『星座』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
10/5「星座」
伝説の英雄たちは、神によって星座になったらしい。
そんな話を聞きながら、じゃあ俺のてんびん座は何なんだ?と聞いたら、正義の女神が善悪を量るための道具だという。
「詳しいな」
「好きだからね!」
と、にっかり笑う。そんな顔もまたいい。
気配を感じた。背負った大剣を構え、背中合わせに戦闘態勢を取る。ビルの谷間から現れた魔物は2体。
「俺が死んだら何座になるかな」
「大剣座とかじゃない?」
「もうちょっと何かないのか」
ぼやきながら、大剣を振りかざした。星座になるのは、まだ先でいい。
(所要時間:9分)
星座……。
星占いなど、信じないタチだ。星に祈ったところで、あのゲス女に台無しにされた人生がバラ色になる訳じゃない。
人のおもいを躊躇いもなく踏みにじった売女……犯罪者・今井貞夫の娘、人でなしの今井裕子。
星座……。
何故か不思議と、冬の星座をよくカラオケで歌う。
何故か不思議と、心がなごむ。
星座
星座占いは好き
太陽星座と月星座の両方をチェックする
で、自分が好きそうな答えを意識
占いはそんなふうにちょっと適当がいいかな
大昔の人は目が良かったんだね
星を見て何かをイメージできるくらいにさ
うらやましいけど
視力を落とす要因の多くのことは楽しいことが多いので現状を受け入れる
星座を見つけて欲しい。
この星座を見つけたら、私に知らせて欲しい。
王子様はそう言った。
けれど、私はその星座を見つけることは出来ていない。
きっと、王子様は見つけられない星座を伝えて帰っていったのだ。
私と、もう二度と会えないから。もう二度と、会うことはないから。
「王子様。私は、王子様と出会えて幸せでした。」
私と王子様は、身分が違う。王子様御一行が困っていた時に、私の家にお招きをし、その困り事が解決するまで私の家で過ごして貰っていた。
その間、王子様と私はたくさんお話をして、私は恐れ多くも王子様に恋をした。
けれど、そんな気持ちは、今すぐにでも手放さなければいけない。
そんな夜。
「今日は、夜空がきれいね」
私は外に出て、星を眺める。
「………あら、あんな星、あったかしら?」
「この、星の形…………、王子様が言っていた星座?嘘、今まで無かったのに」
私が驚いていると
「今まで無かったのは当たり前。
今日だけしか見えない。幻の星座だからね」
その声の主は、王子様だった。
「お、王子様っ!なぜ、こちらに?」
「うん。君を迎えに来たんだ」
「迎えた?私を?どうして……?」
「私は、君の事が好きなんだ。だから、君を妻に迎えたい。」
「はい?妻?………………………………えーーーーーーーーっ!!!!」
どうやら要約するにこの星座を見つけて知らせてほしいと言ったのは、自分の事を忘れないで居てほしかったからで、そんな重要な事ではなかったらしい。
そして、私の好意は、王子様にだだ漏れで、王子様も私の事を想っていたらしい。
そんなこんなありながら、私はあっという間に王子様の妻になった。
忘れなければと言っていた日が嘘のよう。
そんな私と王子様。
私達二人は後にこう言われる。
「身分違いの恋のおしどり夫婦」
と。
あはは、そのまま過ぎて面白い。
けど、私は、きっと幸せものだ。
4__星座
夜の冷たい風。
今日は雲ひとつない。
空には燦然と輝く星。
とっても綺麗だ。
よく神話では神が星座になるとか、故人が星になるとか言う。
君もそこに居るのだろうか。
私も星のひとつとなって、貴方と星座を作りたい。
今行くよ。
占いにおいて、星座占いはとてもメジャーでありますが、私はその結果に共感したくないのです。例えそれが真実だとしても、小さな枠組みに囚われたくないと、そう願ってしまうのです。
プラネタリウム。
もうすぐ始まるね。
この暗いかんじ、ワクワクするね。
星座のことは、忘れました。
暗がりで、彼の寝顔が輝いていました。
どの星座よりも、輝いていました。
(星座)
#星座
あの夜、学校の裏山に2人でこっそり出かけた。
あなたは、大きな天体望遠鏡をかついで
目を見張るような美しい夜空。星が今まで見た事ないほど輝いていた。
これは、あなたと見ているからかな?
あなたと居ると星々が綺麗に見えるフィルターがかかっているのかな
あなたは、しばらく天体望遠鏡を見ていたあと私に
「おい、見てみなよ」
って言った。
私がゆっくり覗くと、そこは、星々の楽園だった。
その中でもいちばん輝いていたのは、さそり座だった。
私の星座の……さそり座
あなたを見るとあなたは、ニカッと笑って
「誕生日プレゼント」
って言った。私は、胸がキュッとして、苦しくなった。
ありがとう、今までで1番のプレゼントだよ。
#14 星座
宇宙葬って知ってる?
遺骨を宇宙空間へ飛ばして散骨させるんだ
私はこの世界で一番星だけど
貴方は宇宙の一等星なんだよね
2023/10/6
星座
有名な星座だとか、呪文のように繰り返されるアルタイル・ベガ・デネブだとかはなんとなく耳馴染みはあるけれど、実際の星空にそれらを幻視したことはない。
どことどこを繋げば柄杓だとか、小熊だとか、お伽噺のような話にロマンを感じなくはない。
でも図鑑上ですら動物に見えたことがないのに空を実際に見ても分からない。
星は山ほどある。好きに決めていいのなら私が好きに繋いでもいいだろう。
ほら、あそこにはあのときの丘。
ねえ、あの星はちょうど宝箱に入りそうだね。
あの雲の中で光っているの、きれいだなぁ。
個人のロマンの星座話は夜更けまで続きそう。
空を見上げる
輝く星たち
星を結んでいくと
いくつもの物語が出来上がる
キラキラ輝く星たちが
いくつもの物語を
語りかけてくる
【星座】#10
昼でも、夜でも、
空を見上げて
眺めるのが
大好き
何時間でも眺めていられる。
空気の澄んでいる
冬の夜空は
星が綺麗で
普段より多く見える。
街に住んでいると、
なかなか
満点の星空とはいかない。
自然豊かな
人工的な灯りが少ない場所
そんな場所で、
一度
満点の星空を見てみたいと
いつも
空をみて憧れて。
幼い頃に、
プラネタリウム🪐に
連れて行ってもらった。
凄い時思う反面
作られた空間だから
やっぱり
圧迫感を感じてしまい。
苦手だな。
星⭐️
と言えば、
星座
星座を見つけるのは
大変。
街の夜空でも、
簡単に見つけやすいのは
やはり
オリオン座。
くらいしか 分からない
でも、それだけ
光が強く輝いてるよね。
返って
満点の星空の中から、
星座は見つかるのかな?
いつか、
満点の星空を見てみたい。
そして、
子供の頃の様に
星座を見つけて
気持ちもキラキラと〜
「星座」
一晩中
夜告鳥が歌っている
冷ややかな星たち
吐息が洩れる
星座にぶら下がって 上から花火を見下ろして
こんなに好きなんです 仕方ないんです
星座
流星群が見える日に家族と車に乗って出掛けたっけ。新品のブルートゥースイヤホンを片耳につけてさ。硬いアスファルトに寝転んで、「わ!今流れ星!」なんて言って。遠い昔のこと、美しい夜空、懐かしむ今日この頃。
テーマ:星座 #326
知っている星座を見つけ喜ぶ娘。
「学校で習ったんだって」
あなたに言ってもあなたはスマホばかり。
「あなた」
そう呼びかけても
「うん……」
目線はスマホ。
私はぐっとこらえた。
娘の成長よりもスマホが大事ですか?
あなた外へ来てもスマホばかりじゃない。
「ママ?」
娘がそんな私の空気を読み取ったのか
私を心配そうに見つめる。
「そうね。凄い! 物知りね。
私はオリオン座とか白鳥座とかしか知らないわ」
そんな会話も聞いているんだかいないんだか。
娘だけはこうなってほしくない。
出会ったときは一緒に星を眺めて、
新しい星を見つけたら君の名前をつけるんだ
なんて言ってくれたあなたはどこ?
私は空を見上げた。
娘には見せないように。
満天の星空から一筋の光の粒が落ちた。
それは私の目からだった。
※♡4000ありがとうございます!!
思い出すなぁ〜
星座間を
スペースシップに乗って
飛び回っていたことを
何がいいかって?
それはね、
宇宙は広いから、
スピードを出しすぎても
取り締まりが
ないってとこかな
星の数だけ物語がある
私にもある
蠍座の下
魚座から生まれた
射手座に出会い、喧嘩をよくした
一緒に出掛けたりもした、あの夏
そして、出会ったのはまたも
射手座
牡牛座
さらに蠍座
我が家の星座──
(2023.10.05/星座)
彼女は星座占いが好きだった。毎日、星座占いのアプリを開いて、今日の運勢をチェックするのが日課だった。
ある日、彼女は彼に星座占いの話を持ちかけた。彼は最初は興味がないように見えたが、話を聞き始めると、彼女の熱意に感化され、自分の星座の特徴について語り始めた。
そこから、彼女と彼は星座の話題で盛り上がり、お互いの星座の相性についても調べるようになった。
そして、ある日、彼女は彼に星座占いで出会い運が良くなる日があることを教えた。彼はそれを信じずにいたが、その日、偶然にも彼女と出会うことができた。
その日以来、彼女と彼はお互いに惹かれ合っていく。そして、星座占いにもっと興味を持つようになり、お互いの星座の特徴や相性を深く調べ合うようになった。
彼女と彼は星座の力で出会い、惹かれ合っていく恋愛物語である。
あの星とあの星は繋がっているんだって。
どんなに離れていても、目に見えないもので繋がっているの。
君と僕も、繋がっているといいな。
〝星座〟