『後悔』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
噂によると、悪の組織は、世界に絶望し、闇に堕ちた魔法少女で構成されているらしい。判断材料はない。趣味なのかルールなのか、悪の組織の構成員は皆平等に、可笑しな仮面を付けている―――そのせいで顔を窺えないので、判断がつかないのだ。
だから、あくまでも噂。
憎き悪の組織め! と日々奮闘している少女たちが、まさかその組織に寝返るだなんて、ね。
―――もしも。
もしも、だ。
もしも、時間を巻き戻せる魔法が使えたら。
その時は。
―――もう少しだけ、みんなの記憶に残れるように過ごしたいな。
「―――ねえ、あの敵の姿、なんだか見覚えがない? この前殺されたあの子に・・・」
「ない」
後悔
数え切れないほどの後悔
でもね、あとになって気づいても遅いんだよ
次のことを考えよ!!
とにかく前へ進め!!
そうやって、自然と身について勉強になる
これが人生よ!
後悔
うーん。他の選択肢をとった未来を
実際に見てるわけじゃないから
正直後悔しようがないかも
過去のことなんて気にしても現状変わらないし…
まあこれも余裕がないと
そんなに気楽に考えられないけど
そうだよ。実際息苦しくなってた頃は後悔ばかり。
どうしてあの時…あんなことを言ってしまったのか
繰り返し繰り返し考えるんだ
【後悔】
悔しいな、悔しいな
テストのあの問題、Bって答えてれば
数学で一位になれたのにな
悔しいな、悔しいな
一週間早くあの場所に行って、あの子に会えていれば
あいつより仲良くなれてたかも知れないのにな
悔しいな、悔しいな
あのころ、もし勇気を出して告白してたら
今ごろあの人と付き合えてたのかな
悔しいな、悔しいな
あのとき病院に行っていれば
今こんなに辛くなかったのかな
後悔しても、もうあの日に戻ることはできない
だけどどうしても考えてしまうんだ
もしもう一度だけやり直せたら、って
「後悔」
心で後悔したことを頭で反芻すると沼に落ちていく。
わかっていても割り切れない性格にまた落ちていく。
後悔
小さなお花…恥じらうように
隠れてる
でも、意味があって…
そこに咲いている
色んな人に知って
もらいたいけど、
隠れてしまう後悔
でも…
知る人ぞ知る
小さなお花
特別感がある
優越感
後悔。
本当に
こないだまで
後悔ばっかりだったけど
最近はセーフかも?
後悔してる
暇なんて無いし。
後悔する時間で
楽しい事を考えよう。
後悔してます
あの時頑張らなかったこと
後悔してます
あの時傷つくことを怖がったこと
後悔してます
今もまだ記憶の中で生きていることを
人が後悔と呼ぶに値することは
たぶんたくさんあるけど
私は全部悔やんでなんかない
だってその時は私の精一杯だったから
私は私に正直だったから
後悔
後悔ばかりの人生だ。
でもそのときはとても必死で、
結局どの道を辿っても
後悔ばかりの人生だ。
後悔して、そのことを後悔する。
自分で自分が馬鹿馬鹿しくなる。
それでも、なんだかんだ
生きててよかった、
そう思っている人生だ。
さっきからこのお題で書いては消し
書いては消しを繰り返してる
何を書いても後悔しそうだから
今日はこれでおしまい
おやすみなさい。
【後悔】
後悔
安定した職につきたい。
そう言って私は彼女の誘いを断った。
彼女と私は高校の時、一緒に軽音楽部に所属していてバンドを組んでいた。毎日のように歌っていた。
私は彼女のギターに合わせて歌うのが大好きだった。
高校を卒業し、同窓会で久々に会った時、一緒にバンドを組まないか。と言われた。
私は高校のときを思い出し首を縦に振ろうとしたが両親の顔が頭をよぎった。
学力の高い大学に行きたいと言う私の願いを聞いて、高い学費をずっと払ってくれていた。
私は彼女の目を見ることなく首を横に振った。
彼女は、無理やり笑ったような顔をし、「そうだよね。急にごめんね。」といいその場を去っていった。
そんな彼女との次の再会はテレビ越しだった。
お昼のニュースで彼女の顔写真が出る。交通事故で彼女は不運にも操作不能となった車に轢かれて亡くなってしまった。正直その時私はなんの言葉も出せず考えもまとまらなかった。
しばらく経ってから彼女は一人暮らしをしていた事が分かり、尋ねてみることにした。
インターホンを鳴らすと、クマができやつれた顔の彼女の母が出迎えてくれた。
「お久しぶり。今日は来てくれてありがとう。」
彼女の母は私を机に座らせるとキッチンの方へ向かい、お茶の準備を始めた。
彼女の家に入るのは実は初めてなのでキョロキョロと辺りを見回していると、見慣れたギターの横に楽譜が置かれていた。
私はその楽譜に近寄り、一つ一つの音符を眺めるように見た。
その曲は高校の時に飽きるほど一緒に演奏した曲のアレンジバージョンだった。私は懐かしむように軽く微笑んでいると右上に彼女の名前が書かれていることに気づいた。
そこには、彼女の名前と共に私の名前も書かれており、その横には「ボーカル」と書かれていた。
私はその文字を見た瞬間ゆっくりと膝から崩れ落ちた。後悔したって遅い。そう分かってはいるものの涙が止まらない。私は目の前にあるギターを優しく撫でながら「ごめん。」と呟いた。
私が死ぬとき、走馬灯で何が流れるだろうか。
きっと貴方と過ごした時間だけが、生きた意味を与えて一瞬で過ぎ去るのでしょう。そして私は、そんな人生を
後悔
するの。何に?貴方を繋ぎ止めることができなかったことに?貴方以上の人と出逢えなかったことに?
案外、そんな貴方と過ごせた幸せを抱えて逝けたりして。
なんてね。
後悔しないようにって、未来のことばかり考えてた。
未来のことばかり見てて、今を見ていなくて。
今を大切にできなかった。
だから、貴方は少しずつ離れていった。
今を楽しむ貴方と、未来を見る私とは、考え方が違いすぎた。
何度も衝突して、結局何も残らなくなった。
手に入れたのは、お望み通りの未来だけれど、これでよかったのだろうか。
あれ、結局後悔してる。
おかしいなぁ。
時の日や後悔しても戻らぬ日
後悔をしたくないからカーネーション
アカシアの花を忘れて後悔す
恋愛の後悔クロッカスは紫
カンパニュラ後悔の事故現場跡
夏祭ああ後悔の帰り道
後悔と言うには軽いクロッカス
「後悔」
後悔しないように生きたい
とか言うけど
私は後悔してばかりの人生だった。
一応過去形。
今はどんな選択をしても後悔しないことを決めている。
決定に自信を持っている訳ではない。
ただ、自分が決めた道を行くだけ。
その後は流れに任せてみるのも悪くない。
人間はその時その時で自分を幸せにする選択をしているらしい。
その時は幸せになると信じて進んでいるから、その時の選択は間違ってはいないはずだ。
だからこれがいい
より
これでいいとしている。
後悔を 思い出すたび香水を一吹きしてみる 忘れない為
透明の傘は振られたあのときの顔を隠せず後悔したっけ
題目「後悔」
後悔
多分、一生ものだと思う。この後悔は。お前を亡くしてしまう以上の出来事が、俺の人生の中に一つでもあっただろうか。
いや、ない。確実に断言できる。ない。
こんな懺悔などした所で無意味だろう。お前も、こんな俺を見てきっと慰めの言葉をかけるのだろう。お前のせいじゃない、お前は悪くない、など。
でも、この後悔を背負って今後生きていくのだとしたら、お前の記憶が俺から無くなる事はないのだと、少しばかり安堵してしまった自分もいる。亡くなったとしても、記憶はここにある、後悔はここにある。
お前と共に生きていけるようなものだろう。
そう考えたら、この後悔も懺悔も、悪くは無いなと思った。
後悔なんていくらでもある。
あのとき勉強してればとか、あのとき勇気を出してればなんて…
結局は後の祭りでしかない。
後悔をしないように選択するとか無理に決まってるだろう?
何を選ぼうが何を考えようが大きくても小さくても後悔はする。
綺麗事ばかりのお前らの言葉で一番うざったらしいクソみたいな言葉だ。
後悔するな?お前が選んだ道だろ?選んだんじゃないお前が選ばせたんだ。
そこに俺の意思なんてなかった。お前が自己満足の為に自分が正しいことを言ってるように思いたいが為に選ばせて進ませた道だ。
気色悪い、醜い、こんなことなら俺は生きてることに後悔する。
だから、頼む後悔を塗り潰すような自身の結果をくれ…
[後悔]
後悔先立たず
やってしまった後悔よりも
やらなかったことの後悔の方が
長く引きずってしまうらしい
やっていれば今頃は……という
想像が大きくなったり、美化されるのだろうか
後悔しない人生は稀だろう
なら、後悔する時間を少しでも減らしたい
やりたいと思ったことは
勢いと、少しの計画で行動したい