょうか、
時計の針
耳障りだとも思わなくなった。
西日に照らされて
焼死体みたいになった私
生き残った時間を
音で実感する
規則正しく刻みながら
怠惰な私に語りかける。
「そのままでいいの?」
3年振りに友人と画面越しで話をした
お互い特に変わりもなく他愛も無い会話
ただそれが楽しかった
時計の針は0時を回って解散した
今度は直接会う約束をして
時計の針
何度も同じところを通っているのに
同じ瞬間は一度もないの
テーマ:時計の針 #86
僕たちは未来へ向かう。この能力は本当に便利だ。
しかし、もう過去に行くことはないだろう。
過去を変えるのはリスクが大きすぎる。今回だって未来が変わっている可能性がある。
僕たちはシャドウとリーリエにもう一度会えるのか。
ララキのような人外の知り合いに会って、忘れられていないか。普通に話せるのか。
勝瑠に言ったら心配させそうだから言わなかったが、きっと勝瑠だって同じようなことを考えていただろう。
「勝瑠」
僕が弟の名前を呼ぶ。彼はビクッと肩を上げた。
「なに? 真兄さん」
僕にへにゃっとした顔で言うが、きっと怖いと思う気持ちは一緒だろう。
「大丈夫。大丈夫」
僕はそう言って彼の頭を撫でる。
「もう…兄さん。僕そんな子供じゃないよ…」
そう言いながらも僕の撫でている手を、振りほどくわけでもなく。
「シャドウは絶対に俺たちのことを覚えている」
僕がそう言うと、勝瑠は口をツンとさせた。
「リーリエだって絶対に覚えているもん!」
そう言ってから勝瑠はプッと吹き出し笑った。
僕もつられて笑った。
いつの日からか、気づくと笑うことも少なくなっていた。兄弟と笑い合うのがこんなに至福だとは知らなかった。
「未来に帰ってきた、な」
僕がそう言うと周りを見た。周りには高いビルが並び、空は真っ黒なのに明かりがついている。どこからか人間がうじゃうじゃと渇いてくる。
僕はそれを毎日のように見て。ときにはそれに紛れて生活していた。そんな日々も最近はあまりしてこなかったためか、懐かしさすら覚えてくる。また、日常に戻ったら普通になるのだろうけど。
「真兄さん。シャドウとリーリエは、どこにいるんだろうね」
確かに、集合場所を言うのを忘れた。ただ僕はこの街を一望できる場所を知っていた。
「1つ心当たりがあるとすれば…あそこだな」
そう言って指さす。僕たちはそこへと向かった。
ーーカン、カン
僕は階段を登っていく。勝瑠は会ったときに空を飛んでいた。しかし、今日は一緒に階段を登っている。
「たまには階段もいいかな」
なんて言って隣にいるがバテている。
「大丈夫か?」
「へーきへーき。こんなのよゆー」
そう言いながらも、表情は全然余裕は無かった。
「もうそろそろ着くから」
そう言うと僕は勝瑠を励ます。
「着いたー」
そう言って拳を掲げる勝瑠。着いたところは僕と勝瑠が再開したあのビルの屋上だった。ここからだったら見えるかもしれない。彼らの姿が。そう思ったのだが、その必要はなかったようだ。
『オイオイ…おせーぞ』
『本当ですよ。もう少し早く来てください。首を長くしすぎて麒麟になりそうでした』
シャドウとリーリエがそこにいた。
『全く、リーリエの言う通りだぜ。この兄弟はそんなに人外を待たせることが好きだな』
ケケケッとお馴染みの笑いをしているシャドウと、リーリエがこちらに来る。
『ケリはつけてきたか』
シャドウがニヤッとして言う。
「もちろん」
僕は口角を上げる。
『怪我はしてない?』
『オイオイ、どこぞの母親かよ。リーリエ』
『えぇ! 私は勝瑠と真様の第二の母親ですもの』
リーリエが胸を張って言った。
『あ! それいいな! じゃあ、俺は第二のとーちゃんとなるぜ!!』
『シャドウ…。貴方。父親って感じはしないけど…』
そんな感じでワイワイやっている2人。知らないうちに仲良くなっていたようだ。
『あ、そう言えばララキも楽しみにしていたぜお前らが帰ってくるの』
シャドウが思い出したようにポンッという。
「ララキ?」
「あぁ…。僕の大切な親友だよ」
僕がそう言うと
「じゃあ、挨拶しに行かなきゃね」
そう笑った勝瑠。僕たちは闇夜へと戻っていく。
ふと、街を離れるときあの化け物のことを思い出した。あの化け物がやろうとしたことは人外の世界を作ろうとしたんじゃないかって。そうだとしたら僕も最初、同じことを思ってやろうとしていたな。そう思った。
まぁ、今では知る由もないが。
過去はもう変えない方がいい。
時計の針が一定に動くように、
時も一定を刻み、思い出を紡ぐ。
良いことばかりじゃない。
でも、悪いことばかりでもない。
過去は変えられないからこそ、過去になって振り返ると
「あぁ、こんなこともあったなぁ」て懐かしく思える。それを変えてしまうだなんて、もったいない。
だから僕たちはもう過去には戻らない。
未来へと駆ける。
二人一緒に手を繋いで。
__end.
『時使い兄弟のキズナ』
※こんにちは、こんばんわ。
あるいはおはようございます。
狼星です。今回は『時使いの兄弟のキズナ』という話
を書かせていただきました。
リレー小説、第2弾です。どうでしたでしょうか。
お楽しみいただけたら、狼星は嬉しいです。
私としてもこのリレー小説企画は、時を越えての小説
づくりなため、予想外のお題にはどう対応しようかい
つも迷ってしまいます。(短編にすればいいのに…。
さておき、無事に終えることができてよかったです。
次からは短編に戻ろうかなとも思っています。
またいつか、第3段のリレー小説もやろうかなと、
考えてもおります。
いつも楽しみにしてくれている方、いてくださったら
嬉しいです。これからもよろしくお願いいたします。
以上、狼星でした。また明日。
遠目から見てもわからない
微かな君の揺らぎ
見つめているよ、永遠に
退屈な時間も君となら
お題《時計の針》
留まることも戻ることもなく。
紡ぎ続けるあなたの物語。
いつか地上から忘れ去られてもだいじょうぶ。
あなたの物語は永遠だから。
後悔さえもそれは物語の音となる。
あ! あのノラの犬。捨てられた、時計の針を、食った! ああ、ああまずい。アイツは時間となって死んじまった。今、アイツが食っていた時針は俺の方を向いている。ああイヤだイヤだ、さようなら。
世の中の時計全部ぶっ壊れて時間て概念が消えたらいいのにね