『後悔』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
【後悔】
あの時のやっときゃよかったは心の消化不良になっていくだけでちっとも報われてくれやしない。どうすりゃよかったのかなんて出てきても今更過ぎる。
「分かるわけねぇだろ。」
心に留めておくつもりだった言葉が勝手に外に出るのなんていちいち気にしてなんかいられない。分かるわけないをそのままにするなと言われたからだろうか。それとも、彼女の間抜けさが気になったからだろうか。きっとそうだと思う。
「何、一人でぶつくさ言ってんの?」
また、分かるわけないでも見つけたかと喜々として聞いてくる彼女は俺の気なんて全く知ったこっちゃないらしい。
「いいだろ、別に。」
「よくない、そのままにするな。」
ほら、これだ。探せると期待させる。届くと思わせられる。左手の薬指に光る指輪がチラつくからすぐに現実に引き戻してくるんだ。ただでさえ、遠すぎるっていうのに。もっと、遠くなっていくんだ。
「結婚、半年でしたっけ。おめでとうございます。」
後悔はない
と言ったら嘘になるけれども
後悔はない
これも本当
どちらもまっさらな本心なのだから嫌になる
僕が理解できる範疇の僕では
僕を把握しきれないかも
嫌になる
まったくの本音
でも後悔はない
これが僕だ
『化け物』
いつだって分かれ道の後には後悔という化け物がついてまわる 選ばなかったもう片方、天使の微笑を思い描いてしまう 謎の(理想の)誰かと恋に堕ち、不自由の無い生活を 私が選んだ分かれ道、フライパンには目玉焼き この眼球が化け物か?そう思うと妙に愛らしい 悔しいけれど愛らしい今の私も生活も
後悔はあまりしない。
してもすぐ忘れる。
(なんだったっけ…?)
振り返れば後悔ばかりだよ。
死んでもう一度最初からやり直せるって言うなら、是非ともお願いしたいね。
──あ、でも。
後悔先に立たずって言うんだっけ・・・・・・。
やっぱ死ぬのだけはやめておこうかな。
これっばっかりは、後に後悔すらできなくなってしまうからね。
【後悔】
「私を好きになったこと、後悔してますか?」
海を眺めていた彼女が、不意に口にしたのはそんな言葉だった。なびく髪を手で押さえた彼女は、こちらを振り向くことなくたたずんでいる。
その背には、傷ついた羽がある。もうろくに動くことのない羽は、それでも腐らずに彼女の身に固定されたままだ。
「まさか」
「でも私はあなたの寿命を削っているも同然です」
彼女のか細い声を、波の音が飲み込んで運んでいく。ああそんなことかと、彼女の横顔を見つめたまま私は微笑んだ。
そんなことは大したことではないのに、彼女はまだ気にしているらしい。こんな愛らしい天使と一緒にいるのだ。そのくらいのことで、私は思いを捨てたりしない。
「そんなことはどうだっていいさ」
「でも」
「それに後悔というのは選択肢があった時にするものだ。君に出会った以上は、好きになるしかない。後悔しようがないだろう?」
少しおどけたようにそう言えば、ようやく彼女はこちらを見た。今にも泣き出しそうなその面持ちを見て、私は頭を傾ける。私には、彼女を笑わせるだけの力が不足している。これが目下の困った点だった。
彼女が天使病にかかっていなければ、きっと私のような古びたロボットは出会うことすらかなわなかっただろう。こうやって話ができることは奇跡なのだ。
確かに海はロボットには相応しくない場所だ。長くいれば錆びる。それはロボットにとっては致命的だった。だが彼女の病にはこの海風が一番効くという。ならばなんの躊躇いがあろうか。
「最後の時まで、君のそばにいるよ」
果たしてどちらの命が尽きるのが早いのか。それはわからなかったが、共にいられるのなら私には何も問題はなかった。
「後悔」
過去には戻れない
発した言葉は変えられない
起こした行動力は事実である
未来を予測する力があれば
私は後悔しないのだろうか
テーマ“後悔”
私の人生は殆ど後悔で出来ている。
ああすれば良かった。
あの時、あんな事しなければ良かった…。
とか。
まあ、後悔するという事は
何かをしたという結果なのだから、
(何もしなかったと言う後悔も、あるけれども。)
少しだけだけど、後悔が薄れたり……
しないかなと思ったり。
………買った果物
大事に大事に食べていたら
最後辺り、腐っていたと言う後悔は
何度か繰り返す。
大事に取っておいた
好きな食べ物、誰かに取られた
と言う後悔も…
結論。食べ物の恨みは忘れぬ…
結婚したほうがいいのか
それともしないうがいいのかと
問われるならば
わたしは
どちらにしても
後悔するだろうと答える。
(ソクラテス)「ギリシャ哲学者」
紀元前から、
ひょっとして
その前から、
人は
変わらず後悔し続けている
愛おしいね。
#後悔
※ソクラテス(紀元前470年頃ー紀元前339年)
ウィキペディアより
過去を振り返れば
忘れたくても忘れられない
思い出したいのに思い出せない
そんな記憶が数え切れないほど沢山ある
一生懸命その記憶をたどっていくと、時に
恐怖と後悔が押し寄せてくる
〈後悔〉
この泥くさいものが嫌いです。
いつもついてまわってきます。
これが無ければ困るのでしょうが、
今の私にとっては最早一切の元凶です。
常に私についていますが、
私がそれと分かり合えたことなど無く、
どんなときも思い通りにいきません。
私は其奴を締めあげます。
___私の、言葉を。
後悔
後に悔やむこと
後なら手遅れだね
やるって決めてたなら悔めばいい
結果は結果
やってみたことで得た成果が後悔
やらずに悔やんでも仕方ない
やっとけばよかったは
やれば良い成果が得れる時に限る
だけど
やったからって
同じ成果を得れるとは限らない
パラレルワールド
後悔したなら
いまから後悔をいかして
やってみたらいいと思うよ
後からでも得られるものなら
後悔してることは特にない
正確には
後悔するって判っても選択は変わらない
良い成果が出るからと
選んできた訳じゃないから
【後悔】
「大っ嫌い!」
そう言い放って、はっとする。
彼女の顔を見て、しまったと思う。
言葉は目に見えない。
けれど一度吐いた言葉は取り消す事もできやしない。
些細な事だったはずなのに。
私はもう、親友と呼べた彼女を取り戻す事は出来ない。
今もその記憶を持ったまま私は生きている。
それが私の後悔だ。
あの時の様にならぬよう、私は今も言葉選びに気をつけながら今日を過ごしている。
あぁ残念…。もう2日も書けなかった…。
昨日なんて、アプリを開く時間すらなかった。
どんなお題だったのかな。
みんなの投稿見たら分かるだろうけど、
自分で確認して、私も書きたかったな〜。
ノルマじゃないし、気楽に書こうと始めたけど、
こうなると、なんか悔しい。
ハアー…。
ここ最近で、一番の後悔かもしれん(苦笑)。
後悔
私にとって後悔は思い出したくないのに思い出してしまうものである。中学3年生の私でも小さい頃の楽しい思い出はあまり覚えていない。あぁあのときこんなことあったなぁや、人に言われてあーそうだったんだという感じだ。しかし、後悔はシーンとして私の脳内にしっかり焼き付いている。だが、【私】という人生を歩むことに後悔はつきものだ。だから、後悔を反省して、次に生かさなければならない。あのときできなかったから、次はできるように何をすればいいのか考える。そうして改善し、この世界に未練がないように生きていくしかないのかもしれない。
日曜日、晴れたら天体観測しない?
精一杯の勇気を振り絞って君を誘った。
当日は雨
水を含む重たい雲は満天の星空を隠した。
星々の数に負けないくらいの期待や想いも
重たい気持ちに隠した。
降り出した雨は、心も重ねる
今でも止まず水溜りを残しているのだから
#後悔
後悔
あの時、こうすれば良かった…
この時、あぁすれば良かった…
1日の終わりに、いつも反省の日々
でも…この反省があるからこそ
人は成長出来る!
明日こそは後悔のない日にしよう
後悔
泣いてきた過去があった。取り返しのつかないようなことをしてしまったり、誰かを傷つけたり、自分を傷つけたりして。
辛かったはずなのに、あまりよく覚えていないのが少しだけ悲しかった。心に少しだけ穴ができたみたいに、その隙間からさらさらと記憶が流れ落ちていく。
してきた後悔も、してこなかった後悔もたしかにそこにあったはずなのに、今じゃもう上手に思い出せないんだよ。
あのときああしていれば、こうしていれば、って思うけれど、今さら後悔したところで遅いこともよく知っている。だから、次はもっと上手に生きるよ。後悔なんてしないように、ちゃんと思い出せるように。
過ごしてきた過去ですら、愛しく思えるように。
後悔、うーん、後悔…後悔か〜
失敗は沢山してきたし、恥もいっぱいかいてきた
今思い出しても、うぐぐ…と唸りたくなることもある
深く記憶をたどれば物心ついた時からしてきた数々の愚行を思い出せる気がする
あーできれば思い出したくない、その辺は一生記憶喪失になりたい
ただそれは後悔か?と聞かれると、しっくりこない
ぴったりはまらない表現になる
なので、私は数々の愚行は後悔とは思っていないんだろう
自分のことながら、おそらく、としか言えないのだけど
数々の愚行にはきちんと自分の意志があったように思う
意志にもとづいた行動なので失敗しても恥かいても、やらなきゃよかった…にはいたらないのだろう
そうなると、自分の意にそぐわない行動には後悔がともなう、のかも
いやでも、意にそぐわずともそこで選択をしたのは自分なので結果それは自分の意志があったことになるか…
うーん、話が一周してしまった
…あ、あー!ひとつだけ後悔すること思い出した!
二日酔いだ!
あれはほんっと後悔しかない
あーすっごいしっくりきた
後悔=二日酔い
これだ、ぴったりはまった
自分の意志で飲み続けたとはいえ頭痛、吐き気、だるさはもう辛すぎて辛すぎて…
あんなに飲まなきゃよかった
あの一本で止めときゃよかった
調子乗ってしまった〜、となって
翌日のトイレは高確率で私と数多の後悔が便器にはまってます
後悔は、いまは無いとは言い切れない。
でも、
後悔にしない為に、いまを生きている。
#後悔