『形の無いもの』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
形のない感情
マリオネットの渡しにはらいらない
でも温かい気持ちになったから
さまざまな気持ちは
目に見えない
感情も目には見えない
どう伝えるか
どう形にするか
人はみな考える
気持ちや感情自体は
形がないけれど
伝わっていく
形がないからこそ
すれ違いもするけれど
それはそれで
いいものだと思う
(2023.09.24/形の無いもの)
形の無いもの
「形の無いものってなんだと思う?笑」
「えー、難いんだがwwけどまぁ感情みたいなやつなんじゃね?」「おぉそーくるか。笑」「逆にどーくんだよw」
「いやそれな?笑」
こんな会話をして楽しい気持ちになるのは、形が無いからいつか終わるんだよね。悲しいなぁー笑
好きな物や、
好みは人それぞれ。
目的があると
視覚に入ってくるものも
素早く見つけてしまう。
目的がなく
何となく、
ぶらぶらしていると
いろいろな物が
視覚に飛び込んでくる。
いずれも
気に入りそうなもの、
気にったもの、
見つけると、
ワクワクしたり、
嬉しかったり。
自己を満足すると言う
最終目的を達成させるために
手に入れた形のある物質的なもの。
見つけた、瞬間の
ワクワク感は
長く続くとは限らない。
また、
ワクワクを求めてしまう。
そんなことを
繰り返し、
ほんとは何を求めているのかな?
本当は
癒されたいのかも、
それを求めて、
日頃の疲れた心が求めるものは
ワクワクやドキドキ、
時には穏やかに癒してくれる
大自然のマイナスイオンだったり。
全て
形の無いもの。
私を癒してくれる
空間造りも
大切だよね。
それは目に見えず、触ることも出来ないもの。
でも、確かに受け取ったもの。
両親から。祖父母から。おまえから。
だから、オレもそれを返したい。
オレには、作れないと思っていたもの。
だけど、最近は不恰好だけど作れるようになったんだ。
今日も、この一粒の光を、おまえに捧げる。
形のない、仮初の姿。
それは、ハリスの仮の姿である、人に造られた、少年型のオートマタ。
青い瞳の、金髪の顔は、片方が欠けて落ちている。
その目で見つめられると、人形師のアニーですら、どこか寒気を催すような、鳥肌に襲われるのだった。
それはなにも、ハリスが美しすぎるからではない。
どこか、欠陥品のような、未完成の美しさ。
退廃の美。
そう、虚ろわぬ影のような、不確かな美を彼の姿に見るのだ。
「ハリス、発声してみて……」
「……あ」
「どう? 苦しくない?」
「苦しくはないよ、ただ、この身体は少し……、人に畏怖を、与えるだろう?」
「作りかけの、素体だったの。あなたなら、似合うんじゃないかと思って」
「ありがとう。素晴らしい出来だ」
ハリスは、アニーに優しく抱擁をした。
細い腕が、まるで人間のような皮膚の弾力性で、彼女を包み込む。
そうして、彼女はそれに、どこか違和感を抱きながらも、切なげに頷くのだった。
ハリスは、一つだけ嘘をついた。
「素晴らしい出来だ」と。
これは、人間の作ったものではない。
確かに、アニーは歴代最高の人形師だ。
だが、この素体を作ったのは、アニーではない。
悪魔ではないかと、ハリスは訝しんでいた。
形の無いもの
それは見えないし
触れることもできない
けれど
確かに存在して
誰かと誰かを結びつける力がある
私が思いつく形の無いもの
それは「声」かな
友情、愛、努力、幸福、孤独、痛み……
不可視なものは、人間が生きる上で大きな役割を担っているような気がする。
形が無いからこそ、目に見えないからこそ、そこにあるはずなのに目を向けることが難しい。
本当に存在するのかと不安になる。
それでも、僕らは形無きものを信じて生きていくのだろう。
これからもずっと。
〝形の無いもの〟
形があって
手にとって
体感できるもの
でも
それすら
エネルギーが
凝縮されて
できているもの
現実だと思い込める
それほどの映像を
創り出している
それが君
本来の君のすごさが
伝わるといいな
〜形のないもの〜
形の無いものをあげる僕と
形のあるものをくれる君
形の無いものしかあげられないけど
人一倍君のことを思ってる
形のあるものばかりくれる君は
形ばかり置いていってしまう
この形はどうしようか
形の無いもの。
愛してるの言葉。
愛してるにはたくさんの意味がある。
好きという意味やごめんという意味が。
つかみたい。つかみたい。つかみたい。
あのつかめそうでつかめない
遠いあの夢。
いつかとどくその日まで
諦めない。
愛ってなんだろね
恋人ってなんだろね
僕にはそんな関係性がない
だけど、一つ分かる
形はいずれ変わる
形の無いもの
【形の無いもの】
形の無いものの方が心に響く時がある
人はすぐ形で表そうとして、
また形で与えられる事を望む
でも、形だけの優しさや愛よりも
形の無い幸せってあると思う。
私は形だけを信じるのではなく、
形の無い幸せを信じられる人でありたい。
命、気持ち、願望…
形の無いもの程
大切で尊く、難儀なものはない。
愛は形を変える
大きくなることもあれば
小さくなることもある
そんな不確かなものの為に
法律で縛られるなんてごめんだ
それでも
私はあなたと結婚したい
//形の無いもの
わからない
だって形がないから
愛とか友情とか言う人はいるけどそんな綺麗事の話なのかと思ってしまう
何かよくわかってもいないのに愛だ友情だと言えるのだろうか
「形の無いもの」
形の無いものが見えてきた
自分の身の丈が見えてきた
初老になってよかったのか
個性派を目指しても大衆で
自販機でダイエットコーク
辛うじてナナコカード支払
「第3章 なんだろうσ( ̄^ ̄)?」
「形のないものと言えば?」
そう聞かれると、私なら真っ先に愛が思いつく。
何故だろうか?それは私にも分からない。
でも、だんだんわかってきた。
マキ「私、生きてる時にもっと愛されたかったんだ…」
『形の無いもの』
お題を見て、フッと、形の無いものも、ほとんどが言葉に出来ることを、不思議に思いました。
形の無いものはたくさんありますよね。
例えば、心、愛、夢、恋、思いやり、温度、音、軌跡、性格、空気、風、色、光、感情、偶然、ゼロ、などなど、言葉に出来ます。
形の無いものを、最初に言葉にした人、天才じゃないかと思えます。中でも、ゼロの概念は、数学の飛躍的な進歩に繋がったらしいです。
目に見えず、普段意識することもないですが、先人たちの築いた礎あっての現代なのだと、しみじみ思います。
「先人たちの築いた礎」
これもまた、形の無いものですね。