『放課後』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
#放課後…
グランドを走るあの人
教室の窓からこっそり見つめる
目立たぬように
見つからぬように
チームメイトに微笑む姿
爽やかな笑顔にのぞく白い歯
ドキドキときめく胸
それだけで幸せだった
そんなあの頃が
懐かしく…
セピア色に染められた
大切な初恋
放課後
カラオケ
いつも決まったメンバー
その中に好きな人
たまに二人でカラオケ
緊張してまともに歌えない
話ができない
特に楽しくない友人宅での時間
何してるのか
各々本を読んで何が楽しいんだか
かれし
楽しかったな
優しかったな
遅くまでごめんね
怒られちゃったよね
寒いのにごめんね
自転車重いのにありがとう
嫌な女でごめんなさい
置いていってごめんなさい
まともじゃなくてごめんなさい
授業が終わり、教室には誰もいない。
廊下は吹奏楽部の演奏が聞こえてくる。
私は生活委員会に入っている。
教室の窓を閉め、カーテンを結ぶ。
机の整頓。
掃除がない日は、少し掃除をしたり
黒板を掃除している。
私はこの時間が楽しい。
カーテンを開いた時に、指してくる太陽の光と雲がとても綺麗。
椅子に座り、クラスで今日あった、いい事、悪いことを記録するカードをゆっくり書く。
最後に教室の電気を消し
記録カードを職員室にとどけたら、私の放課後仕事は終わり。
私はそのまま、1つ上の階に登り、部活へと向かった。
#放課後
カーテン 放課後
放課後、教室の白いカーテンにくるまり、
誰か見つけてくれないかなあと想う
夕陽が落ちてゆく、もうすぐ闇が来る
そんな匂いに満ちた教室
きみの足音が近づく、
きみってわからないのにわかる
カラカラ…パタン トテトテ
カラカラ…パタン トテトテ
見つけてくれる人がいる
その安心感で眠くなる
「カラカラ」
テーマ関係なし。思い浮かんだ事を。
誰からも連絡が来ない日
私はこの世界で独りになってしまったんじゃないかと
そう思う。
テレビを点ければ、誰かしら、笑いあっていて、泣いていて、怒っている。
だから、この世界で一人では無いけれど
そんな音ですら雑音にしか聴こえなくなっている。
SNSを見れば、其処此処で、皆が思い思いの事を語っているけれど
其処に私の居場所は無かった。
誰一人、私を気にしてくれる人など居ない。
孤独になった気がしていた時に、メールが着信を伝える。
メールマガジンか迷惑メールか。
そんなメールしか届かない。
そのメールですら、機械的なものであって、私に対しての特別な物ではない。
…よくある。事件の“誰でも良かった”にさえ、私はなれない。
そんな事に巻き込まれない事を本来なら喜ぶべきなのだろうけども、どの世界でも私は、必要とされていない気がして
誰も私の事なんか気にしてない気がして、
勝手に寂しくなり、辛くなる。
連絡が来ないなら、自分から連絡をすれば、きっと
誰かしら返事をしてくれるだろうと分かっているけれど、皆それぞれの生活があって
其処での優先順位と比べると私なんて…
そう思って連絡さえも出来ない。
きっと、彼等の中での私への優先順位なんて
2番ですらないのだから。
◤放課後◢
「先輩、好きです」
廊下の一番端、去年先輩が通っていた三年生の教室。部活終わりに隣のクラスでもあるそこに忍び込んで、後ろから三番目の窓際の机を撫でる。
一年前には先輩が座っていた場所。机の入れ替えもされていないから、これがまさに先輩の使っていたものだ。
「あの時、言えばよかったな」
卒業式の数日前、二人きりになった瞬間があった。でも言えなかった。先輩の心が、自分に向いていないことを知っていたから。
それでも伝えればよかったと、会えなくなって何度も後悔している。
「……好きです」
もう一度口にしてみる。
静かな教室で消えるだけの言葉。
――の、はずだった。
「今、好きって言ったか?」
今日に限って開けっ放しになっていたドアの先に、いつの間にか人がいた。
「っ……聞いてた……?」
「はっきり」
なんてことだ。顔から火が出そうとはこのことだ。顔どころか全身が熱い。
いやでも今はもうここは先輩の席じゃない。想い人が誰かなんてわかるはずがない。
「……これはさすがに、予想外だったな」
「え?」
呟くように言いながら近づいてくる人影。隣のクラスの――見たことはあるけれど、名前はわからない。
異様なくらいに体が近づいて、思わず背を逸らせる。
「……んっ」
唇と唇が、触れた。
「えっ……、……え?」
「俺の席撫でてたってことは、そういうことだろ」
今キスしたばかりの口元が微笑む。
つまり現在この席を使っているのがこの人で、勘違いさせてしまったということか。
いやでもそれにしても、ほぼ初対面の相手にいきなりキスだなんて。
いったいどういうつもり――。
「俺も、一年の時からずっと好きだった」
嬉しそうに弾む声と共に抱きしめられる。
どうして。
こっちは名前も知らないくらいの相手なのに。
「これからよろしくな」
……耳元に聞こえてくる心臓の音が速くて、こっちにまでうつってしまった。
星って嫌い
往生際が悪いって感じ
刺すように小さく光って太陽や月みたいに地上を照らせるわけでもないくせに
星なんかなくて全部真っ黒になっちゃえば楽なのに
放課後なにしてた?
私は演劇部いたからなんとか メンタル保ってたけど
もしやってなかったらどうなってたんだろうなって
くらいには青春してなかった
今日もあの子、いるかしら。私は放課後、寄り道をすることが多い。友達と待ち合わせ?いいえ、違うわ。ええと、このまま言うと、友達がいない子みたいにきこえるかもしれないけれど、その、ええと、ちゃんといるんだからね!いないわけじゃないわ。
その寄り道というのは、野良猫に会うこと。いつもの通学路とは違う道で帰った時、その猫に始めて会いました。彼女は奇妙なほど美しく、私は一目で彼女の虜になってしまいました。
「あなた、綺麗ね。飼い主さんはいらっしゃらないの?」
彼女は知らんぷりです。猫のくせに生意気です。まあ、そういう所も彼女の魅力なのでしょう。
「明日もここで会えないかしら。」
彼女は、にゃあ、と鳴いてどこかへ行ってしまいました。返事をしてくれたのかしら。嬉しくて笑みがこぼれてしまいます。
「猫のくせに生意気ね。」
明日も、もしかしたら、彼女に会えると思うと、また、笑みがこぼれます。あーあ、明日の放課後が待ち遠しい。
『放課後』
私は学生の頃放課後が好きだった。
好きになったきっかけは、帰り道野球部の声やみんなの帰っている時の話し声を聞いていたら何だか落ち着いて心地よかったからだ。
他にも、5時のチャイムを聴きながら帰っている時も心が落ち着いて帰れたからだ。
今は社会人になって忙しくてたまに学生の頃に戻りたいと思うことが増えた。
すごく充実した学生時代だった。
放課後
放課後そこら中から聞こえる沢山の人の笑い声
その中ただ私一人だけ椅子に座っている
帰っても始まるのは地獄だから
「放課後」
いままでうんと悩んだり
楽しかったり
辛かったり
忘れたかったり
忘れたくなかったり
いろんなことがあったんだけど
あのね
月曜から金曜の放課後だけを繋いだら
キラキラした小説になるの。
あなたには絶対に言わないけど。
私だけのこころにしまっておく。
甘酸っぱい じれったい
大切な 大切な
ビロードの表紙の
長編の物語なんだから。
「放課後」
放課後の教室で
机にadidas のマークを
とても上手に描いた
あの日のサッカー少年に
一瞬で恋に落ちたことは
そっと胸にしまったまま
#放課後
下校時間までずっと話したり
君の委員会が終わるのを待ってたり
寒いのを口実に帰り道に手を繋いたり
誰もいない教室でキスをした。
寒い時に思い出すのは今でも君のことで
自分から手放してしまったのをきっと一生後悔する
毎週火曜日、委員会終わりの放課後。
何も言われなくても待っていた。
一緒に歩いた駅までの帰り道が何よりも好きだった。
「放課後」
僕は1人で帰る時いつもと同じ道、同じ時間に何もせずに帰る
というのが1人で帰る時のルーティーンだ。
だけど僕はそれだと面白くないと思い、
いつもと違う道、いつもと違う景色で行きたいとこに行き
好きな時間に帰るこういった
いつもと違う日が僕は好きだ
放課後
放課後、それは君と過ごす特別な時間。
だからバイバイは、もう少し後にして。
あとちょっとだけ、この時間を過ごさせてよ。
放課後
忘れ物をしたと自分に嘘をついて
あなたを探すの
静かな廊下と
夕焼けを浴びる教室。
「どうしたの」と
話しかけてくれるあなた
「忘れ物をしました。」
どうにか理由を作って
話す時間を作って
近寄るあなた から
甘い匂いがする
この跳ねる心臓は人見知りだから。
「ねぇ先生」
まだこの気持ちには気づいてないふりをする
放課後
中学高校と、図書委員だったから、放課後は、ほぼほぼ図書館で過ごした…本棚に並ぶ日焼けした背表紙、埃を被ったあの独特の古本の匂い…静かなあの時間と空間が一日の内で一番の安らぎの時間だった…夕陽が差し込む窓硝子の向こうから聞こえる部活の掛け声や、夕風にガタガタ震える窓の音…そんな何気ない毎日が、遠い記憶と眼の前の景色と交互に現れる…
ほ んとはまだみんなと居たかった
う かぶ景色は広く青い、青い空
か なしめるのはそれだけ楽しかった証拠
ご らん、沢山のものが世界に溢れてる」
時には辛い、かなしい、憎い。
時には嬉しい、楽しい、愛しい。
さあ、世界に飛び込んでみないかい?
それはたった一回きりの人生だよ。」
私たちに青春を謳歌させてくれた、
友達に、先生に、後輩に、先輩に、そして学校に。
「ありがとう。」
_2023.10.12「放課後」
放課後
学生に限られてるね
思い出してみるとしても
ほとんどは即帰宅
道中はあるにしても
バスか自転車だったはず
学校周りに店はある
週刊漫画を買ったりしてた
あと駄菓子など
基本的に帰宅までが放課後なのかな
だとしたらそこで終わってる
帰宅して稀にバイトがあったりもしてた
学校の先生にバレたりもした
その後に何も言われてないんだけど
帰宅後は何してたんだろう
えーと、ゲーム漫画アニメあたりかな
特になんの制約も受けてない
そもそも不要につき相手にしてない
親と弟妹
無理して無視したりもしてないけど
そもそもが別グループだから
向こうが必要としない限りは関わらない
学校も自分の中では行く予定はなかった
高校生になる予定ね
辞めようとしたりもしたけど
反対されたし行きはした
ただしかなりサボってはいた
中学生3年のどこかから
塾に行かされた
数学だけしかしてない
英語は投げられた
その勉強だけで
高校2年くらいまで困らなかった
赤点が2教科で、あとはギリギリ
その2教科は英語ですがね
高校3年の記憶があるのは
ほとんど前半を寝て過ごしてた
簿記とpcの授業が追加されてたはず
1番驚いたのは
風邪気味の時に先生に気が付かれたやつ
多少ならバレたことないんだが
判る人には判るみたい
その放課後の帰宅が自転車だったから
長い道のりでした
放課後は特別ではないと思う
ただの学校の終わりからの帰宅への時差
何処にいたって拘束はされてはいる
それが自分か他人か世界かって話
自由とは色々な拘束によって許されてる
その範囲にとどまっているんだから