『明日世界がなくなるとしたら、何を願おう。』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
好きな人に「好き」と伝えたい____。
その一心で屋上へと走った。息が切れて苦しいのも関係なしに、片思いをしていた男子の元へと…。
空には彗星が綺麗に輝きながら地球に近づいて来ている。その下で人生をかけて告白した。
その返事は…「お願いします。」
彼は優しく微笑んだ。
「彗星は明日地球にぶつかるね。今日告白したのに明日で終わりか…へへっ。」
「ううん。俺らは終わらない。世界が終わっても恋はちぎれないよ、一生ね。だから明日は手を繋いで過ごそうよ。」
「なにそれ。」
私は微笑んだ。
今の気持ちなんて、世界は理解してくれないだろう。
私は明日世界が無くなるとしたら、私たちの関係がいつまでも無くならないことを願うだろう。
お題:明日世界が無くなるとしたら、何を願おう。
明日世界がなくなるなら
貴方の声を聴きたい
存在していたかさえも分からない貴方の声を
聴かせて
明日、世界がなくなることは世間には公開されなかった。無秩序になり、社会が機能しなくなることは目に見えていたからだろう。だから、私もその事実を知りながら知らないフリをして終わりを迎える。
「今日は真っ白じゃん」
大学の友人に笑って言われた。
「そう、せっかくだしね」
その意図は彼には伝わらないだろう。死装束は白と相場が決まっている。
教授の講義を聞きながら、窓の外を眺める。あと5秒。来世があるのなら、隣で講義を受ける彼とまた出会えればいいのに。
あの人が最後に思い浮かべる人が私でありますように
「姉ちゃんはさ、明日世界が終わるなら何か願う事とかある?」
「は? しらなーい」
俺からの質問に雑な答えを返してきた姉。
テレビをつけては、姉は定位置であるソファにごろんと寝転がった。
適当にチャンネルを変えては、今人気のあるイケメン俳優が出ていたバラエティ番組を見つけると、さっき俺をチラ見していた視線とは違い、キラキラした目でテレビに映るイケメンを見ていた。
「えっというか、何でそんなこと聞いてくんの? 何かの予言でも信じちゃった?」
「違う。 ただ、クラスのみんなが昨日やってたテレビの影響で今日盛り上がってたんだよ。 だから何となく聞いてみただけ」
「ふーん」
やたらつまらないと言わんばかりの顔をされた。
なんだよ、予言信じててほしかったのかよ。
「アンタはなんて答えたのよ?」
「えっ……いや、へっ平和的な……?」
「ふーん、平和か。 まぁ、いんじゃない? 平和なのは何より~」
なんかまた適当な言い方な気もするけど、俺の答えに対して変に茶化したりしてこない姉を持って俺は良かったな、とは思う。
友達の話を聞いていると、よく否定されたり、からかわれたりして喧嘩することが多いみたいだが、ウチは変にお互いのことに対してあまり突っかからないから喧嘩もおそらく少ない方だろう。
ある意味平和だ、こういう平和を俺はずっと望んでるのかもしれないな。
世界が終わるなら、家族とこんな普通の生活がまたできる所に生まれて過ごしたい。
うん、学校では何となくで答えてたけどこれだな。
「ねー、お腹空いたからちょっとお菓子買ってきて」
「いや自分で行けよ」
「イケメンから目が離せないの! 超忙しい!!」
でもこういう所は普通に腹立つ。
弟をパシリに使いやがって……。
はぁ……仕方ない、今回は答えをスッキリさせてくれたお礼に買ってきてやるか。
そんなこと本人には絶対言わないけど。
「あとジュースもよろしく~」
「はいはい……」
【お題】明日世界がなくなるとしたら、何を願おう。
「明日、世界がなくなるとしたら死ぬほどケーキ食べるけど君はどうする?」
「...しょうがねぇからお前に着いてく」
「君も一緒に食べるんだよ!その後あの山に行って星を見ながら世界がなくなるのを2人っきりで待つ...ねえロマンチックじゃなぁい?」
「はあ、じゃあそうするか」
「はじめからそう言えばいいのに!」
じゃあ行こうか、とあいつは続け、立ち上がった。
窓からは最後の夕日が覗いていた。今日地球がなくなるのだ。そう、昨日話していた。
#明日世界がなくなるとしたら、何を願おう。
明日世界がなくなってしまうのならば
最後の1日はあいつとデートしたい。
どーせ明日世界がなくなるんだから
君の「1番」はとれなくても、
君の「最後」になりたいから。
最後の最後に思い出になってくれないかな。
欲を言ってしまえば
君に告白もしたい。このままの関係で
終わってしまうのは死んでも死にきれない
思いをすると思うから。
そこで振られようが噂が広まることも無い
ただ、振られるだけで終わるから。
いや、関係が悪くなるかもしれない
それでも私はいい
だって「明日世界がなくなる」んだから。
明日世界がなくなるとしたら
「少し買い過ぎたかな」
買い物を済ませて帰宅する。手提げビニールは普段なら買えない食材であふれていた。
昨日、隕石の衝突でまもなく地球が滅びると報道された。世間は慌ただしいのに、いつも通りのあなたと居ると心が安らぐ。
「これで何も起こらなかったらウケるよな」
「……うん、そうだね」
日に透けた前髪を、優しい色の瞳を。大好きなあなたの横顔を目に焼き付ける。
私は少しだけ特別な、あなたとの日常を噛みしめた。
明日世界が無くなるとしたら、単純でいい。
過ごしたい人と美味しいものを沢山食べて、
今まで行けなかった色んな所に行って、
貯金を使い果たす事でもいい。
逆に
一人で家で好きなお菓子でも食べながら、
今までで1番感動した映画鑑賞をしたり、
過去の思い出に浸るのもいいかも。
明日世界がなくなるなら、せめてその日だけは皆が幸せになれる日にしてほしい。
初めてだった。
私が起きて、大好きな人が隣にいなかった…
嫌われた、一緒にいるのが苦痛、寂しい、離れて行っちゃう、もうさよならなのかな。色んな感情が出てきて、涙も出ないくらい辛かった。
自分のせいで、ってわかってるけど、、
直さなきゃってわかってるけど、、
大好きな人が優しいから、、、大好きな人が私を1番に思ってくれるから、、
私はそれに甘えちゃう。色んな「ごめんね」を大好きな人に言いたいよ…
明日世界がなくなったら、息が出来ないから息を吸おう。
明日世界が無くなったら戦争が無くなるから幸せだ。
しかし、住むところも無くなるから死ぬ。
天国に行けるように……それが私の願いだ。
地獄に行くことは分かってるけど、極楽浄土に行けずとも、天国に行きたい。
生まれ変わったら……というのは神様に任せる。
【お題:明日世界が無くなるとしたら、何を願おう。】
明日世界が無くなるとしたら
お母さんに会いたい
全世界の人々が、痛みも恐怖もなく、何があったかわからない一種で逝けますように
『明日世界がなくなるとしたら、何を願おう。』
願う?
世界がなくなるのに?
何も願わないよ。
ただ、好きな人と
「楽しかったね。ありがとう」
と言葉と瞳を交わすだけ
好きな人に
好きだと伝えたい
ずっとずっとつないでくれた手を
私は
一生の宝物にして
これから生きていく
好き
あなたが好き
大好き
ただ それだけです
明日世界がなくなるとしたら、いつもの日常を。家族でご飯食べて一緒に寝て幸せ感じて終わりたい。
明日世界がなくなるとしたら、、、
私は、あたりまえを願おう。
当たり前が当たり前であることが、
どれだけ難しいか知っているから。
当たり前が当たり前であることが、
どんなに願っても手に入らない現実を知っているから。
当たり前だった日々が、もう帰ってこないことを知っているから。
家族全員と過ごしたい
持てるだけの光を抱きとめてやわらかな草の上でささやかな唄を歌うこと
『明日世界がなくなるとしたら、何を願おう』