『幸せとは』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
山で熊を従え、斧と丸太を抱えて自宅の小屋へ戻る。
日々の幸せな日課だ。熊の散歩のついでの薪作りは生活の為でもある。
ある日、自宅に戻ると見た事のない人物が小屋の前で待っていた。
熊を見て一瞬怯んだ様に見えるその人物は、「その力と熊を従える技を都で使わないか?武士の名と屋敷と金を与える条件付きだ」と言ってきた。
その言葉に一時の迷いなく断りを返す。
「何故だ、それ程の力を持ってして今より快適な幸せな日々を送れるのだぞ!!」と更に迫ってくる。
丸太を地面に置き、斧を構える。
ゴウッ!!と振り下ろす。
一振で4つに割れた丸太を見ながら硬直している人物に声を返す。
「今が1番幸せな日々だ。お前の幸せを当てはめるな。丸太の様になりたくなければ去れ」
その人物は、腰が抜けたのか、這うように帰って行った。
それを追おうとする熊の背を撫でながら、自分の幸せを心の中で再度思うのだった。
(幸せとは)
金太郎のオマージュ、都に出て武士・坂田金時にならない代わりに今が十分幸せなバージョン。
『幸せとは』
幸せとは人によって違う
愛する人のそばにいること
ご飯を食べること
推しを応援すること
お金を稼ぐこと
…私にとって幸せとはなんだろう
考えてみたが、思いつかない
きっと、まだ幸せというものを実感していないだけ
きっと、これからもっと沢山幸せが見つかるはず
そう、きっと…
幸せとは。
幸せとは、人によってどんな時に感じるかが違う。
優しくしてもらって幸せに感じる人もいれば、美味しいものを食べて幸せに感じる人もいる。
感じ方が違うとしても、「感謝」されれば誰でも幸せに感じるものだと思う。
【しあわせとは】
家族が膝に毛むくじゃらでふわふわの、かるくて小さいうさぎをだっこしたら、
無口な彼女は、声も出さずにただどきどきとし、
うしろ足に触れるとぷるぷると怯えたようにふるえて、
真っ黒な目をとじる
ぎゅっととじたまぶたのまわりを覆うやわらかくて軽い被毛を、
私が慎重にカットするのをおとなしく待っている
ついでにほっぺたの毛と、おでこのトサカみたいに伸びた毛も切っちゃう
目にかかると涙がたくさん出るからね
おしりとあしのうらとおててと、
左の肩のあたりについたうんちをカットして取り除いたら、
ほっとしたような目で私を見てウトウトしたかと思ったら
家族の手の中で空中を走るみたいにあたふたしたあとに、やっとゲージに解放される
そんなうさぎが、大好物のおやつを食べに私のそばに来るとき、
懸命に走ってくる顔の輪郭がとてもうさぎで、
短い毛の下の体温がほんのりと感じられて、
とても愛おしい
短くなった前髪のおかげで丸くて黒い目に部屋の照明が当たってきらきらする
かわいいねぇと言うと、目を輝かせて
おやつを貪り食べる
かわいいねぇ
ほんとうにかわいいねぇ
今まででいちばんかわいいねぇ
こんなにかわいいうさぎは区内にはいないかもねぇ
など言う 言いまくる
しあわせとは、こういうことだ
幸せとは…
今、この瞬間を平凡に生きる事
波風が立たずつまらなく見えても
日々が普通に流れていく奇跡…
それが、一番の幸せなのだ
私たちは決して一人で生きている
わけではない…
誰かしら見えない力に助けられながら
毎日を過ごしている
買い物をした商品の向こうには
沢山の人の力が関わっている
小さな気付きに感謝できる
素直な心を持ち続ければ
必ず世の中は全て上手くまわり
皆が幸せになれる…
渡される花は全員違ってて幸せなのかは愛で方次第
題-幸せとは
すいかとそこに振りかける塩、みたいな関係じゃないかな。
幸せと不幸せの関係は。
すいかはそのまま食べてもいいけれど、塩を振りかけることでさらに美味しくなるんだ。
でも塩はそのままじゃ食べられたもんじゃない。
要は、不幸はより幸せを感じやすくするいいスパイスだけれど、それは幸福に満たされているときだけってこと。
幸せとは #160
幸せとは
幸せとは、自分が幸せと思ったとき
だから誰でも幸せになれる
【ボクにとっての幸せ】
君と生きてきた日々こそ"幸せ"だと言える。
沢山困らせて、沢山怒らせて、沢山泣かせてしまった。
心がすれ違うこともあったけど、
僕ら二人しか知らない日々が増えたことも【幸せ】だと思うんだ。
だからこれからも沢山の幸せな日々を紡いでいきたいって思っているのは僕だけじゃないって思っていいかな?
幸せとは?
お金をもらえること?それとも、美味しい食べ物をたくさん食べること?
まあ、人によって幸せはそれぞれですが。
僕はなんかまあ美味しいものが食べれて、ゲームとかしたり、ゴロゴロしたりするときとか…
まあ結局プラスの気持ちになれることは幸せってことなんじゃないですかね。
【幸せとは】
距離感が適切で誰かを侮蔑しない淑女といる時間が至高だ。距離感がバグったイカれ女はノーサンキュー。耳を噛むな。特別な殺され方されたいようだな。
題【幸せとは】
「我はドラゴンの使い、太陽だっ!おい!そこの隼人!」
「おぉ。びっくりした、ていうか何してんの、太陽。」
「おい!幸せとはなんだ!なんなんだっ。」
「だから、どうしたの?なんかあった?」
「ぼく、じゃなくて、我は、神に選ばれし者っ!」
なんか、元気だなー!
「おはよっ、隼人、太陽くん!」
「おはようございます。」
「ねぇ、ちょっと助けてくれない?」
「「えっ?」」
「我は世界を変えるのだっ!」
「どうしたの?太陽くん?なんか明るいね!いつももだけど。」
「我は太陽ではない。ドラゴンの使いの太陽だ!」
「結局、どっちも太陽ですね。」
「って言うのは冗談で、おはよー!」
「いや、冗談長いよ!(笑)」
「で、何してたの?」
「独特のある面白い話し方でしたね。」
「えーとねっ!中二病ごっこ!」
「中二病をバカにするなよ?語彙力すごいんだよ?たぶん。」
「失礼だなっ!僕はかっこいいって思ったんだよ!」
「へー。」
「興味無さそう…。」
「ふふっ。まぁ、そうなりますよね。」
「てか、中二病なら、何ヵ所か間違ってたよ?」
「えっ!?なんで隼人詳しいの!?」
「えーとね。俺も前、中二病だったから(笑)」
「「「えっー!?」」」
「そうだったの!?」
「意外ですね。」
「かっけー✨」
「でも、そのときの2つ名は、イケメン中二病、だったからね?」
「やっぱりイケメンかー。」
「予想どうりです。」
「かいくんは、今、王子様って言われてるから十分すごいと思うよ?」
「だよねー、僕は明るい!元気!ポジティブ!しか、取り柄がないからなー。」
「いやいや、最高だろっ!」
「うん。素敵だよ!」
「俺もそうなりたいです。」
「「「「あはははっ!」」」」
これが、私たちの幸せっ!
つまり、友達といるときってことかな。
でも、この4人限定ね!
「なんか、照れますね。」
「分かる。(笑)」
「でも、めっちゃ嬉しい!!」
「ですね。」
「これからも仲良くしようね!」
「「「うん。」」」
幸せとは
自分は不幸ではないと思えることだ
そうすれば小さな幸せも見つけられる
小さな幸せは大きな幸せに繋がる
途中書きです。すみません。
私は今までハッピーエンドになりきれない子たちの物語を書くことが多かったように思います。
不幸な境遇は共感や想像がしやすく書きやすいけど、幸せのカタチは一人ひとり違うから私が描いたゴールで満足できる人もいれば、納得できない人もいると思うと輪郭を描くのが難しいです。
それでも、この子(登場人物)にとって何が幸せなのかを聞き取って一緒に叶えたい。
私が描く誰かのストーリーがいつか誰かの心の一部となりますように。
「幸せとは」
幸せとは近くにある
自分で決められる
自由なものである
幸せとは
そのことについて
考えてもいない時のことだと思う
毎日、三食ご飯がたべられる
毎日、柔らかい布団で寝ることができる
私はこれ以上もこれ以下も求めない
「絵に描いたような幸せ」なんて言葉もあるが
多分、真の幸せは目には見えない
見えないというより心が感じるものだと思う
その上、幸せの定義や判断基準は人それぞれ
だから他人と比べるんじゃなくて
自分の中の幸せのハードルを低く設定する
多分これが幸せになる一番の近道
当たり前にこそ幸せが隠れてる
失ってから気づくのだけはなしにしよう
160:幸せとは
おなかを満たし
あたたかいお風呂に
首までつかり
ふかふかのお布団に
猫ともぐり込めば
幸せとはこれかな
うーん幸せと
言ってしまうから
幸せとは
忘れていられることだ。
帰りたい場所があることだ。