『新年』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
【新年】
新年そうそう大地震
心がざわざわした。
東北大震災を経験しているので、その日の夜のことをまざまざと思い出した。
2階で寝ることが怖くて家族みんなでこたつに入りながらその日は休んだ。
うつらうつらしている目に赤い光が映って、なんだろうと外に出ると
何台もの消防車が音もならさず赤色灯をギラギラと光らせて家の前を通って行った
原発が危機状態だったことは後で知った。
新年の大地震
被害が少ないことを祈ってる。
一番は人々の命が守られることを、そして心に大きな傷を残さないで、と願ってる。
本当なら1年の明るい未来を願うべき今日、人々の命と心の無事を願う日になるとは…
どんなに科学が発展しても、やはり人類は自然に勝つことはできないのだろう。
一歩ずつ、積雪で足場の悪い山道を登っていく。この山を越えた先に、目指す砦があるのだという。
だいぶ標高の高いところまで来たようで、酸素が薄いのか呼吸が苦しい。
ただ――背後に振り返って見下ろすと、一面に広がる景色は見事としか言いようがなかった。
ぼんやりとフィエルテが眼下に広がる景色を眺めていると、頭上から声が降ってきた。
「おい、何をしている」
彼女は振り仰いで口を開いた。
「ミラさま」
彼は不機嫌そうに彼女を見下ろしていた。まるで突き刺さりそうなほど尖った視線だ。
「足を止めるな、辛いのなら進め。進まねば楽にはならんぞ」
「あ、いえ、そういうわけではないのです」そう言いながら、彼女は景色に視線を戻すと、ふっと頬が緩ませた。「……きれい、と思っただけなのです」
そうつぶやくと、フィエルテは再度、彼を振り仰ぐ。
「足止めして申し訳ございません。もう、大丈夫です」
はあ、と彼は溜息をつくと、少し口許を緩めた。
「足を止めたついでだ、構わん。そのまま、前を見ていろ」
彼はそう言いながら、前を――フィエルテの背後を指し示した。
言われたとおりに彼女は振り返った。
すると、山の奥がほのかに明るい。空の色が深い紺色から青みがかった橙色へと移り変わっている。
思わずフィエルテは息を呑んだ。言葉もなかった。
しばらくすると、どんどんと明るくなって山の向こうから大きな丸が姿を現した。
空がにわかに明るくなっていく。丸は徐々に上がっていって、やがて辺り一面がぱあっと明るくなった。
日が昇ったのだ。
「年がまた一つ明けたな」ぽつりと彼は続けざまに独り言を漏らす。「……だからこそ、急がねば」
それは彼女の耳に届く前に、辺りに紛れて消えてしまった。日の出に夢中になっていた彼女には、どちらにしろ届いていなかっただろうが。
「さあ、行くぞ」
彼は日の出に見惚れる彼女の肩を一度掴んで揺さぶった。彼女がうんともすんとも言わぬ間に、さっさと放して踵を返して行ってしまう。
はっとフィエルテが我に返ったときには、ざっざっと雪を踏み分けていく音は既に遠ざかってしまっていた。彼女は名残惜しさを覚えつつも、見失わないうちに彼のあとを急いで追いかける。
どうか、彼が安息できる日々が早く訪れますように、と祈りながら。
あけましておめでとうとかいわないで私うさぎのほうが好きなの
皇室の女性陣のティアラが四年ぶりに解禁となり、年新たにして誰も彼もが祝いに興じると思っていた。
「は?!地震?津波!?」
数時間前までは、お笑い番組で笑っていたはずなのに。少し移動している間に、テレビの画面は何度も見かけた災害の知らせに変わっていた。
けたたましい警告音が何度も部屋に響き渡った。
「フォロワーさん、大丈夫かな」
料理の片手間にSNSを開くと、激しく揺れたと書き込みがあった。
幸いなことに、連絡は取れた。
帰りに見上げた夜空は、私達のことなど知らぬかのようにオリオンを引き連れて輝いていた。
※被災者の方の一刻も早い救助、被災地の復興をお祈り申しあげます。余震等まだ油断はできません。
できる限りの防寒と防災対策をし、安全に夜をお過ごしください。
あけましておめでとうございます!今見てる君元気ですか?地震がすごいみたいで最悪のスタートを切ってしまった
あたたかな思い出だけを携えて
いつもと同じ今日のはじまり
【新年】
新年
新たな年を迎えると
人々は、今年こそは〜するぞ
今年から〜始めるぞ
等等、様々な思いを胸に記す
普段、訪れることの無い人も
神社に足を運び、様々な願い事を・・・
もしこの区切りが無ければ
心に彩りを欠くことになるでしょう
誓いが続かぬとも
願い事が叶わぬとも
新年、なんて素敵な区切りなんでしょう
今年も沢山の誓いと 沢山の願いをのせて
新たな年の船は旅立つ・・・
【新年】
新年早々…大変な事になってるね。
日本海側のみんな、大丈夫?
自分は東日本大震災の被災者なので、
今日の夕方、最初の地震が発生した時からずっと、
胸がザワザワしています。
このアプリではコミュニケーションが出来ないから、
被災した人は、SNSなどで賢く情報収集してね。
そして女性は絶対に1人で行動しない事。
絶対に。
避難所の敷地内だからと油断しちゃダメ。
何かあったら、殺す覚悟で自分の身を守って。
そしてどんなに最悪な状況も、必ず終わりが来るから。
それまでどうか頑張って。
新年
昔から苦手だった親戚の集まりにも参加せずただただ僕は引きこもる。昨年まで貰えてたはずのお年玉が貰えなくなり気がついた時にはもうあげる側になってしまうのではないか。時の流れの速さに驚愕しながら迎えた厄年の1年。
『新年』
こんばんは、新年早々地震に見舞われた。
私の地域も結構揺れて怖かった……。
この文章を書いてるくらいだから大丈夫。
水道の水が出にくくなって、片付けるのも大変だった。やっと落ち着いて、何かもう色々疲れたから寝る。
「新年」(2024年1月1日)
あの地震で
おめでとうの言葉を言えなくなった
この国には多くの神社仏閣が
あるくせに
地震から人を救えないのか
今年は多少
神に反逆してみようか
この災害をもたらした運命への
ささやかな反抗の印に
【新年】
あらたまの年初めをお寿ぎ
めでたく申し上げます
2023年末から書き始めてみました。
今年一年、毎日継続して書き続けることが目標です。
適度に気長に書いていきます。
どうぞよろしくお願いします。
♯新年
新年あけましておめでとうございます
今年もよろしくお願いします
って新しい年を祝う日
なのにこの国は新年早々厄災におそわれた
本当に運が悪い
何故今日なんだろう?
せっかく幸せな雰囲気を壊して、滅多に会えない
家族が里帰りをしてきているところもある
まぁ、大変な目にあったけど
下を向いているのではなく前を向いていこう
新年
新年明けましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。
新年を迎え、わたしも気持ちを新たにしています。新年を迎える度気持ちを新たにしますが、歩はのんびり。この歳になると、だんだんにそれもわたしかと思うような境地になりました。
争いの多い世の中、自分の心の中だけでも穏やかにと思います。
皆さまも、無病息災つつがない一年でありますように祈念しています。
新年早々に働きにでる。寒い中、足早に駅に行く途中で、楽しげな人たちや家族連れを見かける。自分の選ばなかった人生の道の先にそれらがあったのかもしれない等と思う。どのみち戻れないのだから今の人生が一番マシな選択の結果だと自分に言い聞かせながらも何処かでもしもを考えてため息がでる。正月から随分と嫌な思考になっている。さっさと仕事に行ったほうがマシだと思いながら、駅のホームで旅行に行くのだろう恋人らしい二人連れの話し声を避けて少し離れて電車を待つ。
『新年』
明けましておめでとうございます
今年もよろしくお願い申し上げます
END-名も無き小説家-
新年早々日本は何かに祟られたようだ。
#『新年』
No.18
除夜の鐘が響くなか
新しい年への期待を胸に
誰か…の一年が
どうぞ素晴らしい年となりますよう想いを託し
一夜明け
今 願うは
安寧…
ただそれだけ
まさか元旦からこんなことになるとは思わなかった。震度7ってなんだ。津波ってなんだ。あまりの間の悪さに目眩がする。鬱アニメの脚本家だってもう少し回数重ねてから展開を変えるのに現実が容赦なさすぎる。被災地の皆様が少しでも安全に暖かく生活できるよう心から祈るばかりである。
明けましておめでとうございます。
今年も良い一年を過ごせますように。
まあ、毎年の恒例行事なのか報告ラッシュだなぁ…。というか報告多いな!
で、前から思っていたことなんだけど、イベントとか行事(意味一緒かな?)に結婚報告するのって、みんな結婚記念日一緒でいいのかなぁ。って、毎回思ってる。
性格悪いよね…私はモラハラと精神的DVで、男性恐怖症だから、結婚出来てすごいなぁって尊敬する。
今年は色々大変だけど、頑張って生きていきましょう。