『手を繋いで』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
お題 手を繋いで
私とあなたとの隙間を埋めるものは
愛なはずなのに今は何も無い
あの日のように手を繋いで名前を呼んで
海に光る夕日を一人見つめる
暮れていく今日が二人の隙間を
また大きくする
小春日和で、あたたかな昼の温もりを感じながら。
何気ない烏の鳴声をききながら。
芝生の、大地の匂いをかぎながら。
わたしがピクニックをしていると
手を繋いで、子と歩く親子。
お昼のおさんぽかな?
「こんにちは」
と、わたしが言うと、
「こんにちは」
と、ぎこちない言葉で子がかえす。
母親が、すこし照れくさそうに微笑む。
こんな日々が大切だと思うのです。
お題「手を繋いで」
ちょっとお題とずれちゃったけど…
実話を少し改変しました。
ーー
私の恋人は私よりも背が高いし
体格もいい
だから、私より 一回り大きな手が
私の手を つつみこむ
「あったかい」と口にしたのは
どっちだっただろう
もういちど 私より 一回り大きな手が
私の頬を包み込む
そのまま顎へ手をずらして
幼稚なリップ音を鳴らす
照れ隠しに「ふふっ」と笑ってみたりして
嗚呼 幸せってこのことを言うんだろなって
頭が悪いなりに考えてみたりして。
ずっとずっと 私のたからもの
私にしか見せないその顔が その声が。
全部全部大好きだったのに
いつから君は変わったんだろう。
私が大好きだったのは
そんなに冷たい君じゃないの
暖かくて安心する そんな君が大好きだった
睨まないで 縛らないで
好きにさせて
心がピリピリと小さな痛みを訴える
冷たい言葉を使わないで。
鋭い言葉で傷つけないで。
ちくちくとした痛みが
最初は小さかった筈なのに
それがどんどん大きくなって
ついにはちょっぴり大きな傷になって
色んな人に「別れた方が幸せになれる」
って言われたから。
それを信じて別れを告げた
君のいない生活は
これ以上傷が着くこともない
でも 傷が癒えることもない。
幸せになったはずなのに
どうしてこんなにも苦しいんだろう。
神様
私にあの人を愛する資格はありますか?
愛してもらわなくてもいい
一方的でもいいから
もういちど もういちどだけ
あの手に、触る権利をください
ずっとずっと 大好きな人へ
寒い冬の日に一緒に手を繋いで帰りたいな
いつか恋人と
テーマ:手を繋いで
過去実録
私はskyというゲームをしている。
skyは、空を飛ぶ癒しアドベンチャーゲーム。
説明が少ないが、自分の感性や、価値観をしんじて進むエリアはとても素敵にみえてくる。
今日もゲームを開く
~雨林~というステージにいき、デイリーミッションを済ませるとキャンマラをつづけた。
そんなとき、飛ぶための羽が2枚の初心者がいる事に気づき、キャンドルを灯す。
すると、即、フレンド申請をしてきた
うけとって、チャットテーブル魔法を発動させるとおもむろにすわりだした初心者フレンド
「Hi!What country are you from?」(やあ!貴方の出身国はどこですか?)
「Japan」
「わー!同じですねっ!雨林大丈夫ですか?」
「わっ、やったあっ……うりんは無理です…難しいですね、説明がなくって。」
「ですねー、キャリーできますが、しましょうか?貴方がよければしてあげたいです!」
「ああっ!ありがとうございますっ!!よければ、してもらいたいです…ありがたい……」
"あはは笑じゃあ、手を繋いでくだ"
ブツリ
突然、フレンドが消えた。
かきかけの文字はまだそのままだ。
ホームにもどり、ワープ機能をつかおうとするが、オンラインにはもうなっていなかった。
それからずっとあの子はログインしていない
はやく、オンラインになってください。
そして、繋ぎ損ねた手を、
手を繋いで
手を繋いで
好きな子の後ろに並んでいた。その子の手を見ていまた。
手を繋いで、後ろじゃなくて横に並んでいたい。そんなことを考えながら。横に並ぶにはまだ程遠いかな。
クリスマスツリーの点灯式
灯る瞬間を一緒に見ようと
ヶ丘前であなたとの待ち合わせ
街はもうクリスマスの雰囲気
もうそろそろ決めないと
クリスマスの予定
あなたのために空けてあるよ
手を繋いで あなたとこの街を歩きたい
いつまでも あなたとこの街で暮らせる様に
クリスマスに向けて 幸せを祈っていく
白い雪が降るよ 幸せが降るように
イルミネーション煌めく季節
灯る明かり一つ一つ
数えながらこの街を歩いていく
街はもうクリスマスの雰囲気
そこらかしこに幸せが一杯
クリスマスまでは
あなたと幸せを満喫したいな
手を繋いで あなたとこの街を歩きたい
いつまでも あなたとこの街で暮らせる様に
クリスマスに向けて 幸せを祈っていく
白い雪が降るよ 幸せが降るように
もうじきクリスマス
たくさんの幸せを見つけたいな
#手を繋いで
私たちはずっと
2人で手を繋いで
一緒にいると思ってた。
けど、
先に手を離したのは君で
私よりずいぶん先に行ってしまった。
置いて行かれたくなくて
必死にもがいたけど
その手は届かなくて。
あぁ…
あの頃のようにまた
手を繋げたらな……。
『手を繋いで』
手を繋いで。
いつまでも
3人で
手を繋いでいたい。
このままの
バランスのままで
一緒に
いられたら
いいのに。
「手をつないで」
二人で出かける時、最初夫と腕を組むのだけど途中から夫が手を握って自分の服のポケットに入れてくれる。
お互い、いい年した二人なんだけど私は胸がきゅんとする。
手をつないで歩けるのは今だけかもしれない。
これから先におばあちゃんになったら、介護の為の「手をつないで」になるから。
そこには、きゅんとした気持ちはないから。
どうしても、必要性にかられての手つなぎになってしまうから。
きみと歩いた帰道
手を繋いで
あれは
最後の夜だった
手を離す時
きみは泣いてたね
泣いてるきみを見たく無くて
ぼくは抱きしめた
僕の腕の中で
思う存分
泣いたきみ
ああ
お別れしたくないな
___________
いつか手を繋いで
笑いあえたらいいね
___________
Theme:手を繋いで
『手を繋いで』
「いいよ」
凛とした声が耳を突いた。
静かにはっきりと放たれた三文字は、張り詰めていた緊張の糸をぷつりと切った。ドクドクと早鐘を打っていた心臓が、ゆっくりと速度を落としていくのが分かる。
トク、トク、と脈が正常のリズムを刻み始めたことに安堵した。大きく息を吸うと、湿気った空気が肺を満たした。長く長く息を吐いて、気持ちを落ち着けた。今は、目の前に広がる街並みを無感情で見ることができる。先程までの膝の震えは嘘のように消えた。泰然とした気持ちは、波ひとつ立たない湖畔のようだ。
もう、何も怖くは無い。
横を向くと、涅色の瞳と目が合った。二人同時に笑みが零れる。こんなに暖かな気持ちになれたのは久しぶりだ。
言葉を交わさなくとも、それが合図だと分かった。
二人いっしょに、重心を後ろへ傾けた。
ふわっ、と身体が浮遊して、途端に世界が反転する。
視界の全てに、紺碧の青空が広がった。
────暑いのに…合図じゃダメ?
────ダメダメ。絶対に離しちゃダメだからね。
────分かったよ…何でそんなに拘るんだか。
────…笑わないでね。
────手を繋いで飛んだら…
一緒に天国へ行ける気がするからさ。
数分前の会話が頭を駆け巡った。
そうか。
これで終わる。
二人で天国に行ける。
宙に舞った涙が、キラリと光っているのが見えた。
晴れ渡った空が美しかった。
『手を繋いで』
今まで、私とあなたは手を繋げる距離にいた。
できることなら、私の手を握って温めてほしかったです。
学生なのに遠距離恋愛だから
君としたいことが何年も先までできない
早く手を繋いでいろんな場所に出かけたいね
彼氏がほしい
でもうちの好きな人には彼女がいるから
手を繋いで歩くのが夢
気分屋を嫌いだと嘆く心と
気分屋に歩幅を合わせてしまう足
それでも君と手を繋いでいる時だけは
君は僕のもので
僕は君のものであった
繋がれている何かが
そろそろ終わりを告げるらしい
ねぇお願い
お願いだよ
手を繋いでよ
明日が最後だ。
天使と手を繋いだ。
「たのしいところにつれていってあげるよ!」
悲しみは口には出さない
『手を繋いで』
『手を繋いで』
あなたと歩いてこれたんだから
きっとこれからも大丈夫